クレジットカード不要の格安SIMカードを比較

2017年5月14日更新

クレジットカード不要の格安SIMカードを比較しています。格安SIMカードのクレジットカード以外の支払い方法は、デビットカード、LINE Pay カード、口座振替、振り込みなどがあります。

ここでいうデビットカードとは、VisaデビットカードやJCBデビットカードなどの機能が付いており、クレジットカードと同じように加盟店で決済ができるキャッシュカードのことです。J-Debitのことではありません。

クレジットカードは便利な道具ですが、作りたくても作れないことや、あえて作らずにいたいこともあるでしょう。そんなときにはクレジットカード不要の格安SIMカードへの乗り換えを検討してみてください。

クレジットカード不要の格安SIMカードの中で最も敷居が低いのは、口座振替で支払いができる格安SIMカードです。何しろ銀行口座さえあればクレジットカードどころかデビットカードすら不要なわけですから、とても簡単です。

私の一押しは楽天モバイルです。口座振替で支払いができることをはじめ、入会特典が豪華だったり、基本料金が安かったり、かけ放題オプションがあったり、初心者向けサポートが充実していたりと、さまざまな魅力があります。

しかもネット口座振替受付サービスに対応しているので、インターネット上ですべての手続きが完結します。いちいち郵送で書類のやりとりをする必要がなく、すぐにSIMカードを届けてもらえます。急いでいるときに助かりますね。

楽天モバイルでは口座振替だと端末代金の支払いができませんが、楽天スーパーポイントがあれば3万ポイントまで支払いができます。コンビニエンスストアなどで楽天ポイントギフトカードを購入し、充当しておいてください。

ちなみにこの楽天モバイル、楽天銀行かスルガ銀行のデビットカードでも支払いができます。口座振替との違いは、端末代金の一括払いができることと、月額100円(税別)の支払い手数料が発生しないことです。

楽天モバイル

楽天モバイル

楽天モバイルはその名の通り楽天の格安SIMカードです。何といっても最大の魅力は、クレジットカード不要の支払い方法が豊富なことです。その他にも入会特典の豪華さや基本料金の安さなど、さまざまな魅力があります。

メリット

楽天モバイルのメリットはクレジットカードが要らないことだけではありません。一言で言えば、とにかくお得なのです。基本料金が安いことに加え、端末割引やポイントバックなどのキャンペーンも豪華です。

とりわけキャンペーンの豪華さには目を見張るものがあります。SIMカードと端末を同時購入すると、端末代金が数千円近く安くなったり、楽天スーパーポイント数千円分がもらえたりすることも珍しくありません。

月々の支払い額に応じた楽天スーパーポイントがたまるというメリットもあります。ポイント還元率は1%なので大したことがないようにも思えますが、長い目で見ればそれなりの額になります。

通話料金を抑えられるかけ放題オプションもあります。月額850円(税別)で5分までかけ放題の楽天でんわ5分かけ放題 by 楽天モバイルと、月額2380円(税別)で無制限にかけ放題の楽天でんわ かけ放題 by 楽天モバイルです。

これらのサービスを駆使すれば、楽天モバイルの実質的な負担額はかなり少なくなります。ここで紹介しているクレジットカード不要の格安SIMカードの中でも、費用対効果の高さはトップクラスです。

それだけではなく、格安SIMカードとしての機能も充実しています。高速通信のオンオフの切り替え、バースト転送、通信容量の繰り越しなどに対応しており、通信容量を節約しやすくなっています。

同時購入できる端末の種類が多いことも見逃せません。スマートフォン、タブレット、モバイルWi-Fiルーターなどの最新機種が一通りそろっており、楽天モバイルだけの限定機種や独占供給機種などもあります。

デメリット

クレジットカード不要の支払い方法についていえば、デビットカードが楽天銀行かスルガ銀行のものしか使えないのはデメリットではありますが、むしろどれが使えるかはっきりしているのはメリットともいえます。

口座振替だと支払い手数料が掛かるのは残念です。クレジットカードが要らないことを思えば、月額100円(税別)くらい何ということはありませんが、このような支払い手数料が掛かるよりも掛からない方がいいのは確かです。

それから楽天モバイルではオプションでSIMカードを追加できません。データシェアというオプションの申し込みをすれば、複数回線で通信容量をシェアできるようにはなりますが、それが安上がりかどうかは微妙なところです。

支払い方法

楽天モバイルの支払い方法はクレジットカード、デビットカード、口座振替の三つです。格安SIMカードにしては珍しく、クレジットカード不要の支払い方法がデビットカードと口座振替の二つも用意されています。

これはデータSIM(SMSなし)と050データSIM(SMSあり)だけではなく、通話SIMにもいえることです。データSIMだけがクレジットカード不要の格安SIMカードというわけではありません。

デビットカードは楽天銀行かスルガ銀行のものだけが使えると公式サイトに明記されており、それ以外のデビットカードは使えません。端末代金の支払いは一括払いのみ認められています。

デビットカードをどれにするか迷ったら、楽天銀行デビットカード(JCB)です。年会費は無料なので金銭的な負担が生じることはなく、そればかりか100円の支払いにつき楽天スーパーポイント1円分がもらえる特典もあります。

口座振替は主要な銀行や信用金庫におおむね対応しています。インターネット上で手続きが完結します。引き落としのたびに月額100円(税別)の支払い手数料が掛かるので注意してください。端末代金の支払いはできません。

口座振替で支払いをしつつ端末も購入したいときには、楽天スーパーポイントを使ってください。端末代金が3万円(税込み)までなら楽天スーパーポイントで支払いができます。

申し込み方法

支払い方法がデビットカードなら、特に難しいことはありません。本人名義の楽天銀行かスルガ銀行のデビットカードを用意しておき、申し込みページでデビットカード情報を入力するだけです。

支払い方法が口座振替なら、本人名義のキャッシュカードを用意しておき、申し込みページで口座情報を入力します。その際、それぞれの金融機関のサイト上で、金融機関指定の口座確認に必要な項目も入力することになります。

口座確認に必要な項目は金融機関によって異なりますが、例えばキャッシュカードの暗証番号、金融機関のサイトのログインIDやログインパスワード、生年月日、口座残高などの入力を求められることがあります。

このネット口座振替受付サービスは、金融機関によっては申し込みができない時間帯があったり、対応していなかったりします。詳しくは楽天モバイルの公式サイトで確認するようにしてください。

クレジットカード不要の支払い方法はデビットカードの方が条件がいいので、できればデビットカードを作っておきたいところです。しかし銀行口座を開設してデビットカードを作るのには時間がかかるので、待ち切れませんよね。

そこでいい方法を考えました。楽天モバイルとデビットカードの申し込みを同時進行するのです。楽天モバイルの支払い方法はとりあえず口座振替にしておき、後でデビットカードに変更します。これなら待たされません。

もちろんわざわざデビットカードなんて作りたくないと思うなら、口座振替のままでも構いません。支払い手数料が掛かるとはいえ、わずか月額100円(税別)なら必要経費として割り切ってしまってもいいでしょう。

楽天モバイル

BIGLOBE SIM

BIGLOBE SIMはビッグローブの格安SIMカードです。データSIMならクレジットカードなしで支払いができることや、基本料金が安いこと、オプションが豊富なことなどが評判を呼んでいます。

メリット

BIGLOBE SIMのメリットはクレジットカード不要の格安SIMカードであることだけにとどまりません。基本料金の安さやオプションの多さなどさまざまなメリットがあり、支払い方法を抜きにしても魅力的に映ります。

とりわけメリットが多いのは6ギガプラン以上です。YouTubeが見放題のエンタメフリー・オプションや、無料で使えるWi-Fiスポット、通信容量をシェアできるシェアSIMなど、とにかくオプションが豊富です。

エンタメフリー・オプションとは、YouTubeをはじめとした対象サービスの一部機能の通信量がカウントされなくなり、動画や音楽が視聴し放題になるオプションです。データSIMの場合は月額980円(税別)の費用が掛かります。

Wi-Fiスポットは全国数万カ所に設置されており、その数は業界最大級です。このWi-Fiスポットに接続している間は通信容量を消費せずに済むので、実質的に通信容量が増量されているのと同じだといえます。

シェアSIMは最大4枚まで追加でき、すべてのSIMカードで通信容量をシェアできます。1枚につき月額200円(税別)が掛かります。SMS機能付きなら月額320円(税別)です。

このようなメリットがある6ギガプラン以上に比べると、3ギガプランは基本料金が安いというメリットがあるにせよ、物足りない印象があります。できれば6ギガプラン以上を選びたいところです。

すべてのプランに共通するメリットとしては、最低利用期間や解約金の縛りがないことが挙げられます。これならすぐに解約しても痛手にはならないので、お試し感覚で申し込みをしてみるのもいいと思います。

デメリット

音声通話SIMはクレジットカードがなければ支払いができません。これをデメリットと考えるべきかどうかは微妙なところですが、データSIMがクレジットカード不要なら音声通話SIMもクレジットカード不要にしてほしいものです。

口座振替を選択すると、銀行口座からの引き落としのたびに200円(税別)の手数料が掛かるという問題もあります。それでクレジットカードが要らなくなるなら許容範囲ですが、できればもう少し安くしてほしいものです。

口座振替では支払いができるにもかかわらず、デビットカードでは支払いができないのも、デメリットといえばデメリットです。どうせならデビットカードを受け付けてくれてもいいのにという思いはあります。

あとは高速通信のオンオフができないとか、バースト転送機能がないとか、そういう細かい不満もあるにはありますが、いずれもそれほど大きな問題というわけではありません。

支払い方法

BIGLOBE SIMのデータSIMはクレジットカード以外に口座振替でも支払いができます。口座振替とは銀行の口座振替やゆうちょ銀行の自動払込のことで、月々の料金が自動的に銀行口座から引き落とされる仕組みです。

口座振替で支払いができるということは、クレジットカードどころかデビットカードすら不要ということになります。格安SIMカードの支払い方法としてはこの上なく敷居が低いです。

実は口座振替で支払いができる格安SIMカードはそれほど多いわけではなく、大手MVNOのものとなると数えるほどしかありません。その数少ない選択肢の一つがBIGLOBE SIMのデータSIMなのです。

ただしこれはデータSIM単品の申し込みをする場合の話で、音声通話SIM単品の申し込みをする場合や、データSIMまたは音声通話SIMとSIMフリースマホのセットの申し込みをする場合には、クレジットカードが必要になります。

SIMフリースマホが必要なら、通販サイトなどで別途購入するようにしてください。音声通話機能が必要なら、BIGLOBE SIMはあきらめ、他のクレジットカード不要の格安SIMカードを選ぶしかありません。

申し込み方法

クレジットカードなしで申し込みをする方法を説明します。まずは申し込みページでプランなどを選択し、申し込み者情報を入力します。支払い方法はもちろんクレジットカードが要らない口座振替を選択します。

申し込みを終えると数日後に会員証とともに支払い方法登録申し込み書というものが届くので、それに必要事項を記入して10日以内に返送します。あとは支払い方法の登録が完了してSIMカードが発送されるのを待つばかりです。

郵送だけでなくインターネットでも手続きができます。支払い方法登録申し込み書が届くのを待たず、公式サイトにログインして手続きをすれば、最短で翌日には支払い方法の登録が完了します。

ちなみにBIGLOBEの他のサービスをすでに利用しており、口座振替で支払いをしている場合には、BIGLOBE SIMの申し込み時に改めて支払い方法を登録する必要がないので、手続きが簡略化されます。

BIGLOBE SIM

mineo

mineoは関西電力グループのケイ・オプティコムがサービスを提供する、クレジットカード不要の格安SIMカードです。docomoとauのマルチキャリアに対応しているのが最大の特徴です。基本料金の安さもなかなかのものです。

メリット

mineoのメリットといえばマルチキャリアに対応していることです。docomo回線のDプランとau回線のAプランがあり、利用開始後にプラン変更もできます。プラン変更には2000円(税別)の手数料が掛かります。

DプランとAプランの基本料金はデータ通信専用プランこそ同額ですが、SMS対応プランや音声通話対応プランになるとAプランの方が安いです。維持費を抑えたければAプランを選ぶことを勧めます。

パケットシェア、複数回線割、家族割といった家族向けのサービスが充実しているのも特徴です。mineoに家族で乗り換えれば、基本料金が安くなったり通信容量をシェアできたりするので、検討する価値はあります。

音声通話対応プランのデュアルタイプには、5分かけ放題サービス、通話定額30、通話定額60といったオプションがあり、通話料金を抑えやすくなっています。電話をかける機会が多いならぜひ追加しておきたいオプションです。

デメリット

mineoには通信容量が多いプランほど基本料金が高い傾向があり、大容量の格安SIMカードとしてはそれほど魅力が感じられません。大容量プランがよければ他のクレジットカード不要の格安SIMカードを選ぶべきです。

今は小容量プランでよくても、そのうち大容量プランに移行したくなるかもしれません。そうなればmineoだとかえって高くつく可能性があります。mineoの申し込みをするつもりならそのことを覚悟しておかなければなりません。

メールアドレスが使いにくいのも気になります。mineoではmineoのメールアドレスが使えるのですが、プッシュ通知に対応していなかったり、保存容量が少なかったりして、何かと不便です。

支払い方法

mineoの公式サイトに明記されていないのであまり知られていませんが、実はmineoはクレジットカード以外にデビットカードでも支払いができます。つまりクレジットカード不要の格安SIMカードなのです。

どのデビットカードが使えてどのデビットカードが使えないということははっきりしていませんが、月額料金の支払いに対応しているデビットカードなら問題なく使えるものと思われます。

申し込み方法

デビットカードでもmineoの申し込み方法は同じです。申し込みページでプランやタイプなどを選択し、申し込み者情報を入力し、クレジットカード情報の代わりにデビットカード情報を入力するだけです。

デビットカードは登録できない場合があるというようなことが公式サイトに記載されているので、不安になってしまうかもしれませんが、デビットカードで支払いができることは確認済みです。

mineo

UQ mobile

UQ mobileはKDDIの子会社であるUQコミュニケーションズの格安SIMカードです。クレジットカード以外にデビットカードでも支払いができます。基本料金は少し高めですが、通信速度の速さが評判を呼んでいます。

メリット

おしゃべりプランやぴったりプランなら端末代金が実質0円で購入できることもあり、端末を安く手に入れられます。基本料金は高めですが、結果的には他の格安SIMカードよりも出費を抑えられる可能性があります。

通信速度の速さにも定評があります。メディアの調査では毎回のように高い評価を得ていますし、口コミでも悪いうわさはほとんど聞きません。通信速度を重視するならUQ mobileで決まりです。

その他にも通信速度の切り替えができたり、通信容量の繰り越しができたり、Wi-Fiスポットが無料で使えたり、訪問や遠隔操作でサポートが受けられたりと、さまざまなメリットがあります。

KDDIグループの格安SIMカードであるということも忘れてはいけません。いうなればauのサブブランドのようなものなので、数あるクレジットカード不要の格安SIMカードの中でも、信頼性の高さには文句のつけようがありません。

デメリット

UQ mobileは支払い方法の選択肢が多い一方で、プランについてはあまり選択の余地がありません。だからこそ迷わずに済むという側面もあるにせよ、やはり不自由に感じます。できればもう少し種類を増やしてほしいです。

おしゃべりプランとぴったりプランの縛りがきついのも気になります。auのサブブランドという位置付けであるとはいえ、格安SIMカードにまで2年縛りという悪習を持ち込んでほしくはありません。

3日制限があるのもデメリットといえばデメリットですが、動画を垂れ流しにでもしない限り、3日間の通信量が6GBを超えることはまずないので、あまり気にしなくてもいいでしょう。

支払い方法

UQ mobileの支払い方法はクレジットカードのみで、国際ブランドがVisa、MasterCard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブのいずれかのクレジットカードが必要ということになっています。

しかし実際にはデビットカードも使えます。公式サイトでは一部を除く発行元のデビットカードは使えない場合があるとされていますが、これは裏を返せば一部の発行元のデビットカードは使えるということです。

それでは一部の発行元とは具体的にどこなのかというと、厳密に言えば発行元によって使用可否が判断されているわけではなく、月額料金の支払いに対応しているかどうかで使用可否が判断されています。

つまり基本的にはどの銀行のキャッシュカードであろうと、VisaデビットカードやJCBデビットカードの機能があり、なおかつ月額料金の支払いに対応していれば、クレジットカードの代わりに支払い方法として登録できます。

申し込み方法

クレジットカードなしでもUQ mobileの申し込み方法は変わりません。申し込みページで端末やプランなどを選択し、申し込み者情報やデビットカード情報などを入力し、本人確認書類の画像をアップロードするだけです。

新しいSIMカードが届くまでには1週間ほどかかりますが、それが届いて自分でMNP転入の手続きをするまでは古いSIMカードを使い続けられるので、何日もスマートフォンが使えなくなるような事態にはなりません。

UQ mobile

LINEモバイル

LINEモバイルはLINEに最適化された格安SIMカードです。LINEなど対象サービスの一部機能の通信量がカウントされない上に、格安SIMカードとしては唯一、LINEにSMSなしで登録でき、LINEでID検索もできます。

メリット

LINEモバイルのメリットといえば、やはりLINEが使いやすいことです。LINEの一部機能の通信量がカウントされない上に、LINEにSMSなしで登録でき、LINEでID検索もできます。

他の格安SIMカードでは、LINEにSMSなしでは登録できず、LINEでID検索をするための年齢確認もできません。これらはLINEモバイルだけに与えられた特権なのです。

コミュニケーションフリープランはLINE、Twitter、Facebook、Instagramがカウントフリー対象です。MUSIC+プランはLINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSICがカウントフリー対象です。

ただし必ずしもすべての機能がカウントフリーというわけではなく、サービスごとに対象範囲が定められています。あらかじめ公式サイトで対象範囲を確認しておくようにしてください。

基本料金の1%分のLINE ポイントがたまるのも見逃せません。そのLINE ポイントをLINE Payと交換すれば、LINEモバイルの支払いに宛てられるので、実質的にLINEモバイルの基本料金は常に1%引きということになります。

未成年でも18歳以上なら申し込みができるというメリットもあります。クレジットカード不要の格安SIMカードであることも相まって、未成年者にとっての有力候補になるのは間違いありません。

デメリット

LINEなどの通信量がカウントされないのと引き換えに、基本料金が高いのが難点です。LINEなどを多用するならいいのですが、そうでなければただ基本料金が高いだけの格安SIMカードとしか映りません。

しかもデータSIMのコミュニケーションフリープランとMUSIC+プランに関しては、事実上データSIMとSMSオプションの抱き合わせプランなので、SMSオプションを外して維持費を抑えるということもできません。

使い方によっては損をすることもある以上、万人向けとはいえません。あくまでLINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSICのヘビーユーザー向けの格安SIMカードとして考えるべきです。

支払い方法をLINE Pay カードにすると、クレジットカード不要になる代わりに、常に前払いを強いられるという問題もあります。たいてい余分にチャージしておくことになるので、お金のやりくりに苦労することになりかねません。

かけ放題オプションがないのも不満です。LINEやLINE Outなどを駆使すればある程度は通話料金を抑えられますが、それも限界があります。他の格安SIMカードのようにかけ放題オプションを用意してほしいものですね。

支払い方法

LINEモバイルにはクレジットカード、LINE Pay カード、LINE Payという三つの支払い方法があります。このうちクレジットカードなしで支払いができるのはLINE Pay カードのみです。

LINE Pay カードはJCBブランドのプリペイドカードです。一般的にこのようなプリペイドカードで月額料金の支払いはできないのですが、LINEモバイルでは同じLINEのサービスということもあって例外的に認められています。

LINE Pay カードのチャージ方法を銀行口座、コンビニ、チャージ専用口座、Pay-easy、オートチャージのどれかにして、そのLINE Pay カードをクレジットカードとしてLINEモバイルに登録すれば、支払いができます。

ちなみにLINE Payに関しては、そのアカウントにクレジットカードを登録しておく必要があります。LINE Pay カードとは違ってクレジットカード不要の支払い方法というわけではないので、注意してください。

申し込み方法

クレジットカードなしで申し込みをするには、まずLINE Pay カードを作りましょう。LINEプリペイドカードとは別物なので、間違えて購入しないようにくれぐれも気を付けてください。

LINE Pay カードはLINEアプリで申し込みをすると届くまで1~2週間かかりますが、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、スリーエフ、ポプラ、コミュニティ・ストア、ツルハドラッグなどで購入すればすぐ手に入ります。

LINE Pay カードを手に入れたらその利用開始手続きをし、クレジットカード以外のチャージ方法を指定し、LINEモバイルの支払いに備えてチャージしておきます。オートチャージなら毎回チャージする手間が省けます。

そしてLINEモバイルの申し込みページでプランなどを選択し、申し込み者情報を入力し、LINE Pay カードを登録し、本人確認書類の画像をアップロードし、必要ならMNP予約番号を入力します。これで申し込み手続きは完了です。

LINEモバイル

NifMo

NifMoは富士通の子会社であるニフティが手掛ける格安SIMカードです。提携ショップで買い物をしたり飲食店でモニタリングをしたりすると基本料金が安くなることや、かけ放題オプションがあることなどが特徴です。

メリット

NifMoのメリットといえばNifMo バリュープログラムです。アプリを通じて提携ショップで買い物をしたりアプリをダウンロードしたりすると、NifMoの基本料金が割引になるサービスです。

NifMo でんわというかけ放題オプションも魅力的です。IP電話ではありますが、月額1300円(税別)で国内通話がかけ放題になり、月額2700円(税別)で国内通話と国際通話がかけ放題になります。

Wi-Fiスポットを無料で使えるのもいいですね。NifMoの基本料金は、クレジットカード不要の格安SIMカードの中ではそれほど安いわけではありませんが、Wi-Fiスポットの費用が上乗せされているのだと思えば合点がいきます。

デメリット

NifMoのデメリットといえば1日制限があることです。1.1GBプランにはありませんが、3GBプランには650MB、7GBプランには1.5GB、13GBプランには2.8GBという上限があり、多少ながら不便を強いられます。

あとは基本料金の高さをデメリットと捉えるかどうかというところです。Wi-Fiスポットなど使えなくてもいいから、その分だけ基本料金を安くしてほしいという考え方もできなくはありません。

支払い方法

NifMoの公式サイトでは、デビットカードを登録できない場合があるとされています。これは裏を返せばデビットカードを登録できる場合もあるということなので、クレジットカード不要の格安SIMカードということになります。

デビットカードでは基本料金だけでなく端末代金の支払いもできます。ただしクレジットカードと違って分割払いやリボルビング払いはできず、一括払いをする必要があります。残高不足には注意してください。

申し込み方法

申し込みページでプランやオプションなどを選択し、利用規約に同意して申し込み者情報を入力します。ここではクレジットカードなしで申し込みをするので、支払い方法の入力欄にはデビットカード情報を入力します。

データ通信専用SIMカードは数日から1週間ほどで届き、音声通話対応SIMカードは本人確認手続きが完了してから最短3日で届きます。MNP転入手続きは最短で当日中に完了するので、不通期間は最小限で済みます。

NifMo

クレジットカード不要の格安SIMカード料金比較

データ通信専用プラン

※表内の金額は税別

容量安値次点
なし楽天 デビ楽天 口振
525円625円
500MBmineo
700円
1GBLINENifMo
500円640円
3GB楽天 デビmineo
NifMo
900円900円
5GB楽天 デビ楽天 口振
1450円1550円
6GBBIGLOBE
1650円
7GBNifMoLINE
1600円2300円
10GB楽天 デビ楽天 口振
2260円2360円
12GBBIGLOBE
2900円
13GBNifMo
2800円
20GB楽天 デビ楽天 口振
4050円4150円
30GB楽天 デビ楽天 口振
5450円5550円

SMS対応プラン

※表内の金額は税別

容量安値次点
なし楽天 デビ楽天 口振
645円745円
500MBmineo Amineo D
700円820円
1GBLINENifMo
620円790円
3GBmineo AUQ
900円980円
5GB楽天 デビmineo A
1570円1580円
6GBBIGLOBE
1770円
7GBNifMoLINE
1750円2300円
10GB楽天 デビ楽天 口振
2380円2480円
12GBBIGLOBE
3020円
13GBNifMo
2950円
20GB楽天 デビ楽天 口振
4170円4270円
30GB楽天 デビ楽天 口振
5520円5620円

音声通話対応プラン

※表内の金額は税別

容量安値次点
なしNifMo楽天 デビ
1180円1250円
500MBmineo Amineo D
1310円1400円
1GBLINENifMo
1200円1340円
3GBmineo A楽天 デビ
1510円1600円
5GB楽天 デビmineo A
2150円2190円
7GBNifMoLINE
2300円2880円
10GB楽天 デビ楽天 口振
2960円3060円
13GBNifMo
3500円
20GB楽天 デビ楽天 口振
4750円4850円
30GB楽天 デビ楽天 口振
6150円6250円

安いのはどれか

ここまでに紹介してきたクレジットカード不要の格安SIMカードをすべてひっくるめ、基本料金と支払い手数料の合計額で比較しています。例によって通信容量が1.1GBなら1GB、通信容量が3.1GBなら3GBと見なしています。

データ通信専用プランはほとんど楽天モバイルの独壇場です。3GBプランは複数の格安SIMカードが横並びの激戦区ですが、楽天モバイルだけは通信容量が3.1GBなので、この中では一番安いということにしてあります。

SMS対応プランと音声通話対応プランでは3GBプランの競争がさらに激しくなっており、楽天モバイルがmineoに首位の座を明け渡していますが、全体としてはやはり楽天モバイルの安さが光ります。

しかも楽天モバイルは基本料金だけが安いというわけではなく、キャンペーンのおかげで端末も安く手に入り、かけ放題オプションを追加すれば通話料金も抑えられます。これらのことも忘れてはいけません。

LINEモバイル、mineo、NifMoなども悪くはないのですが、端末代金や通話料金なども考慮すると楽天モバイルには一歩及ばないという印象を受けます。どれにするか迷ったら楽天モバイルを選んでおけばいいと思います。

迷ったら楽天モバイル

長くなってしまいましたが、なぜ私の一押しが楽天モバイルなのかがだいたい分かってもらえたことと思います。支払い方法の豊富さといい、入会特典の豪華さといい、基本料金の安さといい、どれを取っても申し分ありません。

クレジットカード不要の格安SIMカードをどれにするか迷ったら、とりあえず楽天モバイルを選んでおけばいいです。ここまで来たらとやかく言いません。迷ったら楽天モバイルです。

プランは最初はどれでもいいです。どれでもいいのでとにかく使ってみて、もし満足できなければさっさとプラン変更をしてしまえばいいのです。楽天モバイルなら無料で1カ月ごとにプラン変更ができるので、安心してください。

楽天モバイル

クレジットカード不要の格安SIMカードコラム

クレジットカード不要の格安SIMカードの歴史

クレジットカード不要の格安SIMカードの歴史はなかなか興味深く、クレジットカードが必要だったのが不要になったこともあれば、逆にクレジットカードが不要だったのが必要になったこともあります。

クレジットカード不要になった格安SIMカードの最たる例は、楽天モバイルです。クレジットカードか一部のデビットカードでしか支払いができなかったのが、2016年11月29日から口座振替でも支払いができるようになりました。

もともとデビットカードが使えたのでクレジットカード不要の格安SIMカードではあったのですが、そのデビットカードすら持っていなくても支払いができるようになったことは、大きな前進といえます。

UQ mobile、NifMo、ぷららモバイルLTEでは、デビットカードで支払いができることを示唆する内容が、公式サイトにひっそりと書き加えられていたことから、クレジットカード不要の格安SIMカードであることが発覚しました。

これらがもともとクレジットカードなしでも支払いができていたのかどうか、今となっては知る由もありませんが、いずれにせよクレジットカード不要の格安SIMカードの選択肢が増えたことに違いはありません。

このようなMVNO業界の流れに逆らうかのように、クレジットカード以外の支払い方法が廃止された格安SIMカードもあります。例えばIIJmioモバイルサービスとインターリンクLTE SIMです。

IIJmioモバイルサービス、旧称IIJmio高速モバイル/Dサービスは、クレジットカード以外にデビットカードでも支払いができる、数少ないクレジットカード不要の格安SIMカードとして重宝されていました。

ところが関係者の話によると、デビットカードを受け入れたばかりに、残高不足による引き落とし不能などのトラブルが相次いだそうで、2015年12月24日からはクレジットカードでしか支払いができなくなりました。

インターリンクLTE SIMも、当初はクレジットカードか口座振替で支払いができていましたが、やはりトラブルが絶えなかったのか、2016年2月17日からはクレジットカードが必須になりました。

こうして格安SIMカードの支払い方法は移り変わってきました。これからもそれぞれのMVNOの思惑や事情によっては、クレジットカード不要になったり、クレジットカード不要でなくなったりすることがあるでしょう。

今でこそクレジットカード不要の格安SIMカードであるものも、いつクレジットカードなしで支払いができなくなるとも限りません。それこそ明日にでもデビットカードや口座振替などの受け付けが締め切られるかもしれません。

なるべく早いうちにクレジットカード以外の支払い方法で、格安SIMカードの申し込みを済ませておきたいところです。そうすればこの先クレジットカードが必須になっても、支払い方法を変更せずに済む可能性があります。

SIMフリースマホ代が工面できないときの対策

クレジットカードなしでSIMフリースマホを購入するには、デビットカードであれ口座振替であれ、一括払いをしなければなりません。しかしまとまったお金を用意するのは大変です。そんなときはどうすればいいのでしょうか。

まずはキャンペーンを狙いましょう。SIMカードとSIMフリースマホのセットを対象とした値引き、キャッシュバック、ポイントバックなどのキャンペーンを、MVNOが実施していることがあります。

ここで紹介しているクレジットカード不要の格安SIMカードの中では、楽天モバイルが狙い目です。端末代金が数千円引きになるようなキャンペーンがしょっちゅう実施されています。

楽天モバイルほどキャンペーンが充実している格安SIMカードはそれほど多くありませんが、それでも場合によっては数千円程度が還元されることがあります。こまめにキャンペーン情報を確認しておきましょう。

それからこれは当たり前の話ですが、なるべく価格が安いSIMフリースマホを選ぶことです。価格が1万~2万円くらいなら、クレジットカードがなくて一括払いを強いられたとしても大した負担にはなりません。

MVNOがそのような価格が安いSIMフリースマホを取り扱っていなければ、格安SIMカードとSIMフリースマホのセットはあきらめ、通販サイトや家電量販店などで価格が安いSIMフリースマホを探すのもいいでしょう。

あるいはオークションサイトや白ロム販売店などで白ロムと呼ばれる中古品を探すという手もあります。もしかしたら訳ありの商品が驚くほど安い価格で手に入ることもあるかもしれません。

クレジットカードなしで擬似的に分割払いをする方法もあります。キャッシングでお金を借りてSIMフリースマホを一括払いで購入し、それから金融業者に借りたお金を分割返済していけばいいのです。

話が飛躍しているように思われるかもしれませんが、そうでもありません。クレジットカードの分割払いもキャッシングも、一時的に借金をし、それに金利を上乗せして返済していくという点では、大きな違いはありません。

SIMフリースマホ代金はせいぜい数万円なので、その分をキャッシングしたとしても金利は大した金額になりません。急いでSIMフリースマホを手に入れなければならないときには、キャッシングを検討してもいいと思います。

未成年でクレジットカードがないときの対策

未成年者は格安SIMカードの年齢制限に引っ掛かることが多く、クレジットカードの審査にも通りにくいので、どうしても選択肢が限られてしまいます。未成年でクレジットカードがないときはどうすればいいのでしょうか。

データ通信専用プランについては、ここで紹介している格安SIMカードの中で未成年でも申し込みができるのは、LINEモバイル、BIGLOBE SIM、mineoの三つに絞られます。それ以外は20歳以上でなければ申し込みができません。

LINEモバイルとmineoは未成年でも18歳以上で保護者の同意があれば申し込みができます。BIGLOBE SIMは未成年でも年齢を問わず保護者の同意があれば申し込みができますが、書面で手続きをする必要があります。

つまり18歳未満なら口座振替でBIGLOBE SIMの申し込みをする方法があり、18歳以上ならそれに加えてLINE Pay カードでLINEモバイルの申し込みをする方法と、デビットカードでmineoの申し込みをする方法もあるわけです。

音声通話対応プランについては、ここで紹介している格安SIMカードの中で未成年でも申し込みができるのは、LINEモバイルとmineoの二つです。それ以外は20歳以上でなければ申し込みができません。

先ほど説明したように、LINEモバイルとmineoは未成年でも18歳以上で保護者の同意があれば申し込みができます。これはデータ通信専用プランであろうと音声通話対応プランであろうと同じことです。

そのLINEモバイルとmineoも18歳未満では保護者の同意の有無にかかわらず申し込みができません。18歳未満の小中高生にとっては、残念ながら音声通話対応プランの選択肢は残されていないということになります。

このように未成年でも申し込みができるクレジットカード不要の格安SIMカードは数が限られていますが、年齢や支払い方法の条件を満たす格安SIMカードがなくても、保護者名義で申し込みをするという選択肢が残されています。

保護者がクレジットカードを持ってさえいれば、本人が未成年だろうとクレジットカードを持っていなかろうと関係なく、あらゆる格安SIMカードの中から好きなものを選べるので、一番手っ取り早い方法ではあります。

ただし将来的に保護者から本人に名義変更をするつもりなら、要注意です。格安SIMカードの中には名義変更ができないものが少なくないからです。あらかじめ利用規約などを確認しておくようにしてください。

格安SIMカードの支払い方法はどれがいいか

格安SIMカードの支払い方法はいくつかありますが、それらにはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。ここでは他のことは抜きにして、格安SIMカードの支払い方法だけに焦点を当ててみたいと思います。

格安SIMカードの支払い方法として最も優れているのは間違いなくクレジットカードです。何しろクレジットカードで支払いができない格安SIMカードはほぼ皆無です。これさえあれば支払い方法に頭を悩まされることはありません。

クレジットカードにはさまざまなメリットがあります。例えばポイントがたまること、分割払いやリボルビング払いなどができること、請求から引き落としまでに猶予があることなどです。

デメリットといえば審査が厳しいこと、ついお金を使い過ぎてしまうこと、それから不正利用のリスクがあることくらいです。審査さえ乗り越えられれば、それほど深刻な問題はありません。

デビットカードとLINE Pay カードも悪くありません。これらはクレジットカードよりも簡単に作れるにもかかわらず、クレジットカードと同じようにカード番号や有効期限などを入力するだけで決済ができます。

しかしデメリットも目立ちます。クレジットカード不要の格安SIMカードが少ないこと、分割払いやリボルビング払いなどができないこと、請求から引き落としまでに猶予がないことなどが挙げられます。

間口の広さという点では口座振替にも見るべきところがあります。銀行口座さえあれば誰でもクレジットカードなしで支払いができるのは大きいです。格安SIMカードの支払い方法としては最も敷居が低いといえます。

デメリットはMVNOと書類のやりとりをしなければならない場合があること、決まった金融機関の口座しか指定できない場合があること、銀行口座からの引き落としのたびに手数料が掛かる場合があることなどです。

格安SIMカードはVプリカで支払いができるか

格安SIMカードの多くはクレジットカードでしか支払いができませんが、その代わりにVプリカを登録すれば、クレジットカード不要なのではという疑問が浮かんできます。格安SIMカードはVプリカで支払いができるのでしょうか。

そもそもVプリカとは何なのか簡単に説明しておくと、ライフカードが発行しているインターネット専用のVisaプリペイドカードで、プリペイドカードでありながらクレジットカードのように決済ができる変わった商品です。

18歳以上ならアカウントを開設できます。審査はありませんが、SMSか電話で認証をする必要があります。アカウント開設後にインターネットかコンビニエンスストアでVプリカを購入すれば、決済ができるようになります。

Vプリカの年会費は無料ですが、Vプリカを使わないまま3カ月が経つと、月額125円(税別)の休眠カード維持費がVプリカの残高から引き落とされるようになります。Vプリカの残高を超えて引き落とされることはありません。

結論から言うと、このVプリカで支払いができる格安SIMカードは皆無です。Vプリカで支払いができない旨を公式サイトに明記しているMVNOも多く、もし明記されていなくてもVプリカで支払いができる可能性はありません。

なぜならVプリカはあくまでプリペイドカードなので、格安SIMカードに限らずあらゆるサービスの月額料金の支払いができないようになっているのです。つまり格安SIMカード側ではなくVプリカ側に制約があるわけです。

Vプリカの仕組みが抜本的な変更されて月額料金の支払いに対応でもしない限り、格安SIMカードの支払いはできません。しかしそれはプリペイドカードがプリペイドカードでなくなることを意味するので、望みは薄いです。

ちなみにプリペイドカードはVプリカ以外にも色々とあります。三井住友VISAプリペイド、MasterCardプリペイドカード、JCBプレモカード、dカード プリペイド、au WALLET プリペイドカード、ソフトバンクカードなどです。

しかしこれらのプリペイドカードも、ごく一部の例外を除き、月額料金の支払いには対応していません。基本的にプリペイドカードは、格安SIMカードのクレジットカード不要の支払い方法としては使えないと思ってください。

プリペイド格安SIMカードを使うのはどうか

現金で支払いができるプリペイド格安SIMカードも、クレジットカード不要の格安SIMカードといえなくはありません。このプリペイド格安SIMカードを使っていくというのはどうでしょうか。

月3GBでいくらになるのか考えると、プリペイド格安SIMカードは約3000~4000円で、ポストペイ格安SIMカードは1カ月目が約4000円、2カ月目以降が約1000円です。1カ月目はいい勝負でも、2カ月目からは大差がつきます。

いくら現金払いができるとはいっても、ただそれだけのためにプリペイド格安SIMカードに多くのお金を費やす価値があるとは思えません。よほどの理由がない限り、素直にポストペイ格安SIMカードを選ぶべきです。

それにプリペイド格安SIMカードは使い勝手もいいとはいえません。継続的に使っていくには、いちいちパッケージを買い直したりチャージをしたりしなければならず、手間が掛かります。

ポストペイ格安SIMカードのような機能性も望むべくもありません。高速通信のオンオフを切り替えたり、通信容量を繰り越したり、通信容量をシェアしたりできず、ただインターネットにつながるだけというものばかりです。

音声通話とSMSに関しても、プリペイド格安SIMカードではできないと考えて差し支えありません。外国人旅行者向けのものなら対応していることもありますが、国内在住者向けのものはほぼ非対応です。

サブ端末用ならそれでもいいかもしれませんが、メイン端末用としては無理があります。インターネットにつながっているだけでは満足できなければ、プリペイド格安SIMカードはあきらめた方がいいでしょう。

もう一つ大きな問題があります。プリペイド格安SIMカードの多くはクレジットカードでしかチャージができないのです。クレジットカード不要の格安SIMカードのつもりで使っていても、結局はクレジットカードが必要になります。

コンビニエンスストアでチャージできるようなプリペイド格安SIMカードもありますが、それにしてもわざわざ店舗まで足を運ばなければなりませんし、そもそもチャージできる店が近所にあるとは限りません。

以上のことを踏まえると、プリペイド格安SIMカードはクレジットカードがないときの選択肢としてはいまいちです。費用対効果が低く、使い勝手も悪く、できることにも限りがあり、その実用性には大いに疑問が残ります。

継続的に使っていくなら、クレジットカード不要のデビットカードや口座振替などで支払いができる、ポストペイ格安SIMカードを選ぶべきです。プリペイド格安SIMカードはあくまで短期間のつなぎとして考えた方がいいでしょう。

クレジットカードの審査に落ちる原因と対策

クレジットカードの審査が厳しいのはよく知られています。それではなぜ審査に落ちるのでしょうか。そしてどうすれば審査に通るのでしょうか。ここではクレジットカードの審査について考えてみます。

クレジットカード会社が最も重視しているのは、もちろん収入です。収入が少なければ少ないほど支払いが滞るリスクは高くなるので、クレジットカード会社に敬遠され、審査に落ちやすくなります。

年収がそれなりにあったとしても、キャッシングやローンなどで借金を抱えていたり、定食に就いていなかったり、勤務期間が短かったりすると、経済状況が安定していないと見なされることがあります。

収入を増やせればそれでいいのですが、そう簡単ではありません。現実的にはクレジットカードのグレードを下げることを考えるべきです。ゴールドカードやプラチナカードなどではなく、一般カードを狙うのです。

ちなみに本人の収入が少なくても家族カードなら作れることがありますが、本人名義でない家族カードは格安SIMカードの支払い方法として登録できない可能性が高いので、ここではあまり意味がありません。

すぐにでも格安SIMカードの申し込みがしたいからといって、短期間に何度もクレジットカードの申し込みをするのもやめておきましょう。お金に困っているのではないかと疑われ、審査に落ちる可能性があります。

クレジットカードの申し込み情報は信用情報機関に登録され、半年にわたって保持されます。もし審査に落ちたら少なくとも半年は冷却期間を置き、その間はクレジットカード不要の格安SIMカードで乗り切ってください。

過去に借金返済を滞らせるなどの金融事故を起こしたことがあると、その情報が信用情報機関に登録され、ブラックリストに載っている状態になり、審査に落ちる可能性が極めて高くなります。

こうなるとお手上げなので、しばらくはクレジットカードをあきらめるしかありません。デビットカードや口座振替で支払いができる、クレジットカード不要の格安SIMカードの出番です。

逆にクレジットヒストリーがまったくないのも困りものです。その空白期間に何らかの金融事故を起こしていたのではないかと、クレジットカード会社にあらぬ疑いを掛けられることがあるのです。

このような状況に陥ってしまったら、少額のショッピングクレジットを組むなどして、クレジットカード会社に認められるようになるまで、地道にクレジットヒストリーを積み重ねていくしかありません。

デビットカードなら楽天銀行デビットカード

クレジットカードなしで格安SIMカードの申し込みをするためにデビットカードを作るなら、楽天銀行のキャッシュカードにVisaデビットカードやJCBデビットカードの機能が付いた、楽天銀行デビットカードがいいでしょう。

楽天銀行デビットカードをお薦めする最大の理由は、楽天モバイルの支払いができるのがはっきりしているからです。楽天モバイルの公式サイトには、楽天銀行のデビットカードで支払いができると明記されています。

楽天モバイルでなくても、デビットカードで支払いができる格安SIMカードなら、問題なく使えるはずです。楽天銀行デビットカードといえばデビットカードの定番なので、それが使えないとは考えにくいです。

楽天銀行デビットカードには審査がありません。すぐにでもクレジットカード不要の格安SIMカードの申し込みをしたくて急いでいるときに、デビットカードの審査に落ちて時間を無駄にするという事態にはならずに済みます。

楽天銀行の口座開設には審査がありますが、よほどのことがない限りインターネット銀行の口座開設くらいで審査に落ちることは考えにくいので、それほど心配することはありません。

楽天銀行デビットカード(Visa)の年会費は953円(税別)、楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)の年会費は2858円(税別)、楽天銀行デビットカード(JCB)の年会費は無料です。

楽天銀行デビットカード(Visa)のポイント還元率は0.2%、楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)のポイント還元率は0.5%、楽天銀行デビットカード(JCB)のポイント還元率は1%です。

年会費といいポイント還元率といい、楽天銀行デビットカード(JCB)がこの中でもっとも条件がいいのは見ての通りです。Visaという国際ブランドにこだわりでもない限りはJCBを選ぶべきです。

クレジットカードなら楽天カード

クレジットカード不要の格安SIMカードに気に入るものがなければ、クレジットカードを作るしかありません。Visa、MasterCard、JCBあたりのものなら何でもいいのですが、ここでは楽天カードを紹介しておきます。

楽天カードといえばキャンペーンです。あるキャンペーンが終了したかと思えばすぐに次のキャンペーンが開始され、常に何らかのキャンペーンが実施されています。楽天モバイルにも通じるものがありますね。

よくあるキャンペーンは入会特典の楽天スーパーポイントが増額されるというものです。だいたい5000~7000ポイントくらいもらえることが多く、商戦期には1万ポイントくらいもらえることもあります。

楽天カードの年会費は本カードも家族カードも永年無料です。ETCカードを追加すると年額500円(税別)が掛かりますが、クレジットカードだけなら維持費は1円たりとも掛かりません。これは助かりますね。

せっかく格安SIMカードでお金を節約しようとしているのに、クレジットカードの年会費でお金を浪費していては本末転倒です。なるべく楽天カードのように年会費が無料のクレジットカードを選びたいところです。

年会費が無料のクレジットカードにしてはポイントがたまりやすいのも、楽天カードの大きな特徴です。一般的なクレジットカードのポイント還元率はだいたい0.5%ですが、楽天カードのポイント還元率は1%です。

格安SIMカードの支払いにしか使わなければポイントはほとんどたまらないので、ポイント還元率が0.5%だろうと1%だろうと大した違いはありませんが、それでもポイント還元率が高いに越したことはありません。

楽天モバイルとの相性も抜群です。楽天カードと楽天モバイルはどちらも楽天スーパーポイントがたまるようになっているので、楽天カードで楽天モバイルの支払いをすればポイントを効率的にためられます。

さらに楽天モバイルの端末代金を分割払いにしても金利が掛からないという、楽天カードだけの優遇措置もあります。つまり他のクレジットカードよりもいくらか安くSIMフリースマホを手に入れられるのです。

クレジットカード不要の格安SIMカード番外編

@モバイルくん。

@モバイルくん。のデータSIMは口座振替で支払いができます。音声通話SIMはクレジットカードでしか支払いができません。基本料金は全体的に高めで、機能面でも他の格安SIMカードには見劣りします。

AICOM MOBILE データSIM

AICOM MOBILE データSIMは振り込みで支払いができ、パッケージ購入時には代金引換でも支払いができます。中国系企業のサービスということもあり、公式サイトからは何となく怪しげな雰囲気が漂っています。

OCN モバイル ONE

OCN モバイル ONEはデビットカードで支払いができ、データSIMなら口座振替でも支払いができます。口座振替は電話や郵送などでややこしい手続きをしなければならないので、あまり勧められません。

QTmobile

QTmobileはクレジットカードの他、銀行の口座振替や、ゆうちょ銀行の自動払込にも対応しています。口座振替や自動払込の手続きが完了するまでは、払い込み用紙で支払いをしなければならないことがあります。

Tikimo SIM

Tikimo SIMのデータ通信専用SIMカードの年契約一括前払いコースは、ゆうちょ銀行かコンビニエンスストアでの振り込みが唯一の支払い方法です。数万円をまとめて支払わなければならないのが難点です。

Y!mobile

Y!mobileは口座振替で支払いができますが、そのためには店舗までキャッシュカードと通帳を持参するか、申し込み書を取り寄せて返送しなければなりません。インターネットで申し込みをするにはクレジットカードが必要です。

シナプスモバイル

シナプスモバイルのデータSIMは口座振替で支払いができます。ただし鹿児島県内の金融機関かゆうちょ銀行の口座しか登録できないので、鹿児島県外の在住者にとってはゆうちょ銀行が唯一の選択肢です。

やまとモバイル

やまとモバイルはインターネットで申し込みをするならクレジットカードでしか支払いができませんが、インターネット以外の指定された方法で申し込みをするなら口座振替でも支払いができます。基本料金はかなり高いです。

ロケットモバイル

ロケットモバイルはデビットカードで支払いができます。MVNO側ではデビットカードについて何ら制約を設けておらず、月額料金の支払いができるデビットカードならおおむね使えるようになっています。

坊っちゃん電話

坊っちゃん電話は口座振替で支払いができます。かなりマイナーなサービスである上に、クレジットカード不要の格安SIMカードであることを除けばこれといった特徴もないので、乗り換え先としては物足りなさを感じます。

ぷららモバイルLTE(~2017年5月2日)

ぷららモバイルLTEはデビットカードでも支払いができる格安SIMカードでした。しかし2017年11月30日のサービス終了に伴い、2017年5月2日をもって受け付け終了となりました。

IIJmioモバイルサービス(~2015年12月23日)

IIJmioモバイルサービスはデビットカードで支払いができるクレジットカード不要の格安SIMカードとして重宝されていましたが、方針が変更され、現在はクレジットカードでしか支払いができなくなっています。

インターリンクLTE SIM(~2016年2月16日)

インターリンクLTE SIMは口座振替で支払いができるクレジットカード不要の格安SIMカードでしたが、現在はクレジットカードが必須です。法人として申し込みをする場合に限り、引き続き口座振替で支払いができます。

クレジットカード不要の格安SIMカードまとめ

口座振替で支払いをするなら楽天モバイルです。音声通話対応プランに至っては楽天モバイルしか選択肢がありません。デビットカードもLINE Pay カードも持っていなければ、楽天モバイルで決まりです。

デビットカードで支払いをするならなおさら楽天モバイルです。ただし楽天銀行かスルガ銀行のデビットカードしか使えないので、これらを持っていなければ口座振替で支払いをすることも考えるべきです。

LINE Pay カードで支払いをするならLINEモバイルしかありません。とはいえ費用対効果の高さでは楽天モバイルに分があるだけに、あえてLINE Pay カードでの支払いにこだわることもないと思います。

楽天モバイル