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デビットカードが使える格安SIM

投稿 更新 著者 賀来泰史

デビットカードが使える格安SIMを比較しています。デビットカードが使える格安SIMとは、クレジットカードの代わりにデビットカードを支払い方法として登録できる格安SIMのことです。

おすすめはOCN モバイル ONE

おすすめはOCN モバイル ONEです。イオン銀行、スルガ銀行、PayPay銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、楽天銀行、りそな銀行などのデビットカードが使えるのが分かっているからです。基本料金は500MBなら月額550円(税込)です。

OCN モバイル ONE

OCN モバイル ONE

三菱UFJ、みずほ、楽天など

ドコモ回線 音声+SMS+データプラン
500MB550円
1GB770円
3GB990円
6GB1320円
10GB1760円
ドコモ回線 SMS+データプラン
3GB990円
6GB1320円
10GB1760円
ドコモ回線 データプラン
3GB858円
6GB1188円
10GB1628円
プラン名OCN モバイル ONE 音声対応SIM 500MB/月コース
申し込みOCN モバイル ONE
初期費用3300円
SIM発行433.4円
基本料金550円(初月無料)
回線ドコモ
容量500MB
250MB(超過時)
容量追加1GB:550円
速度高速
超過時最大200kbps→?kbps
通話11円/30秒
通話定額10分無料通話付き
10分かけ放題:935円
3人かけ放題:935円
かけ放題:1430円
SMS付帯0円
枚数1~5枚
サイズnano micro 標準
支払いクレジットカード
デビットカード
年齢18歳~
最低利用-
解約金0円
MNP転出0円
プラン名OCN モバイル ONE 音声対応SIM 1GB/月コース
申し込みOCN モバイル ONE
初期費用3300円
SIM発行433.4円
基本料金770円(初月無料)
回線ドコモ
容量1GB
500MB(超過時)
容量追加1GB:550円
速度高速
超過時最大200kbps→?kbps
通話11円/30秒
通話定額10分かけ放題:935円
3人かけ放題:935円
かけ放題:1430円
SMS付帯0円
枚数1~5枚
サイズnano micro 標準
支払いクレジットカード
デビットカード
年齢18歳~
最低利用-
解約金0円
MNP転出0円

OCN モバイル ONEはデビットカードが使える格安SIMです。公式サイトに「デビットカードは使えない」と書いてありますが、2020年1月に問い合わせたときに以下のデビットカードが使えることを教えてもらいました。

あおぞら銀行、イオン銀行、近畿大阪銀行、スルガ銀行、PayPay銀行、北國銀行、三菱UFJ銀行、楽天銀行、りそな銀行のVisaデビットカードと、東邦銀行、山口銀行、楽天銀行のJCBデビットカードです。

2020年10月に私自身が試したところ、PayPay銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行のデビットカードが使えました。このときみずほ銀行のデビットカードも使えることが分かりました。三井住友銀行のデビットカードは使えませんでした。

OCN モバイル ONE オンラインショップにも「デビットカードは使えない」と書いてあります。しかし2020年10月に私自身が試したところ、三菱UFJ銀行のデビットカードが使えました。

なお2022年7月時点で、OCN モバイル ONE オンラインショップの旧称のgoo Simsellerが、三菱UFJ銀行のVisaデビットカードの利用不可加盟店に含まれています。スマホセットの申し込みには他のデビットカードを使ってください。

OCN モバイル ONE

LINEMO

三菱UFJ、楽天、PayPayなど

ソフトバンク回線 音声+SMS+データプラン
3GB990円
20GB2728円
プラン名LINEMO ミニプラン
申し込みLINEMO
初期費用0円
SIM発行0円
基本料金990円
回線ソフトバンク
容量3GB
容量追加1GB:550円
速度高速
超過時最大300kbps
通話22円/30秒
通話定額5分かけ放題:550円
かけ放題:1650円
SMS付帯0円
枚数1枚
サイズeSIM nano micro 標準
支払いクレジットカード
デビットカード
口座振替
年齢18歳~
最低利用-
解約金0円
MNP転出0円
プラン名LINEMO スマホプラン
申し込みLINEMO
初期費用0円
SIM発行0円
基本料金2728円
回線ソフトバンク
容量20GB
容量追加1GB:550円
速度高速
超過時最大1Mbps
通話22円/30秒
通話定額5分かけ放題:550円
かけ放題:1650円
SMS付帯0円
枚数1枚
サイズeSIM nano micro 標準
支払いクレジットカード
デビットカード
口座振替
年齢18歳~
最低利用-
解約金0円
MNP転出0円

LINEMOはデビットカードが使える格安SIMです。公式サイトに「デビットカードは使える」と書いてあります。正確に言えば、Visa、Mastercard、JCBのマークが付いているデビットカードが使えます。

2022年7月現在、住信SBIネット銀行、PayPay銀行、三菱UFJ銀行、楽天銀行、りそな銀行の利用不可加盟店には含まれていません。イオン銀行、みずほ銀行、三井住友銀行の利用不可加盟店には含まれています。

イオン銀行は登録型加盟店が利用不可、みずほ銀行は登録型加盟店が利用不可、三井住友銀行は月額料金の支払いが利用不可です。イオン銀行の利用不可加盟店からソフトバンクは除外されていますが、LINEMOは除外されてはいません。

よって住信SBIネット銀行、PayPay銀行、三菱UFJ銀行、楽天銀行、りそな銀行のデビットカードは使えると考えられます。イオン銀行、みずほ銀行、三井住友銀行のデビットカードは使えないと考えられます。

デビットカードを持っていなくてどうしても作りたくないときや、デビットカードを持っていてそれが使えなかったときは、口座振替で支払いをするという手もあります。主要な金融機関はおおむね登録できます。

LINEMO

ahamo

三菱UFJ、楽天、PayPayなど

ドコモ回線 音声+SMS+データプラン
20GB2970円
プラン名ahamo
申し込みahamo
初期費用0円
SIM発行0円
基本料金2970円
回線ドコモ
容量20GB
容量追加1GB:550円
月80GB:1980円
速度高速
超過時最大1Mbps
通話22円/30秒
通話定額5分かけ放題:0円
かけ放題:1100円
SMS付帯0円
枚数1枚
サイズeSIM nano
支払いクレジットカード
デビットカード
口座振替
年齢18歳~
最低利用-
解約金0円
MNP転出0円

ahamoはデビットカードが使える格安SIMです。公式サイトのよくあるご質問のページにデビットカードに関する記述があり、デビットカードが使えることが明らかにされています。

そのページによると、一部のデビットカードは使える、デビットカードが使えるかどうかはカード会社に確認してほしい、とのことです。必ずしもすべてのデビットカードが使えるわけではないことが分かります。

デビットカードを使うと請求情報が開示される前に料金が引き落とされることがある、という注釈もあります。請求情報が開示されるというのがどんな状態なのかいまいち分かりにくいですが、これはあまり気にしなくてもいいです。

ahamoというサービス名か、またはNTTドコモという社名が、カード会社の利用不可加盟店に含まれていなければ、そのカード会社のデビットカードは使える可能性が高いです。

2022年7月現在、住信SBIネット銀行、PayPay銀行、三菱UFJ銀行、楽天銀行、りそな銀行の利用不可加盟店に、ahamoは含まれていません。よってこれらのデビットカードは使えると考えられます。

ahamo

楽天モバイル

楽天とスルガのみ

楽天回線 音声+SMS+データプラン
3GB~無制限1078円~
プラン名楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT VII
申し込み楽天モバイル
初期費用0円
SIM発行0円
基本料金~3GB:1078円
~20GB:2178円
~無制限:3278円
回線楽天
容量無制限(auエリアは5GB)
容量追加1GB:660円
速度高速
超過時最大1Mbps
通話アプリ使用:0円
アプリなし:22円/30秒
通話定額15分かけ放題:1100円
海外かけ放題:980円(不課税)
SMS付帯0円
枚数1枚
サイズeSIM nano micro 標準
支払いクレジットカード
デビットカード
口座振替(+110円)
年齢-
最低利用-
解約金0円
MNP転出0円

楽天モバイルはデビットカードが使える格安SIMです。公式サイトに「デビットカードは使える」と書いてあります。しかもどのデビットカードが使えるのかということまで書いてあります。これは格安SIMとしては珍しいことです。

それではどのデビットカードが使えるのかというと、スルガ銀行のデビットカードと、楽天銀行のデビットカードのみです。他のデビットカードは一切使えません。私もいくつかのデビットカードを試しましたが、やはり使えませんでした。

デビットカードを使うときに気を付けたいのは、端末を買うときに一括払いしかできないことです。ちなみにクレジットカードなら24回払いもできますし、楽天カードなら24回払いに加えて48回払いもできます。

これからデビットカードを作るなら楽天銀行デビットカードがおすすめです。楽天モバイルと楽天銀行デビットカードの両方で楽天ポイントがたまり、相乗効果が期待できるからです。

デビットカードがなくても口座振替で支払いができます。ただし口座振替だと月額110円(税込)の支払い手数料が発生し、さらに端末代金やアクセサリー代金の支払いで330~1100円(税込)の代金引換手数料が発生してしまいます。

楽天モバイル

J:COM MOBILE

三菱UFJ、楽天、PayPayなど

au回線 音声+SMS+データプラン
1GB1078円
5GB1628円
10GB2178円
20GB2728円
プラン名J:COM MOBILE Aプラン ST/SU 1GB
申し込みJ:COM MOBILE
初期費用eSIM:0円
物理SIM:3300円
SIM発行0円
基本料金1078円
回線au
容量1GB
6GB/3日
容量追加100MB:220円
速度高速
超過時最大200kbps
通話22円/30秒
通話定額5分かけ放題:935円
60分かけ放題:1650円
SMS付帯0円
枚数1枚
サイズeSIM nano micro 標準
支払いクレジットカード
デビットカード
プリペイドカード
年齢-
最低利用-
解約金0円
MNP転出0円
プラン名J:COM MOBILE Aプラン ST/SU 5GB
申し込みJ:COM MOBILE
初期費用eSIM:0円
物理SIM:3300円
SIM発行0円
基本料金1628円
回線au
容量5GB
6GB/3日
容量追加100MB:220円
速度高速
超過時最大200kbps
通話22円/30秒
通話定額5分かけ放題:935円
60分かけ放題:1650円
SMS付帯0円
枚数1枚
サイズeSIM nano micro 標準
支払いクレジットカード
デビットカード
プリペイドカード
年齢-
最低利用-
解約金0円
MNP転出0円

J:COM MOBILEはデビットカードが使える格安SIMです。公式サイトに「デビットカードは使えないことがある」と書いてあり、使えることもあると読み取れます。2021年2月に問い合わせたところ、その認識で合っているそうでした。

2022年7月現在、住信SBIネット銀行、三菱UFJ銀行JCB、PayPay銀行、楽天銀行の利用不可加盟店には含まれていません。イオン銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行Visa、りそな銀行の利用不可加盟店には含まれています。

イオン銀行は登録型加盟店が利用不可、みずほ銀行は登録型加盟店が利用不可、三井住友銀行は月額料金の支払いが利用不可、三菱UFJ銀行Visaは「J:COM モバイル・タブレット」が利用不可、りそな銀行は「J:COM」が利用不可です。

よって住信SBIネット銀行、三菱UFJ銀行JCB、PayPay銀行、楽天銀行のデビットカードは使えると考えられます。イオン銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行Visa、りそな銀行のデビットカードは使えないと考えられます。

なおJ:COM TVやJ:COM NETなどを契約していてその支払い方法を口座振替にしていれば、J:COM MOBILEの支払い方法も口座振替になります。こうすればクレジットカードやデビットカードは不要です。

J:COM MOBILE

mineo

mineoはデビットカードが使える格安SIMです。公式サイトに「デビットカードは使える」と書いてあります。2014年11月に問い合わせたときも「デビットカードは使える」という答えが返ってきました。

2022年7月現在、PayPay銀行、三菱UFJ銀行、楽天銀行、りそな銀行の利用不可加盟店には含まれていません。イオン銀行、住信SBIネット銀行、みずほ銀行、三井住友銀行の利用不可加盟店には含まれています。

イオン銀行は登録型加盟店が利用不可、住信SBIネット銀行は「オプテージ」が利用不可、みずほ銀行は登録型加盟店が利用不可、三井住友銀行は月額料金の支払いが利用不可です。

よってPayPay銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、楽天銀行のデビットカードは使えると考えられます。イオン銀行、みずほ銀行、住信SBIネット銀行、りそな銀行のデビットカードは使えないと考えられます。

2023年3月に私が試したところ、PayPay銀行、楽天銀行のデビットカードは使えました。みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行のデビットカードは使えませんでした。

mineo

UQ mobile

UQ mobileはデビットカードが使える格安SIMです。公式サイトに「デビットカードが使えるかどうかはカード会社の基準による」と書いてあります。つまりデビットカードは使えることもあります。

2022年7月現在、PayPay銀行、三菱UFJ銀行JCB、楽天銀行、りそな銀行の利用不可加盟店には含まれていません。イオン銀行、住信SBIネット銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行Visaの利用不可加盟店には含まれています。

イオン銀行は登録型加盟店が利用不可、住信SBIネット銀行は「UQモバイル」が利用不可、みずほ銀行は登録型加盟店が利用不可、三菱UFJ銀行Visaは「UQ ご利用料金」が利用不可、三井住友銀行は月額料金の支払いが利用不可です。

PayPay銀行、三菱UFJ銀行JCB、楽天銀行、りそな銀行のデビットカードは使えると考えられます。イオン銀行、みずほ銀行、住信SBIネット銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行Visaのデビットカードは使えないと考えられます。

2022年4月に私が試したところ、PayPay銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行JCB、楽天銀行のデビットカードが使えました。使えないはずのデビットカードまで使えたのは意外でした。

UQ mobile

ロケットモバイル

ロケットモバイルはデビットカードが使える格安SIMです。公式サイトに「デビットカードは使える」と書いてあります。デビットカードへの制限がまったくないことも明らかにされています。

2022年7月現在、住信SBIネット銀行、PayPay銀行、三菱UFJ銀行、楽天銀行、りそな銀行の利用不可加盟店には含まれていません。イオン銀行、みずほ銀行、三井住友銀行の利用不可加盟店には含まれています。

イオン銀行は登録型加盟店が利用不可、みずほ銀行は登録型加盟店が利用不可、三井住友銀行は月額料金の支払いが利用不可です。マイナーな格安SIMということもあり、ロケットモバイルを名指ししている銀行はありませんでした。

よって住信SBIネット銀行、PayPay銀行、三菱UFJ銀行、楽天銀行、りそな銀行のデビットカードは使えると考えられます。イオン銀行、みずほ銀行、三井住友銀行のデビットカードは使えないと考えられます。

なお音声通話対応プランは電話番号を新規に取得して申し込みをすることができません。音声通話対応プランを利用したければMNP転入で申し込みをすることを検討してください。

ロケットモバイル

インターリンクLTE SIM

インターリンクLTE SIMはデビットカードが使える格安SIMです。公式サイトに「デビットカードを使うとカード会社に拒否されることがある」と書いてあります。つまりデビットカードは使えることもあります。

2022年7月現在、住信SBIネット銀行、PayPay銀行、楽天銀行の利用不可加盟店には含まれていません。イオン銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行の利用不可加盟店には含まれています。

イオン銀行は登録型加盟店が利用不可、みずほ銀行は登録型加盟店が利用不可、三井住友銀行は月額料金の支払いが利用不可、三菱UFJ銀行は「インターリンク」が利用不可、りそな銀行は「インターリンク」が利用不可です。

よって住信SBIネット銀行、PayPay銀行、楽天銀行のデビットカードは使えると考えられます。イオン銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行のデビットカードは使えません。

固定IPアドレスが付与されることが特徴ですが、個人で固定IPアドレスが必要になることはほとんどないでしょうから、デビットカードが使えるからといって無理に申し込みをすることはありません。業務用の格安SIMと考えてください。

インターリンクLTE SIM

トーンモバイル for docomo

トーンモバイル for docomoはデビットカードが使える格安SIMです。公式サイトの重要事項説明書のページにデビットカードに関する記述があり、デビットカードが使えることが示唆されています。

そのページによると、デビットカードはカード会社の認証結果によっては使えないことがある、とのことです。使えないことがあるなら、逆に使えることもあるはずです。

トーンモバイル for docomoというサービス名か、またはトーンライフスタイルという社名が、カード会社の利用不可加盟店に含まれていなければ、そのデビットカードは使える可能性が高いです。

2022年7月現在、住信SBIネット銀行、PayPay銀行、三菱UFJ銀行(Visa)、楽天銀行、りそな銀行の利用不可加盟店に、トーンモバイル for docomoは含まれていません。よってこれらのデビットカードは使えると考えられます。

なおトーンモバイル for docomoはドコモショップでしか申し込みができないため、店員がデビットカードを受け付けてくれないこともあるかもしれませんが、重要事項説明書にこう書いてあるのだと説明すれば何とかなるでしょう。

料金比較

音声プラン

プラン最も安い次に安い
低速ロケット Dロケット A
490円1043円
500MBOCN-
550円-
1GBロケット DOCN
765円770円
2GBロケット D-
850円-
3GBロケット DOCN
LINEMO
985円990円
5GBロケット Dmineo
1430円1518円
6GBOCN-
1320円-
7GBロケット Dロケット A
1980円2640円
10GBOCNmineo
1760円1958円
15GBUQ mobile-
2728円-
20GB楽天モバイル
mineo
LINEMO
J:COM
2178円2728円
25GBUQ mobile-
3828円-
無制限トーン楽天モバイル
1100円3278円

OCN モバイル ONE、LINEMO、楽天モバイル、ロケットモバイルあたりが上位を争っています。ロケットモバイルは基本料金こそ安いものの、かけ放題オプションがなく通話料金を抑える手段に乏しいのが気になります。

SMSプラン

プラン最も安い次に安い
低速ロケット Aロケット D
328円493円
1GBロケット Aロケット D
649円814円
2GBロケット D-
924円-
3GBロケット AOCN
924円990円
5GBmineo Aロケット A
1265円1320円
6GBOCN-
1320円-
7GBロケット Aロケット D
1947円2200円
10GBmineo AOCN
1705円1760円
20GBmineo Amineo D
1925円2057円

OCN モバイル ONE、mineo、ロケットモバイルがSMS対応プランでも相変わらずの強さを見せています。とりわけ低速プランや3GBプランではロケットモバイルが他の格安SIMをまったく寄せ付けていません。

データプラン

プラン最も安い次に安い
低速ロケット D
ロケット A
ロケット S
328円438円
1GBロケット D
ロケット A
ロケット S
649円869円
2GBロケット D-
759円-
3GBOCNロケット D
ロケット A
858円924円
5GBmineoロケット D
ロケット A
1265円1320円
6GBOCN-
1188円-
7GBロケット Aロケット D
1947円2035円
10GBOCNmineo
1628円1705円
20GBmineoロケット D
ロケット A
1705円4345円

データ通信専用プランもOCN モバイル ONE、mineo、ロケットモバイルが安いという状況に変わりはありません。3GBプランと10GBプランはOCN モバイル ONEが安く、5GBプランと20GBプランはmineoが安いです。

仕様比較

※一部プランのみ該当する場合も◯とします

割引

OCN
LINEMO
ahamo
楽天モバイル
J:COM
初月無料----
固定回線割----
複数回線割-----
ポイント還元--
mineo
UQ mobile
ロケット
インター
トーン
初月無料---
固定回線割---
複数回線割----
ポイント還元----

OCN モバイル ONEは初月無料で、さらには固定回線とIP電話アプリとのセット割引もあります。mineoには固定回線セット割引と複数回線割引があります。ロケットモバイルは初月無料です。

回線

OCN
LINEMO
ahamo
楽天モバイル
J:COM
ドコモ---
au----
ソフトバンク----
楽天----
mineo
UQ mobile
ロケット
インター
トーン
ドコモ-
au--
ソフトバンク---
楽天-----

mineoとロケットモバイルはドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線から選択できるので、これらのキャリアから購入したスマートフォンがそのまま使い回せます。他の格安SIMは回線が選択できません。

データ通信

OCN
LINEMO
ahamo
楽天モバイル
J:COM
速度切り替え---
バースト転送----
容量繰り越し---
容量シェア----
容量追加
mineo
UQ mobile
ロケット
インター
トーン
速度切り替え-
バースト転送---
容量繰り越し-
容量シェア----
容量追加

OCN モバイル ONEとmineoはデータ通信の機能に関して言えばほぼ完璧です。UQ mobileも悪くありません。楽天モバイルは通信容量が使い放題なので、機能の少なさが気になりません。LINEMOとahamoは機能面では見劣りします。

音声通話

OCN
LINEMO
ahamo
楽天モバイル
J:COM
通話定額
転送電話-
迷惑電話拒否--
留守番電話-
割り込み通話--
mineo
UQ mobile
ロケット
インター
トーン
通話定額--
転送電話-
迷惑電話拒否--
留守番電話-
割り込み通話-

OCN モバイル ONEには10分かけ放題、3人かけ放題、無制限かけ放題のオプションがあります。ahamoは10分かけ放題が付帯します。楽天モバイルは専用アプリで発信すれば無制限かけ放題です。

支払い方法

OCN
LINEMO
ahamo
楽天モバイル
J:COM
クレカ
デビカ
プリカ----
口座振替--
銀行コンビニ-----
mineo
UQ mobile
ロケット
インター
トーン
クレカ
デビカ
プリカ---
口座振替----
銀行コンビニ-----

デビットカードが使える格安SIMだけを取り上げているので当然ですが、これらはいずれもデビットカードで支払いができます。LINEMOやahamoなどはデビットカードだけでなく口座振替でも支払いができます。

サポート

OCN
LINEMO
ahamo
楽天モバイル
J:COM
店舗サポート---
訪問サポート---
遠隔サポート--
mineo
UQ mobile
ロケット
インター
トーン
店舗サポート---
訪問サポート----
遠隔サポート---

OCN モバイル ONE、J:COM MOBILE、mineoは初心者向けのサポートも万全です。訪問サポートオプションや遠隔サポートオプションが提供されています。サポートを重視するならこれらを選ぶといいでしょう。

手続き

OCN
LINEMO
ahamo
楽天モバイル
J:COM
未成年契約---
手動回線切替
他者名義変更-
mineo
UQ mobile
ロケット
インター
トーン
未成年契約---
手動回線切替--
他者名義変更----

楽天モバイルとJ:COM MOBILEとUQ mobileとロケットモバイルは未成年でも契約できます。もちろんデビットカードが使えます。これらは未成年者にとって年齢制限においても支払い方法においても都合がいい格安SIMだといえます。

有力候補はOCN モバイル ONE

有力候補はOCN モバイル ONEです。イオン銀行、スルガ銀行、PayPay銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、楽天銀行、りそな銀行などのデビットカードが使えます。500MBで月額550円(税込)という安さも魅力的です。

OCN モバイル ONE

コラム

格安SIMにデビットカードが登録できない原因

デビットカードが使える格安SIMのはずなのに、なぜか申し込みページでデビットカードが登録できないということがあるかもしれません。ここではその原因について考えてみたいと思います。

まず格安SIMがそのデビットカードに対応していない可能性があります。つまり格安SIMを発行するMVNOが、一部のデビットカードによる決済を許可していないのかもしれないということです。楽天モバイルがまさにこれですね。

逆にデビットカードがその格安SIMに対応していない可能性もあります。つまりデビットカードを発行するカード会社が、一部のMVNOによる決済を拒否しているのかもしれないということです。

主なデビットカードの利用不可加盟店は以下の通りです。ネットバンクのデビットカードは制約が少ないです。これから格安SIMのためにデビットカードを作るなら、PayPay銀行か楽天銀行のものがいいでしょう。

口座残高が不足していることも考えられます。デビットカードは即時払いのカードなので、口座残高が不足していると決済ができません。格安SIMの支払い額に対し、口座残高が不足していないかどうか確認してください。

ちなみに口座残高が不足しているときにデビットカードを使おうとすると、まれにデビットカードが利用停止になることがあります。その場合は銀行に問い合わせをするなどして利用再開の手続きをしなければなりません。

利用限度額に達していることも考えられます。デビットカードにはたいてい1回当たり、1日当たり、1カ月当たりの利用限度額が設定されており、それに達すると一時的に決済ができなくなります。

もし利用限度額に達していたら、デビットカードが使えるようになるまで待つしかありません。利用限度額を変更できることもありますが、それが反映されるのにも時間がかかるので、どのみち待つことになります。

デビットカードが利用停止になっていないかどうかも確認しておきたいところです。口座残高が不足していたり、利用限度額に達していたり、自ら利用停止していたりすると、当然ながらそのデビットカードは使えません。

デビットカードの利用状況はたいてい銀行の公式サイトにログインすれば確認できますし、それができなくても銀行に問い合わせをすれば確認できます。もし利用停止になっていれば利用再開の手続きをしておきましょう。

格安SIMにデビットカードが登録できないときの対策

デビットカードが何らかの原因で利用停止になっていて、格安SIMの支払い方法として登録できないときには、その原因を突き止めて対処すれば済むので、大きな問題にはなりません。

しかし格安SIMがそのデビットカードに対応していなかったり、逆にデビットカードがその格安SIMに対応していなかったりして、そもそも登録できない組み合わせなのだとしたら、どうすればいいのでしょうか。

まず格安SIMとデビットカードのどちらに問題があるのかを確認し、それを別のものに変えるということが考えられます。つまり他の格安SIMに乗り換えるか、他のデビットカードを作るのです。

せっかく選んだ格安SIMをあきらめなければならないのは残念ですが、今のデビットカードにこだわるなら、それも仕方がありません。ここで紹介している格安SIMの中で、登録できるものがあるのを祈るばかりです。

他のデビットカードを作るとなるとそれなりに時間がかかるので、理想を言えばあらかじめデビットカードを何枚か作っておき、どれか1枚が駄目でも、次の1枚をすぐ試せるようにしておきたいところです。

デビットカードを何枚も作ったら出費がかさみそうですが、デビットカードの中には入会金や年会費が無料のものもあるので、そのようなデビットカードを選べば、金銭的な負担が増すことにはなりません。

あるいはいっそデビットカードが使える格安SIMをあきらめ、他の方法で支払いができる、クレジットカード不要の格安SIMに乗り換えるのも手です。例えば口座振替などで支払いができる格安SIMです。

これならよほどのことがない限りは申し込みができます。ただしそのような格安SIMはいかんせん数が少ないので、支払い方法とは別のところで、妥協せざるを得なくなる可能性もあります。

結局のところ最善の策は、クレジットカードを作ることです。クレジットカードで支払いができない格安SIMはほぼ皆無なので、クレジットカードさえあれば、支払い方法に縛られずに好きな格安SIMを選べます。

クレジットカードが作れないからこそのデビットカードということもあるかもしれませんが、事情が許すようなら、格安SIMのためにクレジットカードを作ることも検討してみてください。

格安SIMとデビットカードの同時申し込みで時間短縮

クレジットカードがないから、デビットカードを作り、デビットカードが使える格安SIMに乗り換えたい。でもデビットカードが届くまで何日も待ちたくない。そんな悩みもあることでしょう。

確かにデビットカードが届くまでには時間がかかります。下手をすると1カ月近く待たされることもあります。そこからさらに格安SIMの手続きで時間がかかると思うと、うんざりしてしまいますよね。

そこでこんな方法を提案します。格安SIMとデビットカードの申し込みを、同時進行するという方法です。格安SIMの支払い方法は、利用開始時は口座振替などにしておき、利用開始後にデビットカードに変更します。

これが通用するのは、デビットカードと口座振替の両方に対応した格安SIMに限られます。しかも口座振替の手続きに時間がかかっては意味がないので、インターネットで口座振替の手続きができることも条件になります。

格安SIMによっては、口座振替で支払いをするたびに手数料が発生しますが、せいぜい数百円くらいのものですし、大した出費にはなりません。デビットカードが届くまでの辛抱です。

むしろそのたった数百円の出費を嫌って、キャリアに高額な携帯料金を支払い続けることの方が、よほど損です。格安SIMへの乗り換えが遅れるほど、出費がかさんでいくということを認識するべきです。

この方法をさらに突き詰めるなら、格安SIM、デビットカード、クレジットカードの申し込みを、同時進行するというのもありです。クレジットカードの審査に落ちたときの保険として、デビットカードを作っておくのです。

やはりクレジットカードがあれば何かと便利ですし、将来的に他の格安SIMに乗り換えたくなったときにも、選択の幅が広がります。1枚持っておくのも悪くありません。

格安SIMはJ-Debitで支払いができるか

ここまで紹介してきたように、VisaデビットカードやJCBデビットカードで支払いができる格安SIMは、いくつか存在します。それではJ-Debitで支払いができる格安SIMは、果たして存在するのでしょうか。

J-Debitとは何なのかというと、金融機関のキャッシュカードで支払いができるサービスのことです。デビットカードと呼ばれてはいますが、実態としてはキャッシュカードそのものです。

J-Debitと、VisaデビットカードやJCBデビットカードなどの国際ブランド付きデビットカードは、同じデビットカードということでひとくくりにされがちですが、これらはまったくの別物です。

J-Debitは月額料金の支払いに対応していません。それにJ-Debitはあくまでキャッシュカードなので、そもそもカード番号というものがなく、クレジットカードの代わりとして登録することすらできないのです。

そんなありさまなので、J-Debitで支払いができる格安SIMは存在しません。パッケージ代金や端末代金だけなら、J-Debit加盟店で支払いをすることも可能ですが、月々の支払いとなると、J-Debitではお手上げです。

J-Debitに対応したキャッシュカードしか持っていないなら、それで支払いができる格安SIMを探すのではなく、VisaデビットカードやJCBデビットカードを作ることを検討してみてください。

VisaデビットカードやJCBデビットカードを作るということは、デビットカード機能付きキャッシュカードを新たに作らなければならないということになりますが、それも格安SIMの支払いのためにはやむを得ません。

格安SIMでデビットカードが使えなくなった事例

以前はデビットカードで支払いができていのに、MVNOの方針転換により、それができなくなってしまった格安SIMがあります。IIJmioです。当時の正式名称はIIJmio高速モバイル/Dサービスでした。

IIJmioはかつてデビットカードが使える格安SIMでしたが、2015年12月24日をもって、クレジットカードの代わりにデビットカードを登録することができなくなってしまいました。

IIJmioを運営するインターネットイニシアティブにどんな事情があったのか、関係者に話を聞いたことがあります。はっきりとしたことは明言を避けていましたが、料金の延滞や滞納などのトラブルが多いことをにおわせていました。

ちなみにすでにデビットカードを登録していた利用者は、支払い方法をデビットカードからクレジットカードに変更する必要はなく、デビットカードを更新した後もそれを使えることになりました。

利用者はとりあえず一安心ということになりましたが、ひとたび解約してから再び申し込みをしようとすると、今度はクレジットカードが必要になるので、他の格安SIMに乗り換えるには、それなりの覚悟が求められます。

この一件が他の格安SIMにも波及することは、十分に考えられます。あのインターネットイニシアティブがクレジットカードを必須化したのだから、うちもそうしよう、そう考えるMVNOがいたとしても何の不思議もありません。

実際、2016年2月にはインターリンクLTE SIMが口座振替に対応しなくなり、2017年5月にはUQ mobileがデビットカードに対応しなくなりました(後に再対応)。業界としてはクレジットカードの必須化に傾いているようです。

あくまで仮定の話にすぎませんが、ここで紹介している格安SIMも、いずれデビットカードが使えなくなるかもしれません。急かすつもりはありませんが、なるべく早めに申し込みを済ませておくべきです。

デビットカードが使える格安SIMが少ない理由

デビットカードが使える格安SIMが数えるほどしかないのは、なぜなのでしょうか。MVNOの立場になって考えてみると、デビットカードを受け付けることのデメリットが浮き彫りになってきます。

もし格安SIMの支払い方法として登録されているのが後払いのクレジットカードなら、たとえ口座残高が不足していてもカード会社が一時的に立て替えてくれるので、MVNOは確実に料金を徴収できます。

しかし即時払いのデビットカードではそうはいきません。もし口座残高が不足していると引き落とし不能になり、MVNOは料金を徴収できず、最悪の場合はそのまま料金を踏み倒されることにもなりかねません。

MVNOとしてはこのようなリスクを避けるため、デビットカードを受け付けないようにしているのでしょう。とりわけ資金力に乏しい中小MVNOは、そうやすやすとデビットカードを受け付けるわけにはいかないはずです。

さらに付け加えると、デビットカードとクレジットカードには所有者の信用という点でも大きな違いがあります。つまりデビットカードの所有者にはクレジットカードの所有者ほど信用がないともいえるのです。

クレジットカードの所有者にはカード会社の厳しい審査を受けたというお墨付きが与えられているわけですが、デビットカードの所有者はそうではなく、信用に欠けるのは否めません。

実際のところはさておき、デビットカードにはほとんど審査がなくてクレジットカードには審査があるというのはれっきとした事実なので、そういう観点からもデビットカードが敬遠されている可能性はあります。

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迷ったらOCN モバイル ONEです。使えるデビットカードが多いのがいいところです。都市銀行ならみずほ銀行や三菱UFJ銀行あたり、ネット銀行ならPayPay銀行や楽天銀行あたりのデビットカードを取得してみてください。

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