格安SIM比較ウェブ

デビットカード可の格安SIMを比較

2020年3月27日更新

デビットカード可の格安SIMを比較しています。デビットカード可の格安SIMとは、クレジットカードの代わりにデビットカードを支払い方法として登録できる格安SIMのことです。

クレジットカードを持っていなくても、デビットカードさえ持っていれば、デビットカード可の格安SIMの申し込みができます。そういう意味では敷居が低い格安SIMです。

ただしデビットカードはクレジットカードと違って、料金が請求されてから引き落とされるまでの猶予がないので、お金をやりくりするのが大変になります。そこだけは気を付けてください。

ここでいうデビットカードとは、J-Debitの機能しか持たない単なるキャッシュカードではなく、Visaデビットカード、Mastercardデビットカード、JCBデビットカードの機能を持つキャッシュカードのことです。

デビットカードなら何でもいいわけではなく、そのカードが月額料金の支払いに対応しており、なおかつそれを発行するカード会社が格安SIMの支払いを制限していないことが条件です。

主なデビットカードの利用不可加盟店は以下の通りです。ネットバンクのデビットカードは制約が少なめです。格安SIMのためにデビットカードを作るなら、楽天銀行かジャパンネット銀行のものがいいでしょう。

デビットカード可の格安SIMといえば、OCN モバイル ONEです。SIMカード単品という条件付きながら、13種類のデビットカードが使えることが分かっています。基本料金の安さや機能の充実ぶりも申し分なく、おすすめできます。

Visaは、あおぞら銀行、イオン銀行、近畿大阪銀行、埼玉りそな銀行、ジャパンネット銀行、スルガ銀行、北國銀行、三菱UFJ銀行、楽天銀行、りそな銀行なら使えます。JCBは、東邦銀行、山口銀行、楽天銀行なら使えます。

OCN モバイル ONE

OCN モバイル ONE

三菱UFJ、りそな、楽天などのデビットカード可の格安SIM

OCN モバイル ONEの公式サイトのよくある質問には、デビットカードは使えないと記載されています。しかし2020年1月に問い合わせたところ、実際には13種類のデビットカードが使えるという回答を得ました。

Visaは、あおぞら銀行、イオン銀行、近畿大阪銀行、埼玉りそな銀行、ジャパンネット銀行、スルガ銀行、北國銀行、三菱UFJ銀行、楽天銀行、りそな銀行の10種類が使えます。JCBは、東邦銀行、山口銀行、楽天銀行の3種類が使えます。

2020年3月に主なデビットカードの利用不可加盟店を確認したところ、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行、住信SBIネット銀行は、OCN モバイル ONEを含めていませんでした。

OCN モバイル ONEの回答になかった三井住友銀行と住信SBIネット銀行も、利用不可加盟店にOCN モバイル ONEを含めていないところを見ると、OCN モバイル ONEでデビットカードが使えるのかもしれません。

なおスマホセットの申し込みはgoo Simsellerというサイトを経由しますが、そこではデビットカードが使えません。これも問い合わせて確認しました。つまりSIMカード単品の申し込みにしかデビットカードは使えないわけです。

OCN モバイル ONE

UQ mobile

一部デビットカード可の格安SIM

UQ mobileは、デビットカード可の格安SIMです。公式サイトのよくある質問によれば、デビットカードが使えるかどうかはカード会社の基準によります。つまりカード会社さえ認めてくれていればデビットカードが使えるわけです。

2020年3月時点でUQ mobileを利用不可加盟店に含めているのは、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、住信SBIネット銀行で、含めていないのは、三井住友銀行、りそな銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行です。

SMBCデビット、りそなデビットカード、楽天銀行デビットカード(Visa)、楽天銀行デビットカード(JCB)、JNB Visaデビットカードなら、UQ mobileで使えるとみていいでしょう。

ちなみにUQ mobileはデビットカードが使えなくてもそれほど困りません。なぜなら口座振替でも支払いができるからです。とりあえずデビットカードを試してみて、それが駄目なら口座振替に切り替えましょう。

なおウェブで申し込みをする場合は、MNP転入でなければ口座振替が選択できないので、注意してください。店舗で申し込みをするなら、新規でもMNP転入でも口座振替が選択できます。

UQ mobile

mineo

一部デビットカード可の格安SIM

mineoは、デビットカード可の格安SIMです。公式サイトのよくある質問に、デビットカードが使えると明記されています。2014年11月に問い合わせた際も、デビットカードが使えるとの回答を得ています。

2020年3月時点で運営会社の旧ケイ・オプティコムを利用不可加盟店に含めているのは、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、りそな銀行、住信SBIネット銀行で、含めていないのは、楽天銀行、ジャパンネット銀行です。

三菱UFJ銀行に関しては、三菱UFJ-VISAデビットでは「ケイ・オプティコム eoサービス利用料金」と「ケイ・オプティコム コンテンツ利用料金」が不可で、三菱UFJ-JCBデビットでは「ケイ・オプティコム」が不可とされています。

三菱UFJ-VISAデビット、楽天銀行デビットカード(Visa)、楽天銀行デビットカード(JCB)、JNB Visaデビットカードなら、mineoで使える可能性があります。三菱UFJ-VISAデビットはちょっと怪しいです。

ちなみにmineoは未成年でも契約できます。契約者が18歳以上であり、保護者の同意を得ていることが条件です。デビットカードで支払いができることも相まって、未成年者にとっての数少ない選択肢の一つとなっています。

mineo

ロケットモバイル

一部デビットカード可の格安SIM

ロケットモバイルの公式サイトのよくある質問には、デビットカードを制限していないとの記述があります。よってカード会社がロケットモバイルの支払いを制限していなければ、デビットカード可の格安SIMになります。

2020年3月時点でロケットモバイルを利用不可加盟店に含めているのは、みずほ銀行のみで、含めていないのは、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行、住信SBIネット銀行です。

SMBCデビット、三菱UFJデビット2種類、りそなデビットカード、楽天銀行デビットカード2種類、JNB Visaデビットカード、ミライノ デビット2種類なら、ロケットモバイルで使える可能性があります。

格安SIMとしての特徴は、ずばり基本料金の安さです。そのままでも十分に安いのですが、会員登録や資料請求などのお手伝い案件をこなすとロケモバポイントが還元され、さらに安くなります。

しかし安さと引き換えに、多くの欠点も抱えています。例えば3日間当たりの通信量の制限があること、通信容量を追加できないこと、通話料金割引アプリやかけ放題オプションがないことなどが挙げられます。

ロケットモバイル

インターリンクLTE SIM

一部デビットカード可の格安SIM

インターリンクLTE SIMの公式サイトにはデビットカードについて、カード会社に支払いを拒否されることがあるという注意書きがあります。しかし少なくともインターリンクLTE SIM側でデビットカードを制限してはいません。

2020年3月時点で運営会社のインターリンクを利用不可加盟店に含めているのは、三菱UFJ銀行(Visaのみ)、みずほ銀行、りそな銀行で、含めていないのは、三井住友銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行、住信SBIネット銀行です。

SMBCデビット、三菱UFJ-JCBデビット、楽天銀行デビットカード(Visa)、楽天銀行デビットカード(JCB)、JNB Visaデビットカード、ミライノ デビット(Visa)、ミライノ デビット(Mastercard)なら、使えるかもしれません。

インターリンクLTE SIMはIoTやM2Mのための格安SIMと位置付けられており、SIMカードに固定IPアドレスが付与されます。一般的な格安SIMよりも基本料金が高いのはそのためです。

基本料金が高いことと、音声通話対応プランが用意されていないことから、普段遣いには向きません。固定IPアドレスの必要性を感じないなら、他の格安SIMを選ぶべきです。

インターリンクLTE SIM

J:COM MOBILE

J:COM MOBILEの公式サイトのよくある質問によると、デビットカードは登録できない場合があるとされています。これはカード会社の基準によっては登録できる場合もあると読み取れます。

2020年3月時点でJ:COM MOBILEを利用不可加盟店に含めているのは、みずほ銀行、りそな銀行で、含めていないのは、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行、住信SBIネット銀行です。

SMBCデビット、三菱UFJデビット2種類、楽天銀行デビットカード2種類、JNB Visaデビットカード、ミライノ デビット2種類なら、J:COM MOBILEで使える可能性があります。

もしデビットカードが使えなくても、まだクレジットカードなしで申し込みをする道は残されています。すでにJ:COMのサービスを口座振替で利用していれば、J:COM MOBILEも口座振替で利用できるのです。

とはいえJ:COM MOBILEは格安SIMとして平凡であることは否めず、わざわざJ:COMの固定回線やケーブルテレビなどと併用してまで、J:COM MOBILEの申し込みをする必要があるのかと思わなくもありません。

TONE SIM (for iPhone)

TONE SIM (for iPhone)の公式サイトで注意事項を確認したところ、デビットカードはカード会社の認証結果によっては取り扱いできない場合があると記載されていました。デビットカード可の格安SIMだと考えていいでしょう。

2020年3月時点でTONE SIM (for iPhone)を利用不可加盟店に含めているのは、みずほ銀行で、含めていないのは、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行、住信SBIネット銀行です。

SMBCデビット、三菱UFJデビット2種類、りそなデビットカード、楽天銀行デビットカード2種類、JNB Visaデビットカード、ミライノ デビット2種類なら、TONE SIM (for iPhone)で使える可能性があります。

デビットカードが使えなかったときは、口座振替で支払いをすることも検討してください。店舗にキャッシュカードを持参して申し込みをすれば、口座振替で支払いができます。

ただし店舗で申し込みをすると、事務手数料3000円(税別)に加え、SIM店頭開通手数料3000円(税別)が別途必要になり、初期費用だけで6000円(税別)もの出費になるので、なるべくデビットカードを用意したいところです。

デビットカード可の格安SIM 料金比較

※価格は税別

通話プラン

データ最安次点
低速ロケット Dロケット A
948円1068円
500MBmineo Amineo D
1310円1400円
1GBOCNロケット D
1180円1250円
2GBロケット D-
1300円-
3GBロケット Dロケット A
1400円1470円
5GBロケット Dロケット A
1800円1950円
6GBOCNmineo A
1980円2190円
7GBロケット Dロケット A
2400円2560円
9GBUQ-
2980円-
10GBOCNJ:COM
2880円3100円
14GBUQ-
3980円-
20GBOCNロケット A
4400円4580円
30GBOCNmineo A
5980円6510円
無制限TONE-
2650円-

OCN モバイル ONE、UQ mobile、ロケットモバイルあたりが、上位を争っています。ロケットモバイルは基本料金こそ安いものの、通話料金を抑える手段に乏しいのが気に掛かります。

SMSプラン

データ最安次点
低速ロケット Aロケット D
398円448円
500MBmineo Amineo D
700円820円
1GBロケット Aロケット D
700円740円
2GBロケット D-
840円-
3GBロケット Amineo A
J:COM
840円900円
5GBロケット Aロケット D
1330円1350円
6GBOCNmineo A
1500円1580円
7GBロケット AJ:COM
1770円1900円
10GBOCNmineo A
2400円2520円
20GBOCNロケット A
3920円3950円
30GBOCNmineo A
5500円5900円
無制限TONEUQ
1800円1980円

OCN モバイル ONE、ロケットモバイルが、SMS対応プランでも相変わらずの強さを見せています。とりわけ低速プランや3GBプランでは、ロケットモバイルが他の格安SIMをまったく寄せ付けていません。

データプラン

データ最安次点
低速ロケット Dロケット S
298円398円
500MBmineo Dmineo S
700円790円
1GBロケット Dロケット S
590円790円
2GBロケット D-
690円-
3GBロケット DOCN
840円880円
5GBロケット D-
1200円-
6GBOCNmineo D
1380円1580円
7GBロケット Dインター
1850円2350円
10GBOCNmineo D
2280円2520円
20GBOCNロケット D
3800円3950円
30GBOCNmineo D
5380円5900円
30GBTONE-
1700円-

データ通信専用プランも、OCN モバイル ONE、ロケットモバイルが安いという状況に変わりはありません。3GBプランはロケットモバイルが安く、6GBプラン、10GBプラン、20GBプランはOCN モバイル ONEが安いです。

デビットカード可の格安SIM 仕様比較

割引

OCN
UQ
mineo
ロケット
初月無料--
セット割--
複数回線割--
ポイント還元---
インター
J:COM
TONE
初月無料--
セット割---
複数回線割--
ポイント還元--

OCN モバイル ONEは初月無料で、さらには固定回線やIP電話アプリとのセット割引もあります。UQ mobileには、WiMAXや固定回線とのセット割引と家族割引があります。mineoには、複数回線割引と家族割引があります。

回線

OCN
UQ
mineo
ロケット
ドコモ-
au-
ソフトバンク--
ワイモバイル----
インター
J:COM
TONE
ドコモ
au---
ソフトバンク---
ワイモバイル---

デビットカード可の格安SIMのうちmineoとロケットモバイルは、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアに対応しています。他の格安SIMはいずれも単一のキャリアにしか対応していません。

データ通信

OCN
UQ
mineo
ロケット
速度切り替え-
バースト転送-
容量繰り越し
容量シェア--
容量追加-
Wi-Fiスポット-
メールアドレス-
インター
J:COM
TONE
速度切り替え-
バースト転送---
容量繰り越し-
容量シェア---
容量追加
Wi-Fiスポット--
メールアドレス--

データ通信に関して言えば、OCN モバイル ONE、mineoはほとんど完璧です。UQ mobileも悪くありません。これらとは対照的に、ロケットモバイルにとっては残念な結果となっています。

通話

OCN
UQ
mineo
ロケット
通話割引アプリ--
通話定額-
IP電話--
転送電話
迷惑電話ストップ
留守番電話
キャッチホン
インター
J:COM
TONE
通話割引アプリ--
通話定額--
IP電話--
転送電話-
迷惑電話ストップ--
留守番電話-
キャッチホン-

OCN モバイル ONEには、10分かけ放題、3人かけ放題のオプションがあります。UQ mobileには、10分かけ放題、無制限かけ放題、60分通話パックのオプションがあります。

支払い方法

OCN
UQ
mineo
ロケット
クレジットカード
デビットカード
プリペイドカード---
口座振替---
振り込み----
インター
J:COM
TONE
クレジットカード
デビットカード-
プリペイドカード--
口座振替--
振り込み---

デビットカード可の格安SIMだけを取り上げているので当然ですが、これらはいずれもデビットカードに対応しています。UQ mobileはデビットカードだけでなく、口座振替にも対応しています。

サポート

OCN
UQ
mineo
ロケット
セキュリティー-
端末保証
訪問サポート--
遠隔サポート-
インター
J:COM
TONE
セキュリティー-
端末保証--
訪問サポート--
遠隔サポート-

OCN モバイル ONE、mineoは、大手MVNOが運営していることから、初心者向けのサポートも万全です。サポートを重視するなら、これらのデビットカード可の格安SIMを選びたいところです。

手続き

OCN
UQ
mineo
ロケット
未成年契約
MNP手動切り替え
プラン変更
サイズ変更
インター
J:COM
TONE
未成年契約-
MNP手動切り替え-
プラン変更
サイズ変更-

デビットカード可の格安SIMのうち、OCN モバイル ONEのデータ通信専用プラン、UQ mobile、mineo、ロケットモバイル、インターリンクLTE SIM、TONE SIM (for iPhone)は、未成年でも契約できます。

迷ったらOCN モバイル ONE

どれにするか迷ったら、OCN モバイル ONEを選んでみてください。SIMカード単品という条件付きながらデビットカードが使えて、基本料金も安く、プランやオプションも豊富で、ほとんど言うことなしです。

くれぐれもスマホセットの申し込みをしないように注意してください。デビットカードで支払いがしたければ、スマホセットではなくSIMカード単品の申し込みをするしかありません。

Amazon.co.jpや楽天市場などでもSIMフリースマホがセールされることはありますし、その支払い方法としてもデビットカードは使えますから、特に問題はないでしょう。

OCN モバイル ONE

デビットカード可の格安SIM コラム

格安SIMにデビットカードが登録できない原因

デビットカード可の格安SIMのはずなのに、なぜか申し込みページでデビットカードが登録できないということがあるかもしれません。ここではその原因について考えてみたいと思います。

格安SIMがそのデビットカードに対応していない可能性があります。例えばかつて楽天モバイルで楽天銀行かスルガ銀行のデビットカードしか使えなかったように、一部のデビットカードしか使えないのかもしれません。

逆にデビットカードの方がその格安SIMに対応していない可能性もあります。つまりデビットカードを発行するカード会社が、その格安SIMの運営元のMVNOによる決済を、何らかの理由で拒否しているということです。

口座残高が不足していることも考えられます。デビットカードは即時払いのカードなので、口座残高が不足していると決済ができません。格安SIMの支払い額に対し、口座残高が不足していないかどうか確認してください。

ちなみに口座残高が不足しているときにデビットカードを使おうとすると、まれにデビットカードが利用停止になることがあります。その場合は銀行に問い合わせをするなどして利用再開の手続きをしなければなりません。

利用限度額に達していることも考えられます。デビットカードにはたいてい1回当たり、1日当たり、1カ月当たりの利用限度額が設定されており、それに達すると一時的に決済ができなくなります。

もし利用限度額に達していたら、デビットカードが使えるようになるまで待つしかありません。利用限度額を変更できることもありますが、それが反映されるのにも時間がかかるので、どのみち待つことになります。

デビットカードが利用停止になっていないかどうかも確認しておきたいところです。口座残高が不足していたり、利用限度額に達していたり、自ら利用停止していたりすると、当然ながらそのデビットカードは使えません。

デビットカードの利用状況はたいてい銀行の公式サイトにログインすれば確認できますし、それができなくても銀行に問い合わせをすれば確認できます。もし利用停止になっていれば利用再開の手続きをしておきましょう。

格安SIMにデビットカードが登録できないときの対策

デビットカードが何らかの原因で利用停止になっていて、格安SIMの支払い方法として登録できないときには、その原因を突き止めて対処すれば済むので、大きな問題にはなりません。

しかし格安SIMがそのデビットカードに対応していなかったり、逆にデビットカードがその格安SIMに対応していなかったりして、そもそも登録できない組み合わせなのだとしたら、どうすればいいのでしょうか。

まず格安SIMとデビットカードのどちらに問題があるのかを確認し、それを別のものに変えるということが考えられます。つまり他の格安SIMに乗り換えるか、他のデビットカードを作るのです。

せっかく選んだ格安SIMをあきらめなければならないのは残念ですが、今のデビットカードにこだわるなら、それも仕方がありません。ここで紹介している格安SIMの中で、登録できるものがあるのを祈るばかりです。

他のデビットカードを作るとなるとそれなりに時間がかかるので、理想を言えばあらかじめデビットカードを何枚か作っておき、どれか1枚が駄目でも、次の1枚をすぐ試せるようにしておきたいところです。

デビットカードを何枚も作ったら出費がかさみそうですが、デビットカードの中には入会金や年会費が無料のものもあるので、そのようなデビットカードを選べば、金銭的な負担が増すことにはなりません。

あるいはいっそデビットカード可の格安SIMをあきらめ、他の方法で支払いができる、クレジットカード不要の格安SIMに乗り換えるのも手です。例えば口座振替などで支払いができる格安SIMです。

これならよほどのことがない限りは申し込みができます。ただしそのような格安SIMはいかんせん数が少ないので、支払い方法とは別のところで、妥協せざるを得なくなる可能性もあります。

結局のところ最善の策は、クレジットカードを作ることです。クレジットカードで支払いができない格安SIMはほぼ皆無なので、クレジットカードさえあれば、支払い方法に縛られずに好きな格安SIMを選べます。

クレジットカードが作れないからこそのデビットカードということもあるかもしれませんが、事情が許すようなら、格安SIMのためにクレジットカードを作ることも検討してみてください。

格安SIMとデビットカードの同時申し込みで時間短縮

クレジットカードがないから、デビットカードを作り、デビットカード可の格安SIMに乗り換えたい。でもデビットカードが届くまで何日も待ちたくない。そんな悩みもあることでしょう。

確かにデビットカードが届くまでには時間がかかります。下手をすると1カ月近く待たされることもあります。そこからさらに格安SIMの手続きで時間がかかると思うと、うんざりしてしまいますよね。

そこでこんな方法を提案します。格安SIMとデビットカードの申し込みを、同時進行するという方法です。格安SIMの支払い方法は、利用開始時は口座振替などにしておき、利用開始後にデビットカードに変更します。

これが通用するのは、デビットカードと口座振替の両方に対応した格安SIMに限られます。しかも口座振替の手続きに時間がかかっては意味がないので、インターネットで口座振替の手続きができることも条件になります。

格安SIMによっては、口座振替で支払いをするたびに手数料が発生しますが、せいぜい数百円くらいのものですし、大した出費にはなりません。デビットカードが届くまでの辛抱です。

むしろそのたった数百円の出費を嫌って、キャリアに高額な携帯電話料金を支払い続けることの方が、よほど損です。格安SIMへの乗り換えが遅れるほど、出費がかさんでいくということを認識するべきです。

この方法をさらに突き詰めるなら、格安SIM、デビットカード、クレジットカードの申し込みを、同時進行するというのもありです。クレジットカードの審査に落ちたときの保険として、デビットカードを作っておくのです。

やはりクレジットカードがあれば何かと便利ですし、将来的に他の格安SIMに乗り換えたくなったときにも、選択の幅が広がります。1枚持っておくのも悪くありません。

格安SIMはJ-Debitで支払いができるか

ここまで紹介してきたように、VisaデビットカードやJCBデビットカードで支払いができる格安SIMは、いくつか存在します。それではJ-Debitで支払いができる格安SIMは、果たして存在するのでしょうか。

J-Debitとは何なのかというと、金融機関のキャッシュカードで支払いができるサービスのことです。デビットカードと呼ばれてはいますが、実態としてはキャッシュカードそのものです。

J-Debitと、VisaデビットカードやJCBデビットカードなどの国際ブランド付きデビットカードは、同じデビットカードということでひとくくりにされがちですが、これらはまったくの別物です。

J-Debitは月額料金の支払いに対応していません。それにJ-Debitはあくまでキャッシュカードなので、そもそもカード番号というものがなく、クレジットカードの代わりとして登録することすらできないのです。

そんなありさまなので、J-Debitで支払いができる格安SIMは存在しません。パッケージ代金や端末代金だけなら、J-Debit加盟店で支払いをすることも可能ですが、月々の支払いとなると、J-Debitではお手上げです。

J-Debitに対応したキャッシュカードしか持っていないなら、それで支払いができる格安SIMを探すのではなく、VisaデビットカードやJCBデビットカードを作ることを検討してみてください。

VisaデビットカードやJCBデビットカードを作るということは、デビットカード機能付きキャッシュカードを新たに作らなければならないということになりますが、それも格安SIMの支払いのためにはやむを得ません。

格安SIMがデビットカード可から不可になった事例

以前はデビットカードで支払いができていのに、MVNOの方針転換により、それができなくなってしまった格安SIMがあります。IIJmioです。当時の正式名称はIIJmio高速モバイル/Dサービスでした。

IIJmioはかつてデビットカード可の格安SIMでしたが、2015年12月24日をもって、クレジットカードの代わりにデビットカードを登録することができなくなってしまいました。

IIJmioを運営するインターネットイニシアティブにどんな事情があったのか、関係者に話を聞いたことがあります。はっきりとしたことは明言を避けていましたが、料金の延滞や滞納などのトラブルが多いことをにおわせていました。

ちなみにすでにデビットカードを登録していた利用者は、支払い方法をデビットカードからクレジットカードに変更する必要はなく、デビットカードを更新した後もそれを使えることになりました。

利用者はとりあえず一安心ということになりましたが、ひとたび解約してから再び申し込みをしようとすると、今度はクレジットカードが必要になるので、他の格安SIMに乗り換えるには、それなりの覚悟が求められます。

この一件が他の格安SIMにも波及することは、十分に考えられます。あのインターネットイニシアティブがクレジットカードを必須化したのだから、うちもそうしよう、そう考えるMVNOがいたとしても何の不思議もありません。

実際、2016年2月にはインターリンクLTE SIMが口座振替に対応しなくなり、2017年5月にはUQ mobileがデビットカードに対応しなくなりました(後に再対応)。業界としてはクレジットカードの必須化に傾いているようです。

あくまで仮定の話にすぎませんが、ここで紹介している格安SIMも、いずれデビットカードが使えなくなるかもしれません。急かすつもりはありませんが、なるべく早めに申し込みを済ませておくべきです。

デビットカード可の格安SIMが少ない理由

デビットカード可の格安SIMが数えるほどしかないのは、なぜなのでしょうか。MVNOの立場になって考えてみると、デビットカードを受け付けることのデメリットが浮き彫りになってきます。

もし格安SIMの支払い方法として登録されているのが後払いのクレジットカードなら、たとえ口座残高が不足していてもカード会社が一時的に立て替えてくれるので、MVNOは確実に料金を徴収できます。

しかし即時払いのデビットカードではそうはいきません。もし口座残高が不足していると引き落とし不能になり、MVNOは料金を徴収できず、最悪の場合はそのまま料金を踏み倒されることにもなりかねません。

MVNOとしてはこのようなリスクを避けるため、デビットカードを受け付けないようにしているのでしょう。とりわけ資金力に乏しい中小MVNOは、そうやすやすとデビットカードを受け付けるわけにはいかないはずです。

さらに付け加えると、デビットカードとクレジットカードには所有者の信用という点でも大きな違いがあります。つまりデビットカードの所有者にはクレジットカードの所有者ほど信用がないともいえるのです。

クレジットカードの所有者にはカード会社の厳しい審査を受けたというお墨付きが与えられているわけですが、デビットカードの所有者はそうではなく、信用に欠けるのは否めません。

実際のところはさておき、デビットカードにはほとんど審査がなくてクレジットカードには審査があるというのはれっきとした事実なので、そういう観点からもデビットカードが敬遠されている可能性はあります。

デビットカード可の格安SIM まとめ

デビットカード可の格安SIMの中で、最も費用対効果が高いのはどれかという視点からすると、基本料金の安さが頭一つ抜けているOCN モバイル ONEが、有力候補として挙げられます。

使えるデビットカードが多い上にはっきりしているのもいいところです。すでにデビットカードを持っている場合も、これからデビットカードを作る場合も、迷わずに手続きを進められます。

SIMカードと端末を同時購入したければ、UQ mobileがいいでしょう。それほど端末セールが多いわけではありませんが、基本料金の安さはなかなかのものです。mineoも悪くありません。

OCN モバイル ONE