みずほ、三菱UFJ、楽天などのデビットカード可の格安SIM
※価格は税抜き
ドコモ回線 通話+SMS+データプラン | |
---|---|
1GB | 1180円 |
3GB | 1480円 |
6GB | 1980円 |
10GB | 2880円 |
20GB | 4400円 |
30GB | 5980円 |
ドコモ回線 SMS+データプラン | |
3GB | 1000円 |
6GB | 1500円 |
10GB | 2400円 |
20GB | 3920円 |
30GB | 5500円 |
ドコモ回線 データプラン | |
3GB | 880円 |
6GB | 1380円 |
10GB | 2280円 |
20GB | 3800円 |
30GB | 5380円 |
プラン名 | OCN モバイル ONE 音声対応SIM 1GB/月コース |
---|---|
申し込み | OCN モバイル ONE |
初期費用 | 3000円 |
SIM発行 | 394円 |
基本料金 | 1180円(初月無料) |
回線 | ドコモ |
容量 | 1GB 500MB(制限時) |
速度 | 高速 |
制限時 | 最大200kbps→?kbps |
通話 | アプリ使用:10円/30秒 アプリなし:20円/30秒 |
通話定額 | 10分かけ放題:850円 3人かけ放題:850円 10分+3人かけ放題:1300円 |
SMS付帯 | 無料 |
枚数 | 1~5枚 |
サイズ | nano micro 標準 |
支払い | クレジットカード デビットカード |
年齢 | 20歳~ |
最低利用 | - |
解約金 | - |
MNP転出 | 3000円 |
プラン名 | OCN モバイル ONE 音声対応SIM 3GB/月コース |
---|---|
申し込み | OCN モバイル ONE |
初期費用 | 3000円 |
SIM発行 | 394円 |
基本料金 | 1480円(初月無料) |
回線 | ドコモ |
容量 | 3GB 1.5GB(制限時) |
速度 | 高速 |
制限時 | 最大200kbps→?kbps |
通話 | アプリ使用:10円/30秒 アプリなし:20円/30秒 |
通話定額 | 10分かけ放題:850円 3人かけ放題:850円 10分+3人かけ放題:1300円 |
SMS付帯 | 無料 |
枚数 | 1~5枚 |
サイズ | nano micro 標準 |
支払い | クレジットカード デビットカード |
年齢 | 20歳~ |
最低利用 | - |
解約金 | - |
MNP転出 | 3000円 |
OCN モバイル ONEの公式サイトのよくある質問には、デビットカードは使えないと記載されています。しかし2019年2月と2020年1月に問い合わせた結果、以下のデビットカードが使えるとの回答が得られました。
あおぞら銀行、イオン銀行、近畿大阪銀行、埼玉りそな銀行、ジャパンネット銀行、スルガ銀行、北國銀行、三菱UFJ銀行、楽天銀行、りそな銀行のVisaデビットカードと、東邦銀行、山口銀行、楽天銀行のJCBデビットカードです。
2020年10月に私自身がOCN モバイル ONEでデビットカードを試したところ、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、ジャパンネット銀行のデビットカードは使えて、三井住友銀行のデビットカードは使えませんでした。
みずほ銀行のデビットカードは2020年1月時点では使えないという話でしたが、2020年10月に月額料金の支払いができるようにリニューアルされたことで、使えるようになったものと思われます。
スマホセットが販売されているgoo Simsellerでも、2020年10月にデビットカードを試したら一応使えましたが、表向きはデビットカードが禁じられており、何らかのトラブルが起きてもサポートは受けられないので、注意してください。
一部デビットカード可の格安SIM
※価格は税抜き
ドコモ回線 通話+SMS+データプラン | |
---|---|
500MB | 1400円 |
3GB | 1600円 |
6GB | 2280円 |
10GB | 3220円 |
20GB | 4680円 |
30GB | 6600円 |
ドコモ回線 SMS+データプラン | |
500MB | 820円 |
3GB | 1020円 |
6GB | 1700円 |
10GB | 2640円 |
20GB | 4100円 |
30GB | 6020円 |
ドコモ回線 データプラン | |
500MB | 700円 |
3GB | 900円 |
6GB | 1580円 |
10GB | 2520円 |
20GB | 3980円 |
30GB | 5900円 |
au回線 通話+SMS+データプラン | |
500MB | 1310円 |
3GB | 1510円 |
6GB | 2190円 |
10GB | 3130円 |
20GB | 4590円 |
30GB | 6510円 |
au回線 SMS+データプラン | |
500MB | 700円 |
3GB | 900円 |
6GB | 1580円 |
10GB | 2520円 |
20GB | 3980円 |
30GB | 5900円 |
ソフトバンク回線 通話+SMS+データプラン | |
500MB | 1750円 |
3GB | 1950円 |
6GB | 2630円 |
10GB | 3570円 |
20GB | 5030円 |
30GB | 6950円 |
ソフトバンク回線 SMS+データプラン | |
500MB | 970円 |
3GB | 1170円 |
6GB | 1850円 |
10GB | 2790円 |
20GB | 4250円 |
30GB | 6170円 |
ソフトバンク回線 データプラン | |
500MB | 790円 |
3GB | 990円 |
6GB | 1670円 |
10GB | 2610円 |
20GB | 4070円 |
30GB | 5990円 |
プラン名 | mineo Dプラン デュアルタイプ 500MB |
---|---|
申し込み | mineo |
初期費用 | 3000円 |
SIM発行 | 400円 |
基本料金 | 1400円 |
回線 | ドコモ |
容量 | 500MB |
速度 | 高速 |
制限時 | 最大200kbps 最大500kbps(350円) |
通話 | アプリ使用:10円/30秒(不課税) アプリなし:20円/30秒 |
通話定額 | 10分かけ放題:850円 30分パック:840円 60分パック:1680円 |
SMS付帯 | 無料 |
枚数 | 1枚 |
サイズ | nano micro 標準 |
支払い | クレジットカード デビットカード プリペイドカード |
年齢 | 18歳~ |
最低利用 | - |
解約金 | - |
MNP転出 | 3000円 |
プラン名 | mineo Dプラン デュアルタイプ 3GB |
---|---|
申し込み | mineo |
初期費用 | 3000円 |
SIM発行 | 400円 |
基本料金 | 通常コース:1600円 エココース:1550円 |
回線 | ドコモ |
容量 | 3GB |
速度 | 高速 |
制限時 | 最大200kbps 最大500kbps(350円) |
通話 | アプリ使用:10円/30秒(不課税) アプリなし:20円/30秒 |
通話定額 | 10分かけ放題:850円 30分パック:840円 60分パック:1680円 |
SMS付帯 | 無料 |
枚数 | 1枚 |
サイズ | nano micro 標準 |
支払い | クレジットカード デビットカード プリペイドカード |
年齢 | 18歳~ |
最低利用 | - |
解約金 | - |
MNP転出 | 3000円 |
mineoは、デビットカード可の格安SIMです。公式サイトのよくある質問に、デビットカードが使えると明記されています。2014年11月に問い合わせた際も、デビットカードが使えるとの回答を得ています。
2020年3月時点で運営会社の旧ケイ・オプティコムを利用不可加盟店に含むのは、イオン銀行、住信SBIネット銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行で、含まないのは、ジャパンネット銀行、楽天銀行です。
三菱UFJ銀行に関しては、三菱UFJ-VISAデビットでは「ケイ・オプティコム eoサービス利用料金」と「ケイ・オプティコム コンテンツ利用料金」が不可で、三菱UFJ-JCBデビットでは「ケイ・オプティコム」が不可とされています。
よってJNB Visaデビットカード、三菱UFJ-VISAデビット、楽天銀行デビットカードなら、mineoで使えることになります。三菱UFJ-VISAデビットは怪しいですが、mineoが「eoサービス」と見なされることはないはずです。
ちなみにmineoは未成年でも契約できます。契約者が18歳以上であり、保護者の同意を得ていることが条件です。デビットカードで支払いができることも相まって、未成年者にとっての数少ない選択肢の一つとなっています。
一部デビットカード可の格安SIM
※価格は税抜き
ドコモ回線 通話+SMS+データプラン | |
---|---|
低速 | 948円 |
1GB | 1250円 |
2GB | 1300円 |
3GB | 1400円 |
5GB | 1800円 |
7GB | 2400円 |
20GB | 4670円 |
ドコモ回線 SMS+データプラン | |
低速 | 448円 |
1GB | 740円 |
2GB | 840円 |
3GB | 990円 |
5GB | 1350円 |
7GB | 2000円 |
20GB | 4100円 |
ドコモ回線 データプラン | |
低速 | 298円 |
1GB | 590円 |
2GB | 690円 |
3GB | 840円 |
5GB | 1200円 |
7GB | 1850円 |
20GB | 3950円 |
au回線 通話+SMS+データプラン | |
低速 | 948円 |
1GB | 1250円 |
3GB | 1400円 |
5GB | 1800円 |
7GB | 2400円 |
20GB | 4580円 |
au回線 SMS+データプラン | |
低速 | 298円 |
1GB | 590円 |
3GB | 840円 |
5GB | 1200円 |
7GB | 1770円 |
20GB | 3950円 |
ソフトバンク回線 通話+SMS+データプラン | |
低速 | 1190円 |
1GB | 1580円 |
20GB | 4970円 |
ソフトバンク回線 データプラン | |
低速 | 398円 |
1GB | 790円 |
20GB | 4100円 |
プラン名 | ロケットモバイル Dプラン 通話プラン 神プラン |
---|---|
申し込み | ロケットモバイル |
初期費用 | 3000円 |
SIM発行 | 400円 |
基本料金 | 948円(初月無料) |
回線 | ドコモ |
容量 | - |
速度 | 最大200kbps |
制限時 | - |
通話 | 20円/30秒 |
通話定額 | - |
SMS付帯 | 無料 |
枚数 | 1枚 |
サイズ | nano micro 標準 |
支払い | クレジットカード デビットカード |
年齢 | 13歳~ |
最低利用 | 12カ月 |
解約金 | 9500円 |
MNP転出 | 3000円 |
プラン名 | ロケットモバイル Dプラン 通話プラン 1GBプラン |
---|---|
申し込み | ロケットモバイル |
初期費用 | 3000円 |
SIM発行 | 400円 |
基本料金 | 1250円(初月無料) |
回線 | ドコモ |
容量 | 1GB 360MB/3日 |
速度 | 高速 |
制限時 | 最大200kbps |
通話 | 20円/30秒 |
通話定額 | - |
SMS付帯 | 無料 |
枚数 | 1枚 |
サイズ | nano micro 標準 |
支払い | クレジットカード デビットカード |
年齢 | 13歳~ |
最低利用 | 12カ月 |
解約金 | 9500円 |
MNP転出 | 3000円 |
ロケットモバイルの公式サイトのよくある質問には、デビットカードを制限していないとの記述があります。よってカード会社がロケットモバイルの支払いを制限していなければ、デビットカード可の格安SIMになります。
2020年3月時点でロケットモバイルを利用不可加盟店に含むのは、イオン銀行、みずほ銀行で、含まないのは、ジャパンネット銀行、住信SBIネット銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、楽天銀行、りそな銀行です。
よってJNB Visaデビットカード、ミライノ デビット、SMBCデビット、三菱UFJデビット、楽天銀行デビットカード、りそなデビットカードなら、ロケットモバイルで使えることになります。
格安SIMとしての特徴は、ずばり基本料金の安さです。そのままでも十分に安いのですが、会員登録や資料請求などのお手伝い案件をこなすとロケモバポイントが還元され、さらに安くなります。
しかし安さと引き換えに、多くの欠点も抱えています。例えば3日間当たりの通信量の制限があること、通話料金割引アプリがないこと、かけ放題オプションがないことなどが挙げられます。
楽天、スルガのデビットカード可の格安SIM
※価格は税抜き
楽天回線 通話定額+SMS+データプラン | |
---|---|
無制限 | 2980円 |
プラン名 | 楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT V |
---|---|
申し込み | 楽天モバイル |
初期費用 | - |
SIM発行 | - |
基本料金 | 2980円 (先着300万人は1年間無料) |
回線 | 楽天 |
容量 | 無制限 (auエリアは5GB) |
速度 | 高速 |
制限時 | 最大1Mbps |
通話 | アプリ使用:無料 アプリなし:20円/30秒 |
通話定額 | 無制限かけ放題:無料 海外かけ放題:980円 |
SMS付帯 | 無料 |
枚数 | 1枚 |
サイズ | nano micro 標準 eSIM |
支払い | クレジットカード デビットカード 口座振替(100円) |
年齢 | - |
最低利用 | - |
解約金 | - |
MNP転出 | - |
楽天モバイルは、デビットカード可の格安SIMです。支払い方法としてクレジットカードの他にデビットカードも受け付けていることを明らかにしています。これは格安SIMとしては珍しいことです。
ただしあらゆるデビットカードを受け付けているわけではありません。スルガ銀行のSURUGA Visaデビットカードと、楽天銀行の楽天銀行デビットカードだけです。他のデビットカードは一切使えません。
これからデビットカードを作るなら、楽天銀行デビットカードがおすすめです。そうすれば楽天モバイルと楽天銀行デビットカードの両方で楽天ポイントがたまり、相乗効果が期待できます。
口座振替も可能ですが、口座振替だと月々の支払いで月額100円(税抜)の支払い手数料が発生し、端末代金の支払いで300~1000円(税抜)の代金引換手数料が発生します。なるべくデビットカードを作るようにしてください。
なお端末代金は、楽天カードなら一括払い、24回払い、48回払いが選択でき、他のクレジットカードなら一括払い、24回払いが選択できますが、デビットカードだと一括払いしか選択できません。
※楽天モバイルの申し込みをする際、申し込み内容の確認ページで「楽天モバイルIDを入力」を押し、紹介コード「nru2F6j3Kpm4」を入力し、「適用する」を押すと、1000ポイントがもらえます。ぜひ利用してください。
※2021年1月1日現在、あと5人まで紹介コードを利用できます。すでに5人が紹介コードを利用済みの場合、紹介コードを入力してもポイントはもらえません。先着順ですのでお早めに。
一部デビットカード可の格安SIM
※価格は税抜き
au回線 通話+SMS+データプラン | |
---|---|
3GB | 1980円 |
10GB | 2980円 |
au回線 SMS+データプラン | |
3GB | 980円 |
6GB/3日 | 1980円 |
プラン名 | UQ mobile スマホプランS |
---|---|
申し込み | |
初期費用 | 3000円 |
SIM発行 | - |
基本料金 | 1980円 |
回線 | au |
容量 | 3GB 6GB/3日 |
速度 | 高速 |
制限時 | 最大300kbps |
通話 | 20円/30秒 |
通話定額 | 10分かけ放題:700円 無制限かけ放題:1700円 60分パック:500円 |
SMS付帯 | 無料 |
枚数 | 1枚 |
サイズ | nano micro 標準 |
支払い | クレジットカード デビットカード 口座振替(ウェブ新規不可) |
年齢 | 11歳~ |
最低利用 | - |
解約金 | - |
MNP転出 | 3000円 |
プラン名 | UQ mobile スマホプランR |
---|---|
申し込み | |
初期費用 | 3000円 |
SIM発行 | - |
基本料金 | 2980円 |
回線 | au |
容量 | 10GB 6GB/3日 |
速度 | 高速 |
制限時 | 最大1Mbps |
通話 | 20円/30秒 |
通話定額 | 10分かけ放題:700円 無制限かけ放題:1700円 60分パック:500円 |
SMS付帯 | 無料 |
枚数 | 1枚 |
サイズ | nano micro 標準 |
支払い | クレジットカード デビットカード 口座振替(ウェブ新規不可) |
年齢 | 11歳~ |
最低利用 | - |
解約金 | - |
MNP転出 | 3000円 |
UQ mobileは、デビットカード可の格安SIMです。公式サイトのよくある質問によれば、デビットカードが使えるかどうかはカード会社の基準によります。つまりカード会社さえ認めてくれていればデビットカードが使えるわけです。
2020年3月時点でUQ mobileを利用不可加盟店に含むのは、イオン銀行、住信SBIネット銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行で、含まないのは、ジャパンネット銀行、三井住友銀行、楽天銀行、りそな銀行です。
よってJNB Visaデビットカード、SMBCデビット、楽天銀行デビットカード、りそなデビットカードなら、UQ mobileで使えることになります。三菱UFJデビットが使えないのは残念です。
ちなみにUQ mobileはデビットカードが使えなくてもそれほど困りません。なぜなら口座振替でも支払いができるからです。とりあえずデビットカードを試してみて、それが駄目なら口座振替に切り替えましょう。
なおウェブで申し込みをする場合は、MNP転入でなければ口座振替が選択できないので、注意してください。店舗で申し込みをするなら、新規でもMNP転入でも口座振替が選択できます。
インターリンクLTE SIMの公式サイトにはデビットカードについて、カード会社に支払いを拒否されることがあるという注意書きがあります。しかし少なくともインターリンクLTE SIM側でデビットカードを制限してはいません。
2020年3月時点で運営会社のインターリンクを利用不可加盟店に含むのは、イオン銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行(Visa)、りそな銀行で、含まないのは、ジャパンネット銀行、住信SBIネット銀行、三井住友銀行、楽天銀行です。
よって三菱UFJ-JCBデビット、JNB Visaデビットカード、ミライノ デビット、SMBCデビット、楽天銀行デビットカードなら、インターリンクLTE SIMで使えることになります。
インターリンクLTE SIMはIoTやM2Mのための格安SIMと位置付けられており、SIMカードに固定IPアドレスが付与されます。一般的な格安SIMよりも基本料金が高いのはそのためです。
基本料金が高いことと、音声通話対応プランが用意されていないことから、普段遣いには向きません。固定IPアドレスの必要性を感じないなら、他の格安SIMを選ぶべきです。
J:COM MOBILEの公式サイトのよくある質問によると、デビットカードは登録できない場合があるとされています。これはカード会社の基準によっては登録できる場合もあると読み取れます。
2020年3月時点でJ:COM MOBILEを利用不可加盟店に含むのは、イオン銀行、みずほ銀行、りそな銀行で、含まないのは、ジャパンネット銀行、住信SBIネット銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、楽天銀行です。
よってJNB Visaデビットカード、ミライノ デビット、、SMBCデビット、三菱UFJデビット、楽天銀行デビットカードなら、J:COM MOBILEで使えることになります。
もしデビットカードが使えなくても、まだクレジットカードなしで申し込みをする道は残されています。すでにJ:COMのサービスを口座振替で利用していれば、J:COM MOBILEも口座振替で利用できるのです。
とはいえJ:COMの固定回線やケーブルテレビの料金は決して安くありませんし、わざわざそのようなサービスと併用してまで、J:COM MOBILEにこだわる必要があるのかと思わなくもありません。
TONE SIM (for iPhone)の公式サイトで注意事項を確認したところ、デビットカードはカード会社の認証結果によっては取り扱いできない場合があると記載されていました。デビットカード可の格安SIMだと考えていいでしょう。
2020年3月時点でTONE SIM (for iPhone)を利用不可加盟店に含むのは、イオン銀行、みずほ銀行で、含まないのは、ジャパンネット銀行、住信SBIネット銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、楽天銀行、りそな銀行です。
よってJNB Visaデビットカード、ミライノ デビット、SMBCデビット、三菱UFJデビット、楽天銀行デビットカード、りそなデビットカードなら、TONE SIM (for iPhone)で使えることになります。
デビットカードが使えなかったときは、口座振替で支払いをすることも検討してください。店舗にキャッシュカードを持参して申し込みをすれば、口座振替で支払いができます。
ただし店舗で申し込みをすると、事務手数料3000円(税抜)に加え、SIM店頭開通手数料3000円(税抜)が別途必要になり、初期費用だけで6000円(税抜)もの出費になるので、なるべくデビットカードを用意したいところです。
※価格は税抜き
プラン | 最安 | 次点 |
---|---|---|
低速 | ロケット D ロケット A | ロケット S |
948円 | 1190円 | |
500MB | mineo A | mineo D |
1310円 | 1400円 | |
1GB | J:COM | OCN |
980円 | 1180円 | |
2GB | ロケット D | - |
1300円 | - | |
3GB | ロケット D ロケット A | OCN |
1400円 | 1480円 | |
5GB | ロケット D ロケット A | J:COM |
1800円 | 2980円 | |
6GB | OCN | mineo A |
1980円 | 2190円 | |
7GB | ロケット D ロケット A | - |
2400円 | - | |
10GB | OCN | UQ |
2880円 | 2980円 | |
20GB | OCN | ロケット A |
4400円 | 4580円 | |
30GB | OCN | mineo A |
5980円 | 6510円 | |
無制限 | TONE | 楽天 |
2650円 | 2980円 |
OCN モバイル ONE、ロケットモバイル、UQ mobileあたりが、上位を争っています。ロケットモバイルは基本料金こそ安いものの、通話料金を抑える手段に乏しいのが気に掛かります。
プラン | 最安 | 次点 |
---|---|---|
低速 | ロケット A | ロケット D |
298円 | 448円 | |
500MB | mineo A | mineo D |
700円 | 820円 | |
1GB | ロケット A | ロケット D |
590円 | 740円 | |
2GB | ロケット D | - |
840円 | - | |
3GB | ロケット A | mineo A |
840円 | 900円 | |
5GB | ロケット A | ロケット D |
1200円 | 1350円 | |
6GB | OCN | mineo A |
1500円 | 1580円 | |
7GB | ロケット A | ロケット D |
1770円 | 2000円 | |
10GB | OCN | mineo A |
2400円 | 2520円 | |
20GB | OCN | ロケット A |
3920円 | 3950円 | |
30GB | OCN | mineo A |
5500円 | 5900円 | |
無制限 | TONE | UQ |
1800円 | 1980円 |
OCN モバイル ONE、ロケットモバイルが、SMS対応プランでも相変わらずの強さを見せています。とりわけ低速プランや3GBプランでは、ロケットモバイルが他の格安SIMをまったく寄せ付けていません。
プラン | 最安 | 次点 |
---|---|---|
低速 | ロケット D | ロケット S |
298円 | 398円 | |
500MB | mineo D | mineo S |
700円 | 790円 | |
1GB | ロケット D | ロケット S |
590円 | 790円 | |
2GB | ロケット D | - |
690円 | - | |
3GB | ロケット D | OCN |
840円 | 880円 | |
5GB | ロケット D | - |
1200円 | - | |
6GB | OCN | mineo D |
1380円 | 1580円 | |
7GB | ロケット D | インター |
1850円 | 2350円 | |
10GB | OCN | mineo D |
2280円 | 2520円 | |
20GB | OCN | ロケット D |
3800円 | 3950円 | |
30GB | OCN | mineo D |
5380円 | 5900円 | |
30GB | TONE | - |
1700円 | - |
データ通信専用プランも、OCN モバイル ONE、ロケットモバイルが安いという状況に変わりはありません。3GBプランはロケットモバイルが安く、6GBプラン、10GBプラン、20GBプランはOCN モバイル ONEが安いです。
OCN | mineo | ロケット | 楽天 | |
---|---|---|---|---|
初月無料 | ◯ | - | ◯ | - |
セット割 | ◯ | - | - | - |
複数回線割 | - | ◯ | - | - |
ポイント還元 | ◯ | - | - | ◯ |
UQ | インター | J:COM | TONE | |
---|---|---|---|---|
初月無料 | - | ◯ | - | - |
セット割 | ◯ | - | - | - |
複数回線割 | ◯ | - | - | ◯ |
ポイント還元 | - | - | - | ◯ |
OCN モバイル ONEは初月無料で、さらには固定回線やIP電話アプリとのセット割引もあります。mineoには、複数回線割引と家族割引があります。UQ mobileには、WiMAXや固定回線とのセット割引と家族割引があります。
OCN | mineo | ロケット | 楽天 | |
---|---|---|---|---|
ドコモ | ◯ | ◯ | ◯ | - |
au | - | ◯ | ◯ | - |
ソフトバンク | - | ◯ | ◯ | - |
楽天 | - | - | - | ◯ |
UQ | インター | J:COM | TONE | |
---|---|---|---|---|
ドコモ | - | ◯ | - | ◯ |
au | ◯ | - | ◯ | - |
ソフトバンク | - | - | - | - |
楽天 | - | - | - | - |
デビットカード可の格安SIMのうちmineoとロケットモバイルは、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアに対応しています。他の格安SIMはいずれも単一のキャリアにしか対応していません。
OCN | mineo | ロケット | 楽天 | |
---|---|---|---|---|
速度切り替え | ◯ | ◯ | - | ◯ |
バースト転送 | ◯ | ◯ | ◯ | - |
容量繰り越し | ◯ | ◯ | ◯ | - |
容量シェア | ◯ | ◯ | - | - |
容量追加 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
Wi-Fiスポット | ◯ | ◯ | - | ◯ |
メールアドレス | ◯ | ◯ | - | - |
UQ | インター | J:COM | TONE | |
---|---|---|---|---|
速度切り替え | ◯ | ◯ | - | ◯ |
バースト転送 | - | - | - | - |
容量繰り越し | ◯ | ◯ | ◯ | - |
容量シェア | - | - | - | - |
容量追加 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
Wi-Fiスポット | ◯ | - | ◯ | ◯ |
メールアドレス | ◯ | - | - | ◯ |
データ通信に関して言えば、OCN モバイル ONE、mineoはほとんど完璧です。UQ mobileも悪くありません。これらとは対照的に、ロケットモバイルにとっては物足りない結果となっています。
OCN | mineo | ロケット | 楽天 | |
---|---|---|---|---|
通話割引アプリ | ◯ | ◯ | - | ◯ |
通話定額 | ◯ | ◯ | - | ◯ |
IP電話 | ◯ | ◯ | - | - |
転送電話 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
迷惑電話ストップ | ◯ | ◯ | ◯ | - |
留守番電話 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
キャッチホン | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
UQ | インター | J:COM | TONE | |
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通話割引アプリ | - | - | - | ◯ |
通話定額 | ◯ | - | ◯ | ◯ |
IP電話 | - | - | - | ◯ |
転送電話 | ◯ | - | ◯ | ◯ |
迷惑電話ストップ | ◯ | - | ◯ | - |
留守番電話 | ◯ | - | ◯ | ◯ |
キャッチホン | ◯ | - | ◯ | ◯ |
OCN モバイル ONEには、10分かけ放題、3人かけ放題のオプションがあります。楽天モバイルは、専用アプリで無制限かけ放題です。UQ mobileには、10分かけ放題、無制限かけ放題、60分通話パックのオプションがあります。
OCN | mineo | ロケット | 楽天 | |
---|---|---|---|---|
クレジットカード | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
デビットカード | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
プリペイドカード | - | ◯ | - | - |
口座振替 | - | - | - | ◯ |
振り込み | - | - | - | - |
UQ | インター | J:COM | TONE | |
---|---|---|---|---|
クレジットカード | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
デビットカード | ◯ | ◯ | ◯ | - |
プリペイドカード | - | - | ◯ | - |
口座振替 | ◯ | - | - | ◯ |
振り込み | - | - | - | - |
デビットカード可の格安SIMだけを取り上げているので当然ですが、これらはいずれもデビットカードに対応しています。楽天モバイルとUQ mobileはデビットカードだけでなく、口座振替にも対応しています。
OCN | mineo | ロケット | 楽天 | |
---|---|---|---|---|
セキュリティー | ◯ | ◯ | - | ◯ |
端末保証 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
訪問サポート | ◯ | ◯ | - | - |
遠隔サポート | ◯ | ◯ | - | ◯ |
UQ | インター | J:COM | TONE | |
---|---|---|---|---|
セキュリティー | ◯ | - | - | ◯ |
端末保証 | ◯ | - | ◯ | - |
訪問サポート | - | - | ◯ | - |
遠隔サポート | ◯ | - | ◯ | ◯ |
OCN モバイル ONE、mineoは、大手MVNOが運営していることから、初心者向けのサポートも万全です。サポートを重視するなら、これらのデビットカード可の格安SIMを選びたいところです。
OCN | mineo | ロケット | 楽天 | |
---|---|---|---|---|
未成年契約 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
MNP手動切り替え | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
プラン変更 | ◯ | ◯ | ◯ | - |
サイズ変更 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
UQ | インター | J:COM | TONE | |
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未成年契約 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
MNP手動切り替え | ◯ | - | ◯ | ◯ |
プラン変更 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
サイズ変更 | ◯ | ◯ | ◯ | - |
ここで紹介しているデビットカード可の格安SIMは、すべて未成年者でも契約できます。ただしOCN モバイル ONEはデータ通信専用プランに限り、音声通話対応プランは20歳以上でなければ契約できません。
OCN モバイル ONEが本命です。イオン銀行、ジャパンネット銀行、三菱UFJ銀行、楽天銀行、りそな銀行などの、さまざまなデビットカードが使えることが分かっていて申し込みがしやすく、基本料金の安さもこの中では一二を争います。
デビットカード可の格安SIMのはずなのに、なぜか申し込みページでデビットカードが登録できないということがあるかもしれません。ここではその原因について考えてみたいと思います。
まず格安SIMがそのデビットカードに対応していない可能性があります。つまり格安SIMを発行するMVNOが、一部のデビットカードによる決済を許可していないのかもしれないということです。楽天モバイルがまさにこれですね。
逆にデビットカードがその格安SIMに対応していない可能性もあります。つまりデビットカードを発行するカード会社が、一部のMVNOによる決済を拒否しているのかもしれないということです。
主なデビットカードの利用不可加盟店は以下の通りです。ネットバンクのデビットカードは制約が少ないです。格安SIMのためにデビットカードを作るなら、ジャパンネット銀行か楽天銀行のものがいいでしょう。
口座残高が不足していることも考えられます。デビットカードは即時払いのカードなので、口座残高が不足していると決済ができません。格安SIMの支払い額に対し、口座残高が不足していないかどうか確認してください。
ちなみに口座残高が不足しているときにデビットカードを使おうとすると、まれにデビットカードが利用停止になることがあります。その場合は銀行に問い合わせをするなどして利用再開の手続きをしなければなりません。
利用限度額に達していることも考えられます。デビットカードにはたいてい1回当たり、1日当たり、1カ月当たりの利用限度額が設定されており、それに達すると一時的に決済ができなくなります。
もし利用限度額に達していたら、デビットカードが使えるようになるまで待つしかありません。利用限度額を変更できることもありますが、それが反映されるのにも時間がかかるので、どのみち待つことになります。
デビットカードが利用停止になっていないかどうかも確認しておきたいところです。口座残高が不足していたり、利用限度額に達していたり、自ら利用停止していたりすると、当然ながらそのデビットカードは使えません。
デビットカードの利用状況はたいてい銀行の公式サイトにログインすれば確認できますし、それができなくても銀行に問い合わせをすれば確認できます。もし利用停止になっていれば利用再開の手続きをしておきましょう。
デビットカードが何らかの原因で利用停止になっていて、格安SIMの支払い方法として登録できないときには、その原因を突き止めて対処すれば済むので、大きな問題にはなりません。
しかし格安SIMがそのデビットカードに対応していなかったり、逆にデビットカードがその格安SIMに対応していなかったりして、そもそも登録できない組み合わせなのだとしたら、どうすればいいのでしょうか。
まず格安SIMとデビットカードのどちらに問題があるのかを確認し、それを別のものに変えるということが考えられます。つまり他の格安SIMに乗り換えるか、他のデビットカードを作るのです。
せっかく選んだ格安SIMをあきらめなければならないのは残念ですが、今のデビットカードにこだわるなら、それも仕方がありません。ここで紹介している格安SIMの中で、登録できるものがあるのを祈るばかりです。
他のデビットカードを作るとなるとそれなりに時間がかかるので、理想を言えばあらかじめデビットカードを何枚か作っておき、どれか1枚が駄目でも、次の1枚をすぐ試せるようにしておきたいところです。
デビットカードを何枚も作ったら出費がかさみそうですが、デビットカードの中には入会金や年会費が無料のものもあるので、そのようなデビットカードを選べば、金銭的な負担が増すことにはなりません。
あるいはいっそデビットカード可の格安SIMをあきらめ、他の方法で支払いができる、クレジットカード不要の格安SIMに乗り換えるのも手です。例えば口座振替などで支払いができる格安SIMです。
これならよほどのことがない限りは申し込みができます。ただしそのような格安SIMはいかんせん数が少ないので、支払い方法とは別のところで、妥協せざるを得なくなる可能性もあります。
結局のところ最善の策は、クレジットカードを作ることです。クレジットカードで支払いができない格安SIMはほぼ皆無なので、クレジットカードさえあれば、支払い方法に縛られずに好きな格安SIMを選べます。
クレジットカードが作れないからこそのデビットカードということもあるかもしれませんが、事情が許すようなら、格安SIMのためにクレジットカードを作ることも検討してみてください。
クレジットカードがないから、デビットカードを作り、デビットカード可の格安SIMに乗り換えたい。でもデビットカードが届くまで何日も待ちたくない。そんな悩みもあることでしょう。
確かにデビットカードが届くまでには時間がかかります。下手をすると1カ月近く待たされることもあります。そこからさらに格安SIMの手続きで時間がかかると思うと、うんざりしてしまいますよね。
そこでこんな方法を提案します。格安SIMとデビットカードの申し込みを、同時進行するという方法です。格安SIMの支払い方法は、利用開始時は口座振替などにしておき、利用開始後にデビットカードに変更します。
これが通用するのは、デビットカードと口座振替の両方に対応した格安SIMに限られます。しかも口座振替の手続きに時間がかかっては意味がないので、インターネットで口座振替の手続きができることも条件になります。
格安SIMによっては、口座振替で支払いをするたびに手数料が発生しますが、せいぜい数百円くらいのものですし、大した出費にはなりません。デビットカードが届くまでの辛抱です。
むしろそのたった数百円の出費を嫌って、キャリアに高額な携帯電話料金を支払い続けることの方が、よほど損です。格安SIMへの乗り換えが遅れるほど、出費がかさんでいくということを認識するべきです。
この方法をさらに突き詰めるなら、格安SIM、デビットカード、クレジットカードの申し込みを、同時進行するというのもありです。クレジットカードの審査に落ちたときの保険として、デビットカードを作っておくのです。
やはりクレジットカードがあれば何かと便利ですし、将来的に他の格安SIMに乗り換えたくなったときにも、選択の幅が広がります。1枚持っておくのも悪くありません。
ここまで紹介してきたように、VisaデビットカードやJCBデビットカードで支払いができる格安SIMは、いくつか存在します。それではJ-Debitで支払いができる格安SIMは、果たして存在するのでしょうか。
J-Debitとは何なのかというと、金融機関のキャッシュカードで支払いができるサービスのことです。デビットカードと呼ばれてはいますが、実態としてはキャッシュカードそのものです。
J-Debitと、VisaデビットカードやJCBデビットカードなどの国際ブランド付きデビットカードは、同じデビットカードということでひとくくりにされがちですが、これらはまったくの別物です。
J-Debitは月額料金の支払いに対応していません。それにJ-Debitはあくまでキャッシュカードなので、そもそもカード番号というものがなく、クレジットカードの代わりとして登録することすらできないのです。
そんなありさまなので、J-Debitで支払いができる格安SIMは存在しません。パッケージ代金や端末代金だけなら、J-Debit加盟店で支払いをすることも可能ですが、月々の支払いとなると、J-Debitではお手上げです。
J-Debitに対応したキャッシュカードしか持っていないなら、それで支払いができる格安SIMを探すのではなく、VisaデビットカードやJCBデビットカードを作ることを検討してみてください。
VisaデビットカードやJCBデビットカードを作るということは、デビットカード機能付きキャッシュカードを新たに作らなければならないということになりますが、それも格安SIMの支払いのためにはやむを得ません。
以前はデビットカードで支払いができていのに、MVNOの方針転換により、それができなくなってしまった格安SIMがあります。IIJmioです。当時の正式名称はIIJmio高速モバイル/Dサービスでした。
IIJmioはかつてデビットカード可の格安SIMでしたが、2015年12月24日をもって、クレジットカードの代わりにデビットカードを登録することができなくなってしまいました。
IIJmioを運営するインターネットイニシアティブにどんな事情があったのか、関係者に話を聞いたことがあります。はっきりとしたことは明言を避けていましたが、料金の延滞や滞納などのトラブルが多いことをにおわせていました。
ちなみにすでにデビットカードを登録していた利用者は、支払い方法をデビットカードからクレジットカードに変更する必要はなく、デビットカードを更新した後もそれを使えることになりました。
利用者はとりあえず一安心ということになりましたが、ひとたび解約してから再び申し込みをしようとすると、今度はクレジットカードが必要になるので、他の格安SIMに乗り換えるには、それなりの覚悟が求められます。
この一件が他の格安SIMにも波及することは、十分に考えられます。あのインターネットイニシアティブがクレジットカードを必須化したのだから、うちもそうしよう、そう考えるMVNOがいたとしても何の不思議もありません。
実際、2016年2月にはインターリンクLTE SIMが口座振替に対応しなくなり、2017年5月にはUQ mobileがデビットカードに対応しなくなりました(後に再対応)。業界としてはクレジットカードの必須化に傾いているようです。
あくまで仮定の話にすぎませんが、ここで紹介している格安SIMも、いずれデビットカードが使えなくなるかもしれません。急かすつもりはありませんが、なるべく早めに申し込みを済ませておくべきです。
デビットカード可の格安SIMが数えるほどしかないのは、なぜなのでしょうか。MVNOの立場になって考えてみると、デビットカードを受け付けることのデメリットが浮き彫りになってきます。
もし格安SIMの支払い方法として登録されているのが後払いのクレジットカードなら、たとえ口座残高が不足していてもカード会社が一時的に立て替えてくれるので、MVNOは確実に料金を徴収できます。
しかし即時払いのデビットカードではそうはいきません。もし口座残高が不足していると引き落とし不能になり、MVNOは料金を徴収できず、最悪の場合はそのまま料金を踏み倒されることにもなりかねません。
MVNOとしてはこのようなリスクを避けるため、デビットカードを受け付けないようにしているのでしょう。とりわけ資金力に乏しい中小MVNOは、そうやすやすとデビットカードを受け付けるわけにはいかないはずです。
さらに付け加えると、デビットカードとクレジットカードには所有者の信用という点でも大きな違いがあります。つまりデビットカードの所有者にはクレジットカードの所有者ほど信用がないともいえるのです。
クレジットカードの所有者にはカード会社の厳しい審査を受けたというお墨付きが与えられているわけですが、デビットカードの所有者はそうではなく、信用に欠けるのは否めません。
実際のところはさておき、デビットカードにはほとんど審査がなくてクレジットカードには審査があるというのはれっきとした事実なので、そういう観点からもデビットカードが敬遠されている可能性はあります。
迷ったらOCN モバイル ONEです。使えるデビットカードがはっきりしており、安心して申し込みができます。これからデビットカードを作るなら、三菱UFJ銀行、ジャパンネット銀行、楽天銀行あたりのものがいいでしょう。