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キャリア決済できる格安SIM

2020年8月5日更新

キャリア決済できる格安SIMを比較しています。キャリア決済はその名の通りキャリアのサービスなので、格安SIMでキャリア決済などできるはずがないと思われがちです。しかしキャリア決済できる格安SIMも少数ながら存在します。

そもそもキャリア決済とは何なのかというと、商品代金やサービス料金などを、携帯電話の通信料金とまとめられるサービスです。例えばドコモ払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いなどがあります。

キャリア決済のいいところは、商品を購入したり、サービスの申し込みをしたりするときに、クレジットカードなどの支払い方法を登録する必要がなく、安全かつ簡単に支払いができるところです。

このようにキャリア決済は便利なサービスですが、だからこそ格安SIMでキャリア決済できないようでは困ったことになります。それが理由で格安SIMに乗り換えるのをためらってしまうこともあるでしょう。

しかし心配は要りません。前述したように、キャリア決済できる格安SIMもあるのです。例えばワイモバイルやUQ mobileといった、キャリア直系の格安SIMです。これらはキャリアとほぼ同等のキャリア決済に対応しています。

MVNOの格安SIMでありながらキャリア決済に対応したものもあります。mineoがドコモ系の格安SIMとして初めてキャリア決済に対応し、楽天モバイルも後に続きました。今後はこのような格安SIMがさらに増えてくるものと思われます。

キャリア決済できる格安SIMのおすすめは、ワイモバイルです。ソフトバンクのサブブランドであることから、ソフトバンクまとめて支払いと同等の、ワイモバイルまとめて支払いというキャリア決済に対応しています。

ワイモバイルまとめて支払いの特徴は、アプリストア、通販サイト、PayPayチャージなどに幅広く利用できること、利用可能額が最大10万円まで増額されること、事前の申し込みが不要であることです。

ワイモバイル

ワイモバイル

デジタルコンテンツ、ショッピング、アプリストアなどでキャリア決済できる格安SIM

ワイモバイルは、キャリア決済できる格安SIMです。ワイモバイルの支払いと、デジタルコンテンツ、ショッピング、アプリストア、PayPayチャージなどの支払いを、ワイモバイルまとめて支払いというキャリア決済でまとめられます。

キャリア決済の利用可能額は、11歳まで最大2000円、19歳まで最大2万円、20歳から最大10万円で、利用状況などによって増減します。上限引き下げや利用制限もできます。

ワイモバイルの格安SIMで選択できる、スマホベーシックプラン、データSIMプラン、データベーシックプランは、いずれもキャリア決済に対応しています。ただし公式サイトに記載されている対応端末を用意する必要があります。

デジタルコンテンツやショッピングでキャリア決済するときには、支払い方法で「ワイモバイルまとめて支払い」を選択し、場合によってはメールで通知された3桁の番号を入力し、手続きを完了するという流れになります。

App Store、iTunes Store、Apple Musicなら支払い方法で「キャリア決済」を選択し、Google Playなら支払い方法で「Y!mobileの決済を利用」を選択すれば、キャリア決済できるようになります。

ワイモバイル

UQ mobile

デジタルコンテンツ、ショッピング、アプリストアなどでキャリア決済できる格安SIM

UQ mobileは、auかんたん決済とほぼ同等の、かんたん決済というキャリア決済に対応しています。デジタルコンテンツ、ショッピング、アプリストア、au PAYチャージなど、さまざまな場面でキャリア決済できる格安SIMです。

キャリア決済の利用可能額は、12歳まで最大1500円、19歳まで最大1万円、20歳から利用期間が4カ月目まで最大1万円、24カ月目まで最大3万円、25カ月目から最大5万円です。上限引き下げや利用制限もできます。

対応プランは、スマホプラン、データ高速プラン、データ無制限プランなど、すべてのプランです。対応端末は、ガラケーのDIGNO Phoneを除くUQ mobile端末、App Store対応端末、Google Play対応端末です。

キャリア決済するためには、my UQ mobileにログインしてau IDに登録する必要があります。au IDとは、かんたん決済、ブックパス、うたパス、ビデオパスなどのau関連サービスが使えるようにするためのIDです。

デジタルコンテンツやショッピングの購入時には、支払い方法で「auかんたん決済」を選択すれば、キャリア決済できます。App Storeでは「キャリア決済」を選択し、Google Playでは「UQ mobileの決済を利用」を選択します。

UQ mobile

mineo

Google Playでキャリア決済できる格安SIM

mineoは、Google Playのアプリとアプリ内コンテンツに限り、キャリア決済できる格安SIMです。mineoの支払いと、Google Playの支払いを、mineoキャリア決済というキャリア決済でまとめられます。

キャリア決済の利用可能額は、19歳まで最大2万円、20歳から利用期間が5カ月目まで最大2万円、11カ月目まで最大5万円、12カ月目から最大10万円です。上限引き下げや利用制限もできます。

対応プランは、Dプランのデュアルタイプのみです。Dプランとはドコモ回線プランのことで、デュアルタイプとは音声通話対応プランのことです。Dプランのシングルタイプ、Aプラン、Sプランでは、キャリア決済はできません。

キャリア決済するための申し込みは不要です。Google Playのアカウント情報から、支払い方法で「mineoの決済を利用」を選択し、氏名と郵便番号を入力すれば、キャリア決済できるようになります。

キャリアやそのサブブランドのキャリア決済と比較すると、いろいろと制約が多いのは否めません。Dプランのデュアルタイプで、なおかつGoogle Playでしかキャリア決済できないことを、受け入れられるかどうかが問題です。

mineo

キャリア決済できる格安SIM 料金比較

※価格は税抜き

通話プラン

通信最安次点
500MBmineo-
1400円-
3GBmineoUQ
1600円1980円
6GBmineo-
2280円-
10GBUQmineo
2980円3220円
14GBワイモバ-
4680円-
20GBmineo-
4680円-
30GBmineo-
6600円-

かけ放題オプション付きなら、ワイモバイルとUQ mobileの3GBプランと10GBプランはまったく同じ金額です。mineoはau回線プランならもっと安くなりますが、au回線プランだとキャリア決済できないので要注意です。

SMSプラン

通信最安次点
1GBワイモバ-
980円-
3GBUQ-
980円-
7GBワイモバ-
3696円-
無制限UQ-
1980円-

ワイモバイルの1GBプランと、UQ mobileの3GBプランが並んでいます。どちらを選ぶべきかは言うまでもありません。mineoは音声通話対応プランしかキャリア決済できない格安SIMなので、比較対象から外れています。

キャリア決済できる格安SIM 仕様比較

割引

ワイモバ
UQ
mineo
初月無料---
セット割-
複数回線割
ポイント還元---

ワイモバイルには、固定回線とのセット割引、家族割引、さらに新規割というサービスもあります。UQ mobileも似たような内容ですが、セット割引が固定回線だけでなくWiMAXも対象としています。

回線

ワイモバ
UQ
mineo
ドコモ--
au--
ソフトバンク---
ワイモバイル--
楽天---

ドコモ端末はmineo、au端末はUQ mobile、ワイモバイル端末はワイモバイルが適合します。mineoは3キャリアに対応していますが、キャリア決済できるのはドコモ回線プランのみです。

データ通信

ワイモバ
UQ
mineo
速度切り替え-
バースト転送--
容量繰り越し-
容量シェア-
容量追加
Wi-Fiスポット
メールアドレス

ワイモバイルは、通信速度の切り替えと、通信容量の繰り越しができませんが、子回線を追加して通信容量をシェアできます。UQ mobileはその逆です。mineoは一通りの機能を備えています。

通話

ワイモバ
UQ
mineo
通話割引アプリ--
通話定額
IP電話--
転送電話
迷惑電話ストップ
留守番電話
キャッチホン

ワイモバイルはかけ放題付きプランのみです。UQ mobileはかけ放題なしプランもあります。mineoはかけ放題なしプランのみですが、必要に応じてかけ放題オプションを追加できます。

支払い方法

ワイモバ
UQ
mineo
クレジットカード
デビットカード-
プリペイドカード--
口座振替-
振り込み---

デビットカードに対応しているのは、UQ mobile、mineoで、口座振替に対応しているのは、ワイモバイル、UQ mobileです。ただしワイモバイルは店舗で申し込みをする場合にしか口座振替が選択できません。

サポート

ワイモバ
UQ
mineo
セキュリティー
端末保証
訪問サポート-
遠隔サポート

ワイモバイル、UQ mobileは、有償で遠隔操作によるサポートが受けられます。キャリア決済に関して分からないことがあっても、これなら安心です。店舗が多く、対面でのサポートが受けやすいのもうれしいですね。

手続き

ワイモバ
UQ
mineo
未成年契約
MNP手動切り替え
プラン変更
サイズ変更

いずれも未成年で契約できますが、ワイモバイルとUQ mobileは、年齢によってキャリア決済の利用可能額が変わることに注意してください。いずれにせよキャリア決済の利用可能額が最も大きいのはワイモバイルです。

キャリア決済できる格安SIM まとめ

ワイモバイルをおすすめします。キャリア決済できるサービスが多く、PayPayのチャージまでできることに魅力を感じます。利用可能額も最大10万円までと申し分ありません。

au PAYのチャージができるUQ mobileも悪くありませんが、au PAYがPayPayに比べて使い勝手が悪く、利用可能額も最大5万円までと少なめで、キャリア決済できる格安SIMとしてはワイモバイルに見劣りします。

mineoはキャリア決済できるプランが限られている上に、キャリア決済できるサービスもGoogle Playのみに限られているのが難点です。iPhoneでキャリア決済がまったく使いものにならないというのは、なかなか厳しいものがあります。

ワイモバイル

キャリア決済できる格安SIM コラム

ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルのキャリア決済

格安SIMのキャリア決済を評価するためには、本家のキャリア決済のことも知っておくべきでしょう。そこでドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルのキャリア決済についてまとめてみました。

ドコモにはspモード コンテンツ決済サービスというキャリア決済があります。利用可能額は19歳まで最大1万円、20歳から利用期間が3カ月目まで最大1万円、24カ月目まで最大3万円、25カ月目から最大5万円か8万円か10万円です。

そしてもう一つ、ドコモにはドコモ払いというキャリア決済もあります。こちらはd払い残高からも支払いができるのが特徴です。利用可能額は電話料金合算払いならspモード コンテンツ決済サービスとまったく同じです。

auにはauかんたん決済というキャリア決済があります。利用可能額は12歳まで最大1500円、17歳まで最大1万円、19歳まで最大2万円、20歳から最大10万円です。UQ mobileのかんたん決済より利用可能額が多めになっています。

ソフトバンクにはソフトバンクまとめて支払いというキャリア決済があります。利用可能額は11歳まで最大2000円、19歳まで最大2万円、20歳から最大10万円です。ワイモバイルのワイモバイルまとめて支払いと利用可能額が同じです。

楽天モバイルには2020年5月現在、キャリア決済がありませんが、そのうち対応するはずです。ちなみに楽天モバイルがまだ格安SIMだったころには、楽天モバイルキャリア決済というキャリア決済がありました。

子供にとって都合がいいのは、年齢にかかわらず最大1万円まで利用できるドコモのキャリア決済で、大人にとって都合がいいのは、利用期間にかかわらず最大10万円まで利用できるauとソフトバンクのキャリア決済だといえます。

格安SIMのキャリア決済とPayPayでポイント2重取り

格安SIMのワイモバイルは、キャリア決済でPayPay残高をチャージできます。これを利用するとPayPay単独では不可能な、クレジットカードとPayPayのポイントの2重取りが可能になります。

どうすればいいのかというと、携帯電話料金の支払い方法としてポイントがたまるクレジットカードを登録しておき、キャリア決済でPayPay残高をチャージするだけです。

クレジットカードのポイント還元率はだいたい0.5%か1%です。これはクレジットカードの種類によって違います。なるべくポイント還元率が高いクレジットカードを登録しておきましょう。

PayPayの残高払いのポイント還元率は0.5%です。前月に100円以上の決済を50回以上した場合と、前月に合計10万円以上の決済をした場合は、PayPayステップという特典でそれぞれ0.5%ずつ加算されますが、現実的ではありません。

ちなみにPayPayの残高払いのポイント還元率は当初3%でしたが、2019年10月1日から1.5%に改悪され、2020年4月1日から0.5%に改悪されました。今後もさらに改悪される可能性があります。

クレジットカードとPayPayのポイントを2重取りし、PayPayステップが適用されなかったとすると、ポイント還元率はだいたい1~1.5%になります。QRコード決済でこれだけポイントがたまれば上出来です。

ただしワイモバイルは基本料金が高めなので、キャリア決済でクレジットカードとPayPayのポイントを2重取りできるからといって、他の格安SIMより安上がりだとは限りません。そこは注意しておきたいところです。

格安SIMでキャリア決済できない原因

格安SIMでキャリア決済しようとしたら、失敗してしまった。もしかしたらそのようなことがあるかもしれません。格安SIMでキャリア決済できない原因が何なのか、探っていきましょう。

格安SIMでキャリア決済できないときは、キャリア決済の問題なのか、それともキャリア決済の支払い元であるクレジットカードや銀行口座の問題なのか、問題を切り分けてみてください。

キャリア決済の利用額が利用可能額の上限に達しているかもしれません。利用可能額は年齢や利用期間などによって随時変更されることがあります。マイページなどで利用可能額や利用履歴を確認してください。

キャリア決済を自ら利用制限したかもしれません。使い過ぎを防ぐために自ら利用制限したのを忘れてしまうこともあるでしょう。マイページにログインするなどして利用制限を解除してください。

キャリア決済をMVNOに利用制限されたかもしれません。携帯電話料金を滞納しているとそうなることがあります。携帯電話料金をすべて支払い、MVNOのカスタマーサポートに問い合わせてください。

キャリア決済に問題がなければ、クレジットカードや銀行口座に問題がありそうです。格安SIMの支払い方法がクレジットカードならクレジットカードについて調べ、口座振替なら銀行口座について調べましょう。

クレジットカードの利用額が利用可能額の上限に達していたり、銀行口座の残高が不足したりしているかもしれません。クレジットカードの利用可能額を増額するなり、銀行口座に入金するなりしてください。

あるいはクレジットカードや銀行口座を自ら利用制限したか、クレジットカードを利用制限されたか、銀行口座を利用制限されたかもしれません。銀行口座はともかく、クレジットカードを利用制限されるのはよくあることです。

迷ったらワイモバイル

迷ったらワイモバイルです。キャリア決済できるサービスが多いこと、PayPayのチャージまでできること、キャリア決済できる金額が最大10万円と大きいこと、キャリア決済するための申し込みが不要であることが理由です。

iPhone派なら、なおさらワイモバイルがおすすめです。ワイモバイルはiPhoneを取り扱っているからです。型落ちではありますが、れっきとした新品です。もちろんキャリア決済もできます。端末代金の割引もあります。

SIMカードのみでも申し込みはできますが、ワイモバイル端末でなければキャリア決済できない可能性があるので、なるべくSIMカードと端末のセットで申し込みをしたいところです。

ワイモバイル