未成年でも契約できる格安SIMカードを比較

2017年11月18日更新

未成年でも契約できる格安SIMカードを比較しています。一般的に格安SIMカードは、20歳以上の成年でなければ契約できないものがほとんどですが、20歳未満の未成年でも契約できるものはあります。

格安SIMカードの中には、契約可能年齢がそもそも規定されていないものや、契約可能年齢が20歳未満となっているものが、少数ながら存在します。このような格安SIMカードなら未成年でも契約できます。

しかしもう一つ大きな問題があります。それは支払い方法です。MVNOの多くがクレジットカードを必須としており、そのことがクレジットカードを作りにくい未成年者にとって、大きな妨げとなっているのです。

18歳以上の大学生、専門学生、社会人なら、クレジットカードを作れる可能性はあるにはありますが、必ずしも誰もが審査に通るとは限りません。より確実な方法を模索したいところです。

そこで検討したいのが、デビットカードを作り、mineoを契約することです。mineoは18歳から契約できる上に、クレジットカードの代わりにデビットカードでも支払いができるので、申し込みがしやすくなっています。

ちなみにデビットカードは、銀行口座を開設すれば作れます。15~16歳くらいから作れて、審査がないものが多いので、未成年でも簡単に作れます。月額料金の支払いができるものを選ぶようにしてください。

mineo

mineo

未成年でも契約できる格安SIMカードといえば、mineoです。その理由は大きく分けて二つあります。一つ目は、保護者同意の手続きがインターネットで完結することで、二つ目は、支払いにクレジットカードが不要であることです。

まず保護者同意の手続きですが、申し込みページでチェックを入れ、保護者の情報を入力するだけで、保護者の同意を得たものと見なされます。書類の郵送などのややこしいことをする必要はありません。

次に支払いですが、クレジットカードなしでもデビットカードで支払いができます。デビットカードは楽天銀行やスルガ銀行などさまざまな銀行が発行している、月額料金の支払いができるものが使えます。

格安SIMカードの仕様としては、ドコモとauのマルチキャリアに対応しているのが特徴です。つまりドコモかauのスマートフォンを持っていれば、mineoのSIMカードに差し替えて使い回せるのです。

基本料金はそれほど安くはありませんが、複数回線割、家族割、通話料金が半額になるアプリ、10分以内の国内通話がかけ放題になるオプションなど、費用を抑えるためのさまざまな手段が用意されています。

mineo

LINEモバイル

LINEモバイルは未成年でも契約できる格安SIMカードです。18歳以上で保護者の同意があれば契約できます。申し込みページでチェックを入れれば、保護者の同意があるものと見なされます。

支払い方法はクレジットカード、LINE Pay カード、LINE Payの三つです。カードレスのLINE Payは、アカウントにクレジットカードを登録しておく必要がありますが、LINE Pay カードならその必要はありません。

つまりLINE Pay カードを作り、それに銀行口座やコンビニエンスストアなどでチャージするようにすれば、クレジットカードなしでもLINEモバイルを契約できるようになるというわけです。

基本料金の1%分のLINE ポイントがたまったり、LINEの通信量がカウントされなかったり、LINEにSMSなしで登録できたり、LINEのID検索のための年齢確認ができたりと、LINEに特化したサービスが売りです。

コミュニケーションフリープランはTwitter、Facebook、Instagramの通信量もカウントされず、MUSIC+プランはTwitter、Facebook、Instagram、LINE MUSICの通信量もカウントされないという特徴を持ちます。

LINEモバイル

DMMモバイル

DMMモバイルは、データSIMプランと通話SIMプランのいずれも、未成年でも契約できます。年齢制限は18歳以上で、18歳以上20歳未満の場合には、保護者の同意を得た上で申し込みをすれば、契約できます。

申し込みページで生年月日を入力し、保護者の同意を得てからチェックを入れれば、保護者の同意があるものとして処理されます。わざわざ書類のやりとりをする必要はなく、手間が省けます。

本人名義のクレジットカードが必要なので、未成年者にとってはそこが大きな壁になります。ちなみにデビットカードや、LINE Pay カードのようなプリペイド式クレジットカードは使えません。

DMMモバイルの最大の魅力は、基本料金の圧倒的な安さです。ほとんどのプランが最安値級で、DMMモバイルとのセット割引が適用されれば、さらに安くなります。ただし初月無料ではないので、そこだけは注意してください。

機能面では、低速通信の初速を速くするバースト転送や、月額250円(税別)でSNSの通信量がほぼカウントされなくなるSNSフリーなど、通信容量が少ないプランでもやりくりしやすい機能が備わっています。

DMMモバイル

nuroモバイル

nuroモバイルは、18歳以上で保護者の同意があれば契約できます。申し込みページでチェックを入れれば、保護者の同意を確認済みということになり、書面でのやりとりは不要です。

このように未成年でも契約できる格安SIMカードではあるのですが、クレジットカードでしか支払いができないという難点があります。つまりクレジットカードが作れなければ、あきらめるしかないのです。

格安SIMカードそのものの仕様は、決して悪くありません。プランは2GBから10GBまで幅広く、1日5時間まで通信容量が使い放題というちょっと変わったものまであります。基本料金もかなりの安さです。

機能面でも充実しており、バースト転送、通信容量の繰り越し、通信容量の前借り、パケットギフト、通信容量追加オプション、かけ放題オプションなど、一通りのものが備わっています。

それだけにクレジットカードが必須であることが悔やまれます。クレジットカードさえあれば、未成年でも契約できる格安SIMカードの中でも、間違いなく有力候補の一つとして挙げられます。

nuroモバイル

IIJmioモバイルサービス

IIJmioモバイルサービスの契約可能年齢は、データ通信専用SIMと音声通話機能付きSIMでそれぞれ異なります。しかしいずれにせよ、すべてのプランが未成年でも契約できることに変わりはありません。

データ通信専用SIMには年齢制限がありません。つまり理屈の上では、何歳であろうと契約できるということになります。しかしクレジットカードが必須なので、事実上18歳未満では契約することが困難です。

音声通話機能付きSIMは、18歳以上で保護者の同意があれば契約できます。婚姻している場合は、保護者の同意は不要です。18歳未満では、クレジットカードの有無にかかわらず契約できません。

結局はデータ通信専用SIMであろうと音声通話機能付きSIMであろうと、未成年で契約するための条件は同じで、年齢が18歳以上であり、保護者の同意を得ており、なおかつクレジットカードを持っている必要があります。

未成年でも契約できる格安SIMカードとして、敷居が高いことは否めません。しかし通信品質の良さには定評がある、人気の高い格安SIMカードなので、クレジットカードを作ってでも契約するだけの価値はあります。

IIJmioモバイルサービス

DTI SIM

DTI SIMは、制限能力者が法定代理人などの同意を得ずに申し込みをしても、承諾されません。これはつまり、未成年が保護者の同意を得て申し込みをすれば、承諾されるということになります。その場合に年齢は問われません。

しかし年齢制限がないとはいえ、支払い方法が本人名義のクレジットカードに限られている以上は、クレジットカードを作れるようになる18歳以上でなければ、現実的には契約することは困難です。

未成年でも契約できる格安SIMカードの中でも、基本料金の安さはかなりのものなので、通信費を抑えることを第一に考えるなら、このDTI SIMへの乗り換えも検討する価値はあります。

データプランには、基本料金が6カ月無料になる、半年お試しプランというものがあるので、まずはこれで使い勝手を確かめてみて、気に入ったら本格的に乗り換えるというのもありです。

DTI 見放題 SIMというプランにも注目です。YouTubeやTwitterなどの通信量が、ほぼカウントされないのが特徴です。動画で暇をつぶし、SNSで連絡を取り合う、そんな10代のライフスタイルに適しています。

ASAHIネット LTE ANSIM

ASAHIネット LTE ANSIMにはデータSIMと通話SIMがあります。データSIMは年齢制限がなく、保護者の同意があれば未成年でも契約できます。通話SIMも18歳以上なら契約できます。

支払い方法は本人名義のクレジットカードのみなので、本人名義のクレジットカードを作れるようになる18歳以上というのが、データSIMと通話SIMに共通する、事実上の年齢制限ということになります。

ASAHIネット LTE ANSIMの特徴は、SIMカードにオプションで固定IPアドレスを付与できることです。未成年でも契約できる格安SIMカードの中で、このようなサービスがあるものはほとんど例がありません。

未成年者が固定IPアドレスを必要とする状況が、それほど多いとは思いませんが、いずれにせよ未成年でも契約でき、なおかつ固定IPアドレスが使える、数少ない格安SIMカードの一つであることは確かです。

AsahiNet 光やASAHIネット 光 with フレッツとのセット割引があるので、自宅の固定回線がそれらなら、セット割引を目当てとしてASAHIネット LTE ANSIMを選ぶというのもありです。

OCN モバイル ONE

OCN モバイル ONEのデータ通信専用SIMの契約可能年齢は18歳からで、保護者の同意さえあれば未成年でも契約できます。音声対応SIMには20歳以上という年齢制限があります。

データ通信専用SIMの支払い方法は、クレジットカード、デビットカード、口座振替の三つが用意されているので、クレジットカードが作りにくい未成年者でも、支払い方法に頭を悩まされることはありません。

ただし口座振替は電話や郵送で手続きをする必要があり、とにかく手間が掛かります。デビットカードならインターネットだけで手続きが完結するので、なるべくそちらで支払いをすることを勧めます。

データ通信専用SIMでも、050 plusなどのIP電話アプリを使えば、完璧ではありませんが、一応は音声通話ができます。スマートフォンの維持費を抑えるために、あえてOCN モバイル ONEを選ぶというのも一つの手です。

OCN モバイル ONEには、050 plusとのセット割引や、050 plusの通信量がカウントされない特典があるので、050 plusと併用するには最適です。ちなみに050 plusも未成年で契約できるので、心配は要りません。

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルはデータSIMなら未成年でも契約できます。年齢制限は特にありません。もちろん保護者の同意を得ていることが前提になります。音声通話SIMは未成年では契約できません。

未成年者はインターネットからは申し込みができず、資料請求をして、郵送で申し込みをする必要があります。申し込みをしてからSIMカードを手に入れるまでに、それなりの日数を要することは覚悟しておいてください。

支払い方法に関しては、データSIMは口座振替で支払いができるので、クレジットカードが不要です。ただし引き落とし口座の登録が完了するまでに、やはり時間がかかってしまうのが難点です。

親回線は保護者に契約してもらい、子回線に自らを利用者として登録するという手もあります。オプションでシェアSIMを追加できるのですが、そのシェアSIMなら6歳以上であれば利用者として登録できます。

動画や音楽の通信量がカウントされなくなるエンタメフリー・オプションは、エンターテインメントへの関心が高い未成年者にぴったりです。これに魅力を感じるなら、BIGLOBEモバイルを候補に加えてもいいでしょう。

U-mobile

U-mobileのデータ専用プランと通話プラスプランのうち、未成年でも契約できるのは、年齢制限がないデータ専用プランのみです。通話プラスプランは未成年では契約できません。

これはあくまで本家U-mobileを対象としたルールで、U-mobile PREMIUMやU-mobile SUPERなどの姉妹サービスには、それぞれ個別のルールがあります。混同しないようにしてください。

U-mobileの支払い方法はクレジットカードのみなので、必然的に18歳以上が対象ということになります。一般的にクレジットカードというのは、18歳から作れるようになるものが多いためです。

格安SIMカードとしての見どころは、ダブルフィックスとLTE使い放題という二つのプランです。ダブルフィックスは通信量に応じて基本料金が2段階に変動するプランで、LTE使い放題は文字通り高速通信が使い放題のプランです。

特典も充実しており、利用開始月の基本料金が無料になったり、U-NEXT光と併用すると基本料金が割引になったり、Wi-Fiスポットが無料で使えたりします。通信費の削減に貢献してくれることでしょう。

未成年でも契約できる格安SIMカード 料金比較

※表内の金額は税別

データ通信専用プラン

容量安値次点
なしDMMASAHI
440円748円
500MBmineo D
700円
1GBDMMLINE
480円500円
2GBnuroDMM
700円770円
3GBDTI SIMDMM
840円850円
4GBnuro
1100円
5GBDMMDTI SIM
1210円1220円
6GBOCN
BIG D
nuro
1450円1500円
7GBnuroDMM
1700円1860円
8GBnuroDMM
1900円1980円
9GBnuro
2100円
10GBDTI SIMDMM
2100円2190円
12GBBIG D
2700円
15GBOCNDMM
1800円3280円
20GBmineo D
DMM
OCN
3980円4150円
30GBIIJmio Dmineo D
5660円5900円
無制限DTI SIMU-mobile
2200円2480円

DMMモバイル、nuroモバイル、DTI SIMあたりが目を引きます。LINEモバイルの1GBプランも、LINEがカウントフリーであることを考慮に入れれば、なかなかの安さです。

SMS対応プラン

容量安値次点
なしDMMASAHI
590円868円
500MBmineo Amineo D
700円820円
1GBLINEDMM
620円630円
2GBnuroDMM
850円920円
3GBmineo A
IIJmio A
DTI SIM
900円990円
4GBnuro
1250円
5GBDMMDTI SIM
1360円1370円
6GBIIJmio ABIGLOBE
1520円1570円
7GBnuroDMM
1850円2010円
8GBnuroDMM
2050円2130円
9GBnuro
2250円
10GBDTI SIMDMM
2250円2340円
12GBBIGLOBE
2820円
15GBOCNDMM
1920円3430円
20GBmineo Amineo D
3980円4100円
30GBIIJmio AIIJmio D
5660円5800円
無制限DTI SIMU-mobile
2350円2630円

DMMモバイル、nuroモバイル、DTI SIMあたりが相変わらず上位を占めていますが、mineoとIIJmioモバイルサービスも、au回線プランのSMSオプションが無料であることが効き、3GBプランなどで優位に立っています。

音声通話対応プラン

容量安値次点
なしDMM
1140円
500MBmineo Amineo D
1310円1400円
1GBLINE
DTI SIM
DMM
1200円1260円
2GBDMMnuro
1380円1400円
3GBDTI SIMDMM
1490円1510円
4GBnuro
1800円
5GBDMMDTI SIM
1910円1920円
6GBmineo Anuro
2190円2200円
7GBnuroDMM
2400円2560円
8GBnuroDMM
2600円2680円
9GBnuro
2800円
10GBDTI SIMDMM
2800円2890円
15GBDMMDTI SIM
3980円4300円
20GBmineo Amineo D
DMM
4590円4680円
30GBIIJmiomineo A
6360円6510円
無制限DTI SIM
2900円

こちらもDMMモバイル、nuroモバイル、DTI SIMの三つ巴です。1GBプランではLINEモバイル、6GBプランと20GBプランではmineo、30GBプランではIIJmioモバイルサービスも健闘しています。

未成年でも契約できる格安SIMカード 仕様比較

キャリア

仕様
mineo
LINE
DMM
nuro
IIJmio
ドコモ
au
ソフトバンク
ワイモバイル
仕様
DTI SIM
ASAHI
OCN
BIGLOBE
U-mobile
ドコモ
au
ソフトバンク
ワイモバイル

mineo、IIJmioモバイルサービス、BIGLOBEモバイルには、ドコモ回線プランだけでなくau回線プランもあり、多くの端末が使えるようになっています。その他の格安SIMカードは、ドコモ回線プランのみです。

割引

仕様
mineo
LINE
DMM
nuro
IIJmio
初月無料
セット割
家族割
ポイント還元
仕様
DTI SIM
ASAHI
OCN
BIGLOBE
U-mobile
初月無料
セット割
家族割
ポイント還元

LINEモバイルやnuroモバイルなど六つは、基本料金が初月無料です。mineoには複数回線割と家族割があり、DMMモバイルとIIJmioモバイルサービスには固定回線とのセット割引があります。

支払い方法

仕様
mineo
LINE
IIJmio
nuro
DMM
クレジットカード
デビットカード
LINE Pay カード
口座振替
振り込み
仕様
DTI SIM
ASAHI
OCN
BIGLOBE
U-mobile
クレジットカード
デビットカード
LINE Pay カード
口座振替
振り込み

mineo、LINEモバイル、OCN モバイル ONE、BIGLOBEモバイルには、クレジットカード以外の支払い方法があります。未成年でも契約でき、なおかつクレジットカードが不要ということで、敷居が低くなっています。

データ通信

仕様
mineo
LINE
DMM
nuro
IIJmio
速度切り替え
バースト転送
容量繰り越し
容量シェア
容量追加
Wi-Fiスポット
メールアドレス
仕様
DTI SIM
ASAHI
OCN
BIGLOBE
U-mobile
速度切り替え
バースト転送
容量繰り越し
容量シェア
容量追加
Wi-Fiスポット
メールアドレス

OCN モバイル ONEはすべての要素を兼ね備えています。mineo、DMMモバイル、IIJmioモバイルサービスも悪くありません。LINEモバイルは通信速度の切り替えこそできませんが、カウントフリー機能が充実しています。

音声通話

仕様
mineo
LINE
DMM
nuro
IIJmio
通話半額
通話定額
IP電話
転送電話
迷惑電話ストップ
留守番電話
キャッチホン
仕様
DTI SIM
ASAHI
OCN
BIGLOBE
U-mobile
通話半額
通話定額
IP電話
転送電話
迷惑電話ストップ
留守番電話
キャッチホン

いずれも音声通話に関する機能にはおおむね対応しており、大きな違いはありません。OCN モバイル ONE、BIGLOBEモバイル、U-mobileの音声通話対応プランは、未成年では契約できないことに注意してください。

サポート

仕様
mineo
LINE
DMM
nuro
IIJmio
セキュリティー
端末保証
遠隔サポート
訪問サポート
仕様
DTI SIM
ASAHI
OCN
BIGLOBE
U-mobile
セキュリティー
端末保証
遠隔サポート
訪問サポート

mineo、nuroモバイル、OCN モバイル ONEあたりは、サポートも充実しており、未成年で契約する初めての格安SIMカードでも安心です。LINEモバイル、DMMモバイル、DTI SIMあたりは、物足りなさを感じてしまいます。

手続き

仕様
mineo
LINE
DMM
nuro
IIJmio
未成年契約
MNP即時開通
プラン変更
サイズ変更
仕様
DTI SIM
ASAHI
OCN
BIGLOBE
U-mobile
未成年契約
MNP即時開通
プラン変更
サイズ変更

これらの格安SIMカードはもちろん未成年でも契約できます。MNP転入の即時開通、プラン変更、SIMカードサイズ変更といった、諸々の手続きにもしっかりと対応しており、不便な思いをすることはありません。

迷ったらmineo

どれにするか迷ったらmineoです。18歳から契約でき、デビットカードで支払いができ、ドコモとauのスマートフォンを使い回せて、基本料金もそれなりに安いという、なかなかの条件の良さです。

通信容量の変更は無料なので、とりあえず通信容量が少なめのプランを選び、それで物足りなさを感じたら、通信容量が多めのプランに変更するというのがいいでしょう。最初は3GBプランあたりをお薦めします。

ちなみにmineoを運営するケイ・オプティコムは、関西電力グループに属する大手MVNOなので、信頼性や安全性という点でも申し分ありません。そういう意味でも、未成年で契約する初めての格安SIMカードにはもってこいです。

mineo

未成年でも契約できる格安SIMカード コラム

格安SIMカードデビューは18歳から

未成年でも契約できる格安SIMカードについて調べているうちに、ごく一部の例外を除き、格安SIMカードデビューをするためには、最低でも18歳に達していなければならないことが分かってきました。

未成年でも契約できる格安SIMカードのうち、年齢制限があるものは18歳以上が対象のものがほとんどで、年齢制限がないものは、18歳以上でなければ取得することが難しい、クレジットカードが必要なものがほとんどです。

いずれにせよ18歳以上であることが条件なので、18歳以上の大学生、専門学生、社会人でなければ、格安SIMカードデビューは事実上困難です。18歳の誕生日を迎えるまで我慢するしかありません。

18歳になってデビットカードやクレジットカードなどを取得すれば、格安SIMカードデビューの環境が整います。未成年でも契約できる格安SIMカードへの乗り換えを検討してみてください。

18歳や19歳で契約できる格安SIMカードは決して多くありませんが、こればかりは仕方がありません。1~2年が経って成人すれば、年齢が問われることはなくなるので、それまでの辛抱です。

たった1~2年なら格安SIMカードデビューをせず、キャリアにとどまるべきだという考え方もあるかもしれません。しかし格安SIMカードで年間数万円を節約できる機会をみすみす逃すことは、あまり得策とはいえません。

18歳未満の小中高生に残された道は

未成年でも契約できる格安SIMカードをいくつか紹介しましたが、この中に小学生、中学生、高校生で契約できる格安SIMカードはほとんどありません。18歳の高校生なら可能性はありますが、18歳未満はほぼ絶望です。

18歳未満の小学生、中学生、高校生には、どのような道が残されているのでしょうか。まず第一に考えられるのは、保護者に契約してもらうことです。これなら年齢制限を気にすることなく、格安SIMカードを選べます。

格安SIMカードによっては名義変更が認められていないものがあるので、将来的に名義変更をするつもりなら、その可否を利用規約などで確認しておいた方がいいでしょう。

名義変更ができないとしても、いったん解約してから改めて契約したり、他の格安SIMカードに乗り換えたりすればいいだけの話なので、あまり深刻に考えることはありません。

どうしても親に頼りたくないということであれば、プリペイド格安SIMカードという選択肢もあるにはあります。これなら誰でも現金で購入できるので、18歳未満でもクレジットカードがなくても問題ありません。

しかしプリペイド格安SIMカードの多くはデータ通信専用なので、音声通話とSMSができないことにどう対処するかという、別の問題が浮上してきます。無料通話アプリなどで代用できないこともありませんが、限度があります。

プリペイド格安SIMカードでスマートフォンを運用していくのは、現実的には少々無理があります。月額制の格安SIMカードを保護者に契約してもらった方がいいでしょう。

保護者同意をMVNOに証明する方法

格安SIMカードを未成年で契約しようと思ったら、基本的には保護者の同意を得る必要があります。もちろんただ保護者の同意を得るだけでなく、そのことをMVNOに何らかの形で証明しなければなりません。

保護者の同意をMVNOに証明する方法は格安SIMカードによって異なり、書面で届け出をしなければならないものもあれば、インターネットで届け出ができるようになっているものもあります。

当然のことながら書面での届け出は手間が掛かります。わざわざ書類を取り寄せ、保護者に記入してもらい、返送しなければなりません。利用開始までに何日もの期間を要するのも難点です。

インターネットでの届け出ならほとんど手間は掛からず、書類のやりとりに時間を取られることもありません。やるべきことといえば申し込みページでチェックを入れ、保護者の情報を入力することくらいです。

このようにインターネットで届け出ができるようになっている格安SIMカードは、決して多くはありませんが、それだけに貴重な存在です。格安SIMカードを急いで手に入れたいときに重宝します。

念のため忠告しておきますが、保護者の同意を得ていないのにもかかわらず、保護者の同意を得ているかのような、虚偽の届け出をしてはいけません。それは法的にも道義的にも許されないことです。

もし虚偽の届け出をしたことが発覚すれば、格安SIMカードが強制解約になることもあり得ます。ほんの少しの手間を惜しんでそのようなリスクを負うことは、懸命な判断とはいえません。

保護者同意が得られないときの対策

未成年でも契約できる格安SIMカードがあるとはいえ、保護者の同意が得られなければ仕方がありません。もし保護者の同意が得られないときには、どうすればいいのか考えてみましょう。

親が子供にスマートフォンを与えたがらないのには、たいてい何かしら理由があるものです。まずはその理由を聞き出し、交渉の余地がありそうなら説得を試みることにしましょう。

格安SIMカードというものが、怪しいとかうさんくさいと思われているなら、それがNTTグループやKDDIグループなどの大企業も取り扱っている、信頼の置けるサービスであることを、先に知ってもらう必要があります。

お金が掛かるのではないかと思われているなら、格安SIMカードは基本料金が安く、場合によっては端末を買い替える必要もないことを、説明してあげてください。むしろお金を節約できるものなのだと分かってもらいましょう。

インターネットの健全性や安全性が問題視されているなら、有害なサイトやアプリをフィルタリングするアプリを、スマートフォンにインストールし、保護者に管理してもらうよう提案するのもよさそうです。

ここまでしても保護者の同意が得られなければ、もはや未成年でも契約できる格安SIMカードはあきらめるしかありません。残された道は、保護者の許可なしに現金で購入できる、プリペイド格安SIMカードを使うことくらいです。

保護者名義のクレジットカードで契約できるか

安定した収入がない未成年者が、クレジットカードの審査に通るのは、決して簡単なことではありません。未成年でも契約できる格安SIMカードに乗り換えたくても、クレジットカードが用意できないことがあります。

格安SIMカードを保護者名義のクレジットカードで契約できないものでしょうか。もしそれが可能なら、親が使っている本カードはもちろん、それに付随する家族カードでも契約できることになります。

私の知る限り、未成年でも契約できる格安SIMカードの中にこの条件を満たすものは、数が限られます。まったくないわけではありませんが、大手MVNOの格安SIMカードにはあまり見られません。

格安SIMカードの契約名義人を保護者にすれば、支払い名義人も保護者になりますが、未成年でも契約できる格安SIMカードを探しているにもかかわらず、契約名義人を保護者にすることは、本末転倒ともいえます。

格安SIMカードの契約名義人を自分にするなら、デビットカードかプリペイドカードが使える格安SIMカードを選ぶといいでしょう。これらのカードは審査なしで作れるものもあり、クレジットカードよりも簡単に取得できます。

あるいはクレジットカードをあきらめず、なるべく審査に通りやすそうなクレジットカードを狙うのもありです。例えば学生向けクレジットカードなら、安定した収入がなくても審査に通る可能性は十分にあります。

格安SIMカードは学生証で本人確認できるか

音声通話対応の格安SIMカードを契約するに当たっては、携帯電話不正利用防止法に基づく本人確認のため、それぞれのMVNOが指定する本人確認書類を、アップロードするなどして提出しなければなりません。

例えば運転免許証、パスポート、住民基本台帳カード、マイナンバーカード、健康保険証、在留カード、特別永住者証明書、届出避難証明書、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳などです。

未成年だと、身分証明書と呼べるものは学生証くらいしか持っていないことも少なくないので、それが未成年でも契約できる格安SIMカードの本人確認書類として認められるなら、好都合です。

しかし学生証は官公庁が発行したものではない上に、その多くは生年月日や住所も記載されていないので、本人確認書類としての要件を満たしておらず、本人確認書類としては認められない場合がほとんどです。

ざっと調べてみたところ、学生証に加えて健康保険証などの補助書類も提出すれば、本人確認ができる格安SIMカードはありましたが、学生証のみで本人確認ができる格安SIMカードはありませんでした。

未成年でも契約できる格安SIMカードの本人確認を、学生証のみで済ませようとするのはあきらめ、運転免許証や健康保険証などを用意することを考えた方がいいでしょう。

格安SIMカードに学割はあるか

スマートフォンのキャンペーンといえば学生割引、いわゆる学割です。学生を主な対象として、基本料金の割引や通信容量の増量などを適用するキャリアの施策で、もはや春の風物詩になっています。

未成年でも契約できる格安SIMカードに、このような学割キャンペーンはほぼ皆無です。そもそも未成年でも契約できる格安SIMカードが少ないことを思うと、MVNOはキャリアほど学生の取り込みに力を入れていないのでしょう。

キャリアのサブブランドとしての色合いが強いUQ mobileとワイモバイルでは、商戦期に学割キャンペーンが実施されていることもありますが、それ以外の格安SIMカードにはそのような動きはほとんど見られません。

それでは格安SIMカードは学生に向かないのかというと、そういうわけでもありません。学割があろうとなかろうと、一般的には格安SIMカードの方が基本料金が安いことに変わりはないからです。

むしろ格安SIMカードは、お金がない学生にこそ向いています。未成年でも契約できる格安SIMカードがある以上、それを活用しない手はありません。学割の有無にかかわらず、乗り換えを検討するべきです。

キャリアの学割で、基本料金が安くなるとか通信容量が増えるというようなことを聞くと、ついキャリアに心が揺らいでしまうかもしれませんが、そのようなうたい文句に惑わされないようにしましょう。

未成年でも契約できる格安SIMカードで困ること

未成年でも契約できる格安SIMカードに乗り換えて、困ることを考えてみました。通信速度や通信容量などの、年齢に関わりのないことを除けば、取り立てて大きな問題はありませんが、まったく問題がないわけでもありません。

例えばLINEのID検索ができなくなります。格安SIMカードではキャリアの年齢判定サービスが利用できず、LINEに登録するときに18歳以上だと証明できないので、18歳以上でもID検索を有効にできません。

これは格安SIMカードに乗り換える前に、ID検索を有効にしておけば対処でき、それを怠っても、電話帳連携や招待などで友だちを追加できるので、それほど深刻な問題ではありません。しかし不便であることは確かです。

ちなみにLINEモバイルならこの問題を回避できます。格安SIMカードの中で唯一、LINEモバイルだけは、LINEのID検索をするための年齢確認ができるようになっているからです。

それからMVNOは一部の例外を除き、代替機を貸し出していません。端末が故障したときに代替機が手元になければ、自費で購入するか、修理が終わるまでスマートフォンなしで過ごさなければなりません。

SIMフリースマホは安いものなら数千円ほどで手に入るとはいえ、未成年の学生には決して安い買い物ではありません。手元のお金に余裕がないと、いざというときに困ることになります。

以上のことをまとめると、格安SIMカードに乗り換える前に、LINEに登録して年齢確認を済ませておくことと、格安SIMカードに乗り換えてから、端末が故障したときに備えてお金をためておくことが大切です。

未成年でも契約できる格安SIMカードが少ない理由

見ての通り、未成年でも契約できる格安SIMカードは決して多くありません。こんなことを考えても仕方がないのかもしれませんが、なぜMVNOは未成年者に対し、広く門戸を開こうとしないのでしょうか。

MVNOには未成年者が申し込みをしてきた場合に、保護者の同意があることを確認する義務があります。なぜなら未成年者が何らかの契約を結ぶ場合には、保護者の同意を得る必要があると、法律で定められているからです。

これはMVNOにとって手間が掛かる作業である上に、未成年者が保護者に無断で申し込みをしてきて、トラブルになる恐れもあります。それなら始めから、未成年では契約できないようにしておこうということになるわけです。

また一般的に小学生、中学生、高校生、大学生、専門学生には、安定した収入がありません。親に小遣いをもらったりアルバイトをしたりすれば、お金は手に入れられますが、社会的には安定した収入とは見なされません。

安定した収入がないということは、格安SIMカードの支払いが滞る可能性が高いということになります。MVNOとしては、そのような損失を被るリスクもなるべく避けたいと考え、未成年では契約できないようにしているのでしょう。

これらはMVNOだけでなくキャリアにも当てはまることですが、MVNOはキャリアほど人員や資金が豊富なわけではないので、未成年者を受け入れる余裕がないのだと思われます。

そう考えると、未成年でも契約できる格安SIMカードが、いかに貴重な存在であるかということが浮き彫りになってきます。願わくばこのような格安SIMカードが、もっと増えてほしいものですね。

SIMフリースマホは未成年でも購入できるか

格安SIMカードとSIMフリースマホがセットになった格安スマホを、MVNOから購入せず、SIMフリースマホだけは通販サイトや家電量販店などで購入するのも、一つの手です。その方がSIMフリースマホの選択肢が多くなります。

しかしそう簡単に事は運ばないかもしれません。インターネット上でこんな書き込みを見かけたことがあります。とある店でSIMフリースマホを購入しようとしたら、未成年者には販売できないとして、拒否されたというのです。

店としては物が物だけに、保護者の同意を得ていない未成年者に販売し、トラブルになることを恐れたのでしょう。このような方針を採る店が他にあったとしても、不思議ではありません。

だからといって、SIMフリースマホは未成年では購入できないと決め付けるのは早計です。そのような法律があるわけではないので、SIMフリースマホを未成年でも購入できる店は、どこかしらにあります。

Amazon.co.jpや楽天市場あたりなら特に問題はありません。支払い方法も、代金引換、コンビニエンスストア払い、電子マネー払いなど多岐にわたり、不自由することはないでしょう。

ただしクレジットカードなしで分割払いはできないので、一括払いをすることにあります。お小遣いに余裕がなければ、1万~2万円くらいのSIMフリースマホで妥協しましょう。これくらいのものでも実用性に問題はありません。

SIMフリースマホを未成年で購入するなら、事前にスマートフォンの必要性について家族で話し合い、保護者の同意を得ておくことを勧めます。もし親に内緒で購入し、返品させられることにでもなったら厄介ですからね。

未成年でも契約できる格安SIMカード まとめ

未成年でも契約できるかということだけでなく、どれだけ契約しやすいかということも考えると、18歳から契約でき、なおかつデビットカードで支払いができるmineoが最有力候補です。

LINE Pay カードで支払いができるLINEモバイルも悪くはありませんが、カウントフリー機能があるせいで基本料金がやや高いのが難点で、単純に基本料金だけで比較するとmineoに分があります。

クレジットカードがなければmineo、SNSをよく使うならLINEモバイル、クレジットカードがあればIIJmioモバイルサービス、nuroモバイル、OCN モバイル ONEあたりから選んでみてください。

mineo