未成年でも契約できる格安SIMカードを比較

2017年6月17日更新

未成年でも契約できる格安SIMカードを比較しています。一般的に格安SIMカードは20歳以上の成年でなければ契約できないものがほとんどですが、20歳未満の未成年でも契約できるものはあります。

格安SIMカードの中には契約可能年齢がそもそも規定されていないものや、20歳未満となっているものが少数ながら存在します。このようなものなら保護者の同意さえあれば未成年でも契約できます。

ただしもう一つ問題があります。それは支払い方法です。MVNOの多くはクレジットカードを必須としており、クレジットカードを作るのが難しい未成年者にとってはそれが大きな妨げになっているのです。

18歳以上の大学生、専門学生、社会人ならクレジットカードを作れる可能性はあるにはありますが、誰もが作れるとは限らないので、より確実な方法を模索したいところです。

そこで検討したいのが、LINE Pay カードを作ってLINEモバイルを契約することです。LINEモバイルは18歳から契約できる上に、銀行口座やコンビニエンスストアなどでチャージしたLINE Pay カードで支払いができます。

ちなみにLINE Pay カードはLINEアプリで申し込みをすると届くまでに1~2週間ほどかかりますが、ファミリーマートやローソンなどのコンビニエンスストアで購入すればすぐに手に入ります。

LINEモバイル

LINEモバイル

LINEモバイルは未成年でも契約できる格安SIMカードです。18歳以上で保護者の同意があれば契約できます。申し込みページでチェックを入れれば、保護者の同意があるものと見なされます。

支払い方法はクレジットカード、LINE Pay カード、LINE Payの三つです。このうちLINE Payはアカウントにクレジットカードを登録しておく必要がありますが、LINE Pay カードならその必要はありません。

つまりLINE Pay カードを作り、それに銀行口座やコンビニエンスストアなどでチャージするようにすれば、クレジットカードなしでもLINEモバイルを契約できるようになるというわけです。

基本料金の1%分のLINE ポイントがたまったり、LINEの通信量がカウントされなかったり、LINEにSMSなしで登録できたり、LINEのID検索のための年齢確認ができたりと、LINEに特化したサービスが売りです。

コミュニケーションフリープランはTwitter、Facebook、Instagramの通信量もカウントされず、MUSIC+プランはTwitter、Facebook、Instagram、LINE MUSICの通信量もカウントされません。

LINEモバイル

mineo

mineoは未成年でも18歳以上で保護者の同意があれば契約できます。保護者の同意といっても、申し込みページでチェックを入れて保護者の情報を入力するだけなので、ややこしいことをする必要はありません。

クレジットカードの代わりに、月額料金の支払いに対応したデビットカードを登録できます。楽天銀行やスルガ銀行あたりのデビットカードなら問題なく登録できるはずです。

ドコモとauのマルチキャリアに対応しており、それらの端末を再利用できるという特徴があります。基本料金はそれほど安くはありませんが、複数回線割か家族割が適用されれば50円(税別)引きになります。

mineo

OCN モバイル ONE

OCN モバイル ONEのデータ通信専用SIMには年齢制限がなく、音声対応SIMには20歳以上という年齢制限があります。データ通信専用SIMなら未成年でも契約できる可能性があります。

クレジットカードだけでなくデビットカードや口座振替でも支払いができるので、支払い方法で頭を悩まされることはまずありません。口座振替は手続きがややこしいので、できればデビットカードを作っておきたいところです。

050 plusと併用するとその基本料金が半額の150円(税別)になる上に、その通信量もカウントされません。あくまでIP電話アプリなので完璧ではありませんが、いっそこれをメインの電話番号にするという手もあるにはあります。

OCN モバイル ONE

nuroモバイル

nuroモバイルは基本的に20歳以上でなければ契約できませんが、保護者の同意があれば18歳以上で契約できます。申し込みページでチェックを入れれば保護者の同意を確認済みということになります。

このように未成年でも契約できる格安SIMカードではあるのですが、クレジットカードでしか支払いができないのが難点です。残念ながらLINE Pay カードやデビットカードなどは使えません。

格安SIMカードとしては決して悪くありません。プランは豊富で、基本料金の安さもなかなかのものです。1日5時間まで高速通信ができるという、ちょっと変わったプランもあります。

nuroモバイル

IIJmioモバイルサービス

IIJmioモバイルサービスのデータ通信専用SIMには年齢制限がありません。つまり未成年でも契約できる格安SIMカードということになります。音声通話機能付きSIMも18歳以上で保護者の同意があれば契約できます。

支払い方法はクレジットカードのみです。以前はクレジットカードだけでなくデビットカードでも支払いができたのですが、現在はクレジットカードでしか支払いができなくなっています。

年齢制限はともかく、支払い方法に関しては、未成年でも契約できる格安SIMカードとしては敷居が高いです。基本料金はそれなりに安く、通信品質にも定評があるだけに、惜しまれます。

IIJmioモバイルサービス

未成年でも契約できる格安SIMカード料金比較

データ通信専用プラン

※表内の金額は税別

容量安値次点
500MBmineo
700円
1GBLINEmineo
500円800円
2GBnuro
700円
3GBOCNmineo
nuro
IIJmio
900円900円
4GBnuro
1100円
5GBnuro
1300円
6GBOCNnuro
1380円1500円
7GBnuro
1700円
8GBnuro
1900円
9GBnuro
2100円
10GBOCN
nuro
mineo
2300円2520円
15GBOCN
1800円
20GBmineoOCN
3980円4150円
30GBIIJmiomineo
5660円5900円

SMS対応プラン

※表内の金額は税別

容量安値次点
500MBmineo Amineo D
700円820円
1GBLINEmineo A
620円800円
2GBnuro
850円
3GBmineo A
IIJmio A
OCN
900円1020円
4GBnuro
1250円
5GBnuroLINE
1450円1640円
6GBOCNIIJmio A
1500円1520円
7GBnuroLINE
1850円2300円
8GBnuro
2050円
9GBnuro
2250円
10GBOCNnuro
2420円2450円
15GBOCN
1920円
20GBmineo Amineo D
3980円4100円
30GBIIJmio AIIJmio D
5660円5800円

音声通話対応プラン

※表内の金額は税別

容量安値次点
500MBmineo Amineo D
1310円1400円
1GBLINEmineo A
1200円1410円
2GBnuro
1400円
3GBmineo Amineo D
nuro
1510円1600円
4GBnuro
1800円
5GBnuroLINE
2000円2220円
6GBmineo Anuro
2190円2200円
7GBnuroLINE
2400円2880円
8GBnuro
2600円
9GBnuro
2800円
10GBnuromineo A
3000円3130円
20GBmineo Amineo D
4590円4680円
30GBIIJmiomineo A
6360円6510円

安いのはどれか

未成年でも契約できる格安SIMカードを、基本料金で比較しています。OCN モバイル ONEの110MB/日コースは通信容量が3GB、170MB/日コースは通信容量が5GBであるものとしています。

IIJmioモバイルサービスの、それぞれのプランにデータオプションを追加した場合については、すべて表に載せると膨大な数になってしまうので、比較対象がある場合に限り、表に載せることにしました。

小容量プランではLINEモバイルの1GBプランが目を引きます。この1GBプランはただでさえ基本料金が安い上に、LINEの通信量がカウントされないということも相まって、費用対効果の高さでは他を圧倒しています。

3GBプラン以上はSMS機能付きということもあり、それほど安くはありませんが、LINE、Twitter、Facebook、Instagramなどの通信量がカウントされないので、これらのヘビーユーザーなら得をする可能性があります。

mineoとnuroモバイルの安さもなかなかのものです。nuroモバイルについてはクレジットカードが必須なので、他の格安SIMカードよりも敷居が高いのは否めませんが、クレジットカードがあるなら有力候補になりそうです。

大容量プランならIIJmioモバイルサービスの独壇場です。3GB、6GB、10GBのプランに、オプションで20GB、30GB、50GBを追加するという独特な仕組みが取り入れられているため、ほとんど比較対象が存在しません。

通信容量が1GBあれば十分だと思うならLINEモバイル、それでは不十分だと思うならmineo、nuroモバイル、IIJmioモバイルサービスあたりがいいでしょう。もちろん年齢制限や支払い方法などの問題を解決できればの話です。

迷ったらLINEモバイル

どれにするか迷ったらLINEモバイルです。18歳から契約でき、LINE Pay カードで支払いができ、基本料金もそれなりに安く、おまけにLINEも使いやすいときています。これほど条件がいい格安SIMカードは他にありません。

LINE Pay カードをコンビニエンスストアで購入すればすぐにでも契約できるというのも大きいです。デビットカードも簡単に作れますが、手元に届くまでにはそれなりに時間がかかりますからね。

クレジットカードやデビットカードを持っていれば、他の格安SIMカードも視野に入ってきます。しかしそれらを持っていなければ、LINE Pay カードを作ってLINEモバイルを契約することをまずは考えるべきです。

LINEモバイル

未成年でも契約できる格安SIMカードコラム

格安SIMカードデビューは18歳から

未成年でも契約できる格安SIMカードについて調べているうちに、ごく一部の例外を除き、格安SIMカードデビューをするためには最低でも18歳に達していなければならないことが分かってきました。

未成年でも契約できる格安SIMカードのうち、年齢制限があるものは18歳以上が対象のものがほとんどで、年齢制限がないものは18歳以上でなければ取得することが難しいクレジットカードが必要なものがほとんどです。

どちらにしても18歳以上であることが条件なので、18歳以上の大学生、専門学生、社会人でなければ格安SIMカードデビューは事実上困難です。18歳の誕生日を迎えるまで我慢するしかありません。

18歳になってデビットカードやクレジットカードなどを取得すれば、格安SIMカードデビューの環境が整います。未成年でも契約できる格安SIMカードへの乗り換えを検討しましょう。

18歳や19歳で契約できる格安SIMカードは決して多くありませんが、こればかりは仕方がありません。1~2年が経って成人すれば年齢が問われることはなくなるので、それまでの辛抱です。

たった1~2年なら格安SIMカードデビューをせず、キャリアにとどまるべきだという考え方もあるかもしれません。しかし格安SIMカードで年間数万円を節約できる機会をみすみす逃すことは、あまり得策とはいえません。

18歳未満の小中高生に残された道は

未成年でも契約できる格安SIMカードをいくつか紹介しましたが、この中に小学生、中学生、高校生で契約できる格安SIMカードはほとんどありません。18歳の高校生なら可能性はありますが、18歳未満はほぼ絶望です。

18歳未満の小学生、中学生、高校生にはどのような道が残されているのでしょうか。まず第一に考えられるのは保護者に契約してもらうということです。これなら年齢制限を気にすることなく格安SIMカードを選べます。

格安SIMカードによっては名義変更が認められていないものがあるので、将来的に名義変更をするつもりならその可否を利用規約などで確認しておいた方がいいでしょう。

名義変更ができないとしても、いったん解約してから改めて契約したり、他の格安SIMカードに乗り換えたりすればいいだけの話なので、あまり深刻に考えることはありません。

どうしても親に頼りたくないということであれば、プリペイド格安SIMカードという選択肢もあるにはあります。これなら誰でも現金で購入できるので、18歳未満でもクレジットカードがなくても問題ありません。

しかしプリペイド格安SIMカードの多くはデータ通信専用なので、音声通話とSMSができないことにどう対処するかという別の問題が浮上してきます。無料通話アプリなどで代用できないこともありませんが、限度があります。

プリペイド格安SIMカードでスマートフォンを運用していくのは、現実的には少々無理があります。月額制の格安SIMカードを保護者に契約してもらった方がいいでしょう。

保護者同意をMVNOに証明する方法

格安SIMカードを未成年で契約しようと思ったら、基本的には保護者の同意を得る必要があります。もちろんただ保護者の同意を得るだけでなく、そのことをMVNOに何らかの形で証明しなければなりません。

保護者の同意をMVNOに証明する方法は格安SIMカードによって異なり、書面で届け出をしなければならないものもあれば、インターネットで届け出ができるようになっているものもあります。

当然のことながら書面での届け出は手間が掛かります。わざわざ書類を取り寄せ、保護者に記入してもらい、返送しなければなりません。利用開始までに何日もの期間を要するのも難点です。

インターネットでの届け出ならほとんど手間は掛からず、書類のやりとりに時間を取られることもありません。やるべきことといえば申し込みページでチェックを入れ、保護者の情報を入力することくらいです。

このようにインターネットで届け出ができるようになっている格安SIMカードは決して多くはありませんが、それだけに貴重な存在です。格安SIMカードを急いで手に入れたいときに重宝します。

念のため忠告しておきますが、保護者の同意を得ていないのにもかかわらず、保護者の同意を得ているかのような虚偽の届け出をしてはいけません。それは法的にも道義的にも許されないことです。

もし虚偽の届け出をしたことが発覚すれば、格安SIMカードが強制解約になることもあり得ます。ほんの少しの手間を惜しんでそのようなリスクを負うことは、懸命な判断とはいえません。

保護者同意が得られないときの対策

未成年でも契約できる格安SIMカードがあるとはいえ、保護者の同意が得られなければ仕方がありません。もし保護者の同意が得られないときにはどうすればいいのか考えてみましょう。

親が子供にスマートフォンを与えたがらないのにはたいてい何かしら理由があるはずなので、まずはその理由を聞き出し、交渉の余地がありそうなら説得を試みることにしましょう。

格安SIMカードというものが怪しいとかうさんくさいと思われているなら、それがNTTグループやKDDIグループなどの大企業も取り扱っている、信頼の置けるサービスであることを知ってもらう必要があります。

お金が掛かるのではないかと思われているなら、格安SIMカードは基本料金が安く、場合によっては端末を買い替える必要もないことを説明してあげてください。むしろお金を節約できるものなのだと分かってもらいましょう。

インターネットの健全性や安全性が問題視されているなら、有害なサイトやアプリをフィルタリングするアプリをスマートフォンにインストールし、保護者に管理してもらうよう提案するのもよさそうです。

ここまでしても保護者の同意が得られなければ、残念ながらもはや未成年でも契約できる格安SIMカードはあきらめるしかありません。残された道はプリペイド格安SIMカードを使うことくらいです。

保護者名義のクレジットカードで契約できるか

安定した収入がない未成年者がクレジットカードの審査に通るのは、決して簡単なことではありません。未成年でも契約できる格安SIMカードに乗り換えたくても、クレジットカードが用意できないことがあります。

格安SIMカードを保護者名義のクレジットカードで契約できないものでしょうか。もしそれが可能なら、親が使っている本カードはもちろん、それに付随する家族カードでも契約できることになります。

私の知る限り、未成年でも契約できる格安SIMカードの中にこの条件を満たすものはほとんどありません。まったくないわけではありませんが、大手MVNOの格安SIMカードはほぼ皆無です。

格安SIMカードの契約名義人を保護者にすれば支払い名義人も保護者になりますが、未成年でも契約できる格安SIMカードを探しているにもかかわらず、契約名義人を保護者にすることは本末転倒ともいえます。

格安SIMカードの契約名義人を自分にするなら、LINE Pay カードかデビットカードで支払いができる格安SIMカードを選ぶといいでしょう。これらは審査なしで作れるものもあり、クレジットカードよりも簡単に取得できます。

またはクレジットカードをあきらめず、なるべく審査に通りやすそうなクレジットカードを狙うのもありです。例えば学生向けクレジットカードなら、安定した収入がなくても審査に通る可能性は十分にあります。

格安SIMカードは学生証で本人確認できるか

音声通話対応の格安SIMカードを契約するに当たっては、携帯電話不正利用防止法に基づく本人確認のために、それぞれのMVNOが指定する本人確認書類をアップロードするなどして提出しなければなりません。

例えば運転免許証、パスポート、住民基本台帳カード、個人番号カード、健康保険証、在留カード、特別永住者証明書、届出避難証明書、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳などです。

未成年だと身分証明書と呼べるものは学生証くらいしか持っていないことも少なくないので、それが未成年でも契約できる格安SIMカードの本人確認書類として認められるなら好都合です。

しかし学生証は官公庁が発行したものではない上に、その多くは生年月日や住所も記載されていないので、本人確認書類としての要件を満たしておらず、本人確認書類としては認められない場合がほとんどです。

ざっと調べてみたところ、学生証に加えて健康保険証などの補助書類も提出すれば本人確認ができる格安SIMカードはありましたが、学生証のみで本人確認ができる格安SIMカードはありませんでした。

未成年でも契約できる格安SIMカードの本人確認を学生証のみで済ませようとするのはあきらめ、運転免許証や健康保険証などを用意することを考えた方がいいでしょう。

格安SIMカードに学割はあるか

スマートフォンのキャンペーンといえば学生割引、いわゆる学割です。学生を主な対象として基本料金の割引や通信容量の増量などを適用するキャリアの施策で、もはや春の風物詩になっています。

未成年でも契約できる格安SIMカードに、このような学割キャンペーンはほぼ皆無です。そもそも未成年でも契約できる格安SIMカードが少ないことを思うと、MVNOはキャリアほど学生の取り込みに力を入れていないのでしょう。

キャリアのサブブランドとしての色合いが強いUQ mobileとワイモバイルでは、商戦期に学割キャンペーンが実施されていることもありますが、それ以外の格安SIMカードにはそのような動きはほとんど見られません。

それでは格安SIMカードは学生に向かないのかというと、そういうわけでもありません。学割があろうとなかろうと、格安SIMカードの方が基本料金が安いことに変わりはないからです。

格安SIMカードはむしろお金がない学生にこそ向いています。未成年でも契約できる格安SIMカードがある以上、それを活用しない手はありません。学割の有無にかかわらず乗り換えを検討するべきです。

キャリアの学割で、基本料金が安くなるとか通信容量が増えるというようなことを聞くと、ついキャリアに心が揺らいでしまうかもしれませんが、そのようなうたい文句に惑わされないようにしましょう。

未成年でも契約できる格安SIMカードで困ること

未成年でも契約できる格安SIMカードに乗り換えると困ることを考えてみました。通信速度や通信容量などの年齢に関わりのないことを除けば、取り立てて大きな問題はありませんが、まったく問題がないわけでもありません。

例えばLINEのID検索ができなくなります。格安SIMカードではキャリアの年齢判定サービスが利用できず、LINEに登録するときに18歳以上だと証明できないので、18歳以上でもID検索を有効にできません。

格安SIMカードに乗り換える前にID検索を有効にしておけば対処でき、それを怠ったとしても電話帳連携や招待などで友だちを追加できるので、それほど深刻な問題ではありませんが、不便であることは確かです。

ちなみにLINEモバイルならこの問題を回避できます。格安SIMカードの中で唯一、LINEモバイルだけはLINEのID検索をするための年齢確認ができるようになっているからです。

それからMVNOは一部の例外を除いて代替機を貸し出していません。端末が故障したときに代替機が手元になければ、自費で購入するか、修理が終わるまでスマートフォンなしで過ごさなければなりません。

SIMフリースマホは安いものなら数千円ほどで手に入るとはいえ、未成年の学生には決して安い買い物ではありません。手元のお金に余裕がないと、いざというときに困ることになります。

以上のことをまとめると、格安SIMカードに乗り換える前にLINEに登録して年齢確認を済ませておくことと、格安SIMカードに乗り換えてから端末が故障したときに備えてお金をためておくことが大切です。

未成年でも契約できる格安SIMカードが少ない理由

見ての通り未成年でも契約できる格安SIMカードは決して多くありません。こんなことを考えても仕方がないのかもしれませんが、なぜMVNOは未成年者に対して広く門戸を開こうとしないのでしょうか。

MVNOには未成年者が申し込みをしてきた場合に、保護者の同意があることを確認する義務があります。なぜなら未成年者が何らかの契約を結ぶ場合には、保護者の同意を得る必要があると法律で定められているからです。

これはMVNOにとっては手間が掛かる作業である上に、未成年者が保護者に無断で申し込みをしてきてトラブルになる恐れもあります。それなら始めから未成年では契約できないようにしておこうということになるわけです。

また一般的に小学生、中学生、高校生、大学生、専門学生には安定した収入がありません。親に小遣いをもらったりアルバイトをしたりすればお金は手に入れられますが、社会的には安定した収入とは見なされません。

安定した収入がないということは、格安SIMカードの支払いが滞る可能性が高いということになります。MVNOとしてはそのような損失を被るリスクもなるべく避けたいと考え、未成年では契約できないようにしているのでしょう。

これらはMVNOだけでなくキャリアにも当てはまることですが、MVNOはキャリアほど人員や資金が豊富なわけではないので、未成年者を受け入れる余裕がないのだと思われます。

そう考えると、未成年でも契約できる格安SIMカードがいかに貴重であるかということが浮き彫りになってきます。願わくばこのような格安SIMカードがもっと増えてほしいものですね。

SIMフリースマホは未成年でも購入できるか

格安SIMカードとSIMフリースマホがセットになった格安スマホをMVNOから購入せず、あえてSIMフリースマホだけは通販サイトや家電量販店などで購入するのも一つの手です。その方がSIMフリースマホの選択肢が多くなります。

しかしそう簡単に事は運ばないかもしれません。インターネット上でこんな書き込みを見かけたことがあります。とある店でSIMフリースマホを購入しようとしたら、未成年者には販売できないとして拒否されたというのです。

店としては物が物だけに、保護者の同意を得ていない未成年者に販売してトラブルになることを恐れたのでしょう。このような方針を採る店が他にあったとしても不思議ではありません。

だからといってSIMフリースマホは未成年では購入できないと決め付けるのは早計です。そのような法律があるわけではないので、SIMフリースマホを未成年でも購入できる店はどこかしらにあります。

Amazon.co.jpや楽天市場あたりなら特に問題はありません。支払い方法も代金引換、コンビニエンスストア払い、電子マネー払いなど多岐にわたるので、不自由することはないでしょう。

クレジットカードがなければ分割払いはできないので、一括払いをする必要があります。お小遣いに余裕がなければ1万~2万円くらいのSIMフリースマホで妥協しましょう。これくらいのものでも実用性に問題はありません。

SIMフリースマホを未成年で購入するなら、事前にスマートフォンの必要性について家族で話し合い、保護者の同意を得ておくことを勧めます。もし親に内緒で購入し、返品させられることにでもなったら厄介ですからね。

未成年でも契約できる格安SIMカードまとめ

未成年でも契約できるかどうかだけでなく、どれだけ契約しやすいかということも考えると、18歳から契約でき、なおかつLINE Pay カードで支払いができるLINEモバイルが最有力候補になります。

デビットカードがあればmineo、クレジットカードがあればnuroモバイルなども悪くはありませんが、どちらもなければ、LINE Pay カードをコンビニエンスストアで購入し、LINEモバイルを契約するのが手っ取り早いです。

LINE Pay カードは銀行口座がなくても、コンビニエンスストアでチャージできます。つまりLINEモバイルはクレジットカードどころか、銀行口座すらなくても契約できるというわけです。契約しやすくて助かりますね。

LINEモバイル