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低速無制限の格安SIMを比較

2019年11月18日更新

低速無制限の格安SIMを比較しています。通信速度が下り最大1Mbps以下で、なおかつ通信容量が1カ月単位や3日単位で制限されていないものの中から、条件がいいものを厳選しました。

低速の格安SIMの中には、直近3日間の通信量が360MBないし366MBを超えると、ただでさえ遅い通信速度がさらに遅くなるものがあります。100kbpsを下回る可能性すらあります。そうなるとさすがに実用には耐えません。

しかし低速無制限の格安SIMなら、そのようなことに悩まされはしません。無制限の文字通り、通信速度が制限されることはないのです。ここが単なる低速の格安SIMとは決定的に異なります。

ただし通信速度が制限されないといっても、それはあくまで通常の使い方をしているときの話です。帯域を占有するような無茶な使い方をしていると、通信速度が制限されることもあり得ます。

例えば動画をストリーミング再生し続けたり、OSをアップデートしたり、スマートフォンのデータをウェブ上にバックアップしたりするのは、無茶な使い方だといえます。ぜひWi-Fiを活用してください。

低速無制限の格安SIMを比較する上では、二つの点に着目したいところです。一つは基本料金がどれだけ安いかで、もう一つはデータ通信の初速を高速化する、バースト転送と呼ばれる機能に対応しているかどうかです。

基本料金が安くてバースト転送に対応していれば言うことはないのですが、そういう理想的な格安SIMはなかなかありません。安さを重視するか、速さを重視するかの選択を迫られることになります。

安さを重視するなら、ロケットモバイルです。下り最大200kbpsの低速無制限プランが、通話プランなら月額948円(税別)、データプランなら月額298円(税別)と、圧倒的な安さを誇ります。バースト転送にも対応しています。

ドコモ回線プランだけでなく、au回線プランとソフトバンク回線プランもあります。au回線プランはSMSオプションが無料で、ソフトバンク回線プランは通話プランがありません。

ロケットモバイル

ロケットモバイル

200kbpsとバーストで低速無制限の格安SIM

ロケットモバイルは低速無制限の格安SIMです。通信速度が下り最大200kbpsで、通信量の3日制限もない、神プランというプランがあります。基本料金の安さでは他を圧倒しています。

ドコモ回線のDプラン、au回線のAプラン、ソフトバンク回線のSプランがあります。それぞれ基本料金は多少違いますが、通話プランは月額948~1068円(税別)、データプランは月額398~448円(税別)です。

基本料金が初月無料であることも見逃せません。いくら基本料金が安くても、それが初月から請求されるようでは台無しです。しかしロケットモバイルなら初月は請求されずに翌月から請求されるので、良心的です。

スマートフォンやタブレットなどを2台持ちするときに、低速無制限の格安SIMで2台目の維持費を抑えることを第一に考えるなら、間違いなくロケットモバイルが有力候補になります。

初速を高速化するバースト転送にも対応しています。バースト転送に対応していながら、ここまで基本料金が安く抑えられていることは、高く評価できます。低速無制限の格安SIMとして、まさに理想的な条件が整っているといえます。

ロケットモバイル

楽天モバイル

200kbpsとバーストで低速無制限の格安SIM

楽天モバイルのベーシックプランは、低速無制限の格安SIMとしては、決して基本料金が安いわけではありません。通話SIMで月額1250円(税別)、データSIMで月額525円(税別)という価格は、むしろ割高ですらあります。

しかしこれには理由があります。楽天モバイルはバースト転送に対応しているのです。つまり普段は低速でも初速だけは高速になるので、下り最大200kbpsという数値以上に速いという実感が得られるわけです。

通話料金の安さにも注目です。通話料金が半額の30秒10円(税別)になるアプリや、月額850円(税別)で10分以内の国内通話がかけ放題になるオプションがあり、高額になりがちな通話料金を抑えやすくなっています。

ちなみに楽天モバイルには、通信容量を使い切っても下り最大1Mbpsで使い放題の、スーパーホーダイというプランもあります。低速無制限というよりは中速無制限ですが、そちらも予算に余裕があれば検討してみてください。

厳密に言えばスーパーホーダイは無制限ではなく、回線が混み合う午後0~1時と午後6~7時には、通信速度が下り最大300kbpsに制限されます。しかしそれでも一般的な低速の格安SIMよりは速いです。

楽天モバイル

LIBMO

200kbpsで低速無制限の格安SIM

LIBMOには下り最大200kbpsで使い放題の、ライトプランという低速無制限プランがあります。音声通話機能付きSIMなら月額1180円(税別)、データ通信専用SIMなら月額480円(税別)です。

基本料金はそれなりに安いものの、初月無料にはなりません。基本料金が安くて初月無料にならないLIBMOよりも、基本料金が高くて初月無料になる他の格安SIMの方が、場合によっては安上がりになる可能性があります。

残念ながらバースト転送には対応していません。この金額でバースト転送にも対応していれば申し分ありませんでしたが、さすがにそこまでは高望みし過ぎというものでしょう。

それからライトプランは他のプランと違って制約が多いプランです。固定回線とのセット割引が適用されず、オプションとして2枚目以降のSIMカードを追加することもできません。

いっそライトプランより他のプランを選び、セット割引の適用を受けたり、SIMカードを追加して通信容量をシェアしたりするのもいいでしょう。そこはよく検討する必要があります。

LIBMO

インターリンクLTE SIM

128kbpsで低速無制限の格安SIM

インターリンクLTE SIMは、低速無制限の格安SIMとしては明らかに割高です。通信速度は下り最大128kbpsと遅く、バースト転送にも対応していないにもかかわらず、月額1000円(税別)もします。

なぜこんなに基本料金が高いのかというと、SIMカードに固定IPアドレスが付与されるからです。固定IPアドレスの費用が数百円ほど上乗せされていると考えれば、IoTやM2Mの回線としてはむしろ安い方です。

しかし固定IPアドレスが必要な法人ならともかく、そうでない個人にとっては、インターリンクLTE SIMはただ単に基本料金が高いだけの格安SIMでしかなく、そういう意味で人を選ぶことは間違いありません。

ちなみに128kbpsで使い放題プランの他にも、ある意味で低速無制限のプランが存在します。10GBまで上り高速プランと、30GBまで上り高速プランです。これらは下りが低速で上りが高速という、一風変わったプランです。

下りに関しては、通信速度が下り最大200kbpsで、通信容量の制限もないので、低速無制限の格安SIMといえなくもありません。上りが高速ということもあって基本料金は高めですが、使い方によっては役立ちます。

インターリンクLTE SIM

ServersMan SIM LTE

600kbpsで低速無制限の格安SIM

ServersMan SIM LTEの通信速度は下り最大500~600kbpsと、なかなかの速さです。もちろん通信容量も無制限で、よほど極端な使い方をしない限り、通信速度が制限されることはありません。

低速無制限の格安SIMにしては基本料金が高めですが、通信速度の速さと、通信容量が無制限ということを考慮すれば、妥当なところです。通信速度の速さを重視するなら、間違いなく候補の一つとして挙げられます。

バースト転送に対応しておらず、初速が速くなることはありません。しかし終始安定して速いので、大きな不満を感じることはないはずです。動画を見ることさえしなければ、大抵のことはできます。

通信容量を追加したときは、SiLK Senseという機能を活用してみてください。これはAndroid用アプリのみの機能で、自分が指定したアプリを起動したときだけ低速から高速に自動で切り替わり、通信容量を消費するというものです。

せっかくお金を払って通信容量を追加したからには、それを無駄なく使いたいものです。しかしだからといって、いちいち手動で低速と高速を切り替えるのは面倒です。その悩みを解決してくれるのがSiLK Senseなのです。

TONE SIM (for iPhone)

TONE SIM (for iPhone)は、下り最大500~600kbpsの低速ながら無制限に使い放題です。090音声オプションを追加すれば音声通話とSMSができるようになり、SMSオプションを追加すればSMSだけができるようになります。

他の格安SIMと比較すると通信速度は速めですが、それでも動画が見られるほどの速さではなく、動画を見るには高速チケットオプションを購入する必要があります。高速チケットオプションを購入すると、下り最大3Mbpsになります。

バースト転送には対応していません。それでも下り最大200kbpsの格安SIMならともかく、下り最大500~600kbpsの格安SIMなら、バースト転送なしでもそこまで困ることはないでしょう。

基本料金がやや高めなのは、TONEファミリーオプションがプランに含まれているからです。端末の現在地の確認や、アプリの利用状況の確認など、端末を見守るためのさまざまなサービスが受けられます。

つまりTONE SIM (for iPhone)は、子供や高齢者のための格安SIMとして位置付けられているのです。もちろん子供や高齢者でなくても構わないのですが、そうする意義は薄いです。

ワイヤレスゲート SIM

ワイヤレスゲート SIMの通信速度は、下り最大250kbpsです。実測値がどれほどかはさておき、理論値は高めなので、下り最大100~200kbpsの格安SIMより多少なりとも快適に使える可能性があるのは確かです。

しかもワイヤレスゲート SIMなら、全国各地に設置されているワイヤレスゲートWi-FiというWi-Fiスポットが無料で使えます。単なる低速無制限の格安SIMではなく、場所によっては高速無制限の格安SIMにもなるわけです。

本来ならこのようなWi-Fiスポットは有料です。フリーWi-Fiスポットもありますが、通信速度の遅さや設置場所の少なさが難点です。だからこそ有料品質のWi-Fiスポットが無料で使えることには、少なからぬ価値があります。

ワイヤレスゲートWi-Fiの通信速度は下り最大54Mbpsで、通信容量の制限はありません。設置場所は全国数万カ所の駅、空港、飲食店、ホテルなどです。BBモバイルポイント、Wi2 300、eoモバイルのロゴが目印です。

身の回りにワイヤレスゲートWi-Fiが多ければ多いほど、ワイヤレスゲート SIMの利用価値は高まります。あらかじめワイヤレスゲートWi-Fiの設置場所を確認したおくようにしてください。

ヤマダニューモバイル

ヤマダニューモバイルのシンプルプランは、通信速度が下り最大200kbpsの低速で、通信容量が無制限に使い放題のプランです。低速無制限の格安SIMとして、これといった特徴に欠けることは否めません。

基本料金は、音声通話対応プランなら月額1250円(税別)、データ通信専用プランなら月額525円(税別)と、やや高めです。しかし初月無料なので、短期的には安く済ませられます。

下り最大200kbpsという通信速度は、低速無制限の格安SIMとしては平均的な水準です。せめてバースト転送に対応していればよかったのですが、そうはなっていません。他の格安SIMと比較すると物足りなさを感じます。

以前は月額150円(税別)のWi-Fiスポットオプションを追加すれば、通信速度の遅さを補うことができたのですが、それも2019年11月30日をもって廃止されてしまいました。

見どころがあるとすれば、オプションの安さです。Wi-Fiスポットオプションが月額150円(税別)、10分かけ放題オプションが月額800円(税別)と、一般的な格安SIMよりも安めになっています。

イプシム

イプシムの無制限プランは、月額990円(税別)、下り最大200kbps、バースト転送対応、通信容量制限なし、そして固定IPアドレス付きです。IoTやM2Mなどの用途に適した低速無制限の格安SIMです。

固定IPアドレスが不要なら、2カ月目から動的IPアドレスに変更できます。つまり単なる格安SIMとしても使っていけるわけです。動的IPアドレスに変更すると動的IP割引が適用され、基本料金が500円(税別)引きになります。

月額490円(税別)で下り最大200kbpsかつバースト転送対応なら、低速無制限の格安SIMとしては決して悪くありません。固定IPアドレスが不要でも、検討する価値はあるように思えます。

しかし少なくとも1カ月分は割高な基本料金を支払わなければならず、そればかりか初期費用にも固定IPアドレスの分が上乗せされており、単なる低速無制限の格安SIMとしては余計な出費が多過ぎます。

銀行振り込みで支払いをすれば、基本料金が1カ月分無料になり、さらに年払いをすれば、年間契約割引で基本料金がもう1カ月分無料になりますが、振り込み手数料はこちらが負担しなければなりません。

ASAHIネット LTE ANSIM

ASAHIネット LTE ANSIMのデータSIMには、128Kプランという低速無制限プランがあります。これは月額748円(税別)で、下り最大128kbpsのデータ通信が使い放題というものです。通話SIMは選択できません。

低速無制限の格安SIMとしては、基本料金が安いわけでもなく、通信速度が速いわけでもなく、バースト転送に対応しているわけでもなく、これといった特徴がありません。至って平凡です。

基本料金に関しては、利用開始月は無料になり、さらに固定回線と併用すると50円(税別)割引になりますが、そもそもの金額が高いので焼け石に水です。もっと安上がりな格安SIMが他にあります。

特徴らしい特徴といえば、オプションで固定IPアドレスを付与できることくらいです。しかしそれには初期費用800円(税別)と月額800円(税別)の追加料金を支払わなければならず、どうしても割高になってしまいます。

128Kプランは長らく値下げも増速もされてこなかったプランなので、他の格安SIMと比較すると競争力に欠けることは否めません。ASAHIネットというブランドに強いこだわりでもない限り、素直に他の格安SIMを選ぶべきです。

低速無制限の格安SIM 料金比較

※価格は税別

通話プラン

速度最安次点
200kロケット Dロケット A
948円1068円
600kTONE-
2650円-

200kbpsならロケットモバイル、600kbpsならTONE SIM (for iPhone)が安いです。200kbpsプランで惜しくも選外となった楽天モバイルも、バースト転送に対応していることを思えば悪くありません。

SMSプラン

速度最安次点
128kインター-
1140円-
200kロケット Aロケット D
398円448円
250kワイヤレス-
573円-
600kServersTONE
743円1800円

128kbpsプランではインターリンクLTE SIM、200kbpsプランではロケットモバイル、250kbpsプランではワイヤレスゲート SIM、そして600kbpsプランではServersMan SIM LTEが首位に立っています。

データプラン

速度最安次点
128kASAHIインター
748円1000円
200kロケット Dロケット S
298円398円
250kワイヤレス-
437円-
600kServersTONE
600円1700円

ロケットモバイルの圧倒的な安さが目を引きます。基本料金の安さを重視して低速無制限の格安SIMを選ぶなら、ロケットモバイルで決まりです。基本料金と通信速度のバランスが取れている、ServersMan SIM LTEもありです。

低速無制限の格安SIM 仕様比較

割引

ロケット
楽天
LIBMO
インター
Servers
初月無料---
セット割-----
複数回線割-----
ポイント還元---
TONE
ワイヤレス
ヤマダ
イプシム
ASAHI
初月無料----
セット割-----
複数回線割---
ポイント還元---

ロケットモバイル、インターリンクLTE SIM、ヤマダニューモバイル、ASAHIネット LTE ANSIMは、基本料金が初月無料です。これらを選べば、基本料金が日割りになるものより数百円ほど得をする可能性があります。

回線

ロケット
楽天
LIBMO
インター
Servers
ドコモ
au----
ソフトバンク----
ワイモバイル-----
TONE
ワイヤレス
ヤマダ
イプシム
ASAHI
ドコモ
au-----
ソフトバンク-----
ワイモバイル-----

ここで紹介している低速無制限の格安SIMには、いずれもドコモ回線プランがあり、ロケットモバイルにはau回線プランとソフトバンク回線プランもあります。楽天モバイルのau回線プランは低速無制限ではありません。

データ通信

ロケット
楽天
LIBMO
インター
Servers
速度切り替え----
バースト転送---
容量繰り越し-----
容量シェア-----
容量追加-
Wi-Fiスポット---
メールアドレス----
TONE
ワイヤレス
ヤマダ
イプシム
ASAHI
速度切り替え----
バースト転送----
容量繰り越し-----
容量シェア-----
容量追加--
Wi-Fiスポット--
メールアドレス---

ロケットモバイルは基本料金が安い代わりに、機能が貧弱です。楽天モバイルはその逆で、バースト転送、通信容量シェア、通信容量追加など、さまざまな機能が備わっています。

通話

ロケット
楽天
LIBMO
インター
Servers
通話割引アプリ----
通話定額---
IP電話-----
転送電話---
迷惑電話ストップ---
留守番電話--
キャッチホン--
TONE
ワイヤレス
ヤマダ
イプシム
ASAHI
通話割引アプリ---
通話定額---
IP電話----
転送電話----
迷惑電話ストップ-----
留守番電話---
キャッチホン---

楽天モバイル、TONE SIM (for iPhone)、ヤマダニューモバイルには、通話料金割引アプリとかけ放題オプションがあり、通話料金を節約しやすくなっています。ロケットモバイルも、オプションはそれなりに充実しています。

支払い方法

ロケット
楽天
LIBMO
インター
Servers
クレジットカード
デビットカード--
LINE Pay カード-----
口座振替----
振り込み-----
TONE
ワイヤレス
ヤマダ
イプシム
ASAHI
クレジットカード
デビットカード-----
LINE Pay カード-----
口座振替----
振り込み----

クレジットカードなしでも支払いができるのは、ロケットモバイル、楽天モバイル、TONE SIM (for iPhone)、インターリンクLTE SIM、イプシムです。楽天モバイルの口座振替と、イプシムの振り込みは、手数料が発生します。

サポート

ロケット
楽天
LIBMO
インター
Servers
セキュリティー---
端末保証--
訪問サポート---
遠隔サポート----
TONE
ワイヤレス
ヤマダ
イプシム
ASAHI
セキュリティー--
端末保証----
訪問サポート-----
遠隔サポート--

セキュリティー、保証、サポートなどのオプションを重視して、低速無制限の格安SIMを選ぶなら、楽天モバイル、LIBMO、ヤマダニューモバイルあたりが有力候補になります。ここでも楽天モバイルの充実ぶりが目を引きます。

手続き

ロケット
楽天
LIBMO
インター
Servers
未成年契約--
MNP手動切り替え--
プラン変更-
サイズ変更
TONE
ワイヤレス
ヤマダ
イプシム
ASAHI
未成年契約-
MNP手動切り替え--
プラン変更-
サイズ変更--

ロケットモバイルは未成年でも契約できます。低速無制限プランで維持費を抑えやすいことも相まって、学生や新社会人にもってこいの格安SIMです。MNP転入時も不通期間がほとんど生じません。

迷ったらロケットモバイル

ロケットモバイルの基本料金の安さは、数ある低速無制限の格安SIMの中でも頭一つ抜けています。何しろ音声通話対応プランですら月額1000円(税別)に満たないのです。しかも初月無料のおまけ付きです。

下り最大200kbpsの常時低速ながら、バースト転送に対応しているので、ちょっとしたデータのやりとりくらいなら、ほとんどストレスを感じることなく使っていけることでしょう。

もし将来的にスマートフォンやタブレットの使い方が変わり、低速無制限の格安SIMでは満足できなくなっても、ロケットモバイルなら毎月無料でプラン変更ができるので、他の格安SIMに乗り換えることなく対処できます。

ロケットモバイル

低速無制限の格安SIM コラム

低速無制限の格安SIMの不安要素

無制限という言葉は響きがいいですが、だからといってすぐに飛び付くのは考えものです。無制限であることがかえって問題を引き起こすこともあるからです。ここでは低速無制限の格安SIMの不安要素について説明します。

利用者の立場からすれば、通信容量の制限がある格安SIMと、通信容量の制限がない格安SIMなら、後者の方がいいに決まっています。そういう意味で、低速無制限の格安SIMを選びたくなるのは必然といえます。

そこが落とし穴なのです。低速無制限の格安SIMに人が集まると、好き勝手に使う人が増えます。動画を見たり、アプリを落としたり、OSをアップデートしようとします。すると回線が混雑し、通信速度が低下しがちになります。

これは何も低速無制限の格安SIMに限ったことではありません。格安SIMの利用者が増えるにつれて通信速度が遅くなることは、逃れられない宿命のようなものです。どこのMVNOもバランスを取るのに必死です。

しかし低速無制限の格安SIMはそもそも通信速度が遅いので、それがさらに遅くなるようなことがあるとすれば、使い勝手に大きな影響を及ぼしかねません。だからこそ軽視してはいけない問題なのです。

通信速度が極端に遅いようだと、オプションで通信容量を追加せざるを得なくなることもあるでしょう。通信容量を追加するにはお金が掛かります。場合によっては他の格安SIMより高くついてしまうかもしれません。

それならいっそのこと、低速ではあるものの無制限ではない格安SIMを選ぶのもありです。通信容量の制限があることで回線が混雑しにくく、通信速度が安定している可能性があります。

通信容量の制限があるとはいえ、3日間で360MBくらいならよほどのことがない限りは上回りませんし、使い勝手ということでいえば低速無制限の格安SIMと大差ありません。検討する価値はあります。

低速無制限の格安SIMは疑似再現できる

低速無制限プランがある格安SIMは決して多くありません。しかし低速無制限プランがない格安SIMでも、いくつかの条件を満たしていれば、低速無制限プランを擬似的に再現できます。

その条件とは、オプションでSIMカードを追加できること、SIMカードごとに高速と低速の切り替えができること、そして低速に切り替えたときに通信容量の制限がないことです。

これらの条件を満たしているときに、オプションでSIMカードを追加し、2枚目を低速に切り替えます。すると2枚目は低速かつ通信容量の制限がない状態になるので、低速無制限の格安SIMとして使っていけるというわけです。

メイン回線を高速の格安SIMにして、サブ回線を低速無制限の格安SIMにするなら、このように同じ格安SIMで2枚のSIMカードをまとめて発行することで、費用が安上がりになる可能性があります。

例えばBIGLOBEモバイルは2枚目の基本料金が月額200円(税別)、OCN モバイル ONEは2枚目の基本料金が月額400円(税別)です。いずれも低速無制限の格安SIMとしては申し分のない安さです。

もちろん低速無制限の格安SIMだけが欲しいなら、この方法は通用しません。スマートフォンやタブレットなどを2台持ちするときに、少なくとも2枚のSIMカードを発行することを前提とした方法だからです。

そういう意味では誰もが実践できるわけではありませんが、もしスマートフォンやタブレットなどを2台持ちするなら、2台目の維持費を多少なりとも削減できる可能性があるだけに、ぜひ検討したいところです。

高速無制限の格安SIMを検討するべきか

安さを重視して低速無制限の格安SIMにするべきか、それとも速さを重視して高速無制限の格安SIMにするべきか、迷ってしまうこともあるはずです。高速無制限の格安SIMについて考えてみましょう。

結論から言えば、高速無制限の格安SIMはあまりおすすめできません。低速無制限の格安SIMよりも基本料金がはるかに高い割には、それに見合うだけの効果が期待できないからです。

高速無制限の格安SIMの基本料金は、音声通話対応プランなら月額2500~3000円くらい、データ通信専用プランなら月額2000~2500円くらいです。低速無制限の格安SIMと比較すると、大きな差があります。

それだけ基本料金が高いなら、さぞかし通信速度が速いのだろうと思いきや、実はそうとも言い切れません。通信容量が無制限であることから、回線が混雑しがちで、通信速度が全然出ないといううわさが絶えないのです。

下りが1Mbpsも出ればいい方で、通勤や昼休みの時間帯には数百kbpsしか出ないこともあると聞きます。ヘビーユーザーを多く抱えていれば、そのような状況に陥ってしまうのも無理はありません。

それでは500kbpsで月額500円の格安SIMと、実質1Mbpsで月額2000円の格安SIMなら、どちらを選ぶべきでしょうか。500kbps速くするために1500円上積みするのは、ちょっと考えものです。費用対効果が低過ぎます。

高速無制限の格安SIMを選ぶくらいなら、500kbps前後の格安SIMを選ぶなり、200kbps前後の格安SIMで必要に応じて通信容量を追加するなりした方が、費用対効果が良くなる可能性が高いです。

それに高速無制限の格安SIMは数えるほどしかなく、そもそも条件が合うものが見つかりにくいという問題もあります。高速無制限ということにこだわるあまり他のことに妥協してしまうと、後悔することにもなりかねません。

低速無制限の格安SIM まとめ

安さで選ぶなら、ロケットモバイルがおすすめです。バースト転送に対応して月額298円(税別)からという安さは、他の追随を許しません。下り最大200kbpsという遅さを受け入れられるなら、ロケットモバイルで決まりです。

楽天モバイルも悪くありません。ロケットモバイルよりも割高ですが、せいぜい200~300円の違いです。楽天というブランドの安心感なども加味すれば、妥当なところでしょう。

速さを重視するなら、ServersMan SIM LTEやTONE SIM (for iPhone)もありです。いずれも下り最大500~600kbpsなので、下り最大200kbpsのものよりはいくらか快適に使えます。ただし基本料金は高めです。

ロケットモバイル