格安SIM「誰でもスマホ」提供開始 コンビニで支払い可能
アーラリンクは2023年1月14日、コンビニエンスストアで支払いができることを特徴とした格安SIM「誰でもスマホ」の提供を開始しました。同日から申し込み受け付けを開始しています。
同社はこれまでエイザスという名称でレンタル携帯電話を提供していました。しかし同日をもって誰でもスマホという名称に変更し、格安SIMの申し込み受け付けを開始するとともに、レンタル携帯電話の申し込み受け付けを終了しました。
誰でもスマホの最大の特徴はコンビニエンスストアで支払いができることです。クレジットカードがなくても、銀行口座がなくても、他社で料金を滞納したことがあっても、誰でもスマホなら契約が可能です。
公式サイトでは日本で唯一のコンビニエンスストアで支払いができる格安スマホとされています。しかし私が知るところではTikimo SIM、LinksMate、gunma mobileもコンビニエンスストアで支払いができるので、唯一ではありません。
審査がないわけではなく、他社と同様に住所が記載された身分証明書を提示する必要があります。例えば運転免許証、マイナンバーカード、住民基本台帳カード、パスポート、住民票、障害者手帳、療育手帳などです。
プランは1GB、3GB、5GB、7GB、10GB、15GB、20GB、25GBから選択できます。ガラホ向けプランもあり、音声通話とSMSのみ利用できます。すべてのプランにかけ放題が付帯します。
1GBプランは月額3278円（税込）、3GBプランは月額3938円（税込）、5GBプランは月額4598円（税込）と、いずれのプランも基本料金は非常に高額です。かけ放題が付帯することを考慮しても、割高であると言わざるを得ません。
とはいえコンビニエンスストアで支払いができることは、人によっては大きな助けになることでしょう。他に当てがなくてどうしようもなくなったときのセーフティーネットとしては、それなりに存在意義があるのかもしれません。
