格安SIM比較ウェブ

b-mobile S 190PadSIM、SMSプランで本人確認を開始

投稿 更新 著者 賀来泰史

日本通信は2022年2月2日、b-mobile S 190PadSIMのドコモ回線のSMS付きSIMについて、2月中旬以降に本人確認を開始すると発表しました。申し込み時に運転免許証などの本人確認書類の提示を求めます。

b-mobile S 190PadSIMのドコモ回線にはSMS付きSIMとデータ通信専用SIMがありますが、これまではいずれも本人確認が不要でした。基本料金が安価であることも手伝って、スパム業者に悪用される可能性が指摘されてきました。

そこでより厳格な本人確認のため、SMS付きSIMの申し込み時には本人確認書類を撮影した画像をアップロードすることが必須になります。これに伴い、利用開始時はマイページから手続きをするように手順が変更されます。

本人確認書類として認められるのは、運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカード、在留カード、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、特別永住者証明書、外国人登録証明書、住民基本台帳カードなどです。

日本国パスポートや被保険者証なども利用できますが、これらを利用するには補助書類として住民票か公共料金の領収書が必要です。補助書類には細かな条件があるので、詳しくは公式サイトで確認してください。

もう一つ変更があり、SMS回線の契約可能数が音声通話回線と合計で5回線までに変更されます。音声通話回線とはb-mobile S 990ジャストフィットSIMなどのことです。これに日本通信SIMも含むのかどうかは不明です。

mineo、IIJmio、LIBMO、NUROモバイル、b-mobile S 190PadSIMと、SMS対応プランの本人確認の厳格化が着々と進行しています。この調子でより多くのMVNOが不正利用の対策に乗り出してくれることを期待します。