日本通信SIM、16GBまで2178円の新プラン「SSDプラン」を開始
日本通信は2020年12月4日、日本通信SIMで12月10日から、通信容量16GBまたは20GBに無料通話70分付きで月額2178円（税込）の新プラン、SSDプランの提供を開始すると発表しました。
NTTドコモが前日発表したドコモの新プラン、ahamoに対抗したものです。提供開始当初は通信容量を16GBとするものの、ahamo提供開始日から通信容量を20GBに増量するとしています。
日本通信SIMではおなじみの従量制プランが採用されており、16GBまたは20GBを超過すると1GBにつき275円（税込）が課金されます。通信量の上限は16GBまたは20GBから30GBまで1GB単位で設定できます。
無料通話70分相当が付帯し、毎月70分以内の国内通話が無料になります。70分を超過すると30秒11円（税込）の通話料金が発生します。専用電話アプリから発信する必要はありません。
SSDプランは通信容量16GBまたは20GBに無料通話70分付きで月額2178円（税込）、ahamoは通信容量20GBに5分かけ放題付きで月額3278円（税込）です。前者の費用対効果の高さが浮き彫りになります。
ただしahamoは初期費用やMNP転出手数料などが無料だったり、20GB超過時の通信速度が最大1Mbpsだったりといったメリットもあるので、必ずしもSSDプランの方が優れているとはいえません。
ともあれMVNOにもまだキャリアに対抗するだけの力は残っているようです。これから他社も続々とプランを改定してくることでしょう。消費者の一人としてこのような価格競争は大歓迎です。
