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b-mobile S スマホ電話SIM、サービス開始 従量制の格安SIM

投稿 更新 著者 賀来泰史

日本通信は2017年8月9日、b-mobile S スマホ電話SIMという、ソフトバンク系の格安SIMのサービスを開始すると発表しました。新規は8月16日午前10時から、MNP転入は8月22日から受け付けを開始します。

日本通信がb-mobile S 開幕SIMに続く、新たなソフトバンク系の格安SIMのサービスを開始することは、すでに発表されていましたが、そのサービス名やプランなどの詳細がこのたび明らかになりました。

b-mobile S スマホ電話SIMは、ソフトバンクのiPhoneで使える、音声通話対応の格安SIMです。通信量に応じて基本料金が変動する、5段階従量制が採用されています。5分かけ放題が標準で付帯します。

基本料金は1GBまで月額2646円(税込)、2GBまで月額3024円(税込)、3GBまで月額3402円(税込)、4GBまで月額3780円(税込)、5GBまで月額4158円(税込)で、それ以降は通信速度が200kbpsに制限されます。

b-mobile電話というアプリから電話をかけることで、5分以内の音声通話が何度でもかけ放題になります。通話時間が5分を超えると、30秒10.8円(税込)の通話料金が発生します。

SIMカードサイズはnanoSIMのみです。iPhone 5以降の機種に対応しています。iPhone 4S以前の機種や、iPadには対応していません。

最低利用期間と解約金はなく、MNP転出手数料は3240円(税込)です。音声通話対応の格安SIMにしては、ずいぶんと縛りが緩い印象です。各社のキャッシュバック施策が下火になったことも影響しているのでしょう。

5分かけ放題が付帯するとはいえ、一般的な格安SIMと比較すると、基本料金が高いことは否めません。ソフトバンクのiPhoneを使い続けることにこだわるべきなのか、よく考える必要がありそうです。