Wonderlink LTE、速度切り替えに対応
パナソニック コンシューマーマーケティングは2017年2月6日、Wonderlink LTEのIシリーズで通信速度の切り替えに対応したと発表しました。
Wonderlink LTEにはI-3Gシングル、I-5Gシングル、I-7Gシングルという三つのプランがあり、これらを総称してIシリーズといいます。
毎月3GB、5GB、7GBの通信容量を使い切るまで高速通信ができ、通信容量を使い切ると通信速度が下り最大200kbpsに制限されるという、格安SIMとしてはごく一般的なプランです。
これまでは通信容量があれば高速通信、通信容量がなければ低速通信と決まっており、高速通信と低速通信の切り替えはできませんでした。この欠点がこのたび解消されることになりました。
通信速度の切り替えをするには、マイページにログインし、契約履歴画面を開きます。そしてスマートフォンなら「契約詳細を見る」を押し、パソコンなら「契約詳細/支払情報」を押します。
データ通信量の項目の「通信速度の切替」を押し、「通信速度を低速にする」か「通信速度を高速にする」をチェックし、「実行」を押します。これで通信速度の切り替えは完了です。
こまめに低速通信に切り替えるようにすれば、通信容量を節約できます。ただし低速時に3日間に通信量が366MBを超えると、通信速度がさらに制限されることがあるので、注意が必要です。
機能面で他の格安SIMに後れを取っていたWonderlink LTEですが、ようやく通信速度の切り替えができるようになり、一歩前進しました。欲を言えばアプリでも通信速度の切り替えができるようにしてほしいところです。
