IIJmio、au回線の音声プランでeSIMに対応
インターネットイニシアティブは2022年9月15日、IIJmioで10月25日からau回線のタイプAにおいて音声通話機能付きeSIMの提供を開始し、eKYCによる本人確認を導入すると発表しました。
au回線のタイプAのみが対象であり、ドコモ回線のタイプDは対象外です。ギガプランの2ギガプラン、4ギガプラン、8ギガプラン、15ギガプラン、20ギガプランのみが対象であり、従量制プランは対象外です。
初期費用は物理SIMと同じ3300円（税込）です。433.4～446.6円（税込）のSIMカード発行手数料は不要ですが、その代わり220円（税込）のSIMプロファイル発行手数料が必要です。SIMプロファイル再発行手数料は無料です。
eSIMを再発行するには、やはり220円（税込）のSIMプロファイル発行手数料が必要です。SIMプロファイル再発行手数料は無料です。端末を初期化したり買い替えたりするたびに手数料が発生するのは残念です。
基本料金は物理SIMと同じです。2ギガプランは月額850円（税込）、4ギガプランは月額990円（税込）、8ギガプランは月額1500円（税込）、15ギガプランは月額1800円（税込）、20ギガプランは月額2000円（税込）です。
音声通話機能付きeSIMの申し込みをするには、eKYCによる本人確認をする必要があります。eKYCとは自分の顔や本人確認書類をスマートフォンのカメラで撮影するだけで、オンラインで本人確認が完了する仕組みです。
公式サイトで申し込みと本人確認を完了し、eSIM専用の会員サイトにログインし、そこに表示されるアクティベーションコードをeSIM端末で読み取り、SIMプロファイルをダウンロードするという流れになります。
いよいよIIJmioで音声通話機能付きeSIMの提供が開始されます。ひとまずタイプAのみですが、タイプDも時間の問題でしょう。サブ回線の需要の高まりを受け、人気を集めることになりそうです。
