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LinksMate、初期費用を3300円に値上げして解約金を廃止

投稿 更新 著者 賀来泰史

LogicLinksは2022年7月8日、LinksMateでこれまで無料だった新規契約事務手数料を3300円(税込)に値上げするとともに、これまで3300円(税込)だったプラン解約手数料を廃止すると発表しました。

LinksMate

新規契約事務手数料の値上げについては7月8日午後10時27分以降の申し込みが対象となり、プラン解約手数料の廃止については7月1日以降の申し込み分が対象となります。

これによって物理SIMの初期費用は、新規契約事務手数料3300円(税込)、送料1100円(税込)、合計4400円(税込)になります。住所が離島の場合は送料2200円(税込)で合計5500円(税込)です。

eSIMの初期費用は、新規契約事務手数料3300円(税込)、eSIM新規発行手数料550円(税込)、合計3850円(税込)になります。こちらは送料が不要な代わりにeSIM新規発行手数料が必要です。

午後10時27分という中途半端な時刻が慌てぶりを物語っています。恐らくは急きょプラン解約手数料を廃止しなければならなくなり、その埋め合わせで急きょ新規契約事務手数料を値上げしなければならなくなったのでしょう。

なぜプラン解約手数料を廃止しなければならなくなったのかというと、7月1日に施行された改正電気通信事業法により、電気通信事業者が原則として解約手数料を請求できなくなったことが関係しているものと思われます。

本来なら7月1日の時点で廃止されるべきでしたが、実際には廃止されていませんでした。私としても問い合わせをしたり関係各所に働き掛けたりしていたところで、そのかいもあってか7月1日にさかのぼって廃止されるに至りました。

プラン解約手数料というよく分からない手数料が廃止されて分かりやすくなったのはいいことですが、今度は新規契約事務手数料とは別に送料も請求することの正当性が問われそうな気がします。送料も廃止されないものですかね。

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