格安SIM「gunma mobile」提供開始 10GBは3500円
Smile Design Labは2021年8月2日、群馬県を拠点とした地域密着の格安SIM「gunma mobile」の提供を開始しました。帯域確保型のサービスによってデータ通信が快適に利用できることを売りとしています。
同社によれば回線利用型のサービスである一般的な格安SIMは利用者の増加や時間帯によって通信速度が低下しがちで、この問題を解消するのが帯域確保型のサービスなのだといいます。
帯域確保型のサービスというのが具体的にどのような仕組みなのかは分かりませんし、実際にどれだけ通信速度が出るのかも分かりませんが、とにかくgunma mobileは一般的な格安SIMとはサービスの方式が異なります。
そのせいなのか基本料金は高く、10GB通話SIMプランは月額3500円（税込）、50GB通話SIMプランは月額5500円（税込）、50GBSMS対応SIMプランは月額5000円（税込）、50GBデータSIMプランは月額4800円（税込）もします。
高いのはそれだけではありません。子回線は月額3000～3300円（税込）、通信容量追加オプションは1GBで1100円（税込）、10分かけ放題オプションは月額1100円（税込）、6カ月以内の解約金は基本料金1カ月分といちいち高いです。
金銭面ではキャリアのサブブランドに大きく差をつけられています。基本料金が高い代わりに通信速度が速いならいいのですが、キャリアのサブブランドに太刀打ちできるのかは大いに疑問です。
個人的に面白いと思ったのはクレジットカードがなくてもコンビニエンスストアで支払いができることです。しかし1100円（税込）もの手数料が毎回請求されるという落とし穴がありました。うまい話には裏がありますね。
