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プレミアモバイル、スマートモバイルコミュニケーションズに事業を譲渡

投稿 更新 著者 賀来泰史

スマートモバイルコミュニケーションズは2018年3月1日、プレミアモバイル社が運営するプレミアモバイルの事業を、吸収分割で承継しました。料金の請求元も変更になっています。

プレミアモバイルの事業は、格安SIM、ホームWi-Fiルーター、モバイルWi-Fiルーターとありますが、これらすべてのサービスが、プレミアモバイル社からスマートモバイルコミュニケーションズに譲渡されました。

プレミアモバイルの料金の請求元も、やはりプレミアモバイル社からスマートモバイルコミュニケーションズに変更されました。

ちなみにスマートモバイルコミュニケーションズとプレミアモバイル社は、いずれも2017年に総務省から行政指導を受けており、皮肉にもその両社の間で事業が譲渡されることになりました。

スマートモバイルコミュニケーションズといえば2016年にも、COPILAが運営するCOPILA MOBILEの事業を、吸収分割で承継した過去があり、今回のことといい、格安SIM事業の買収に積極的な姿勢が見られます。

今のところプレミアモバイルをスマモバに統合するとの案内はありませんが、過去の例からすると、いずれそうなる可能性も十分に考えられます。

それにしてもプレミアモバイルが行政指導を受けてから事業譲渡に至るまで、わずか4カ月余りしか経っていないということで、前々から決まっていたことなのかもしれませんが、何ともあっけないものです。