最も注目するべきは新プランのマイそく スーパーライトです。基本料金は月額250円(税込)で、音声通話に対応しており、データ通信は最大32kbpsの低速です。オプションの24時間データ使い放題は330円(税込)です。
メイン回線として利用するには厳しいものがあります。あまり通信速度を必要としないガラケーやガラホの回線として利用したり、メイン回線で通信障害が発生したときのためにサブ回線として利用したりするのがいいでしょう。
なおマイそく スーパーライトではデータ通信専用のシングルタイプは選択できません。音声通話対応のデュアルタイプのみです。またマイそく スーパーライトから他のプランへのプラン変更はできません。逆なら可能です。
2月1日からは新オプションの10分通話パックの提供が開始されます。月額110円(税込)で最大10分間、通話料金に換算すると440円(税込)分の国内通話が利用できるというものです。
2月22日からは前述のマイそく スーパーライトに加え、DプランのeSIMの提供も開始されます。すでにau回線のAプランではeSIMが提供されていますが、それに次いでドコモ回線のDプランでもeSIMが提供されることになります。
3月1日からは新機能の広告フリーの提供が開始されます。マイピタプランで広告を閲覧したときに通信容量が消費されなくなるというものです。いわゆるカウントフリーになるわけです。料金は不要ですが、申し込みが必要です。
マイそく スーパーライトといい、10分通話パックといい、これまで以上に細々とした商売へとシフトしつつある印象を受けます。MVNOが生き残るにはこうして小銭を拾っていくしかないのでしょう。