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mineoの詳細

投稿 更新 著者 賀来泰史

mineoは株式会社オプテージの格安SIMです。ミネオではなくマイネオと読みます。他の利用者と通信容量をシェアしたり、他の利用者やmineoのスタッフと掲示板で交流したりできることが特徴です。

mineo

mineoのプラン

ドコモ回線 音声+SMS+データプラン
1GB1298円
5GB1518円
10GB1958円
20GB2178円
最大32kbps250円
最大300kbps660円
最大1.5Mbps990円
最大3Mbps2200円
ドコモ回線 SMS+データプラン
1GB1012円
5GB1397円
10GB1837円
20GB2057円
最大300kbps660円
最大1.5Mbps990円
最大3Mbps2200円
ドコモ回線 データプラン
1GB880円
5GB1265円
10GB1705円
20GB1925円
最大300kbps660円
最大1.5Mbps990円
最大3Mbps2200円
au回線 音声+SMS+データプラン
1GB1298円
5GB1518円
10GB1958円
20GB2178円
最大32kbps250円
最大300kbps660円
最大1.5Mbps990円
最大3Mbps2200円
au回線 SMS+データプラン
1GB880円
5GB1265円
10GB1705円
20GB1925円
最大300kbps660円
最大1.5Mbps990円
最大3Mbps2200円
au回線 データプラン
1GB880円
5GB1265円
10GB1705円
20GB1925円
最大300kbps660円
最大1.5Mbps990円
最大3Mbps2200円
ソフトバンク回線 音声+SMS+データプラン
1GB1298円
5GB1518円
10GB1958円
20GB2178円
最大32kbps250円
最大300kbps660円
最大1.5Mbps990円
最大3Mbps2200円
ソフトバンク回線 SMS+データプラン
1GB1078円
5GB1463円
10GB1903円
20GB2123円
最大300kbps660円
最大1.5Mbps990円
最大3Mbps2200円
ソフトバンク回線 データプラン
1GB880円
5GB1265円
10GB1705円
20GB1925円
最大300kbps660円
最大1.5Mbps990円
最大3Mbps2200円
プラン名mineo Dプラン デュアルタイプ マイピタ 1GB
申し込みmineo
初期費用3300円
SIM発行440円
基本料金1298円/月
回線ドコモ
容量1GB/月
容量追加100MB:55円
夜間使い放題:990円/月
速度通信規格に準ずる
超過時最大200kbps
最大1.5Mbps(385円/月)
国内通話アプリ使用:10円/30秒
アプリなし:22円/30秒
国内定額10分かけ放題:550円/月
かけ放題:1210円/月
10分パック:110円/月
SMS付帯0円
枚数1枚
サイズeSIM nano micro 標準
支払いクレジットカード
デビットカード
プリペイドカード
年齢18歳~
最低利用-
解約金0円
MNP転出0円
プラン名mineo Dプラン デュアルタイプ マイピタ 5GB
申し込みmineo
初期費用3300円
SIM発行440円
基本料金1518円/月
回線ドコモ
容量5GB/月
容量追加100MB:55円
夜間使い放題:990円/月
速度通信規格に準ずる
超過時最大200kbps
最大1.5Mbps(385円/月)
国内通話アプリ使用:10円/30秒
アプリなし:22円/30秒
国内定額10分かけ放題:550円/月
かけ放題:1210円/月
10分パック:110円/月
SMS付帯0円
枚数1枚
サイズeSIM nano micro 標準
支払いクレジットカード
デビットカード
プリペイドカード
年齢18歳~
最低利用-
解約金0円
MNP転出0円

mineoには大きく分けて二つのプランがあります。マイピタとマイそくです。マイピタは通信容量を超過するまで高速のプランで、マイそくはある程度まで使い放題で低速または中速のプランです。

mineo

mineoの仕様

割引

mineoとeo光ネットの契約中にeo × mineoセット割の申し込みをすると、eo光ネットの基本料金が330円(税込)割引されます。mineo1回線につきeo光ネット1回線が対象になります。

同一名義で複数回線を契約すると複数回線割引が適用され、本人および家族で複数回線を契約すると家族割引が適用されます。1~2回線目は55円(税込)割引され、3回線目以降は165円(税込)割引されます。

複数回線割引は申し込みが不要ですが、家族割引は申し込みが必要です。いずれも5回線まで適用されますが、複数回線割引と家族割引は同時に適用されず、家族割引が優先的に適用されます。

おかえり割引というものもあります。これはmineoの再契約者向けの割引です。mineoを解約してから3年以内で、おかえり割引が適用されたことがなければ、契約事務手数料3300円(税込)が無料になります。

ただし基本料金が最も安いマイそく スーパーライトの場合は、eo × mineoセット割、複数回線割引、家族割引などの割引は適用されません。さらにエントリーコードや紹介による契約事務手数料の割引も適用されません。

5G

5G通信オプションに加入すると、5G回線によるデータ通信が利用可能になります。料金は無料です。DプランのシングルタイプでSMSオプションに加入した場合、5G通信オプションには加入できません。

容量繰り越し

mineoの通信容量の有効期間は翌月末日までです。つまり当月に余った通信容量を翌月に繰り越せるということです。繰り越し分の通信容量は当月分の通信容量よりも優先的に消費されます。

パスケットという月額110円(税込)のオプションに加入すると、自分専用のパスケットに預けた通信容量を10PBまで無期限に繰り越せるようになります。預けた通信容量は必要に応じて引き出せて、翌月に繰り越せます。

容量シェア

代表利用者と同じ住所の利用者が繰り越し分の通信容量をシェアできる、パケットシェアという機能があります。マイページからグループにメンバー登録をする必要があります。メンバー登録は代表利用者を含めて10人までです。

他の利用者に通信容量をギフトとして贈れる、パケットギフトという機能もあります。マイページで申し込みができます。ギフトとして贈った通信容量の有効期限は翌月末日までです。

マイネ王というSNSに登録すれば、他の利用者とフリータンクに入れた通信容量をシェアできるフリータンク機能や、マイネ王の投稿者に通信容量をプレゼントできるチップ機能も利用できます。

容量追加

マイピタでは必要に応じてパケットチャージで通信容量を追加できます。料金は100MBにつき55円(税込)です。一度に1GBまで、月に15GBまで購入できます。パケットチャージで追加した通信容量の有効期間は翌月末日までです。

マイそくにはパケットチャージの代わりに24時間データ使い放題というオプションが用意されています。料金は198円(税込)です。これを利用すればあらゆる速度制限が解除されます。

カウントフリー

mineoはIP電話アプリのLaLa Callがカウントフリーで、通話中に通信容量が消費されません。一般的にIP電話アプリは通信容量を消費することから敬遠されがちですが、これなら安心して利用できます。

マイピタには広告フリーという機能もあります。特定のサーバーから配信された広告を閲覧したときに、通信容量が消費されなくなるというものです。mineoアプリやmineoマイページで効果測定もできます。

マイピタとマイそくのスタンダード以上を対象とした、夜間フリーというオプションもあります。午後10時30分から午前7時30分までの間に、通信容量が消費されなくなるというものです。料金は月額990円(税込)です。

速度制限

マイピタでパケット放題 Plusに加入すれば、通信容量を超過しても通信速度が最大1.5Mbpsまで出ます。料金は5GBプラン以下なら月額385円(税込)、10GBプラン以上なら無料です。シングルタイプの1GBプラン以下は対象外です。

なお旧パケット放題は最大500kbpsで使い放題でしたが、パケット放題 Plusは最大1.5Mbpsで使い放題というわけではありません。3日間で10GBを超過すると、混雑を回避するため通信速度が最大200kbpsに制限されます。

速度切り替え

マイピタではmineoアプリを起動して節約ボタンをタップするだけで、高速通信のオンオフを切り替えられます。mineoアプリをウィジェットとしても表示しておけば、アプリを起動する必要もなくなります。

バースト転送

mineoには他の格安SIMでいうところのバースト転送機能があります。通信容量を使い切った後も、データ通信を開始してから通信量が75KBに達するまでは通信速度が制限されません。

音声通話

mineoでんわというアプリで発信すれば、通話料金が30秒10円(税込)になります。10分かけ放題は月額550円(税込)、時間無制限かけ放題は月額1210円(税込)、10分通話パックは月額110円(税込)です。

LaLa CallというIP電話アプリが実質無料で利用できる特典もあります。実際には月額110円(税込)の支払いが生じますが、その代わりに無料通話110円(税込)分が付与されます。

Dプランのその他のオプションは、迷惑電話ストップサービスが月額無料、転送電話サービスが月額無料、割込電話サービスが月額220円(税込)、番号通知お願いサービスが月額無料です。

Aプランのその他のオプションは、三者通話サービスが月額220円(税込)、迷惑電話撃退サービスが月額110円(税込)、着信転送サービスが月額無料、割込電話サービスが月額無料、番号通知リクエストサービスが月額無料です。

Sプランのその他のオプションは、グループ通話が月額220円(税込)、ナンバーブロックが月額110円(税込)、割込通話が月額220円(税込)、転送電話が月額無料、留守番電話が無料です。

すべてのプランに共通して、スマート留守電という月額319円(税込)のオプションもあります。留守番電話の内容を音声だけでなく、メールやSNSでも確認できるというものです。

支払い方法

クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードで支払いができます。デビットカードとプリペイドカードは何でも使えるわけではなく、月額料金の支払いに対応し、mineoの支払いにも対応していなければなりません。

口座振替で支払いをする方法も一応あります。eo光ネットの申し込みをし、その支払い方法を口座振替にしておけば、mineoの支払い方法もそのまま口座振替にできます。ただしeo光ネットは近畿地方でしか申し込みができません。

年齢

mineoはLINEの年齢確認に対応しています。ただしデュアルタイプのみで、シングルタイプは対応していません。年齢確認が完了すると、ID検索や電話番号検索などが利用できるようになります。

メールアドレス

mineoの申し込みをすると「@mineo.jp」のメールアドレスが使えます。保存容量は200MB、保存期間はメール受信から60日ですが、マイページで申し込みをすれば、保存容量を5GB、保存期間を無制限にできます。

セキュリティー

ウイルスバスター モバイル 月額版は月額297円(税込)です。不正アプリ、ウェブ脅威、迷惑SMS、迷惑着信の対策ができるAndroid向けアプリです。月額版なので、わざわざライセンスを更新する必要がありません。

安心フィルタリングは月額385円(税込)です。日本PTA全国協議会が推薦するi-フィルターというアプリで、危険なページやアプリをブロックしたり、端末の使用状況を監視したりできるようになります。

メールウイルスチェックは月額220円(税込)です。メールを受信する前にメールサーバーで内容を確認し、添付ファイルがウィルスに感染していることを検知したら削除するというものです。

端末保証

mineoには二つの端末保証オプションがあります。mineoの端末を交換できる端末安心保証サービスと、mineo以外の端末を修理か交換できる持込み端末安心保証サービスです。

端末安心保証サービスは月額407円(税込)です。自己負担金は1回目なら5500円(税込)、2回目なら8800円(税込)、3回目以降なら実費です。1年に2回まで利用できます。

持込み端末安心保証サービスは月額550円(税込)です。修理は無料、交換は1回目なら5500円(税込)、2回目なら8800円(税込)で、いずれも3回目以降は実費負担になります。代替機のレンタルは3300円(税込)です。

サポート

スマホ操作アシストは月額550円(税込)です。スマートフォンの画面をオペレーターと共有しながら、スマートフォンの操作に関する困り事を相談できるというサービスです。

訪問サポートは1台9900円(税込)からです。全国どこでも自宅までサポートスタッフが訪問し、初期設定、アプリのインストール、サービスの説明などをしてくれる、初心者向けのサービスです。

mineoで端末を購入すれば、APN設定を無料でサポートしてもらえます。あらかじめ端末にAPNが設定されており、SIMを入れるだけで使えます。ただしiPhoneに関しては自分で構成プロファイルをインストールする必要があります。

手続き

マイピタ内やマイそく内でのプラン変更、およびマイピタとマイそくの間でのプラン変更ができます。プラン変更は翌月から適用されます。ただしマイそく スーパーライトへのプラン変更はできません。

SIMの回線や機能やサイズを変更するには、変更事務手数料3300円(税込)とSIMカード発行料440円(税込)が必要です。ただしau回線でSMSありからSMSなしに変更する場合は不要です。

回線譲渡に伴う名義変更もできます。ただし割賦契約がある場合や、支払いが滞りがある場合には、名義変更を受け付けてもらえないこともあります。契約譲渡手数料は3300円(税込)ですが、3親等以内の家族間なら無料になります。

申し込み方法

mineoの公式サイトで申し込み方法、プラン、タイプ、通信容量、端末購入の有無を選択し、申し込み者情報を入力します。必要に応じて本人確認書類の画像をアップロードし、MNP予約番号を入力します。

SIMが届いたら必要に応じてMNP転入の回線切り替えをします。マイページにログインし、回線切り替え手続きのページでSIM情報を入力します。DプランとAプランは約30時間、Sプランは約1時間で切り替えが完了します。

mineo

mineoのここがいい

使える端末が多い

mineoはドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアに対応しているので、いろいろな端末を使えるというメリットがあります。具体的にはドコモ端末、au端末、ソフトバンク端末、SIMフリー端末を使えます。

恐らく一般的には、ドコモ、au、ソフトバンクから格安SIMに乗り換えるというパターンが多いはずなので、使い慣れたドコモ、au、ソフトバンクのスマートフォンをそのまま使い続けられるのは大きいと思います。

家族で使いやすい

基本料金が安くなる複数回線割引や家族割引、通信容量をシェアできるパケットシェア、通信容量をプレゼントできるパケットギフトなど、mineoには家族で使うと得をする仕組みがいろいろとあります。

必ずしも他の格安SIMより得をするとは言い切れませんが、少なくともmineoに限って言えば、1人で使うよりは2人以上で一緒に使った方が得をすることは間違いありません。

クレジットカードが不要

クレジットカードなしでも、デビットカードやプリペイドカードさえあれば申し込みができるのはありがたいことです。デビットカードなら審査なしで簡単に作れるので、一般的な格安SIMより申し込みのハードルは低いです。

ただしmineoがデビットカードやプリペイドカードで申し込みができることはあまり大っぴらになっておらず、いつオプテージが方針を転換するか分からないので、なるべく早めに申し込みをしておくことを強く勧めます。

容量を節約しやすい

mineoほど通信容量に不自由しない格安SIMはほとんどありません。通信速度の切り替え、通信容量の繰り越し、パケットシェアなどを駆使することで、通信容量を大きく節約できます。

しかも高速通信をオフにしていても、バースト転送のおかげでそれなりに快適に使えるので、ますます通信容量を節約しやすくなっています。これならあえて通信容量が少なめのプランを選んでもよさそうです。

他の利用者と交流できる

マイネ王を通じて他の利用者と交流できるというのは、なかなか面白い仕組みです。分からないことがあったとき、わざわざ問い合わせをすることに気が引けても、このマイネ王なら気軽に投稿できそうです。

mineo