格安SIMカードのSMSオプションは必要か

2016年11月3日更新

データ通信専用の格安SIMカードの中にはSMSオプションを追加できるものがあります。このSMSオプション、いったいどのような使い道があるのでしょうか。SMSオプションの必要性について考えてみましょう。

セルスタンバイ問題対策に

一部のスマートフォンにデータ通信専用の格安SIMカードを入れると、バッテリーが急速に消耗したり、画面上部のアンテナピクトが表示されなくなったりすることがあります。セルスタンバイ問題と呼ばれる現象です。

このセルスタンバイ問題の原因は、データ通信専用の格安SIMカードに存在するはずのない音声通話回線を、スマートフォンのOSが延々と探し続ける誤作動を起こしているからだといわれています。

そこでMVNOはセルスタンバイ問題の対策として、音声通話回線を用いるSMS機能だけを格安SIMカードに追加できるようにしています。そうすればスマートフォンのOSが誤作動を起こすことはなくなります。

データ通信専用の格安SIMカードをセルスタンバイ問題が発生する可能性がある端末に入れるなら、SMSオプションは必須です。追加料金が発生することが難点ですが、必要経費だと割り切るしかありません。

SMS認証に

SMSオプションはSMS認証にも役立ちます。SMS認証とはSMSでパスワードなどを受信して本人確認をする手続きのことで、LINE、Viber、MobageなどのさまざまなサービスがこのSMS認証を導入しています。

SMS認証を求められることはそれほど多くありませんが、いざSMS認証を求められたときにSMSができないとどうしようもないので、SMSオプションを追加するべきかどうか迷ってしまうこともあるでしょう。

格安SIMカードのSMSオプションはわずか月額100~150円ほどで追加できるので、金銭的な負担は大したことはありません。これくらいの金額なら、SMS認証に備えてSMSオプションを追加しておいてもいいのかなと思います。

無料でSMS専用の電話番号を取得できる海外のサービスを利用する手もありますが、正規の方法ではないので推奨はしません。安全性や確実性を求めるなら格安SIMカードにSMSオプションを追加するべきです。

後から追加すると大変

格安SIMカードにSMSオプションを後から追加しようとすると、何かと大変です。2000~3000円ほどのSIMカード交換手数料を支払い、新しいSIMカードを取り寄せ、古いSIMカードを返送しなければなりません。

始めからSMSオプションを追加しておけば、SIMカード交換手数料を負担せずに済み、SIMカードを交換する手間も省けます。SMSオプションを追加するかどうかは始めによく考えた方がいいでしょう。