格安SIM比較ウェブ

500kbpsの格安SIM

2021年4月13日更新

500kbpsの格安SIMを比較しています。いわゆる中速の格安SIMです。数合わせのために、500kbpsの格安SIMだけでなく、600kbpsの格安SIMや700kbpsの格安SIMも含めることにしました。

500kbpsの格安SIM おすすめ

おすすめはmineoです。パケット放題という月額385円(税込)のオプションにより、通信容量を使い切った後の通信速度が最大500kbpsに増速されます。音声通話対応プランならパケット放題込みで月額1683円(税込)からです。

mineo

mineo

500kbpsの格安SIM

ドコモ回線 音声+SMS+データプラン
1GB1298円
5GB1518円
10GB1958円
20GB2178円
ドコモ回線 SMS+データプラン
1GB1012円
5GB1397円
10GB1837円
20GB2057円
ドコモ回線 データプラン
1GB880円
5GB1265円
10GB1705円
20GB1925円
au回線 音声+SMS+データプラン
1GB1298円
5GB1518円
10GB1958円
20GB2178円
au回線 SMS+データプラン
1GB880円
5GB1265円
10GB1705円
20GB1925円
ソフトバンク回線 音声+SMS+データプラン
1GB1298円
5GB1518円
10GB1958円
20GB2178円
ソフトバンク回線 SMS+データプラン
1GB1078円
5GB1463円
10GB1903円
20GB2123円
ソフトバンク回線 データプラン
1GB880円
5GB1265円
10GB1705円
20GB1925円
プラン名mineo Dプラン デュアルタイプ 1GB
申し込みmineo
初期費用3300円
SIM発行440円
基本料金1298円
回線ドコモ
容量1GB
速度高速
超過時最大200kbps
最大500kbps(+385円)
通話アプリ使用:10円/30秒
アプリなし:22円/30秒
通話定額10分かけ放題:935円
30分パック:924円
60分パック:1848円
SMS付帯0円
枚数1枚
サイズnano micro 標準
支払いクレジットカード
デビットカード
プリペイドカード
年齢18歳~
最低利用-
解約金-
MNP転出-
プラン名mineo Dプラン デュアルタイプ 5GB
申し込みmineo
初期費用3300円
SIM発行440円
基本料金1518円
回線ドコモ
容量5GB
速度高速
超過時最大200kbps
最大500kbps(+385円)
通話アプリ使用:10円/30秒
アプリなし:22円/30秒
通話定額10分かけ放題:935円
30分パック:924円
60分パック:1848円
SMS付帯0円
枚数1枚
サイズnano micro 標準
支払いクレジットカード
デビットカード
プリペイドカード
年齢18歳~
最低利用-
解約金-
MNP転出-

mineoは、500kbpsの格安SIMです。月額385円(税込)のパケット放題というオプションにより、通信容量を使い切った後の通信速度が最大500kbpsに増速されます。ちなみにパケット放題なしだと最大200kbpsです。

1GBプランとパケット放題を組み合わせると、音声通話対応プランが月額1683円(税込)、SMS対応プランが月額1265~1463円(税込)、データ通信専用プランが月額1265円(税込)になります。

500kbpsの格安SIMに音声通話対応プランがあるのは珍しいことです。OCN モバイル ONEとUQ mobileの500kbpsプランがなくなった今となっては、mineoが最後のよりどころとなりつつあります。

au回線プランは3日間の通信量が6GBを超過すると、通信速度が500kbpsより制限されることがあります。基本料金の安さを重視するならau回線を選び、制約のなさを重視するならドコモ回線かソフトバンク回線を選んでください。

500kbpsでは物足りなくなったときのために、パケットチャージという通信容量追加オプションも用意されています。100MBにつき165円(税込)とやや高めですが、緊急時には役立つことでしょう。

mineo

イオンモバイル

500kbpsの格安SIM

ドコモ回線 音声+SMS+データプラン
60歳~ 3GB1078円
60歳~ 6GB1408円
60歳~ 8GB1628円
60歳~ ~5枚 6GB1738円
60歳~ ~5枚 8GB1958円
ドコモ回線 SMS+データプラン
60歳~ 3GB792円
60歳~ 6GB1122円
60歳~ 8GB1342円
ドコモ回線 データプラン
60歳~ 3GB638円
60歳~ 6GB968円
60歳~ 8GB1188円
au回線 音声+SMS+データプラン
60歳~ 3GB1078円
60歳~ 6GB1408円
60歳~ 8GB1628円
60歳~ ~5枚 6GB1738円
60歳~ ~5枚 8GB1958円
au回線 SMS+データプラン
60歳~ 3GB638円
60歳~ 6GB968円
60歳~ 8GB1188円
プラン名イオンモバイル NTTドコモ回線 やさしい音声プランS.
申し込みイオンモバイル
初期費用3300円
SIM発行-
基本料金1078円
回線ドコモ
容量3GB
366MB/3日(超過時)
速度下り:最大500kbps
上り:高速
超過時最大200kbps→?kbps
通話アプリ使用:11円/30秒
アプリなし:22円/30秒
通話定額10分かけ放題:935円
IP電話かけ放題:1078円
SMS付加0円
枚数1枚
サイズnano micro 標準
支払いクレジットカード
年齢60歳~
最低利用-
解約金-
MNP転出-
プラン名イオンモバイル NTTドコモ回線 やさしい音声プランM.
申し込みイオンモバイル
初期費用3300円
SIM発行-
基本料金1408円
回線ドコモ
容量6GB
366MB/3日(超過時)
速度下り:最大500kbps
上り:高速
超過時最大200kbps→?kbps
通話アプリ使用:11円/30秒
アプリなし:22円/30秒
通話定額10分かけ放題:935円
IP電話かけ放題:1078円
SMS付加0円
枚数1枚
サイズnano micro 標準
支払いクレジットカード
年齢60歳~
最低利用-
解約金-
MNP転出-

イオンモバイルは60歳以上限定で500kbpsの格安SIMです。どういうことかというと、60歳以上でなければ申し込みができないやさしいプランS.M.L.というプランがあるのですが、その下り通信速度が最大500kbpsなのです。

通信容量が3GBのやさしいプランS.は月額638円(税込)から、通信容量が6GBのやさしいプランM.は月額968円(税込)から、通信容量が8GBのやさしいプランL.は月額1188円(税込)からです。

下り通信速度は最大500kbpsに制限されますが、上り通信速度は最大500kbpsに制限されず、高速通信が可能です。通信容量を使い切ると下り上りともに通信速度が最大200kbpsに制限されます。

通信速度が最大200kbpsに制限されてから3日間の通信量が366MBを超えると、さらに通信速度が制限されることがあります。通信容量を使い切っても最大200kbpsで使い放題だとは考えない方がいいです。

通信容量を使い切ってしまったときは、オプションで通信容量を追加すれば下り通信速度が最大500kbpsに戻り、上り通信速度が高速に戻ります。料金は1GBにつき528円(税込)、有効期限は3カ月後の末日までです。

イオンモバイル

ServersMan SIM LTE

500~600kbpsの格安SIM

ドコモ回線 SMS+データプラン
無制限 最大600kbps817円
ドコモ回線 データプラン
無制限 最大600kbps660円
プラン名ServersMan SIM LTE
初期費用3300円
SIM発行-
基本料金660円
回線ドコモ
容量-
速度最大500~600kbps
超過時-
通話-
SMS付帯157円
枚数1枚
サイズnano micro 標準
支払いクレジットカード
年齢-
最低利用-
解約金-

ServersMan SIM LTEは、500~600kbpsの格安SIMです。通信容量の制約がなく、通信速度が最大500~600kbpsで使い放題です。以前は最大250kbpsでしたが、2018年2月1日から最大500~600kbpsに引き上げられました。

SMS対応プランが月額817円(税込)、データ通信専用プランが月額660円(税込)です。中速の格安SIMとしては破格の条件です。音声通話対応プランがないことだけが惜しまれます。

公式サイトで通信速度の計測結果が公開されています。それを見る限り、時間帯によっては100kbps以下にまで落ち込むこともあるようですが、おおむね300~500kbpsくらいで推移しているようです。

動画再生やファイル交換をするときは通信速度が500~600kbpsより制限されることになっており、オプションで通信容量を追加することが推奨されています。

通信容量の価格は1GBにつき660円(税込)です。通信容量は6カ月後の末日まで有効なので、こまめに速度切り替えサービスで500~600kbpsに戻し、ここぞというときまで温存しておきましょう。

Wonderlink LTE

700kbpsの格安SIM

ドコモ回線 データプラン
1GB1738円
7GB2728円
プラン名Wonderlink LTE F-使い放題700
申し込みWonderlink LTE
初期費用3300円
SIM発行-
基本料金1738円(初月無料)
回線ドコモ
容量1GB
1GB/日
速度高速
超過時最大700kbps→最大100kbps
通話-
SMS付帯-
枚数1枚
サイズnano micro 標準
支払いクレジットカード
年齢-
最低利用-
解約金-
プラン名Wonderlink LTE F-7G
申し込みWonderlink LTE
初期費用3300円
SIM発行-
基本料金2728円(初月無料)
回線ドコモ
容量7GB
1GB/日
速度高速
超過時最大700kbps→最大100kbps
通話-
SMS付帯-
枚数1枚
サイズnano micro 標準
支払いクレジットカード
年齢-
最低利用-
解約金-

Wonderlink LTEは、500kbpsの格安SIMを上回る、700kbpsの格安SIMです。1GBを使い切ると通信速度が最大700kbpsになるF-使い放題700プランと、7GBを使い切ると通信速度が最大700kbpsになるF-7Gプランがあります。

F-使い放題700プランが月額1738円(税込)、F-7Gプランが月額2728円(税込)で、いずれも初月無料です。データ通信専用プランのみで、音声通話対応プランやSMS対応プランはありません。

500kbpsでも700kbpsでも大した違いはありませんが、通信速度が速いに越したことはありません。500kbpsの格安SIMに不安があるなら、700kbpsの格安SIMであるWonderlink LTEを検討してください。

ただしWonderlink LTEは700kbpsの格安SIMではあるものの、その通信速度のまま使い放題というわけではないので、注意が必要です。1日間の通信量が1GBを超過すると、通信速度が最大100kbpsに制限されることになっています。

動画再生、アプリダウンロード、OSアップデートなどをしていると、あっという間に1GBの上限に達してしまうことでしょう。そういう意味では使い勝手に難があることは否めません。

Wonderlink LTE

TONE SIM (for iPhone)

500~600kbpsの格安SIM

ドコモ回線 音声+SMS+データプラン
無制限 最大600kbps2915円
ドコモ回線 SMS+データプラン
無制限 最大600kbps1980円
ドコモ回線 データプラン
無制限 最大600kbps1870円
プラン名TONE SIM (for iPhone) 090音声オプション付き
申し込みTONE SIM (for iPhone)
初期費用ウェブ:3300円
店舗:6600円
SIM発行-
基本料金2915円
回線ドコモ
容量-
速度最大500~600kbps
超過時-
通話アプリ使用:18.7円/30秒
アプリなし:19.8円/30秒
通話定額5分かけ放題:1045円
IP電話10分かけ放題:550円
SMS付帯0円
枚数1枚
サイズnano
支払いクレジットカード
デビットカード
プリペイドカード
口座振替(店舗のみ)
年齢18歳~
最低利用-
解約金-
MNP転出-
プラン名TONE SIM (for iPhone)
申し込みTONE SIM (for iPhone)
初期費用ウェブ:3300円
店舗:6600円
SIM発行-
基本料金1870円
回線ドコモ
容量-
速度最大500~600kbps
超過時-
通話-
通話定額IP電話10分かけ放題:550円
SMS付帯110円
枚数1枚
サイズnano
支払いクレジットカード
デビットカード
プリペイドカード
口座振替(店舗のみ)
年齢18歳~
最低利用-
解約金-

TONE SIM (for iPhone)は500~600kbpsの格安SIMです。通信容量の制約がなく、通信速度が最大500~600kbpsで使い放題です。TONE電話というIP電話とTONEファミリーオプションという端末見守りが利用できます。

基本料金は付帯サービスのせいで割高になっています。音声通話対応プランが月額2915円(税込)、SMS対応プランが月額1980円(税込)、データ通信専用プランが月額1870円(税込)です。

中速の格安SIMには珍しい音声通話対応プランがありますが、まずSMS対応プランかデータ通信専用プランで利用開始し、4カ月目以降に090音声オプションの申し込みをしてSIMカードを交換しなければなりません。

動画再生やアプリダウンロードなどで帯域を占有していると、通信速度が500~600kbpsより制限されることになっており、オプションで通信容量を追加することが推奨されています。ServersMan SIM LTEと同じですね。

1GBにつき490円(税込)の動画チケットオプションを購入すると、通信速度が最大3Mbpsになります。果たして3Mbpsが高速なのかという疑問も浮かんできますが、それでも500~600kbpsよりはだいぶましです。

TONE SIM (for iPhone)

500kbpsの格安SIM 料金比較

音声プラン

速度最安次点
3GBイオン-
1078円-
6GBイオン-
1408円-
8GBイオン-
1628円-
無制限mineoTONE
1683円2915円

mineoは1GBプランとパケット放題の合計金額で比較しています。最も安いのはイオンモバイルの3GBプランです。mineoは最大500kbpsで使い放題にもかかわらず、イオンモバイルの8GBプランに匹敵するほど安いです。

SMSプラン

速度最安次点
3GBイオン Aイオン D
638円792円
6GBイオン Aイオン D
968円1122円
8GBイオン Aイオン D
1188円1342円
無制限Serversmineo A
817円1265円

イオンモバイルのau回線の3GBプランが最も安いです。ServersMan SIM LTEも最大500~600kbpsで使い放題の割には安いので、こちらを選ぶのもいいでしょう。mineoも悪くありません。

データプラン

速度最安次点
3GBイオン D-
638円-
6GBイオン D-
968円-
8GBイオン D-
1188円-
無制限Serversmineo D
mineo S
660円1265円

最も安いのはイオンモバイルのドコモ回線の3GBプランで、次にServersMan SIM LTE、次にイオンモバイルのドコモ回線の6GBプランと続いています。おすすめはServersMan SIM LTEです。

500kbpsの格安SIM 仕様比較

割引

mineo
イオン
Servers
Wonder
TONE
初月無料----
固定回線割-----
複数回線割---
ポイント還元----

mineoには複数回線割引と家族割引があります。Wonderlink LTEは基本料金が初月無料です。TONE SIM (for iPhone)は親がトーンモバイルの契約者なら基本料金が割引になります。

回線

mineo
イオン
Servers
Wonder
TONE
ドコモ
au---
ソフトバンク----
楽天-----

mineoはドコモ回線プラン、au回線プラン、ソフトバンク回線プランが選択できます。イオンモバイルはドコモ回線プラン、au回線プランが選択できます。他の格安SIMはドコモ回線のみです。

データ通信

mineo
イオン
Servers
Wonder
TONE
速度切り替え-
バースト転送---
容量繰り越し---
容量シェア---
容量追加-

mineo、イオンモバイル、ServersMan SIM LTEなどは、通信速度の切り替えや、通信容量の追加ができます。Wonderlink LTEはこれらの格安SIMに比べ、機能が乏しいことは否めません。

音声

mineo
イオン
Servers
Wonder
TONE
通話定額--
転送電話--
迷惑電話拒否---
留守番電話--
割り込み通話--

mineo、イオンモバイル、TONE SIM (for iPhone)には、音声通話対応プランがあり、もちろん通話料金割引アプリやかけ放題オプションも用意されています。他の格安SIMでは、音声通話はあきらめるしかありません。

支払い方法

mineo
イオン
Servers
Wonder
TONE
クレカ
デビカ---
プリカ---
口座振替----
振り込み-----

mineoはクレジットカードの代わりにデビットカードやプリペイドカードで支払いができます。イオンモバイルは本人名義以外のクレジットカードで支払いができます。

サポート

mineo
イオン
Servers
Wonder
TONE
店舗サポート--
訪問サポート---
遠隔サポート--

mineoとイオンモバイルは遠隔サポートや訪問サポートが受けられます。イオンモバイルの高齢者向けプランの場合は、かけ放題オプションに遠隔サポートが無料で付帯します。

手続き

mineo
イオン
Servers
Wonder
TONE
未成年契約-
MNP開通--
譲渡---

イオンモバイルを除く500kbpsの格安SIMは、保護者の同意があれば未成年でも契約できます。イオンモバイルの高齢者向けプランは、未成年どころか60歳以上でなければ契約できません。

500kbpsの格安SIM まとめ

mineoが本命です。音声通話対応プランが選択できることと、通信容量を使い切るまで最大500kbpsを超える高速通信ができることが、魅力的に映ります。他の格安SIMは何かと欠点があり、万人向けではありません。

mineo

500kbpsの格安SIM コラム

続々と姿を消す500kbpsの格安SIM

2019年、一部の格安SIMユーザーにとって衝撃的な出来事がありました。OCN モバイル ONEの500kbpsコースがサービスを終了してしまったのです。多くの利用者が他の格安SIMへの乗り換えを強いられることになりました。

500kbpsコースは、2013年8月29日にOCN モバイル エントリー D LTE 980がOCN モバイル ONEに刷新された当初から存在していた、歴史のあるプランでした。長らく500kbpsの格安SIMの代表格として親しまれていました。

15GBを使い切るまで最大500kbpsの中速で、その後は最大200kbpsの低速になるプランでした。音声通話対応プランが月額2750円(税込)、SMS対応プランが月額2112円(税込)、データ通信専用プランが月額1980円(税込)でした。

ところが2018年12月3日にこの500kbpsコースが廃止されることが明らかにされました。2019年1月29日をもって受け付けを終了し、2019年9月30日をもってサービスを終了するというのです。

この件についてOCN モバイル ONEの関係者に話を聞いたことがあります。どうも500kbpsコースはトラフィックをコントロールするのが難しかったそうです。通信速度が速くて通信容量も多いわけですから、そうなるのもうなずけます。

そして2019年9月30日にはOCN モバイル ONEの500kbpsコースがサービスを終了するのと時を同じくして、UQ mobileのデータ無制限+音声通話プランも申し込み受け付けを終了しました。

さらに2021年3月31日にはUQ mobileのデータ無制限プランも申し込み受け付けを終了しました。500kbpsの格安SIMの二大巨頭だったOCN モバイル ONEとUQ mobileから、ついに500kbpsのプランが姿を消してしまったのです。

こうして500kbpsの格安SIMはだんだんと選択肢が少なくなりつつあります。一定の需要はあるように思えるのですが、MVNOにとっては割が合わないサービスなのかもしれません。

500kbpsの格安SIMの選び方

500kbpsの格安SIMも、通信速度が速くて基本料金が高いものから、通信速度が遅くて基本料金が安いものまで、種類はさまざまです。その中からどのようにしてたった一つを選び出せばいいのでしょうか。

まず大前提として、どの程度の通信速度があればいいのかということから考えてみてください。700kbpsないと駄目なのか、500kbpsあればいいのかということです。それでひとまず候補を絞り込めます。

ただしMVNOが公表している格安SIMの通信速度は、ここまで出る可能性があるという理論値に過ぎず、実測値は回線の混雑状況などさまざまな要因によって随時変動します。あまり理論値をうのみにしないことです。

3日制限があるかどうかも見逃せません。500kbpsの格安SIMの中には、3日間の通信量に応じて通信速度が制限されるものがあります。この3日制限があると極端な使い方ができなくなります。

しかし3日制限がなければいいのかというと、そうとも言い切れません。3日制限がないと回線が混み合い、サービス全体としてはむしろ通信速度が低下してしまう恐れがあるからです。これは人によって好みが分かれるところです。

あとは将来的なプラン変更の可能性も考慮に入れ、500kbpsプランだけでなく高速プランの内容も確認しておくことを勧めます。今はその気がなくても、先のことは分かりません。いざというときに備えておくことが大切です。

もし高速プランの内容がいまひとつで、他の格安SIMに乗り換えざるを得なくなったら、お金も手間も余計に掛かってしまいます。なるべく同じ格安SIMのままプラン変更だけで対応できるのが理想的です。

500kbpsの格安SIMでできること

500kbpsの格安SIMでできることには限りがあります。500kbpsの格安SIMに乗り換えてから後悔することのないように、できることとできないことをきちんと把握しておきましょう。

メールやLINEのやりとりくらいなら、まったく問題ありません。テキストだけなら容量は極めて少なくなるので、通信速度が500kbpsだろうと、あるいはもっと遅い200kbpsだろうと、ほんの一瞬で送受信できます。

ブラウザーでサイトを見たり、TwitterなどのSNSでタイムラインを追ったりするのも、おおむね問題ありません。写真や動画が含まれていると表示に時間がかかることもありますが、テキスト中心のコンテンツなら大丈夫です。

意外なところでは、050 plusなどのIP電話アプリによる音声通話も可能です。音声を送受信するのにはそれなりの通信速度が必要になりそうに思えますが、実際には数十kbpsもあれば事足ります。

逆に500kbpsの格安SIMでできないことの筆頭に挙げられるのが、YouTubeなどで動画を見ることです。画質を落とせば再生できることもありますが、それが視聴に耐え得るかどうかはまた別の問題です。

アプリや音楽などの大容量データをダウンロードするのも困難です。通信速度が遅いのに無理やり長時間にわたってダウンロードを続けていると、帯域を占有しているとして、MVNOに接続を解除されてしまう可能性もあります。

OSアップデートにも要注意です。iOSやAndroidなどのOSをアップデートしようとすると、時として1GBを超えるような大容量データをダウンロードしなければなりません。500kbpsの格安SIMでそれをするのは無謀です。

このように500kbpsの格安SIMでできないことを無理やりしようとするよりも、できないことはできないと割り切り、Wi-Fiに接続するなどして通信速度の遅さを補うようにしたいところです。

500kbpsの格安SIMを容量追加で快適に

通信速度に関して言えば、500kbpsの格安SIMが快適さに欠けるのは否めません。しかし一部の格安SIMに用意されている通信容量追加オプションを活用すれば、それなりに快適に使えるようになります。

通信容量追加オプションとは、その名の通り通信容量を追加できる有料オプションのことです。500kbpsの格安SIMでも通信容量を追加すれば、あくまで一時的にではあるものの、高速通信ができるようになります。

すべての格安SIMにこのような通信容量追加オプションが用意されているわけではありませんが、近頃ではだいぶ定着してきました。むしろ通信容量追加オプションがない格安SIMの方が珍しいくらいです。

通信容量追加オプションの料金は、格安SIMによってばらつきがあります。基本料金がいくら安くても、通信容量追加オプションが高いとかえって損をしてしまうことがあるので、そこも含めて格安SIMを比較したいところです。

1MB当たりの単価が1円くらいなら安く、3円くらいなら普通で、5円くらいまでいくと高いという認識でいいでしょう。まとめ買いをすると1MB当たりの単価が安くなることが多いです。

価格だけでなく有効期間にも注意してください。価格が高い代わりに有効期間が長く、数カ月先まで使えることもあれば、価格が安い代わりに有効期間が短く、当月いっぱいで使えなくなることもあります。

中速と高速の切り替えができれば、追加しておいた通信容量を無駄なく使っていけるので、なお理想的です。通信容量の追加だけでなく、通信速度の切り替えができるかどうかも確認しておくようにしてください。

通信容量追加オプションは使いこなせれば便利ですが、500kbpsの格安SIMで通信容量追加オプションを多用するのは本末転倒ともいえるので、そのような状況に陥ったら、高速の格安SIMへの乗り換えも検討するべきです。

迷ったらmineo

迷ったらmineoです。音声通話対応プランが選択でき、最大500kbpsにするかどうかも選択でき、通信容量を使い切るまで最大500kbpsを超える高速通信もできるので、いろいろな使い方ができそうです。

mineo