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povo2.0、スマホと容量が交換できる「スマホギガトレード」を開始

投稿 著者 賀来泰史

KDDIは2023年3月8日、povo2.0で不要なスマートフォンやタブレットと通信容量が交換できる買い取りサービス「スマホギガトレード」の提供を開始しました。国内初の試みであるとしています。

スマホギガトレードとは、スマートフォンやタブレットの買い取りの対価に、現金ではなく、povo2.0で利用できる通信容量のトレードコードが受け取れる、新しい形の買い取りサービスです。

買い取り価格に応じ、20GB(30日間)のトレードコード最大32回分が受け取れます。買い取り価格が1~2700円ならトレードコードは1回分、8万3701~8万4480円なら32回分といった具合です。

トレードコードの個数に応じ、入力期限は長くなっていきます。個数が1回分なら入力期限は90日間、32回分なら3年間といった具合です。大量のトレードコードが使い切れるように配慮されているわけです。

スマホギガトレードの利用条件は、日本在住で18歳以上であること、直近1年間に当サービスで買い取りをした端末が5台以下であること、端末が買い取りの対象であることです。

povo2.0を利用していなくてもスマホギガトレードは利用できます。しかしトレードコードはpovo2.0でしか利用できないので、povo2.0を利用していないならスマホギガトレードを利用する意味はありません。

率直に言って、よほど相場より高く買い取ってもらえない限り、あまり積極的に利用しようとは思えないサービスです。トレードコードには現金のような汎用性がまったくないからです。