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ピカラモバイル、解約金を廃止

投稿 更新 著者 賀来泰史

STNetは2022年6月6日、Fiimo改めピカラモバイルで7月1日から最低利用期間と解約事務手数料を廃止すると発表しました。6月30日以前に申し込みをした場合も含めてすべての利用者が対象です。

当サービスは7月1日をもってFiimoからピカラモバイルへとサービス名が変更されることになりましたが、これに伴って契約約款の内容も変更されることになったため、このたび契約約款の新旧対照表が公開されました。

その新旧対照表を確認したところ、新しい契約約款からは最低利用期間と解約事務手数料に関する記述がすべて削除されており、これらが廃止される予定であることが判明しました。

現在のところFiimoの音声&データ通信タイプには12カ月間、データ通信(SMS機能付き)タイプとデータ通信タイプには1カ月間の最低利用期間があり、途中で解約すると1万1000円(税込)の解約事務手数料が請求されます。

しかしFiimoからピカラモバイルへとサービス名が変更されるタイミングで、これらの最低利用期間と解約事務手数料は廃止されることになりました。今後は解約事務手数料を支払うことなく解約できます。

6月30日以前に申し込みをした場合も、7月1日以降はこの変更が適用されます。つまり6月30日までに最低利用期間が満了していなくても、7月1日からは解約事務手数料を支払う必要がなくなるということです。

電気通信事業法の改正の影響で、格安SIMの最低利用期間と解約金が廃止される事例が相次いでいます。この調子でますます格安SIMの間での乗り換えがしやすくなることを期待しましょう。