Fiimo、「ピカラモバイル」に改称
STNetは2022年6月1日、Fiimoの名称を7月1日から「ピカラモバイル」に変更すると発表しました。7月1日から提供を開始する予定だった「ピカラとFiimoでいっしょ割」の名称も「ピカラいっしょ割」に変更します。
場所や時間を問わずに生活のさまざまな場面でインターネットを利用する人が増えていることから、STNetが運営する固定回線サービスのピカラ光ねっとに合わせ、ブランド名がピカラに統一されることになりました。
今回変更されることになったのはサービスとセット割引の名称のみです。それ以外のプランや料金などについては何ら変更されません。Fiimoの利用者はこれまで通りにサービスを利用できます。
Fiimoは2016年2月15日に提供が開始された格安SIMです。運営会社のSTNetは四国電力グループに属しており、2020年7月1日に四国電力とのセット割引を開始し、2022年7月1日にピカラ光ねっととのセット割引も開始する予定でした。
Fiimoと四国電力のセット割引の名称は「でんきといっしょ割」です。Fiimoとピカラ光ねっとのセット割引の名称は「ピカラとFiimoでいっしょ割」になる予定でしたが、「ピカラいっしょ割」に改められました。
今回はそのピカラいっしょ割の詳細についても発表されました。ピカラモバイルとピカラ光ねっとを併用すればピカラいっしょ割の対象になり、ピカラモバイルの基本料金が330円（税込）割引されます。
ピカラモバイルの対象プランはすべてのプランです。ピカラ光ねっとの対象プランはホームタイプとマンションタイプです。条件を満たした上で、ピカラモバイルのマイページからピカラいっしょ割の申し込みをする必要があります。
ピカラというブランドになじみのある四国地方の在住者にとっては、Fiimoという名前よりもピカラモバイルという名前の方が響きやすいのかもしれません。しかし個人的にはFiimoという名前がなくなってしまうことに寂しさを覚えます。
