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日本通信SIM、eSIMに対応

投稿 更新 著者 賀来泰史

日本通信は2022年4月6日、日本通信SIMの合理的プランでeSIMの提供を開始しました。eSIM対応端末を利用することで、プラスチックの物理SIMが到着するのを待たずに開通することが可能になります。

eSIMが利用できるプランは、合理的シンプル290プラン、合理的みんなのプラン、合理的20GBプラン、合理的かけほプランです。Wスマートプランだけは対象外となっています。

eSIM対応端末はiPhoneとiPadのみで、Androidスマートフォンは含まれていません。eSIMが利用できるAndroidスマートフォンもあるはずですが、なぜそれらが含まれていないのかは不明です。技術的な問題があるのかもしれません。

eSIMでも初期費用は変わらず3300円(税込)です。いったんiPhoneやiPadに登録したeSIMを「モバイル通信プランの削除」で削除してしまうと、eSIMを再発行するには1100円(税込)の手数料が必要になります。

eSIMは申し込みをしたらその場で利用できるようになるというイメージがありますが、日本通信SIMでは申し込みをした後に住所確認コードというものが郵送されるまで待たなければなりません。開通にはその住所確認コードが必要です。

日本通信SIMのeSIMは、ドコモやahamoやドコモ回線の格安SIMのeSIMと併用できません。また構成プロファイルを必要とする他の物理SIMやeSIMとも併用できません。DSDVで利用するつもりなら要注意です。

iPhoneとiPadでしか利用できないことといい、eSIMなのに書類のやりとりが必要になることといい、他社と併用しづらいことといい、いろいろと気になることばかりですが、これから改善されていくことを願いましょう。