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OCN モバイル ONE、18歳から契約可能に

投稿 更新 著者 賀来泰史

NTTコミュニケーションズは2022年3月8日、OCN モバイル ONEで4月1日から音声対応SIMの契約可能年齢を18歳に変更すると発表しました。民法改正による成年年齢の引き下げに対応することを目的としたものです。

4月1日から民法改正で成年年齢が20歳から18歳に引き下げられます。これによって18歳以上20歳未満の者は保護者の同意なしにさまざまなサービスの契約を締結することが可能になります。もちろん格安SIMも例外ではありません。

3月8日時点の重要事項によると、音声対応SIMは未成年者の申し込みはできないとされています。SMS対応SIMとデータ通信専用SIMは18歳未満の者の申し込みはできず、18歳以上の未成年者は保護者の同意が必要とされています。

これらの条文にある未成年者という言葉の意味が変化するため、音声対応SIMについては契約可能年齢が20歳から18歳に変更されることになりました。つまり18歳以上であれば保護者の同意なしに契約できるようになるわけです。

今回の告知ではSMS対応SIMとデータ通信専用SIMについては特に触れられていませんでしたが、これらも成年年齢の引き下げに合わせて保護者の同意なしに契約できるようになることが確実視されます。

今後はこれを皮切りにあらゆる格安SIMの契約可能年齢が18歳あるいはそれ以下に引き下げられることになるでしょう。よほどのことがない限りは契約可能年齢を20歳のままにしておくことは考えにくいです。