トーンモバイル for docomoとは、ドコモのエコノミーMVNOとしてNTTドコモと連携するフリービットの子会社のトーンライフスタイルが、ドコモショップのみで販売する格安SIMです。12月22日から申し込み受け付けを開始します。
フリービットの10月7日のプレスリリースには、サービスの主な内容として「ドコモショップ店頭での新規契約、SIMサービスの初期設定およびアカウント設定など、その他顧客サポートに関する手続きの対応」が挙げられています。
これを読む限りでは、ドコモショップでアフターサポートが受けられるように思えます。「その他顧客サポートに関する手続きの対応」にアフターサポートが含まれると考えるのが自然です。
ところが同じドコモのエコノミーMVNOであるNTTコミュニケーションズのOCN モバイル ONEは、ドコモショップでアフターサポートが受けられません。申し込みと初期設定を除く手続きや相談は、ウェブと電話のみで受け付けています。
同じドコモのエコノミーMVNOであるにもかかわらず、片方はドコモショップでアフターサポートがあり、もう片方はドコモショップでアフターサポートがないというのは、どうもおかしいと思いました。
そこでトーンライフスタイルに問い合わせて確認を取ったところ、やはりトーンモバイル for docomoもドコモショップでアフターサポートを提供する予定はないとのことでした。
具体的に言うと、ドコモショップでは申し込みとその後の初期設定の手続きのみが可能であり、それ以外の手続きや相談については、お客様サポート窓口に問い合わせることでサポートが受けられるようになる予定なのだそうです。
ドコモショップの立場からすると、ドコモのアフターサポートだけでも手一杯なのに、格安SIMのアフターサポートまでやっていられないのでしょう。店員の仕事量や学習コストを考えると、仕方がないのかなと思います。