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ZenFone 6の電源が入らないのでASUSに修理してもらった

投稿 更新 著者 賀来泰史

2019年8月に購入したZenFone 6の6GB/128GBモデルが2021年10月に故障し、電源が入らなかったり再起動がループしたりするようになりました。初期化しても症状が改善されなかったため、ASUSに修理を依頼することにしました。

ZenFone 6の電源が入らない

ある日の夜のことです。いつものようにZenFone 6のChromeでネットサーフィンをしていたら、いきなりフリーズしてしまいました。タップしたりスワイプしたりボタンを押したりしても、まったく反応しないのです。

実を言うとZenFone 6がフリーズするのはこれが初めてではありませんでした。しかしいつもはフリーズしてもアプリが強制終了するくらいで済んでいたのに、今回はずっとフリーズしたままでした。何か様子がおかしいと思いました。

幸いにも電源ボタンだけは生きていて、電源ボタンを長押しすると電源を落とすことができました。もう一度電源ボタンを長押しして電源を入れ、パスワードを入力してロックを解除すると、無事にホーム画面が表示されました。

ところがChromeでネットサーフィンを再開すると、またすぐにフリーズしてしまいました。そして今度は電源ボタンに触れてもいないのに、ひとりでに電源が落ちてしまいました。

それからは電源を入れてもすぐに落ちるようになってしまいました。電源が落ちるタイミングは毎回違いました。最初のASUSのロゴが表示されているときに電源が落ちたり、パスワードを入力しているときに電源が落ちたりしました。

ZenFone 6で再起動がループ

そのとき私の脳裏をよぎったのは、ZenFone 6は壊れやすいとか、ZenFone 6で再起動がループする不具合が多発しているらしいとかいう、いつかどこかで目にした書き込みです。まさか自分に限ってと思いましたが、そのまさかでした。

何度も電源を入れ直しているうちに、やがてZenFone 6で再起動がループするようになりました。電源が落ちたかと思えば電源が入り、また電源が落ちたかと思えば電源が入る。そんな光景が繰り返されました。

何かできることはないかと調べてみたところ、ZenFone 6は電源ボタンと音量を下げるボタンを押し続ければリカバリーモードだかセーフモードだかで起動するということを知り、さっそく試しました。しかしうまくいきませんでした。

そのときのZenFone 6はまるで4Kの動画を撮影しているかのように異常に発熱していました。ネットサーフィンだけでそんなに発熱するはずがありません。熱暴走しているのかもしれないと思いました。

結局その日は再びホーム画面までたどり着くことができませんでした。それどころかASUSのロゴを突破することも困難でした。一度としてまともに電源が入ることはなく、もはや文鎮と化したも同然でした。

翌日に改めてZenFone 6の復旧を試みました。あきらめずに電源を入れ直していると、あるとき「Android Recovery」という画面が表示されました。電源ボタンしか押していなかったのに、なぜかリカバリーモードで起動したのです。

そこで提示された選択肢は「Try again」と「Factory data reset」の二つだけでした。「Factory data reset」とは工場出荷時のデータにリセットする操作です。つまりすべてのデータが失われることを意味します。

初期化することへの抵抗はありませんでした。重要なデータはクラウドにバックアップしてあったからです。それに再起動がループするようになった時点で、こうなることは何となく察しがついていました。

意を決して「Factory data reset」を選択しました。初期化が始まり、やがて初期設定の画面が映し出されました。そのまま初期設定を進めようとしましたが、Wi-Fiのパスワードを入力したところで電源が落ちてしまいました。

初期化しても症状が改善されないということは、ハードウェアが故障したに違いないと思いました。こうなると私の手には負えませんでした。お金のことを考えるとうんざりしましたが、ASUSに有償で修理を依頼することにしました。

ZenFone 6の修理を依頼

我が家には固定電話がありませんでしたが、幸いにも予備のスマートフォンがありました。使い古しのiPhone 7です。ひとまずZenFone 6のSIMカードをこのiPhone 7に差し替え、当面の連絡手段を確保しました。

すぐにASUSコールセンターに電話をかけました。My 050というIP電話アプリのおかげで固定電話向けのフリーダイヤルに発信できました。携帯電話向けのナビダイヤルに発信せずに済んでよかったです。

ZenFone 6の症状を伝えると、やはり修理が必要であろうという判断が下されました。買い替えの可能性も頭をちらつきましたが、ひとまず見積もりを出してもらうことにしました。そして修理について詳しい説明を受けました。

修理の大まかな流れは、修理品を送付し、検証してもらい、見積もりを出してもらい、それでよければ料金を支払い、修理してもらい、返送してもらうといった感じです。検証で1週間くらいかかり、全部で2~3週間くらいかかります。

修理にかかる費用は、行きの送料、検証料金6600円(税込)、修理料金5500円(税込)、部品代金です。検証料金は修理をキャンセルしても発生します。支払い方法はクレジットカードか代金引換で、代金引換なら手数料が発生します。

部品代金がはっきりしなかったので、例えば基盤を交換することになったらいくらかかるのか尋ねてみました。しかしそこまでの情報は持ち合わせていないようで、はっきりとした答えは返ってきませんでした。

今にして思えば、このときに部品代金がはっきりしていたら、ZenFone 6を修理してもらうことを思いとどまっていたかもしれません。それくらい部品代金は高くつきました。まったく後悔していないと言ったらうそになります。

送付するものはZenFone 6、電源ケーブル、ACアダプター、修理依頼確認書です。修理依頼確認書は公式サイトからダウンロードします。今回はすでに保証が切れていたので、保証書を同封する必要はありませんでした。

最後に送付先と受け付け番号を教えてもらいました。送付先は千葉県のASUSサポートセンターです。受け付け番号とは修理依頼確認書と運送伝票に記載する番号のことです。オペレーターに礼を言って電話を切りました。

対応してくれたオペレーターは中国人か台湾人らしき男性でした。日本語の発音はネイティブとまではいきませんでしたが、丁寧に分かりやすく話してくれて好感が持てました。こちらの言うこともしっかりと理解している様子でした。

ZenFone 6の修理品を送る

さっそくZenFone 6を発送する準備に取り掛かりました。ZenFone 6、電源ケーブル、ACアダプターを緩衝材代わりのごみ袋で梱包しました。修理依頼確認書を印刷して記入し、ヤマト運輸の発払いの送り状にも記入しました。

段ボール箱はヤマト運輸に注文することにしました。最も安い70円(税込)の宅急便コンパクト専用BOXは専用の送り状が必要なので、次に安い120円(税込)のクロネコボックス(6)で妥協しました。

ヤマト運輸に電話をかけ、集荷を依頼するとともに段ボール箱を注文しました。段ボール箱を届けてもらえるのは最短で翌日になるとのことだったので、翌日に来てもらうことにしました。

日が明けて配送員が段ボール箱を持参してやってきました。用意しておいたものを手渡すと、それを段ボール箱に詰めてくれました。中身は何かと尋ねられたので、スマートフォンだと答えました。

梱包資材代金は前述したように120円(税込)で、送料は東京都から千葉県までで924円(税込)でした。送料が意外と高くて驚きました。iPhone 7のSuicaで2回に分けて支払いを済ませました。

ZenFone 6の修理費用を支払う

6日後にASUSサポートセンターから電話がありました。症状が再現でき、メインボードを交換したら改善したとのことでした。128GBのメインボードが欠品しているため、256GBのメインボードで代用させてほしいと提案されました。

思いがけずストレージの容量が倍増することになりました。128GBでも不自由はしていなかったので、256GBになったところでどうということはありませんでしたが、いずれにせよ悪い話ではありません。快く受け入れました。

それから修理費用の見積もりを出してもらいましたが、その金額は私の予想を大きく上回りました。検証料金は6600円(税込)、修理料金は5500円(税込)、部品代金は3万8500円(税込)、合計は5万600円(税込)でした。

ヤマト運輸にすでに支払った梱包資材代金と送料を含めると、全部で5万1644円(税込)もの出費になります。これだけのお金があれば、ZenFone 6ほどではなくても割といいスマートフォンに買い替えられます。

ずいぶん悩みましたが、修理をキャンセルしてスマートフォンを買い替えることをまったく想定していなかったので、その場では結論が出せませんでした。少し考えさせてほしいと伝え、いったん電話を切りました。

買い替えるとしたら同じZenFone 6の新品でした。ZenFone 6にこだわったのは、Zenfone 8 Flipまでのフリップカメラモデルの中で最も質量が小さいからです。故障するリスクが高い中古品に手を出すつもりはありませんでした。

ひとまず新品の価格を調べてみました。しかし新品はほとんど流通していませんでした。ASUS Storeには8GB/256GBモデルの新品の在庫がありましたが、7万9800円(税込)もしました。しかも送料は770円(税込)でした。

新品に買い替えると3万円以上も高くつくことが分かりました。それで何が変わるのかというと、メインボード以外も新品になることと、メモリーが8GBになることくらいです。あまり費用対効果が良くないなと思いました。

そういうわけで結局は修理を決行してもらうことにしました。電話をかけ直し、修理してほしいということと、クレジットカードで支払いをするということを伝えました。すると後ほど届くメールから支払いをするよう求められました。

翌日に決済システム提供会社のペイジェントを通じてメールが届きました。そのメールから支払いページにアクセスし、クレジットカード情報を入力し、支払いを済ませました。ちなみに分割払いは選択できませんでした。

ZenFone 6の修理品が届く

6日後にヤマト運輸の宅急便でZenFone 6の修理品が届きました。最初に電話をかけてからこの日に至るまでにちょうど2週間かかりました。全部で2~3週間かかるという説明の通りでした。

段ボール箱を開けると、緩衝材で厳重に梱包されたZenFone 6とその付属品が姿を現しました。見積もり書と修理報告書も同封されていました。それらにはメインボードに不具合があったため交換した旨が記載されていました。

ZenFone 6を袋から取り出し、恐る恐る電源を入れてみました。特に問題はなさそうでした。言語を選択し、Wi-Fiに接続し、Googleアカウントにログインし、あれこれと設定していると、やがてホーム画面が表示されました。

そのまましばらく様子を見ていましたが、電源が落ちたり再起動がループしたりすることはありませんでした。ZenFone 6はしっかりと修理されていました。ひとまず一件落着です。

バックアップしていなかった設定やアプリや音楽を元通りにするのは骨が折れました。以前インストールしていたアプリを思い出すのにずいぶん時間がかかってしまいました。ちゃんとバックアップしておくべきだったと反省しています。

ASUSの修理対応にはおおむね満足しています。オペレーターの受け答えは丁寧でしたし、クレジットカードで簡単に支払いができましたし、作業の早さや的確さも申し分ありませんでした。

気になったことといえば、オペレーターによっては中国語なまりの日本語が少し聞き取りづらかったことと、修理依頼確認書に記入したはずのメールアドレスが伝わっておらず、口頭でもう一度伝えなければならなかったことくらいです。

部品代金の高さに不満がないわけではありませんが、スマートフォンの中身をほとんど入れ替えたらそれなりのお金がかかるのは当然ですし、そこにけちをつけるつもりはありません。

それにしても予備のスマートフォンがあって本当によかったです。電話をかけたり、買い物をしたり、動画を見たり、読書をしたり、何をするにもほとんど普段と変わらない生活を送ることができました。

この一件で予備のスマートフォンのありがたみを実感しました。これからもメインのスマートフォンが故障したときに備え、常に予備のスマートフォンを用意しておき、いつでも使用できる状態にしておくつもりです。

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