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BIGLOBEモバイル、新プラン「プランS・R・M」を開始 1GBは1078円

投稿 更新 著者 賀来泰史

ビッグローブは2021年9月1日、BIGLOBEモバイルで10月1日から音声通話SIMの新プラン「プランS(1ギガ)」「プランR(3ギガ)」「プランM(6ギガ)」の提供を開始すると発表しました。

これに伴い9月30日をもって音声通話SIMの1ギガプラン、3ギガプラン、6ギガプランの申し込み受け付けは終了します。SMS付きデータSIMとデータSIMの1ギガプラン、3ギガプラン、6ギガプランの申し込み受け付けは継続します。

先に言ってしまうと新プランと旧プランに大きな違いはありません。基本料金は据え置きです。プランS(1ギガ)は月額1078円(税込)、プランR(3ギガ)は月額1320円(税込)、プランM(6ギガ)は月額1870円(税込)です。

公式サイトにはそれぞれ月額858円(税込)、月額1100円(税込)、月額1650円(税込)と記載されていますが、これらには「ベーシック」コースの月額220円(税込)が含まれていません。

それでは何が変わったのかというと、プランS(1ギガ)は1ギガプランと違ってエンタメフリー・オプションに加入できます。旧プランは3ギガプラン以上でなければエンタメフリー・オプションに加入できませんでした。

それからプランS(1ギガ)は1ギガプランと違って通信容量の繰り越しができます。旧プランは3ギガプラン以上でなければ通信容量の繰り越しができず、当月いっぱいで通信容量が無効になっていました。

それからプランR(3ギガ)とプランM(6ギガ)は3ギガプランと6ギガプランと違って光☆SIMセット割の対象外です。旧プランはドコモ回線プランであるタイプDの3ギガプラン以上が光☆SIMセット割の対象でした。

つまり1ギガプランは新プランになって改良されたものの、3ギガプランと6ギガプランは新プランになって改悪されたということになります。まさか新プランで改悪してくるとは思わなかったので驚きました。

なぜこんな代わり映えのしない新プランにわざわざ改定するのかがどうしても分かりません。基本料金の値下げも通信容量の増量もしないなら、オプションやセット割引の条件を変更するだけでよかったのではないかと思います。