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イオンモバイル、プレフィックス自動付与に対応

投稿 更新 著者 賀来泰史

イオンリテールは2021年8月24日、イオンモバイルで9月1日からau回線の通話料金を30秒11円(税込)に値下げし、9月10日からドコモ回線のプレフィックス番号自動付与機能に対応すると発表しました。

イオンモバイル

現在は標準電話アプリで発信すると30秒22円(税込)、イオンでんわというアプリで発信すると30秒11円(税込)の通話料金が発生します。これが10月1日からアプリの種類にかかわらず30秒11円(税込)になる予定でした。

ところが想定よりも早く準備が整ったとして当初の予定が前倒しとなり、au回線では9月1日から通話料金が値下げされ、ドコモ回線では9月10日からプレフィックス番号自動付与機能に対応することになりました。

ドコモ回線は例外があり、104の番号案内、117の時報、177の天気予報、171の災害用伝言ダイヤル、#で始まる4桁のクイックナンバー、1416などの留守番電話ダイヤル、転送電話サービスの通話料金は30秒22円(税込)のままです。

ドコモ回線は標準電話アプリで発信してもプレフィックス番号が自動で付与されるようになり、かけ放題オプションも適用されます。つまりイオンでんわはもはや不要になります。

au回線は標準電話アプリで発信すると通話料金は安くなるもののプレフィックス番号が付与されず、かけ放題オプションも適用されません。かけ放題オプションを利用するには引き続きイオンでんわで発信する必要があります。

そのうちドコモ回線だけでなくau回線でもプレフィックス番号自動付与機能が利用できるようになれば、イオンでんわは完全に不要になるはずです。そう遠い話ではないでしょうから期待して待ちましょう。

イオンモバイル