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LIBMO、プレフィックス自動付与に対応

投稿 更新 著者 賀来泰史

TOKAIコミュニケーションズは2021年4月28日、LIBMOの10分かけ放題とかけ放題ダブルについて、専用アプリなしでもかけ放題の対象となるように仕様を変更しました。

LIBMO

10分かけ放題とは月額935円(税込)で10分以内の国内通話料金が無料になるオプションです。かけ放題ダブルとは月額1430円(税込)で10分かけ放題に加え、毎月上位3番号の国内通話料金も無料になるオプションです。

従来はこれらのかけ放題オプションが適用されるために、0035でんわというアプリで電話をかけるか、発信先の電話番号にプレフィックス番号「003545」を付与して電話をかける必要がありました。

しかしこの春からNTTドコモがMVNOに対し、標準電話アプリで電話をかけたときにプレフィックス番号を自動で付与する機能の提供を開始したため、MVNOの間で専用アプリを不要とする動きが広まっていました。

こうした中でLIBMOも0035アプリを利用したりプレフィックス番号を付与したりして電話をかけることなく、標準電話アプリで電話をかけるだけでかけ放題オプションが適用されるようになりました。

なおフリーダイヤルやナビダイヤルなど一部の電話番号は、これまで通りかけ放題オプションの対象外です。

かけ放題オプションの利便性が向上したのは喜ばしいことですが、他の格安SIMにはかけ放題オプションに加入しなくても通話料金が割引されるサービスがあるだけに、LIBMOにもそのようなサービスを期待してしまいます。

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