格安SIMカードの使い方

2017年3月19日更新

格安SIMカードの基本料金が安いことを知っていても、使い方がよく分からなくて食指が動かないことがあるかもしれません。しかし格安SIMカードの使い方はそれほど難しくありません。一連の流れを詳しく説明します。

SIMカードを用意する

何はともあれ、まずはSIMカードを用意しましょう。公式サイトで申し込みをするか、通販サイトや家電量販店などでパッケージを購入することで入手できます。それぞれ入手経路は異なるので、公式サイトで確認してください。

公式サイトで申し込みをするか通販サイトでパッケージを購入すれば、自宅にいながらSIMカードを入手できます。家電量販店でパッケージを購入すれば、その場でSIMカードを入手できます。便利さを取るか早さを取るかです。

SIMカードサイズは標準SIM、microSIM、nanoSIMの中から選びます。必ずしも三つの中から選べるとは限りませんが、基本的にはほとんどの格安SIMカードが三つの中から選べるようになっています。

端末を選ぶ前にSIMカードサイズを選ぶと、SIMカードサイズが合わない端末をあきらめざるを得なくなってしまうことがあるので、なるべく先に端末を選んでからSIMカードサイズを選ぶべきです。

端末を用意する

SIMカードを用意したら、それを入れるスマートフォン、タブレット、モバイルWi-Fiルーターなどの端末を用意します。MVNOからSIMカードと端末を同時購入するか、通販サイトや家電量販店などで端末だけを購入します。

MVNOからSIMカードと端末を同時購入すると、キャッシュバックやポイントバックなどが受けられるキャンペーンが実施されていることがあるので、いくつかの格安SIMカードの公式サイトをのぞいてみるといいでしょう。

白ロム販売店やオークションサイトなどで白ロムと呼ばれる中古品を購入する手もありますが、以前の所有者が端末代金の残債を支払っていなければ遠隔ロックされて使えなくなってしまうので、それ相応の覚悟が求められます。

手元にある端末を使い続けるなら端末を買い替える必要はありませんが、SIMロックやSIMカードサイズなどの関係で手元にある端末が使えないこともあるので、端末の仕様を確認してください。

SIMカードを端末に入れる

いよいよ格安SIMカードの使い方の本題に入ります。SIMカードと端末を用意したら、SIMカードを端末のSIMカードスロットに差し込みます。SIMカードスロットの位置や開け方は端末によって異なります。

例えばiPhoneなら本体側面にSIMトレイという部品が組み込まれています。そのSIMトレイの穴にSIM取り出しツールというピンを入れて押し込み、SIMトレイを取り出し、SIMカードをはめ込んで元に戻します。

このときSIMトレイにSIMカードをきちんとはめ込んでおかないと、本体内部でSIMカードが引っ掛かり、SIMトレイが取り出せなくなることがあります。SIMカード変換アダプタを使うと引っ掛かりやすくなるといわれています。

こうなったらメーカーに修理を依頼するしかなくなってしまうので、SIMカードを端末に入れるときには十分に注意してください。iPhoneに限らず他の端末でも油断は禁物です。

SIMカードのAPNを端末に設定する

APNとはAccess Point Nameの略語で、データ通信の接続先の名前のことです。格安SIMカードでデータ通信をするためには、このAPNを端末に設定する必要があります。ここが格安SIMカードの使い方で一番難しいところです。

見慣れない横文字を目にすると身構えてしまうかもしれませんが、難しく考えることはありません。要するにサイトにログインするときに入力するIDやパスワードなどと同じようなものです。

APNは公式サイト、パッケージ、申し込み内容通知書、申し込み内容通知メールなどに記載されています。もしAPNが分からなくてもカスタマーサポートに問い合わせをすれば教えてくれるので、心配は要りません。

設定方法はOSによって異なります。iOSならMVNOが提供している構成プロファイルをダウンロードしてインストールし、Androidなら設定画面でユーザー名、パスワード、APN、認証タイプなどを一つ一つ入力します。

構成プロファイルをインストールするまでは格安SIMカードでデータ通信ができないので、構成プロファイルをインストールするためにはWi-Fi環境が必要になります。意外に見落としがちなことなので注意してください。

またiOSのバージョンによっては、インストールするべき構成プロファイルのバージョンが異なる場合があります。構成プロファイルをインストールする前に、APN設定に関する注意事項を確認しておくことを勧めます。