イオンモバイルでは2019年12月4日までに、店舗限定でリユースiPhoneの取り扱いを開始しました。リユースiPhoneとは要するに中古iPhoneのことです。残念ながら新品iPhoneの取り扱いはありません。
イオンモバイルのiPhoneは、iPhone 7の32GBモデルです。iPhone 7のカラーリングは、ジェットブラック、ブラック、シルバー、ゴールド、ローズゴールドの5色ですが、在庫状況は店舗によって異なります。
Sランク、Aランク、Bランク、Cランク、Jランクの5段階で、Aランクと評価されたiPhoneだけが購入できます。Aランクとは、目立つ傷がなく非常にきれいな状態である美品のことです。
この評価基準は、リユースモバイル・ジャパンと携帯端末登録修理協議会が策定した、リユースモバイルガイドラインにのっとったものだと思われます。ちなみにIIJmioもこのリユースモバイルガイドラインを取り入れています。
もちろん外装評価だけでなく、電源やカメラなどの機能評価も行われています。リユースモバイルガイドラインによれば、この機能評価の結果は販売時に表示することになっているので、店頭で確認してみてください。
イオンモバイルでiPhoneを購入するとき、AppleCareには加入できませんが、イオンモバイル持ちこみ保証になら加入できます。料金は月額715円(税込)、修理費用は無料、交換費用は1万3200円(税込)です。
iPhone 7は2016年に発売された、iPhoneにまだノッチがなかったころの機種です。ベゼルレスやノッチレスが当たり前になりつつある今となっては、少しばかり古臭く感じられることは否めません。
しかし2020年時点では依然としてiOSアップデートの対象に含まれていますし、少なくとも機能面で不自由するようなことはありません。新型コロナウイルスが流行する状況にあっては、Face IDに対応していないのはむしろ好都合です。
そして何といっても、iPhone 7はFeliCaを搭載しています。SuicaをはじめとしたApple Payや、マイナンバーカードの読み取りに対応しており、FeliCaが普及した日本では何かと重宝します。
ちなみに私はZenFone 6をメイン端末として、iPhone 7をサブ端末として使っています。ZenFone 6に比べると、さすがにiPhone 7は画面が小さく感じますが、その軽さや持ちやすさにはちょっとした感動すら覚えます。
あとは新品を購入するか、中古品を購入するかという話になってきます。何年も前の機種なのに今さら新品を購入するのは気が引けるものです。かといってメルカリで不良品かもしれない中古品を購入するのも抵抗があります。
そういう意味では、イオンモバイルでしっかりと検品された中古品を購入するのはありだと思います。もちろんイオンモバイルのiPhoneがいくらなのかということにもよりますが、相場より安ければ検討してもいいでしょう。
イオンモバイルのiPhoneは、2019年12月4日までに17店舗で取り扱いが開始され、2020年3月12日までにさらに14店舗で取り扱いが開始されました。現時点では関東地方と近畿地方の一部店舗に限られています。