OCN モバイル ONE、解約金を1000円に値下げ
NTTコミュニケーションズは2019年9月27日、OCN モバイル ONEの音声対応SIMについて、解約金を1000円(不課税)に値下げすると発表しました。10月1日申し込み分から実施します。
OCN モバイル ONEの音声対応SIMには、本人確認完了日の10日後を含む月を1カ月目として、6カ月間の最低利用期間と、8000円(不課税)の解約金があります。OCN モバイル ONEの解約金は、正式には解約違約金と呼ばれています。
10月1日申し込み分からは、まず最低利用期間の起算月が変更されます。本人確認完了日の10日後を含む月だったのが、本人確認完了日を含む月になります。場合によっては最低利用期間がこれまでより1カ月間長くなります。
解約金も変更されます。8000円(不課税)だったのが、1000円(不課税)になります。これは10月1日に施行される改正電気通信事業法により、解約金の上限が1100円(税込)までと定められているためです。
NTTコミュニケーションズとしては、法改正で解約金を値下げせざるを得なくなったため、最低利用期間を長くして解約金を請求する機会を増やし、少しでも損失を補いたいという思惑があるのでしょう。
いっそのこと最低利用期間と解約金は完全に撤廃してほしかったところですが、最低利用期間が6カ月間で解約金が1000円(不課税)なら、ほとんど縛りがないも同然なので、あまり気にしなくてもよさそうです。