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キャリア変更できる格安SIMを比較

2019年9月2日更新

キャリア変更できる格安SIMを比較しています。キャリア変更とは、あるキャリアの回線から他のキャリアの回線に変更することです。格安SIMの中には、このようなキャリア変更が可能なものがいくつかあります。

他のキャリアのスマートフォンに機種変更したときや、キャリアで大規模な障害が発生したとき、キャリアで通信速度が低下しがちなときなどに、格安SIMはそのままでキャリアだけを変更すればいいので、手間が省けます。

機種変更に関しては、SIMフリースマホに機種変更するならキャリア変更する必要はありませんが、SIMロックが解除できないスマートフォンに機種変更するならキャリア変更する必要があります。

ところでマルチキャリアの格安SIMはだんだんと増えてきていますが、キャリア変更できる格安SIMは決して多くありません。そしてキャリア変更できるとされているものでも、たいていは何らかの制約があるので、注意が必要です。

キャリア変更のために解約して再契約する必要があるものは、キャリア変更できる格安SIMかどうか微妙なところですが、MNPで同じ電話番号を使い続けられるなら、キャリア変更できる格安SIMと見なすことにしました。

キャリア変更できる格安SIMのおすすめは、mineoです。ドコモ回線プラン、au回線プラン、ソフトバンク回線プランの間でキャリア変更できます。そのときにMNP転出とMNP転入をすれば、同じ電話番号を使い続けられます。

基本料金が最も安いのはau回線プランで、例えば音声通話対応プランの500MBプランが月額1310円(税別)、3GBプランが月額1510円(税別)、6GBプランが月額2190円(税別)です。このように基本料金の安さも申し分ありません。

mineo

mineo

ドコモ、au、ソフトバンクにキャリア変更できる格安SIM

mineoは、キャリア変更できる格安SIMです。ドコモ回線のDプラン、au回線のAプラン、ソフトバンク回線のSプランがあり、お試し200MBコース以外なら解約せずキャリア変更できます。MNPで同じ電話番号を使い続けられます。

キャリア変更しても、割引、通信容量、利用期間、端末保証は引き継がれます。音声通話対応のデュアルタイプの場合、同じ電話番号を使い続けるか、違う電話番号を使うか選べます。シングルタイプの場合、電話番号は変更されます。

マイページでキャリア変更手続きができます。キャリア変更手数料3400円(税別)を支払い、SIMカードを交換することになります。同じ電話番号を使い続ける場合、SIMカード到着後に開通手続きをする必要があります。

基本料金が最も安いのはAプラン、次に安いのはDプラン、最も高いのはSプランです。安さを重視するならAプランで決まりです。デュアルタイプの500MBプランなら月額1310円(税別)、3GBプランなら月額1510円(税別)です。

速さを重視するなら、利用者が少なくて回線が空いているであろうSプランが穴場かもしれません。デュアルタイプの500MBなら月額1750円(税別)、3GBプランなら月額1950円(税別)です。

mineo

BIGLOBEモバイル

ドコモ、auにキャリア変更できる格安SIM

BIGLOBEモバイルは、キャリア変更できる格安SIMです。ドコモ回線のタイプDと、au回線のタイプAがあり、解約することなくキャリア変更できます。MNPで同じ電話番号を使い続けられます。

キャリア変更前の契約内容は引き継がれます。音声通話SIMの場合、同じ電話番号を使い続けることになり、違う電話番号を使うことはできません。データSIMの場合、電話番号は変更されます。

マイページでキャリア変更手続きができます。キャリア変更手数料3394円(税別)を支払い、SIMカードを交換することになります。音声通話SIMはSIMカード到着後に開通手続きをする必要があります。

基本料金はどのキャリアでも同じです。格安SIMのau回線プランは、データ通信専用プランにSMS機能が無料で付帯することが多いのですが、BIGLOBEモバイルのタイプAはそうではありません。

KDDIグループの格安SIMということもあり、通信速度の速さではタイプAに分があるといわれています。私が通信速度を計測してみたところ、下り30~40Mbpsほど出ていて、確かに速いと感じました。速さにこだわるならタイプAです。

BIGLOBEモバイル

LINEモバイル

ドコモ、ソフトバンクにキャリア変更できる格安SIM

LINEモバイルは、音声通話SIMに限り、キャリア変更できる格安SIMです。ドコモ回線プランとソフトバンク回線プランの間で、解約せずキャリア変更でき、同じ電話番号を使い続けられます。au回線プランはキャリア変更できません。

キャリア変更前の契約内容は引き継がれます。最低利用期間が延長されたり、解約金が請求されたりすることはありません。同じ電話番号を使い続けることになり、違う電話番号を使うことはできません。

マイページでキャリア変更手続きができます。キャリア変更手数料3000円(税別)を支払い、SIMカードを交換することになります。SIMカード到着後に開通手続きをする必要があります。

ドコモ回線プランとソフトバンク回線プランの基本料金は同じですが、オプション料金は少し違います。例えばドコモ回線プランは迷惑電話ストップが無料で、ソフトバンク回線プランは留守番電話が無料です。

おすすめは、通信速度が速いといわれているソフトバンク回線プランです。ソフトバンクグループの格安SIMであることや、ソフトバンク回線プランが後発であることが、通信速度の速さにつながっているものと思われます。

LINEモバイル

QTモバイル

ドコモ、au、ソフトバンクにキャリア変更できる格安SIM

QTモバイルは、キャリア変更できる格安SIMです。ドコモ回線のDタイプ、au回線のAタイプ、ソフトバンク回線のSタイプがあり、いったん解約して再契約すればキャリア変更できます。MNPで同じ電話番号を使い続けられます。

キャリア変更前の契約内容は引き継がれません。キャンペーンはキャリア変更後のものが新たに適用されます。つまり6GBプランなら12カ月目までの割引が、キャリア変更するたびに何度でも適用されるわけです。

電話でMNP転出手続きができます。解約金は0~1万2000円(税別)、MNP転出手数料は2000~1万1500円(税別)、初期費用は3230~3341円(税別)で、キャリアによって異なります。SIMカードを交換する必要があります。

基本料金が安いのは、DタイプとAタイプです。AタイプはデータコースにSMS機能が無料で付帯する点で、Dタイプに差をつけています。Sタイプはデータ+通話コースが200~250円(税別)割高になっています。

なおSタイプはiPhoneとiPad専用です。ソフトバンクのAndroidスマートフォンにSIMカードを入れるなら、SIMロックを解除する必要があり、それができなければQTモバイルはあきらめるしかありません。

QTモバイル

イオンモバイル

ドコモ、auにキャリア変更できる格安SIM

イオンモバイルは、キャリア変更できる格安SIMです。ドコモ回線プランとau回線プランがあり、いったん解約して再契約すればキャリア変更できます。MNPで同じ電話番号を使い続けられます。

キャリア変更前の契約内容は引き継がれません。キャリア変更前のキャンペーンは適用されなくなり、キャリア変更後のキャンペーンが適用されます。通信容量や利用期間はリセットされます。

マイページでMNP転出手続きができます。解約金は無料、MNP転出手数料は90日目まで1万5000円(税別)、91日目から3000円(税別)、初期費用は3000円(税別)です。SIMカードを交換する必要があります。

基本料金はドコモ回線プランもau回線プランも変わりません。ただしドコモ回線プランのデータプランはSMS機能が有料、au回線プランのデータプランはSMS機能が無料なので、その点ではau回線プランの方が安いです。

なおドコモ回線プランのデータプランにはSIMカードが2種類あります。タイプ1とタイプ2です。タイプ2なら初月の通信容量が日割りにならず、さらに低速で3日間366MBに達しても遅くならないので、おすすめです。

イオンモバイル

IIJmio

IIJmioは、SMS機能付きSIMとデータ通信専用SIMに限り、キャリア変更できる格安SIMです。ドコモ回線のタイプDと、au回線のタイプAがあり、解約することなくキャリア変更できます。eSIMプランは除きます。

キャリア変更前の契約内容は引き継がれます。ただしSMS機能付きSIMの場合、同じSMS用電話番号を使い続けることはできず、違うSMS用電話番号を使うことになります。

マイページでキャリア変更手続きができます。キャリア変更手数料は、タイプDからタイプAなら2406円(税別)、タイプAからタイプDなら2394円(税別)です。SIMカードを交換する必要があります。

タイプDとタイプAの基本料金を比較すると、タイプDのSMS機能付きSIMよりもタイプAのSMS機能付きSIMの方が140円(税別)安く、タイプDのデータ通信専用SIMとタイプAのSMS機能付きSIMが同じ金額になっています。

ドコモのSIMロックを解除せずにスマートフォンを使いたいとか、SMS機能を付けたくないというような事情があるなら、タイプDにするしかありませんが、そうでなければSMS機能付きSIMの基本料金が安いタイプAにするべきです。

Tikimo SIM

Tikimo SIMは、SMS機能付SIMカードとデータ通信専用SIMカードに限り、キャリア変更できる格安SIMです。ドコモ回線のタイプDと、au回線のタイプAがあり、解約することなくキャリア変更できます。

キャリア変更前の契約内容は引き継がれます。電話番号は変更されるので、キャリア変更後にSMS機能付SIMカードでSMS認証をするときには、誤ってキャリア変更前の電話番号を入力しないように注意してください。

郵送でキャリア変更手続きができます。メールか電話で申し込み書を取り寄せ、新しいSIMカードを取り寄せます。キャリア変更手数料は、タイプDなら3341円(税別)、タイプAなら3406円(税別)です。

タイプDのSMS機能付SIMカードは、タイプAのSMS機能付SIMカードよりも基本料金が140円(税別)高いです。そしてタイプDのデータ通信専用SIMカードは、タイプAのSMS機能付SIMカードと基本料金が同じです。

つまりキャリア変更できる格安SIMにSMS機能を求めるなら、タイプAを選ぶべきで、SMS機能を求めないなら、タイプDとタイプAのどちらを選んでも変わらないということになります。おすすめはタイプAです。

Fiimo

Fiimoは、キャリア変更できる格安SIMです。ドコモ回線のDプランと、au回線のAプランがあり、いったん解約して再契約すればキャリア変更できます。MNPで同じ電話番号を使い続けられます。

キャリア変更前の変更内容は引き継がれません。音声&データ通信タイプなら、同じ電話番号を使い続けることになります。データ通信タイプなら、電話番号は変更されます。

電話でMNP転出手続きができます。解約金はFiimo内でのMNPなので免除され、MNP転出手数料は3000円(税別)、初期費用は3300円(税別)です。SIMカードを交換する必要があります。

FiimoのタイプAは、格安SIMのau回線プランとしては珍しいことに、データ通信(SMS機能付き)タイプとデータ通信タイプに分かれています。そしてタイプDとタイプAの基本料金がまったく同じ金額になっています。

基本料金が同じである以上、どちらのキャリアを選んでも大した違いはありません。もちろんSIMロック端末で使うなら、端末のキャリアと合わせる必要はありますが、SIMフリー端末で使うなら、適当に選んでしまっていいでしょう。

キャリア変更できる格安SIM 料金比較

※表内の金額は税別

通話プラン

データ最安次点
500MBイオンmineo A
1130円1310円
1GBLINEイオン
1200円1280円
2GBイオン-
1380円-
3GBmineo AQT D
QT S
1510円1550円
4GBイオン-
1580円-
5GBLINE-
2220円-
6GBイオンBIGLOBE
1980円2150円
7GBLINE-
2880円-
8GBイオン-
2680円-
10GBmineo ALINE
3130円3220円
12GBイオンBIGLOBE
3280円3400円
20GBmineo Amineo D
イオン
4590円4680円
30GBイオンmineo A
6080円6510円
40GBイオン-
7980円-
50GBイオン-
10800円-

音声通話対応プランは、mineoとイオンモバイルの一騎打ちです。mineoの3GBプランや10GBプラン、イオンモバイルの4GBプランや6GBプランをおすすめします。LINEモバイルの1GBプランもいいでしょう。

SMSプラン

データ最安次点
低速Tikimo ATikimo D
640円780円
500MBmineo Amineo D
700円820円
1GBイオン ALINE
イオン D
480円620円
2GBイオン Aイオン D
780円920円
3GBTikimo Amineo A
QT A
IIJmio A
Fiimo A
880円900円
4GBイオン Aイオン D
980円1120円
5GBLINE-
1640円-
6GBイオン AIIJmio A
Tikimo A
1480円1520円
7GBLINE-
2300円-
8GBイオン Aイオン D
1980円2120円
10GBTikimo ATikimo D
2300円2440円
12GBIIJmio Aイオン A
2560円2680円
15GBTikimo ATikimo D
3250円3390円
20GBmineo A
イオン A
mineo D
3980円4100円
30GBイオン Aイオン D
5380円5520円
40GBイオン Aイオン D
7480円7620円
50GBイオン A
Tikimo A
イオン D
Tikimo D
10300円10440円

SMS対応プランは、mineo、イオンモバイル、Tikimo SIMが安いです。激戦区の3GBプランで、キャリア変更できる格安SIMとしてはマイナーなTikimo SIMが最安値となっていることは、注目に値します。

データプラン

データ最安次点
低速Tikimo D-
640円-
500MBmineo Dmineo S
700円790円
1GBイオン DLINE
480円500円
2GBイオン D-
780円-
3GBTikimo Dmineo D
BIG D
QT D
QT S
IIJmio D
Fiimo D
880円900円
4GBイオン D-
980円-
6GBBIG Dイオン D
1450円1480円
8GBイオン D-
1980円-
10GBTikimo Dmineo D
2300円2520円
12GBIIJmio Dイオン D
2560円2680円
15GBTikimo D-
3250円-
20GBmineo D
イオン D
mineo S
3980円4070円
30GBイオン Dmineo D
5380円5900円
40GBイオン D-
7480円-
50GBイオン D
Tikimo D
-
10300円-

データ通信専用プランも、mineo、イオンモバイル、Tikimo SIMが安いです。しかし6GBプランではBIGLOBEモバイルがイオンモバイルを制し、12GBプランではIIJmioがやはりイオンモバイルを制しています。

キャリア変更できる格安SIM 仕様比較

キャリア

項目
mineo
BIGLOBE
LINE
QT
ドコモ
au-
ソフトバンク-
ワイモバイル----
項目
イオン
IIJmio
Tikimo
Fiimo
ドコモ
au
ソフトバンク----
ワイモバイル----

すべての格安SIMがマルチキャリアに対応しており、キャリア変更にも対応しています。ただしLINEモバイルのau回線プランだけは対象外です。ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアに対応しているのは、mineoとQTモバイルです。

割引

項目
mineo
BIGLOBE
LINE
QT
初月無料---
セット割---
複数回線割--
ポイント還元---
項目
イオン
IIJmio
Tikimo
Fiimo
初月無料----
セット割---
複数回線割----
ポイント還元----

mineoには複数回線割と家族割があります。BIGLOBEモバイルには固定回線セット割引とポイント還元があります。LINEモバイルには2回線目以降の初期費用の割引があり、これを複数回線割引と見なしています。

支払い方法

項目
mineo
BIGLOBE
LINE
QT
クレジットカード
デビットカード---
LINE Pay カード---
口座振替---
振り込み----
項目
イオン
IIJmio
Tikimo
Fiimo
クレジットカード
デビットカード----
LINE Pay カード----
口座振替----
振り込み----

キャリア変更できる格安SIMのうち、mineo、BIGLOBEモバイルのデータ通信専用プラン、LINEモバイルは、クレジットカードが不要です。Tikimo SIMの振り込み限定プランは、キャリア変更できないため除外しています。

データ通信

項目
mineo
BIGLOBE
LINE
QT
速度切り替え--
バースト転送---
容量繰り越し-
容量シェア--
容量追加
Wi-Fiスポット-
メールアドレス-
項目
イオン
IIJmio
Tikimo
Fiimo
速度切り替え--
バースト転送--
容量繰り越し
容量シェア
容量追加-
Wi-Fiスポット---
メールアドレス--

mineoはデータ通信に関する機能が充実しています。IIJmioもメールアドレスこそないものの、それ以外の機能にはおおむね対応しています。BIGLOBEモバイルはバースト転送はともかく、通信速度の切り替えができないのは残念です。

通話

項目
mineo
BIGLOBE
LINE
QT
通話割引アプリ
通話定額
IP電話---
転送電話
迷惑電話ストップ
留守番電話
キャッチホン
項目
イオン
IIJmio
Tikimo
Fiimo
通話割引アプリ--
通話定額--
IP電話---
転送電話--
迷惑電話ストップ--
留守番電話--
キャッチホン--

音声通話に関しても、mineoはほぼ完璧です。通話料金割引アプリとかけ放題に対応しており、IP電話アプリの無料通話が付与される特典もあります。イオンモバイルのIP電話アプリはかけ放題専用です。

サポート

項目
mineo
BIGLOBE
LINE
QT
セキュリティー-
端末保証
訪問サポート-
遠隔サポート-
項目
イオン
IIJmio
Tikimo
Fiimo
セキュリティー-
端末保証-
訪問サポート---
遠隔サポート--

格安SIMのキャリア変更にはトラブルがつきものです。自宅訪問や遠隔操作でサポートが受けられる、mineo、BIGLOBEモバイル、QTモバイル、イオンモバイルあたりなら、安心して乗り換えられます。

手続き

項目
mineo
BIGLOBE
LINE
QT
未成年契約
MNP手動切り替え
プラン変更
サイズ変更
項目
イオン
IIJmio
Tikimo
Fiimo
未成年契約--
MNP手動切り替え---
プラン変更
サイズ変更

キャリア変更できる格安SIMにとって重要なのは、キャリア変更に伴うMNP転入をするとき、手動で回線切り替えができるかどうかです。イオンモバイルはこれができず、数日間の不通期間が生じる可能性があるので、要注意です。

迷ったらmineo

迷ったらmineoです。主な理由としては、キャリア変更の自由度が高いことが挙げられます。ドコモ、au、ソフトバンクにキャリア変更でき、いったん解約する必要もなく、電話番号を変更することも変更しないこともできます。

もちろんいくらキャリア変更しやすくても、基本料金が高くては何の意味もありませんが、mineoと他の格安SIMを比較してみて、mineoは最安値とはいかなくてもそれなりに安いということが分かってもらえたことかと思います。

キャリアにこだわりがなければ、とりあえず基本料金が最も安いau回線プランを選んでみて、それで通信速度に不満を感じるようなら、ドコモ回線プランやソフトバンク回線プランへのキャリア変更を検討してみてください。

mineo