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解約金なしの格安SIMを比較

2019年5月8日更新

解約金なしの格安SIMを比較しています。音声通話対応の格安SIMは、最低利用期間のうちに解約すると解約金が請求されるのが通例になっています。しかし解約金なしの格安SIMがまったくないわけではありません。

解約金なしの格安SIMなら、もし利用開始後にそのサービスに満足できず、早期に解約せざるを得なくなったとしても、解約金を支払わずに済むので、出費を最小限に食い止められます。

もちろん解約金なしというのは、解約するときにまったくお金が掛からないという意味ではありません。解約月の基本料金や通話料金などは支払う必要がありますし、端末代金の残債があればそれも一括で支払う必要があります。

MNP転出を伴う解約なら、MNP転出手数料も発生します。解約金なしの格安SIMは、利用期間が短いとMNP転出手数料が高くなることがあり、下手をするとそれだけで1万円を上回るくらいなので、くれぐれも注意してください。

さらに一部の格安SIMでは、解約したSIMカードを返却しないと、SIMカード未返却違約金も発生します。きちんと返却すればいいだけの話なのですが、それには送料を自己負担しなければなりません。どのみちお金が掛かるわけです。

このような諸々の費用も考慮した上で、おすすめの格安SIMを挙げるとしたら、イオンモバイルです。最低利用期間なし、解約金なし、MNP転出手数料は91日目から3000円(税別)、SIMカード未返却違約金なしという好条件です。

解約金がないなら基本料金が高いのかと思いきや、そんなことはありません。基本料金も安いです。例えば500MBプランなら月額1130円(税別)、1GBプランなら月額1280円(税別)、2GBプランなら月額1380円(税別)です。

イオンモバイル

イオンモバイル

MNP3000円からで解約金なしの格安SIM

イオンモバイルは、最低利用期間なし、解約金なし、MNP転出手数料は91日目から3000円(税別)、SIMカード未返却違約金なしということで、四拍子そろった解約金なしの格安SIMです。

MNP転出手数料は、新規回線なら90日目まで1万5000円(税別)、91日目から3000円(税別)、MNP転入回線なら1日目から3000円(税別)です。ほとんどの場合は3000円(税別)になると考えておいていいでしょう。

解約したSIMカードの返却については、イオンモバイルの公式サイトに何ら記載がなかったことから、返却する必要はなく、SIMカード未返却違約金を支払う必要もないと判断しました。

この他に、解約月の基本料金、通話料金、オプション料金、端末代金などが請求されます。端末代金に関しては解約月に一括で請求されるのではなく、引き続き分割で請求されることになります。

基本料金の安さ、プランの多さ、端末の多さ、サポートの充実ぶりなども申し分なく、解約金なしの格安SIMとしてはほとんど文句のつけようがありません。自信を持っておすすめできます。

イオンモバイル

QTモバイル

MNP2000円からで解約金なしの格安SIM

QTモバイルは、au回線のAタイプと、ソフトバンク回線のSタイプに限り、解約金なしの格安SIMです。最低利用期間なし、解約金なし、MNP転出手数料2000~1万1500円(税別)、SIMカード未返却違約金なしです。

MNP転出手数料は、13カ月目まで1万1500円(税別)、14カ月目から2000円(税別)です。正確に言えば利用期間にかかわらず2000円(税別)ですが、13カ月目まではそれに契約解除料9500円(税別)が上乗せされます。

AタイプはSIMカードを返却する必要がありません。SタイプはSIMカードを返却する必要があるとされていますが、SIMカード未返却違約金のような何らかのペナルティーが課せられるわけではありません。

解約月の基本料金は日割りにならず、満額が請求されます。解約月の時点で端末代金の残債があれば、一括で請求されます。端末を購入して間もなければ、解約金なしの格安SIMといえども、多額の請求を受けることになります。

ちなみにドコモ回線のDタイプはどうなのかというと、最低利用期間12カ月間、解約金1000~1万2000円(税別)、MNP転出手数料3000円(税別)、SIMカード未返却違約金なしです。残念ながら解約金なしの格安SIMではありません。

QTモバイル

mineo

MNP2000円からで解約金なしの格安SIM

mineoは、ドコモ回線のDプラン、au回線のAプラン、ソフトバンク回線のSプランがすべて解約金なしの格安SIMです。最低利用期間なし、解約金なし、MNP転出手数料2000~1万1500円(税別)、SIMカード未返却違約金なしです。

ここでいうMNP転出手数料とは、MNP転出手数料2000円(税別)とMNP転出時契約解除料9500円(税別)の総称です。13カ月目までにMNP転出すると、MNP転出時契約解除料が発生します。

Dプランは解約したSIMカードの返却が必要ですが、SIMカード未返却違約金はありません。AプランとSプランは解約したSIMカードの返却が不要です。手間を省きたければAプランかSプランにしておきましょう。

解約月の基本料金は日割りになります。端末代金の残債があれば、引き続き分割で支払っていくことになりますが、一括で支払うことも可能です。解約金なしの格安SIMにしては融通が利きますね。

格安SIMとしての最大の特徴は、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアに対応していることです。つまり最低利用期間と解約金を気にする必要もなければ、端末を買い替える必要もないわけです。とにかく敷居が低いという印象です。

mineo

b-mobile S スマホ電話SIM

MNP3000円で解約金なしの格安SIM

b-mobile S スマホ電話SIMは、解約金なしの格安SIMとしてはなかなか優秀です。最低利用期間なし、解約金なし、MNP転出手数料3000円(税別)、SIMカード未返却違約金なしと、隙が見当たりません。

注目したいのは、MNP転出手数料が変動しないことです。MVNOの立場からすれば、解約金なしの格安SIMである以上、利用期間が短いうちはMNP転出手数料を高くしたいに違いありません。そこを踏みとどまったことは高く評価できます。

解約したSIMカードは返却する必要があるとされています。しかしそれをしなかったことにより、SIMカード未返却違約金のようなペナルティーが課せられることはありません。

解約月の基本料金は日割りにならず、満額が請求されます。端末代金の残債については、b-mobile S スマホ電話SIMではSIMフリースマホの取り扱いがないため、考慮する必要はありません。

解約金なしの格安SIMとしての条件がいいだけに、基本料金が高いことが惜しまれます。5分かけ放題付きとはいえ、1GBまで月額2450円(税別)、2GBまで月額2800円(税別)、3GBまで月額3150円(税別)では、割高に映ります。

b-mobile S スマホ電話SIM

nuroモバイル

MNP3000円で解約金なしの格安SIM

nuroモバイルには、通信容量が200MBのお試しプランがあります。このお試しプランこそが解約金なしの格安SIMです。最低利用期間なし、解約金なし、MNP転出手数料3000円(税別)、SIMカード未返却違約金3000円(税別)です。

MNP転出手数料が利用期間にかかわらず一定であることが特徴です。解約金なしの格安SIMは、利用期間が短いとMNP転出手数料が高くなるものばかりですが、nuroモバイルのお試しプランはそうではありません。

解約したSIMカードを返却しなければ、SIMカード損害金3000円(税別)が請求されることがあります。他の格安SIMでいうところのSIMカード未返却違約金です。解約した後は忘れずにSIMカードを返却するようにしてください。

解約月の基本料金は日割りになりません。端末代金の残債がある場合、ショッピングクレジットなら引き続き分割で請求され、ショッピングクレジットでなければ一括で請求されます。

ちなみにお試しプラン以外は、最低利用期間が翌月から12カ月間、解約金が残り月数×1000円(税別)、MNP転出手数料3000円(税別)、SIMカード未返却違約金3000円(税別)で、解約金なしの格安SIMとは程遠い内容です。

nuroモバイル

TONE SIM (for iPhone)

TONE SIM (for iPhone)は、最低利用期間なし、解約金なし、MNP転出手数料3000円(税別)、SIMカード未返却違約金1500円(税別)です。解約金なしの格安SIMとしてはまずまずといったところでしょう。

MNP転出手数料は3000円(税別)で固定されています。利用期間が短いからといってMNP転出手数料が高くなるようなことはありません。ここが解約金なしの格安SIMとしての強みです。

解約したSIMカードは、解約月の翌々月25日までに返却する必要があります。期日までに返却しなければ、他の格安SIMでいうところのSIMカード未返却違約金に当たる、SIM再発行手数料1500円(税別)が請求されることがあります。

解約月の基本料金のうち、基本プランの分の月額1700円(税別)は日割りにならず、090音声オプションの分の月額950円(税別)は日割りになります。月の途中で解約しても、大部分が請求されることになるわけです。

TONE SIM (for iPhone)とTONEは別物なので、混同しないようにしてください。TONEの最低利用期間は24カ月間、解約金は9800円(不課税)です。最低利用期間内にMNP転出する場合、MNP転出手数料は免除されます。

b-mobile START SIM

b-mobile START SIMは、b-mobile S 990ジャストフィットSIMのお試し版という意味合いを持つ、解約金なしの格安SIMです。最低利用期間なし、解約金なし、MNP転出手数料3000円(税別)、SIMカード未返却違約金なしです。

MNP転出手数料は一律で3000円(税別)です。解約金なしの格安SIMであるにもかかわらず、利用期間が短くてもMNP転出手数料が高くならないというのは、MVNOとしては苦労も多いことでしょうが、利用者としてはうれしいことです。

解約したSIMカードは返却する必要があるとされていますが、SIMカード未返却違約金についてはb-mobile START SIMの公式サイトに記載がありませんでした。つまりペナルティーはないということになります。

b-mobile START SIMの契約は1カ月単位で、解約月の基本料金、通話料金、オプション料金などは日割りになりません。これらが日割りになる格安SIMより、費用が高くつく可能性があるわけです。

b-mobile START SIMならではの特徴といえば、最低利用期間と解約金がないまま、b-mobile S 990ジャストフィットSIMへのサービス変更ができることです。サービス変更すれば維持費が安くなるので、ぜひ検討したいところです。

解約金なしの格安SIM 料金比較

※表内の金額は税別

通話プラン

容量安値次点
200MBnuro Dnuro A
nuro S
1000円1200円
500MBイオンmineo A
1130円1310円
1GBイオンQT A
1280円1450円
1.5GBSTART-
1380円-
2GBイオン-
1380円-
3GBmineo AQT A
1510円1550円
4GBイオン-
1580円-
6GBイオンmineo A
1980円2190円
8GBイオン-
2680円-
10GBmineo Amineo D
3130円3220円
12GBイオン-
3280円-
15GBスマホ電話-
7350円-
20GBmineo Aイオン
mineo D
4590円4680円
30GBイオンmineo A
6080円6510円
40GBイオン-
7980円-
50GBイオン-
10800円-
無制限TONE-
2650円-

イオンモバイルがいかに安いかが一目瞭然です。解約金なしの格安SIMでここまで安ければ、言うことはありません。通信容量の少なさを度外視すればnuroモバイルが最も安いのですが、やはり200MBでは厳しいものがあります。

かけ放題オプション

時間安値次点
5分STARTTONE
500円750円
10分nuroイオン
QT
mineo
800円850円
無制限QT-
2500円-

5分かけ放題オプションが安いのはb-mobile START SIM、10分かけ放題オプションが安いのはnuroモバイルという結果になりました。無制限かけ放題オプションはQTモバイルにしかありません。

解約金なしの格安SIM 仕様比較

キャリア

項目
イオン
QT
mineo
スマホ電話
ドコモ--
au-
ソフトバンク-
ワイモバイル----
項目
nuro
TONE
START
ドコモ
au--
ソフトバンク--
ワイモバイル---

イオンモバイル、QTモバイル、mineo、nuroモバイルは、マルチキャリアに対応しています。QTモバイルにはドコモ回線プランもありますが、解約金なしの格安SIMなのはau回線プランとソフトバンク回線プランだけです。

割引

項目
イオン
QT
mineo
スマホ電話
初月無料----
セット割----
家族割---
ポイント還元----
項目
nuro
TONE
START
初月無料--
セット割---
家族割--
ポイント還元--

mineoには、複数回線割と家族割という二つの割引があります。nuroモバイルは、利用開始月の基本料金が無料です。TONE SIM (for iPhone)は、保護者がTONEの契約者なら200円(税別)引きになります。

支払い方法

項目
イオン
QT
mineo
スマホ電話
クレジットカード
デビットカード---
LINE Pay カード----
口座振替----
振り込み----
項目
nuro
TONE
START
クレジットカード
デビットカード---
LINE Pay カード---
口座振替--
振り込み---

解約金なしの格安SIMのうち、クレジットカードなしで申し込みができるのは、mineoとTONE SIM (for iPhone)です。TONE SIM (for iPhone)で口座振替を選択するには、店頭で申し込みをする必要があります。

データ通信

項目
イオン
QT
mineo
スマホ電話
速度切り替え--
バースト転送---
容量繰り越し--
容量シェア--
容量追加-
Wi-Fiスポット---
メールアドレス--
項目
nuro
TONE
START
速度切り替え--
バースト転送--
容量繰り越し---
容量シェア---
容量追加-
Wi-Fiスポット--
メールアドレス--

イオンモバイルとmineoの多機能ぶりが目を引きます。QTモバイルは皮肉なことに、解約金なしの格安SIMではないドコモ回線プランだけが、高速通信と低速通信の切り替えに対応しています。

通話

項目
イオン
QT
mineo
スマホ電話
通話割引アプリ
通話定額
IP電話--
転送電話
迷惑電話ストップ
留守番電話
キャッチホン
項目
nuro
TONE
START
通話割引アプリ
通話定額
IP電話--
転送電話
迷惑電話ストップ-
留守番電話
キャッチホン

イオンモバイルは、IP電話アプリによる無制限かけ放題オプションがあり、QTモバイルは、標準電話アプリによる無制限かけ放題オプションがあります。TONE SIM (for iPhone)は、迷惑電話ストップサービスに対応していません。

サポート

項目
イオン
QT
mineo
スマホ電話
セキュリティー--
端末保証-
訪問サポート-
遠隔サポート-
項目
nuro
TONE
START
セキュリティー--
端末保証--
訪問サポート--
遠隔サポート-

初めての格安SIMとして解約金なしの格安SIMを選ぶなら、イオンモバイルがおすすめです。訪問サポート、遠隔サポート、全国のイオン店舗でのアフターサポートなど、さまざまなサポートが受けられるので、初心者でも安心です。

手続き

項目
イオン
QT
mineo
スマホ電話
未成年契約--
MNP手動切り替え-
プラン変更-
サイズ変更-
項目
nuro
TONE
START
未成年契約-
MNP手動切り替え
プラン変更-
サイズ変更-

QTモバイル、mineo、nuroモバイル、TONE SIM (for iPhone)は、未成年でも契約できます。イオンモバイルは、MNP転入時にSIMカードが届くまで不通期間が生じてしまうことがあるので、注意してください。

迷ったらイオンモバイル

イオンモバイルなら、最低利用期間と解約金がなく、MNP転出手数料も91日目から3000円(税別)に下がり、SIMカード未返却違約金もなく、おまけに基本料金も安いです。迷ったらイオンモバイルで決まりです。

もし踏ん切りがつかないようなら、イオンモバイル無料貸し出しサービスでお試しすることから始めてみてください。全国のイオンとイオンモバイルショップの店舗で、SIMカードと端末が1週間レンタルできます。

なおSIMカード最大5枚で通信容量をシェアするシェア音声プランは、ご契約即日お渡し店舗で申し込みをする必要があります。ウェブや後日配送お渡し店舗では申し込みができないので、注意してください。

イオンモバイル