格安SIM比較ウェブ

解約金なしの格安SIMを比較

2019年9月6日更新

解約金なしの格安SIMを比較しています。音声通話対応の格安SIMは、最低利用期間のうちに解約すると解約金が請求されるのが通例になっています。しかし解約金なしの格安SIMがまったくないわけではありません。

解約金なしの格安SIMなら、もし利用開始後にそのサービスに満足できず、早期に解約せざるを得なくなったとしても、解約金を支払わずに済むので、出費を最小限に食い止められます。

もちろん解約金なしというのは、解約するときにまったくお金が掛からないという意味ではありません。解約月の基本料金や通話料金などは支払う必要がありますし、端末代金の残債があればそれも支払う必要があります。

MNP転出を伴う解約なら、MNP転出手数料も発生します。解約金なしの格安SIMは、利用期間が短いとMNP転出手数料が高くなることがあり、下手をするとそれだけで1万円を上回るくらいなので、くれぐれも注意してください。

さらに一部の格安SIMでは、解約したSIMカードを返却しないと、SIMカード未返却違約金も発生します。きちんと返却すればいいだけの話なのですが、それには送料を自己負担しなければなりません。どのみちお金が掛かるわけです。

このような諸々の費用も考慮した上で、おすすめの格安SIMを挙げるとしたら、H.I.S.モバイルです。最低利用期間なし、解約金なし、MNP転出手数料3000円(税別)、SIMカード未返却違約金なしという好条件です。

解約金がないにもかかわらず、基本料金も安いのがこの格安SIMのすごいところです。例えばかけ放題付きの500MBプランなら月額1500円(税別)、かけ放題なしの500MBプランなら月額945円(税別)という驚異的な安さです。

H.I.S.モバイル

H.I.S.モバイル

MNP3000円で解約金なしの格安SIM

解約金なしの格安SIMといえば、H.I.S.モバイルです。本来なら最低利用期間5カ月間、解約金8000円(税別)なのですが、2019年6月18日からのキャンペーンでこれらが撤廃され、解約金なしの格安SIMになっています。

MNP転出手数料は3000円(税別)で、利用期間によって高くなったり安くなったりするようなことはありません。これはかつて解約金ありの格安SIMだったころの名残ともいえます。

解約したSIMカードは返却する必要があるとされており、その際の送料は自己負担になります。ただしSIMカード未返却違約金については明言されておらず、ペナルティーはないものと考えていいでしょう。

基本料金は1カ月単位で請求されるため、月の途中で解約しても日割りになることはありません。これに対し、かけ放題、キャッチホン、留守番電話などのオプション料金は、月の途中で解約すると日割になります。

基本料金の安さも魅力です。かけ放題付きの500MBプランなら月額1550円(税別)、2GBプランなら月額1950円(税別)、かけ放題なしの500MBプランなら月額945円(税別)、2GBプランなら月額1300円(税別)です。

H.I.S.モバイル

イオンモバイル

MNP3000円からで解約金なしの格安SIM

イオンモバイルは、最低利用期間なし、解約金なし、MNP転出手数料は91日目から3000円(税別)、SIMカード未返却違約金なしということで、解約金なしの格安SIMとしてはなかなかいい条件がそろっています。

MNP転出手数料は、新規回線なら90日目まで1万5000円(税別)、91日目から3000円(税別)、MNP転入回線なら1日目から3000円(税別)です。ほとんどの場合は3000円(税別)になると考えておいていいでしょう。

解約したSIMカードの返却については、イオンモバイルの公式サイトに何ら記載がなかったことから、返却する必要はなく、SIMカード未返却違約金を支払う必要もないと判断しました。

この他に、解約月の基本料金、通話料金、オプション料金、端末代金などが請求されます。端末代金に関しては解約月に一括で請求されるのではなく、引き続き分割で請求されることになります。

基本料金の安さ、プランの多さ、端末の多さ、サポートの充実ぶりなども申し分なく、解約金なしの格安SIMとしてはほとんど文句のつけようがありません。自信を持っておすすめできます。

イオンモバイル

QTモバイル

MNP2000円からで解約金なしの格安SIM

QTモバイルは、au回線のAタイプと、ソフトバンク回線のSタイプに限り、解約金なしの格安SIMです。最低利用期間なし、解約金なし、MNP転出手数料2000~1万1500円(税別)、SIMカード未返却違約金なしです。

MNP転出手数料は、13カ月目まで1万1500円(税別)、14カ月目から2000円(税別)です。正確に言えば利用期間にかかわらず2000円(税別)ですが、13カ月目まではそれに契約解除料9500円(税別)が上乗せされます。

AタイプはSIMカードを返却する必要がありません。SタイプはSIMカードを返却する必要があるとされていますが、SIMカード未返却違約金のような何らかのペナルティーが課せられるわけではありません。

解約月の基本料金は日割りにならず、満額が請求されます。解約月の時点で端末代金の残債があれば、一括で請求されます。端末を購入して間もなければ、解約金なしの格安SIMといえども、多額の請求を受けることになります。

ちなみにドコモ回線のDタイプはどうなのかというと、最低利用期間12カ月間、解約金1000~1万2000円(税別)、MNP転出手数料3000円(税別)、SIMカード未返却違約金なしです。残念ながら解約金なしの格安SIMではありません。

QTモバイル

mineo

MNP2000円からで解約金なしの格安SIM

mineoは、ドコモ回線のDプラン、au回線のAプラン、ソフトバンク回線のSプランがすべて解約金なしの格安SIMです。最低利用期間なし、解約金なし、MNP転出手数料2000~1万1500円(税別)、SIMカード未返却違約金なしです。

ここでいうMNP転出手数料とは、MNP転出手数料2000円(税別)とMNP転出時契約解除料9500円(税別)の総称です。13カ月目までにMNP転出すると、MNP転出時契約解除料が発生します。

Dプランは解約したSIMカードの返却が必要ですが、SIMカード未返却違約金はありません。AプランとSプランは解約したSIMカードの返却が不要です。手間を省きたければAプランかSプランにしておきましょう。

解約月の基本料金は日割りになります。端末代金の残債があれば、引き続き分割で支払っていくことになりますが、一括で支払うことも可能です。解約金なしの格安SIMにしては融通が利きますね。

格安SIMとしての最大の特徴は、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアに対応していることです。つまり最低利用期間と解約金を気にする必要もなければ、端末を買い替える必要もないわけです。とにかく敷居が低いという印象です。

mineo

b-mobile S スマホ電話SIM

MNP3000円で解約金なしの格安SIM

b-mobile S スマホ電話SIMは、解約金なしの格安SIMとしてはなかなか優秀です。最低利用期間なし、解約金なし、MNP転出手数料3000円(税別)、SIMカード未返却違約金なしと、隙が見当たりません。

注目したいのは、MNP転出手数料が変動しないことです。MVNOの立場からすれば、解約金なしの格安SIMである以上、利用期間が短いうちはMNP転出手数料を高くしたいに違いありません。そこを踏みとどまったことは高く評価できます。

解約したSIMカードは返却する必要があるとされています。しかしそれをしなかったことにより、SIMカード未返却違約金のようなペナルティーが課せられることはありません。

解約月の基本料金は日割りにならず、満額が請求されます。端末代金の残債については、b-mobile S スマホ電話SIMではSIMフリースマホの取り扱いがないため、考慮する必要はありません。

解約金なしの格安SIMとしての条件がいいだけに、基本料金が高いことが惜しまれます。5分かけ放題付きとはいえ、1GBまで月額2450円(税別)、2GBまで月額2800円(税別)、3GBまで月額3150円(税別)では、割高に映ります。

b-mobile S スマホ電話SIM

nuroモバイル

nuroモバイルには、通信容量が200MBのお試しプランがあります。このお試しプランこそが解約金なしの格安SIMです。最低利用期間なし、解約金なし、MNP転出手数料3000円(税別)、SIMカード未返却違約金3000円(税別)です。

MNP転出手数料が利用期間にかかわらず一定であることが特徴です。解約金なしの格安SIMは、利用期間が短いとMNP転出手数料が高くなるものばかりですが、nuroモバイルのお試しプランはそうではありません。

解約したSIMカードを返却しなければ、SIMカード損害金3000円(税別)が請求されることがあります。他の格安SIMでいうところのSIMカード未返却違約金です。解約した後は忘れずにSIMカードを返却するようにしてください。

解約月の基本料金は日割りになりません。端末代金の残債がある場合、ショッピングクレジットなら引き続き分割で請求され、ショッピングクレジットでなければ一括で請求されます。

ちなみにお試しプラン以外は、最低利用期間が翌月から12カ月間、解約金が残り月数×1000円(税別)、MNP転出手数料3000円(税別)、SIMカード未返却違約金3000円(税別)で、解約金なしの格安SIMとは程遠い内容です。

TONE SIM (for iPhone)

TONE SIM (for iPhone)は、最低利用期間なし、解約金なし、MNP転出手数料3000円(税別)、SIMカード未返却違約金1500円(税別)です。解約金なしの格安SIMとしてはまずまずといったところでしょう。

MNP転出手数料は3000円(税別)で固定されています。利用期間が短いからといってMNP転出手数料が高くなるようなことはありません。ここが解約金なしの格安SIMとしての強みです。

解約したSIMカードは、解約月の翌々月25日までに返却する必要があります。期日までに返却しなければ、他の格安SIMでいうところのSIMカード未返却違約金に当たる、SIM再発行手数料1500円(税別)が請求されることがあります。

解約月の基本料金のうち、基本プランの分の月額1700円(税別)は日割りにならず、090音声オプションの分の月額950円(税別)は日割りになります。月の途中で解約しても、大部分が請求されることになるわけです。

なおTONE SIM (for iPhone)を音声通話対応プランにするための090音声オプションは、利用開始時には追加できず、4カ月目以降にSIMカードを交換して3000円(税別)の手数料を支払わなければ追加できません。

b-mobile START SIM

b-mobile START SIMは、b-mobile S 990ジャストフィットSIMのお試し版という意味合いを持つ、解約金なしの格安SIMです。最低利用期間なし、解約金なし、MNP転出手数料3000円(税別)、SIMカード未返却違約金なしです。

MNP転出手数料は一律で3000円(税別)です。解約金なしの格安SIMであるにもかかわらず、利用期間が短くてもMNP転出手数料が高くならないというのは、MVNOとしては苦労も多いことでしょうが、利用者としてはうれしいことです。

解約したSIMカードは返却する必要があるとされていますが、SIMカード未返却違約金についてはb-mobile START SIMの公式サイトに記載がありませんでした。つまりペナルティーはないということになります。

b-mobile START SIMの契約は1カ月単位で、解約月の基本料金、通話料金、オプション料金などは日割りになりません。これらが日割りになる格安SIMより、費用が高くつく可能性があるわけです。

b-mobile START SIMならではの特徴といえば、最低利用期間と解約金がないまま、b-mobile S 990ジャストフィットSIMへのサービス変更ができることです。サービス変更すれば維持費が安くなるので、ぜひ検討したいところです。

解約金なしの格安SIM 料金比較

※表内の金額は税別

通話プラン

データ最安次点
200MBnuro Dnuro A
nuro S
1000円1200円
500MBH.I.S. Dイオン
945円1130円
1GBイオンQT A
1280円1450円
1.5GBSTART-
1380円-
2GBH.I.S. Dイオン
13001380円
3GBmineo AQT A
1510円1550円
4GBイオン-
1580円-
6GBH.I.S. Dイオン
1900円1980円
8GBイオン-
2680円-
10GBH.I.S. Dmineo A
2800円3130円
12GBイオン-
3280円-
15GBH.I.S. DH.I.S. S
7240円7340円
20GBH.I.S. Dmineo A
4500円4590円
30GBイオンmineo A
5680円6510円
40GBイオン-
6980円-
50GBH.I.S. Dイオン
8000円8980円
無制限TONE-
2650円-

H.I.S.モバイルがいかに安いかが一目瞭然です。解約金なしの格安SIMでここまで安ければ、言うことはありません。最安値の500MBプランは月額945円(税別)という圧倒的な安さを誇ります。

かけ放題オプション

時間最安次点
5分STARTH.I.S.
500円700円
10分nuroイオン
QT
mineo
800円850円
無制限QT-
2500円-

5分かけ放題オプションが安いのはb-mobile START SIM、10分かけ放題オプションが安いのはnuroモバイルという結果になりました。H.I.S.モバイルは、5分かけ放題オプション付きプランならもっと安く済ませられます。

解約金なしの格安SIM 仕様比較

キャリア

項目
H.I.S.
イオン
QT
mineo
ドコモ-
au-
ソフトバンク-
ワイモバイル----
項目
スマホ電話
nuro
TONE
START
ドコモ-
au---
ソフトバンク--
ワイモバイル----

H.I.S.モバイル、イオンモバイル、QTモバイル、mineo、nuroモバイルは、マルチキャリアに対応しています。QTモバイルはドコモ回線プランもありますが、解約金なしの格安SIMはau回線プランとソフトバンク回線プランだけです。

割引

項目
H.I.S.
イオン
QT
mineo
初月無料----
セット割----
複数回線割---
ポイント還元----
項目
スマホ電話
nuro
TONE
START
初月無料---
セット割----
複数回線割---
ポイント還元---

mineoには、複数回線割と家族割という二つの割引があります。nuroモバイルは、利用開始月の基本料金が無料です。TONE SIM (for iPhone)は、保護者がトーンモバイルの契約者なら200円(税別)引きになります。

支払い方法

項目
H.I.S.
イオン
QT
mineo
クレジットカード
デビットカード---
LINE Pay カード----
口座振替----
振り込み----
項目
スマホ電話
nuro
TONE
START
クレジットカード
デビットカード----
LINE Pay カード----
口座振替---
振り込み----

解約金なしの格安SIMのうち、クレジットカードなしで申し込みができるのは、mineoとTONE SIM (for iPhone)です。TONE SIM (for iPhone)で口座振替を選択するには、店頭で申し込みをする必要があります。

データ通信

項目
H.I.S.
イオン
QT
mineo
速度切り替え--
バースト転送--
容量繰り越し--
容量シェア--
容量追加-
Wi-Fiスポット---
メールアドレス--
項目
スマホ電話
nuro
TONE
START
速度切り替え---
バースト転送---
容量繰り越し----
容量シェア----
容量追加--
Wi-Fiスポット---
メールアドレス---

イオンモバイルとmineoの多機能ぶりが目を引きます。QTモバイルは皮肉なことに、解約金なしの格安SIMではないドコモ回線プランだけが、高速通信と低速通信の切り替えに対応しています。

通話

項目
H.I.S.
イオン
QT
mineo
通話割引アプリ
通話定額
IP電話--
転送電話
迷惑電話ストップ
留守番電話
キャッチホン
項目
スマホ電話
nuro
TONE
START
通話割引アプリ
通話定額
IP電話---
転送電話
迷惑電話ストップ-
留守番電話
キャッチホン

イオンモバイルは、IP電話アプリによる無制限かけ放題オプションがあり、QTモバイルは、標準電話アプリによる無制限かけ放題オプションがあります。TONE SIM (for iPhone)は、迷惑電話ストップサービスに対応していません。

サポート

項目
H.I.S.
イオン
QT
mineo
セキュリティー--
端末保証-
訪問サポート-
遠隔サポート-
項目
スマホ電話
nuro
TONE
START
セキュリティー---
端末保証---
訪問サポート---
遠隔サポート--

初めての格安SIMとして解約金なしの格安SIMを選ぶなら、イオンモバイルがおすすめです。訪問サポート、遠隔サポート、全国のイオン店舗でのアフターサポートなど、さまざまなサポートが受けられるので、初心者でも安心です。

手続き

項目
H.I.S.
イオン
QT
mineo
未成年契約--
MNP手動切り替え-
プラン変更
サイズ変更
項目
スマホ電話
nuro
TONE
START
未成年契約--
MNP手動切り替え
プラン変更--
サイズ変更--

QTモバイル、mineo、nuroモバイル、TONE SIM (for iPhone)は、未成年でも契約できます。イオンモバイルは、MNP転入時にSIMカードが届くまで不通期間が生じてしまうことがあるので、注意してください。

迷ったH.I.S.モバイル

H.I.S.モバイルなら、最低利用期間と解約金がなく、MNP転出手数料も3000円(税別)で固定されており、SIMカード未返却違約金もなく、おまけに基本料金も安いです。迷ったらH.I.S.モバイルで決まりです。

かけ放題が必要なら電話かけ放題プランを選び、かけ放題が不要ならきままベストチョイスプランを選んでみてください。ちなみにきままベストチョイスプランも、必要に応じてかけ放題オプションを付け外しできます。

なお最低利用期間と解約金を撤廃するキャンペーンは、現時点で終了日が未定となっていますが、予告なく終了する可能性もあります。なるべく早めに申し込みをしておくことを勧めます。

H.I.S.モバイル

解約金なしの格安SIM コラム

格安SIMは解約金だけで解約できるわけではない

冒頭でも少し触れましたが、格安SIMは解約金さえ支払えばそれで解約できると思ったら大間違いで、解約金の他にもいろいろな費用を支払う必要があります。これは解約金なしの格安SIMにもいえることです。

まず解約月の基本料金、通話料金、SMS料金、オプション料金、ユニバーサルサービス料などを支払います。解約日にかかわらず満額が請求される場合と、解約日までの日数分だけが請求される場合があります。

格安SIMを解約する時点で、分割払いで購入した端末代金の残債があれば、それも支払います。解約月に一括で請求される場合と、引き続き分割で請求される場合があります。

MNP転出するなら、MNP転出手数料も支払います。通常なら2000~3000円くらいですが、解約金なしの格安SIMは短期間でMNP転出すると高額になることもあるので、意外とばかになりません。

SIMカードを返却する必要があるなら、封筒代と切手代も支払います。これは安ければ100円くらいで済みます。もし返却しなかった場合、格安SIMによっては数千円の違約金が請求されます。

これらをすべて支払うことにでもなれば、それなりの出費を覚悟しなければなりません。そういう意味では解約金があろうとなかろうと、格安SIMを解約するハードルは決して低くないといえます。

他の格安SIMでキャンペーンが実施されていると、つい乗り換えたくなるものですが、乗り換え元の格安SIMを解約するときの費用で、乗り換え先の格安SIMの特典が帳消しになってしまうこともあるだけに、慎重に検討したいところです。

格安SIMのキャンペーンで課される第二の解約金

格安SIMのキャンペーンで、SIMフリースマホが相場を大きく下回る価格で販売されるとき、本来なら解約金がないプランに解約金が課せられたり、すでに解約金があるプランに第二の解約金が課せられたりすることがあります。

例えば楽天モバイルでは解約金がないプランに解約金9800円(税別)が課されることがありましたし、LINEモバイルではすべてのプランに第二の解約金1万円(税別)が課されることがありました。

MVNOとしては、せっかく端末を安売りして契約までこぎ着けても、すぐ解約されてしまっては大損ですから、このようなややこしい制度を導入してでも、縛りを厳しくせざるを得ないのでしょう。

たとえ解約金なしの格安SIMでも、もしこのようなキャンペーンが実施されることがあれば、その間だけは解約金ありの格安SIMになってしまいます。SIMカードと端末を同時購入するつもりなら要注意です。

一定期間内に解約した場合、第二の解約金が課せられるのではなく、それ以上は特典が付与されなくなったり、それまでに付与されていた特典を返上させられたりするパターンもあります。

例えばBIGLOBEモバイルでは1年以内に解約するとGポイント5000円分がもらえなくなることがありましたし、IIJmioでは1年以内に解約すると端末代金の割引額5000~1万円(税別)が請求されることがありました。

いずれにせよ、すぐ解約すると損をすることに変わりはありません。格安SIMに解約金がなくても、第二の解約金がなくても、油断は禁物です。キャンペーンの内容にはよく目を通しておいてください。

解約金なしの格安SIMにこだわる必要はない

解約金なしの格安SIMを紹介しておいてこんなことを言うのも何ですが、もしかしたら解約金なしの格安SIMにこだわる必要はないかもしれません。格安SIMに解約金があっても、それが大きな問題になることは少ないからです。

何しろ格安SIMは最低利用期間が短いです。たいていは半年間から1年間といったところで、自動更新もありません。キャリアのように2年縛りで自動更新があるものはごく少数です。

最低利用期間がキャリアより短いからといって、解約金がキャリアより高いかというと、そういうわけでもありません。せいぜい5000~1万円くらいです。これなら許容範囲内でしょう。

つまりほとんどの格安SIMはそもそも解約金を支払う機会が少ない上に、その金額も少ないのです。格安SIMに解約金があっても大きな問題にならないと言ったのは、こういうことです。

それに解約金なしの格安SIMにこだわると、格安SIMの選択肢が狭まってしまいます。解約金なしの格安SIMが少ないのは承知の通りです。その中から条件に合うものを探すのは、決して簡単ではありません。

もちろん解約金がないに越したことはありませんが、それを最優先にすると、どこかで妥協を強いられることもあります。解約金を気にするあまり、本命ではない格安SIMを選ばざるを得なくなるわけです。

解約金がなければ最高だけど、解約金があっても気にしない、それくらいの心構えでもいいように思います。そうすればよりたくさんの格安SIMの中から、条件に合うものを探せるようになります。

解約金なしの格安SIM まとめ

解約金なしの格安SIMのおすすめは、H.I.S.モバイルです。最低利用期間なし、解約金なし、MNP転出手数料3000円(税別)、SIMカード未返却違約金なし、おまけに基本料金も最安級ということで、文句のつけようがありません。

イオンモバイル、QTモバイル、mineoは、解約金なしの格安SIMではあるものの、短期間でMNP転出するとMNP転出手数料が高くなります。MNP転出を前提とするなら、解約金ありの格安SIMと大差ありません。

その他の格安SIMも、基本料金が高かったり、通信容量が少なかったり、何かと欠点を抱えており、H.I.S.モバイルには見劣りしてしまいます。解約金なしの格安SIMならH.I.S.モバイルで決まりです。

H.I.S.モバイル