ロケットモバイルの神プランは一言で言えば安くて遅いプランです。基本料金が安い代わりに通信速度が最大200kbpsと遅いのです。この基本料金の安さが神という言葉で表現されています。
ドコモ回線の通話プランの神プランは月額490円(税込)、au回線の通話プランの神プランも月額490円(税込)、ソフトバンク回線の通話プランの神プランは月額627円(税込)です。
ドコモ回線のデータプランの神プランは月額328円(税込)、au回線のデータプランの神プランは月額328円(税込)、ソフトバンク回線のデータプランの神プランは月額438円(税込)です。
ちなみにドコモ回線なら神プランの他に1GB、2GB、3GB、5GB、7GB、20GBが選択でき、au回線なら1GB、3GB、5GB、7GB、20GBが選択でき、ソフトバンク回線なら1GB、20GBが選択できます。
ドコモ回線 音声+SMS+データプラン | |
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ロケットモバイル | 490円 |
エキサイトモバイル | 660円 |
ヤマダニューモバイル | 1375円 |
ドコモ回線 SMS+データプラン | |
ロケットモバイル | 493円 |
エキサイトモバイル | 627円 |
ヤマダニューモバイル | 709円 |
ドコモ回線 データプラン | |
ロケットモバイル | 328円 |
LIBMO | 528円 |
エキサイトモバイル | 550円 |
ヤマダニューモバイル | 577円 |
イプシム | 1089円 |
ロケットモバイルのドコモ回線の神プランと、他社のドコモ回線の200kbpsプランを、音声通話対応プラン、SMS対応プラン、データ通信専用プランのそれぞれで比較してみました。
ロケットモバイルの神プランは音声通話対応プラン、SMS対応プラン、データプランのすべてにおいて、この中では最安値でした。そもそも他社のドコモ回線の200kbpsプランが少ないというのもありますが、それにしても安いです。
しかもロケットモバイルの神プランは利用開始月の基本料金が無料です。この中で他に利用開始月の基本料金が無料なのはヤマダニューモバイルだけなので、ヤマダニューモバイル以外には1カ月分のアドバンテージがあるわけです。
基本料金の安さに限って言えば、ロケットモバイルの神プランは本当に神だということが分かりました。金額が安いだけでなくそれが1カ月間無料になるというおまけ付きの、実に良心的なプランです。
従量制の格安SIMならロケットモバイルの神プランより維持費を抑えることも可能ですが、それには回線をほとんど寝かせておかなければならず、あまり実用的とはいえません。ロケットモバイルの神プランならいくらでも使い放題です。
もちろんロケットモバイルの神プランにはメリットだけでなくデメリットもあります。例えば通話料金が割高だったり、かけ放題オプションがなかったり、サポートオプションがなかったりします。
そのような付加価値を求めるなら他の格安SIMも検討するべきですが、必要最低限のことさえできればそれでいいと思うなら、ロケットモバイルの神プランはまさにうってつけの存在です。