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無制限かけ放題の格安SIMを比較

投稿 更新 著者 賀来泰史

無制限かけ放題の格安SIMを比較しています。無制限かけ放題とは、定額料金で国内通話が時間や回数の制限なしにかけ放題という意味です。無制限かけ放題がプランに含まれている場合もあれば、オプションになっている場合もあります。

おすすめは楽天モバイル

おすすめは楽天モバイルです。Rakuten Linkというアプリで発信すれば、追加料金なしで国内通話が無制限にかけ放題だからです。基本料金も3GBまでなら月額1078円(税込)という安さです。

楽天モバイル

楽天モバイル

無制限かけ放題が無料

楽天回線 音声+SMS+データプラン
3GB~無制限1078~3278円
プラン名楽天モバイル Rakuten最強プラン
申し込み楽天モバイル
初期費用0円
SIM発行0円
基本料金~3GB:1078円/月
~20GB:2178円/月
~無制限:3278円/月
回線楽天
容量無制限
容量追加-
速度通信規格に準ずる
超過時-
国内通話アプリ使用:0円
アプリなし:22円/30秒
国内定額15分かけ放題:1100円/月
SMS付帯0円
枚数1枚
サイズeSIM nano micro 標準
支払いクレジットカード
デビットカード
口座振替(110円/月)
年齢-
最低利用-
解約金0円
(1年以内の解約で、利用意思がないと認められる場合は1078円)
MNP転出0円

無制限かけ放題の格安SIMといえば楽天モバイルです。無制限かけ放題オプションに加入することなく、国内通話が無制限にかけ放題で、海外から日本への国際電話も無制限にかけ放題です。Rakuten Linkという専用アプリを利用します。

海外から日本への国際電話に関しては、指定された国と地域からのみ発信できます。それ以外の国と地域からはWi-Fiに接続しなければ発信できません。指定された国と地域がどこかは公式サイトで確認してください。

基本料金は3GBまで月額1078円(税込)、20GBまで月額2178円(税込)、そして20GBからは使い放題で月額3278円(税込)です。この価格で国内通話が無制限にかけ放題になるとは大したものです。

プラチナバンドの周波数帯が割り当てられておらず、電波が入りにくいのが難点です。メイン回線としては心もとないので、サブ回線として他社と併用することを推奨します。そうすればたとえ発着信しなくても大きな問題にはなりません。

15分(標準)通話かけ放題と、国際通話かけ放題というオプションもあります。前者は月額1100円(税込)で通常の国内通話が1回15分までかけ放題です。後者は月額980円(不課税)で一部の国と地域への国際電話がかけ放題です。

楽天モバイル

ahamo

無制限かけ放題が1100円

ドコモ回線 音声+SMS+データプラン
20GB2970円
プラン名ahamo
申し込みahamo
初期費用0円
SIM発行0円
基本料金2970円/月
回線ドコモ
容量20GB/月
容量追加1GB:550円
80GB/月:1980円/月
速度通信規格に準ずる
超過時最大1Mbps
国内通話22円/30秒
国内定額5分かけ放題付き
かけ放題:1100円/月
SMS付帯0円
枚数1~2枚
サイズeSIM nano
支払いクレジットカード
デビットカード
口座振替
年齢18歳~
最低利用-
解約金0円
MNP転出0円

ahamoは無制限かけ放題の格安SIMです。月額1100円(税込)のかけ放題オプションで、国内通話が無制限にかけ放題になります。専用アプリで発信する必要はありません。

プランと同時にオプションの申し込みをする場合、初月の料金は日割りになります。プランの申し込み後にオプションの申し込みをする場合、その時点から無制限かけ放題が適用され、初月の料金は日割りになりません。

基本料金とオプション料金の合計は月額4070円(税込)です。飛び抜けて安いわけではありませんが、ドコモと同等の高速かつ安定した回線が利用でき、しかも国内通話が無制限にかけ放題なら、決して悪くありません。

なおahamoのプランには5分かけ放題が含まれているため、かけ放題オプションに加入しなくても国内通話が1回5分までかけ放題です。やはり専用アプリで発信する必要はありません。これだけでも通話料金の大部分を帳消しにできます。

とはいえ通話時間を5分以内に収めるのは意外と難しいものです。つい話し込んでしまうことだってあるでしょうし、保留にされたまま待たされることだってあるでしょう。それが心配ならかけ放題オプションに加入するべきです。

ahamo

LINEMO

無制限かけ放題が1650円

ソフトバンク回線 音声+SMS+データプラン
3GB990円
20GB2728円
プラン名LINEMO ミニプラン
申し込みLINEMO
初期費用0円
SIM発行0円
基本料金990円/月
回線ソフトバンク
容量3GB/月
容量追加1GB:550円
速度通信規格に準ずる
超過時最大300kbps
国内通話22円/30秒
国内定額5分かけ放題:550円/月
かけ放題:1650円/月
SMS付帯0円
枚数1枚
サイズeSIM nano micro 標準
(eSIMの利用にはeSIM対応の端末、端末のSIMロック解除、Wi-Fiにつながる環境が必要)
支払いクレジットカード
デビットカード
口座振替
年齢18歳~
最低利用-
解約金0円
MNP転出0円
プラン名LINEMO スマホプラン
申し込みLINEMO
初期費用0円
SIM発行0円
基本料金2728円/月
回線ソフトバンク
容量20GB/月
容量追加1GB:550円
速度通信規格に準ずる
超過時最大1Mbps
国内通話22円/30秒
国内定額5分かけ放題:550円/月
かけ放題:1650円/月
SMS付帯0円
枚数1枚
サイズeSIM nano micro 標準
(eSIMの利用にはeSIM対応の端末、端末のSIMロック解除、Wi-Fiにつながる環境が必要)
支払いクレジットカード
デビットカード
口座振替
年齢18歳~
最低利用-
解約金0円
MNP転出0円

LINEMOは無制限かけ放題の格安SIMです。月額1650円(税込)の通話定額というオプションで、国内通話が無制限にかけ放題になります。専用アプリで発信する必要はありません。

プランと同時にオプションの申し込みをする場合、初月の料金は日割りになります。プランの申し込み後にオプションの申し込みをする場合、翌月から無制限かけ放題が適用され、初月の料金は日割りになりません。

通話定額に3GBのミニプランで加入すると、基本料金とオプション料金の合計は月額2640円(税込)です。20GBのスマホプランで加入すると、基本料金とオプション料金の合計は月額4378円(税込)です。

通話準定額というオプションもあります。これは月額550円(税込)で国内通話が1回5分までかけ放題になるというものです。やはり専用アプリで発信する必要はありません。

LINEMO

HISモバイル

無制限かけ放題が1480円

ドコモ回線 音声+SMS+データプラン
100MB~1GB290円~
3GB770円
7GB990円
20GB2190円
50GB5990円
プラン名HISモバイル 自由自在290プラン 上限1GB
申し込みHISモバイル
初期費用3300円
SIM発行0円
基本料金~100MB:290円/月
~1GB:550円/月
回線ドコモ
容量1GB/月
360MB/3日(超過時)
容量追加1GB:200円
速度通信規格に準ずる
超過時最大200kbps→?kbps
国内通話9円/30秒
国内定額5分かけ放題:500円/月
かけ放題:1480円/月
SMS付帯0円
枚数1枚
サイズeSIM nano micro 標準
支払いクレジットカード
年齢18歳~
最低利用-
解約金0円
MNP転出0円
プラン名HISモバイル 自由自在290プラン 3GB
申し込みHISモバイル
初期費用3300円
SIM発行0円
基本料金770円/月
回線ドコモ
容量3GB/月
360MB/3日(超過時)
容量追加1GB:200円
速度通信規格に準ずる
超過時最大200kbps→?kbps
国内通話9円/30秒
国内定額5分かけ放題:500円/月
かけ放題:1480円/月
SMS付帯0円
枚数1枚
サイズeSIM nano micro 標準
支払いクレジットカード
年齢18歳~
最低利用-
解約金0円
MNP転出0円

HISモバイルは無制限かけ放題の格安SIMです。月額1480円(税込)の無制限かけ放題オプションで、国内通話が無制限にかけ放題になります。専用アプリで発信する必要はありません。

プランと同時にオプションの申し込みをする場合、初月の料金は日割りになりません。プランの申し込み後にオプションの申し込みをする場合、当日から無制限かけ放題が適用され、初月の料金は日割りになりません。

オプション料金はそこまで安いわけではありませんが、基本料金はかなり安いです。上限1GBプランは100MB未満ならわずか月額290円(税込)、100MB以上でも月額550円(税込)です。維持費を抑えるにはもってこいの格安SIMです。

無制限かけ放題オプションに上限1GBプランで加入すると、基本料金とオプション料金の合計は月額1770~2030円(税込)です。3GBプランだと月額2250円(税込)、7GBプランだと月額2470円(税込)です。

5分かけ放題オプションもあります。これは月額500円(税込)で国内通話が1回10分までかけ放題になるというものです。やはり専用アプリで発信する必要はありません。20GBプランと50GBプランには無料で付帯します。

HISモバイル

y.u mobile

無制限かけ放題が1400円

ドコモ回線 音声+SMS+データプラン
5GB1070円
10GB2970円
20GB4170円
プラン名y.u mobile 音声通話SIM シングル
申し込みy.u mobile
初期費用3300円
SIM発行440円
基本料金1070円/月
回線ドコモ
容量5GB/月
容量追加1GB:330円
10GB:1200円
速度通信規格に準ずる
超過時?kbps
国内通話アプリ使用:11円/30秒
アプリなし:22円/30秒
国内定額10分かけ放題:550円/月
かけ放題:1400円/月
SMS付帯0円
枚数1枚
サイズnano micro 標準
支払いクレジットカード
年齢18歳~
最低利用-
解約金0円
MNP転出0円
プラン名y.u mobile 音声通話SIM シングル U-NEXT
申し込みy.u mobile
初期費用3300円
SIM発行440円
基本料金2970円/月
回線ドコモ
容量10GB/月
容量追加1GB:330円
10GB:1200円
速度通信規格に準ずる
超過時?kbps
国内通話アプリ使用:11円/30秒
アプリなし:22円/30秒
国内定額10分かけ放題:550円/月
かけ放題:1400円/月
SMS付帯0円
枚数1枚
サイズnano micro 標準
支払いクレジットカード
年齢18歳~
最低利用-
解約金0円
MNP転出0円

y.u mobileは無制限かけ放題の格安SIMです。月額1400円(税込)の無制限かけ放題というオプションで、国内通話が無制限にかけ放題になります。0035でんわという専用アプリで発信する必要があります。

プランと同時にオプションの申し込みをする場合、初月の料金は日割りになりません。プランの申し込み後にオプションの申し込みをする場合、その時点から無制限かけ放題が適用され、初月の料金は日割りになりません。

一部端末で0035でんわが利用できないときは、電話番号の先頭にプレフィックス番号003545を付与して発信すれば、0035でんわを利用しなくても無制限かけ放題が適用されます。

無制限かけ放題に5GBのシングルで加入すると、基本料金とオプション料金の合計は月額2470円(税込)です。10GBのシングル U-NEXTだと月額4370円(税込)、20GBのシェア U-NEXTだと月額5570円(税込)です。

10分かけ放題というオプションもあります。これは月額550円(税込)で国内通話が1回10分までかけ放題になるというものです。やはり0035でんわで発信する必要があります。

y.u mobile

IIJmio

IIJmioは無制限かけ放題の格安SIMです。月額1400円(税込)のみおふぉんダイアルかけ放題+というオプションで、国内通話が無制限にかけ放題になります。専用アプリで発信する必要はありません。

プランと同時にオプションの申し込みをする場合、初月の料金は日割りになりません。プランの申し込み後にオプションの申し込みをする場合、その時点から無制限かけ放題が適用され、初月の料金は日割りになりません。

以前はみおふぉんダイアルという専用アプリで発信するか、電話番号の先頭にプレフィックス番号を付与して発信する必要がありましたが、2023年3月31日をもってこれらは廃止されました。

みおふぉんダイアルかけ放題+に2ギガプランで加入すると、基本料金とオプション料金の合計は月額2250円(税込)です。5ギガプランだと月額2390円(税込)、10ギガプランだと月額2900円(税込)です。

みおふぉんダイアル通話定額5分+と、みおふぉんダイアル通話定額10分+というオプションもあります。前者は月額500円(税込)で国内通話が1回5分までかけ放題、後者は月額700円(税込)で国内通話が1回10分までかけ放題です。

IIJmio

イオンモバイル

イオンモバイルは無制限かけ放題の格安SIMです。月額1650円(税込)のイオンでんわフルかけ放題というオプションで、国内通話が無制限にかけ放題になります。専用アプリで発信する必要はありません。

プランと同時にオプションの申し込みをする場合、初月の料金は日割りになります。プランの申し込み後にオプションの申し込みをする場合、その時点から無制限かけ放題が適用され、初月の料金は日割りになります。

以前はイオンでんわという専用アプリで発信するか、電話番号の先頭にプレフィックス番号0037691を付与して発信する必要がありました。しかし現在はプレフィックス番号が自動で付与されます。

イオンでんわフルかけ放題に音声500MBプランで加入すると、基本料金とオプション料金の合計は月額2453円(税込)です。音声1GBプランだと月額2508円(税込)、音声2GBプランだと月額2618円(税込)です。

イオンでんわ5分かけ放題は月額550円(税込)、イオンでんわ10分かけ放題は月額935円(税込)、050かけ放題は月額1078円(税込)です。050かけ放題はIP電話による無制限かけ放題オプションで、データプランでも利用できます。

イオンモバイル

QTモバイル

QTモバイルは無制限かけ放題の格安SIMです。月額1600円(税込)の無制限かけ放題というオプションで、国内通話が無制限にかけ放題になります。専用アプリで発信する必要はありません。

プランと同時にオプションの申し込みをする場合、初月の料金は日割りになりません。プランの申し込み後にオプションの申し込みをする場合、翌日か翌々日から無制限かけ放題が適用され、初月の料金は日割りになりません。

以前はQTモバイルアプリという専用アプリが必要でした。電話番号の先頭にプレフィックス番号の0037692が自動で付与されるアプリです。しかし現在はQTモバイルアプリを利用しなくても、プレフィックス番号が自動で付与されます。

無制限かけ放題に2GBプランで加入すると、基本料金とオプション料金の合計は月額2700円(税込)です。4GBプランだと月額3140円(税込)、6GBプランだと月額3360円(税込)です。

10分かけ放題というオプションもあります。これは月額880円(税込)で国内通話が1回10分までかけ放題になるというものです。やはり専用アプリで発信する必要はありません。

QTモバイル

povo2.0

povo2.0は無制限かけ放題の格安SIMです。月額1650円(税込)の通話かけ放題というトッピングに加入すれば、国内通話が無制限にかけ放題になります。トッピングとはオプションのことです。専用アプリで発信する必要はありません。

プランと同時にトッピングの申し込みはできず、プランの申し込み後にトッピングの申し込みをすることになります。トッピングの申し込みをする場合、その時点から無制限かけ放題が適用され、初月の料金は日割りになりません。

povo2.0の最大の特徴は基本料金が無料であることです。トッピングを通話かけ放題だけにすれば、基本料金とトッピング料金の合計はわずか月額1650円(税込)です。あまり実用的なプランではありませんが、それにしても安いです。

通話かけ放題とデータ追加3GB(30日間)に加入すると、基本料金とトッピング料金の合計は月額2640円(税込)になります。データ追加3GB(30日間)をデータ追加20GB(30日間)にすると、月額4350円(税込)になります。

5分以内通話かけ放題というトッピングもあります。これは月額550円(税込)で国内通話が1回5分までかけ放題になるというものです。やはり専用アプリで発信する必要はありません。

無制限かけ放題の格安SIMの料金を比較

音声プラン+無制限かけ放題

プラン最も安い次に安い
100MBHISモバイル-
1770円-
500MBイオン IPイオン
1881円2453円
1GBイオン IPHISモバイル
1936円2030円
2GBイオン IPIIJmio
2046円2250円
3GB楽天モバイルイオン IP
1078円2156円
4GBイオン IPイオン
2266円2838円
5GBイオン IPIIJmio
2376円2390円
6GBイオン IPイオン
2486円3058円
7GBHISモバイルイオン IP
2470円2596円
8GBイオン IPイオン
2706円3278円
9GBイオン IPイオン
2816円3388円
10GBIIJmioイオン IP
2900円2926円
15GBIIJmio-
3200円-
20GB楽天モバイルイオン IP
2178円3036円
30GBイオン IPIIJmio
3586円4100円
40GBイオン IPIIJmio
4136円4700円
50GBイオン IPイオン
4686円5258円
60GBイオン IPイオン
5236円5808円
70GBイオン IPイオン
5786円6358円
80GBイオン IPイオン
6336円6908円
90GBイオン IPイオン
6886円7458円
100GBイオン IPイオン
7436円8008円
150GBイオン IPイオン
10186円10758円
200GBイオン IPイオン
12936円13508円
無制限楽天モバイル-
3278円-

楽天モバイルがとにかく安いです。これで無制限かけ放題がプランに含まれているから驚きです。HISモバイルの上限1GBプラン、イオンモバイルの500MBプラン、IIJmioの5GBプランなども健闘しています。

無制限かけ放題の格安SIMの仕様を比較

※一部プランのみ該当する場合も◯とします

割引

楽天モバイル
ahamo
LINEMO
HISモバイル
y.u mobile
初月無料-----
固定回線割-----
複数回線割-----
ポイント還元--
IIJmio
イオン
QTモバイル
povo2.0
初月無料----
固定回線割--
複数回線割----
ポイント還元----

楽天モバイルは楽天ポイントがたまります。ahamoはdポイントがたまります。IIJmioには固定回線セット割引があります。QTモバイルにも固定回線セット割引や電気セット割引があります。

回線

楽天モバイル
ahamo
LINEMO
HISモバイル
y.u mobile
ドコモ--
au-----
ソフトバンク----
楽天----
IIJmio
イオン
QTモバイル
povo2.0
ドコモ-
au
ソフトバンク---
楽天----

ahamoはドコモ回線、LINEMOはソフトバンク回線、povo2.0はau回線です。これらはキャリアのサブブランドであるため、キャリアと同等の高速かつ安定した回線が利用できます。

データ通信

楽天モバイル
ahamo
LINEMO
HISモバイル
y.u mobile
速度切り替え-----
バースト転送-----
容量繰り越し----
容量シェア---
容量追加--
IIJmio
イオン
QTモバイル
povo2.0
速度切り替え--
バースト転送--
容量繰り越し-
容量シェア--
容量追加

楽天モバイルは通信容量が無制限なので、機能が少ないことは気になりません。y.u mobileは通信容量を無期限で繰り越せます。IIJmio、イオンモバイルには一通りの機能が備わっています。

音声通話

※LINEMOを除く

楽天モバイル
ahamo
HISモバイル
y.u mobile
通話定額
転送電話--
迷惑電話拒否--
留守番電話-
割り込み通話-
IIJmio
イオン
QTモバイル
povo2.0
通話定額
転送電話-
迷惑電話拒否-
留守番電話-
割り込み通話-

楽天モバイルはRakuten Linkアプリで発信すれば、通話料金が無料になります。他の格安SIMには無制限かけ放題オプションがあります。ahamoとpovo2.0は意外にも留守番電話や割り込み通話が利用できません。

支払い方法

楽天モバイル
ahamo
LINEMO
HISモバイル
y.u mobile
クレカ
デビカ--
プリカ-----
口座振替--
銀行コンビニ-----
IIJmio
イオン
QTモバイル
povo2.0
クレカ
デビカ----
プリカ----
口座振替---
銀行コンビニ---

楽天モバイル、ahamo、LINEMOは、一部のデビットカードまたは口座振替で支払いができます。楽天モバイルで口座振替を選択すると、月額110円(税込)の手数料が発生します。

サポート

楽天モバイル
ahamo
LINEMO
HISモバイル
y.u mobile
店舗サポート---
訪問サポート-----
遠隔サポート----
IIJmio
イオン
QTモバイル
povo2.0
店舗サポート--
訪問サポート---
遠隔サポート--

楽天モバイルには遠隔サポートのオプションがあります。ahamoはドコモショップで申し込みや手続きのサポートが受けられますが、有償です。

手続き

楽天モバイル
ahamo
LINEMO
HISモバイル
y.u mobile
未成年契約----
手動回線切替
他者名義変更---
IIJmio
イオン
QTモバイル
povo2.0
未成年契約---
手動回線切替
他者名義変更---

楽天モバイル、povo2.0は未成年者でも契約できます。いずれの格安SIMも、他社から乗り換えるときに手動で回線切り替えができます。楽天モバイル、ahamo、イオンモバイルは名義変更ができます。

有力候補は楽天モバイル

有力候補は楽天モバイルです。追加料金なしで国内通話が無制限にかけ放題というのが大きいです。基本料金は3GBまで月額1078円(税込)、20GBまで月額2178円(税込)、使い放題でも月額3278円(税込)です。

楽天モバイル

無制限かけ放題の格安SIMのコラム

格安SIMの無制限かけ放題は適用されないことも

格安SIMの無制限かけ放題は場合によっては適用されないことがあります。意図せず通話料金が発生することのないように、格安SIMの無制限かけ放題が適用される条件を確認しておきましょう。

まず前提条件として、無制限かけ放題オプションに加入しなければならない格安SIMや、専用アプリから発信しなければならない格安SIMが多いです。無条件に無制限かけ放題の格安SIMはほとんどありません。

ブラウザーで電話番号のリンクをタップして電話をかけようとしたり、標準電話アプリの着信履歴から折り返しの電話をかけようとしたりすると、つい専用アプリの存在を忘れてしまいがちなので、注意してください。

楽天モバイルの場合は、専用アプリ以外からの発信、国際電話、ナビダイヤル、テレドーム、災害用伝言ダイヤル、天気予報、時報サービス、消費者ホットライン、留守番電話などには、無制限かけ放題が適用されません。

HISモバイルの場合は、国際電話、ナビダイヤル、テレドーム、消費者ホットライン、番号案内、衛星電話、衛生船舶電話などには、無制限かけ放題が適用されません。

他の格安SIMもだいたい似たようなものです。国際電話も含めて無制限かけ放題になることはまずありませんし、特番と呼ばれるナビダイヤルやテレドームなどの他社接続サービスも無制限かけ放題になることはありません。

そもそもプレフィックス番号を付与する形式の専用アプリは、特番に発信できないようになっていることがほとんどなので、その場合は無制限かけ放題が適用されるかどうか以前の問題です。

格安SIMの無制限かけ放題がアプリ不要だと便利

格安SIMの無制限かけ放題は大きく分けて二つあります。専用アプリが必要なものと、専用アプリが不要なものです。後者は何かと便利なので、できればそのようなものを選びたいところです。

専用アプリが不要なら標準電話アプリさえあればいいので、ホーム画面でアプリ二つ分の場所を取ることもありませんし、アプリを間違えて通話料金が発生してしまうこともありません。

ブラウザーなどのアプリ内で電話番号のリンクをタップしたときも、標準電話アプリと専用アプリがあると話がややこしくなってきますが、標準電話アプリだけなら難しいことを考えずに済みます。

専用アプリ自体の使い勝手が良くないという問題もあります。例えばアプリによってはしょっちゅうログインやアップデートを求められますし、iOSアプリはOSの仕様で着信履歴が表示されません。

このように専用アプリが必要な無制限かけ放題の格安SIMにはデメリットしかなく、逆に専用アプリが不要な無制限かけ放題の格安SIMにはメリットしかありません。後者を選ぶべきなのは誰の目にも明らかです。

しかし今のところ専用アプリが不要な無制限かけ放題の格安SIMは数えるほどしかなく、さまざまな事情から専用アプリが必要な無制限かけ放題の格安SIMを選ばざるを得ないこともあります。

それでも日本通信SIMやHISモバイルのような先例はあるわけですから、専用アプリなしで無制限かけ放題になる格安SIMが、今後はMVNOから続々と登場してくることを期待したいものです。

格安SIMの無制限かけ放題に頼らない節約術

無制限かけ放題の格安SIMはどうしても維持費が高くついてしまいます。無制限かけ放題なしでやりくりできるなら、それに越したことはありません。無制限かけ放題に頼らないでお金を節約することも考えてみてください。

そもそも誰かと連絡を取るときに、すべて電話で済まそうとしていないでしょうか。LINE、Messenger、Skype、FaceTime、iMessage、メールなど、通話料金が発生しない連絡手段はいくらでもあります。

どうしても電話しなければならないときは、My 050やLaLa CallなどのIP電話アプリで電話するという手があります。同一アプリ間の通話料金は無料ですし、それ以外の通話料金も固定電話並みに安いです。

あるいは無制限かけ放題オプションにせず、10分かけ放題オプション、5分かけ放題オプション、3分かけ放題オプションにするだけでも、使い方によってはお金を節約できる可能性があります。

ちなみに私はメールかIP電話アプリで連絡することが多く、たまにSMSで連絡することもあります。電話をかけることはめったにないので、格安SIMにかけ放題オプションは付けていません。

とりあえず無制限かけ放題の格安SIMでなくてもやっていけるかどうか、しばらく試してみるのもいいと思います。そしてそれが難しいようなら、そのとき初めて無制限かけ放題の格安SIMに乗り換えればいいのです。

大手の格安SIMは最低利用期間や解約金がないものばかりなので、もし無制限かけ放題の格安SIMに短期間で乗り換えることになっても、それほど大きな痛手にはなりません。そういう意味では安心していいでしょう。

迷ったら楽天モバイル

迷ったら楽天モバイルです。国内通話が無料、国内SMSも無料、データ通信も使い放題というシンプルなプランなので、細かいことを考えずに済みます。いっそ音声通話専用のサブ回線として契約しておくのもありです。

楽天モバイル