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無制限かけ放題の格安SIMを比較

2020年2月21日更新

無制限かけ放題の格安SIMを比較しています。無制限かけ放題はキャリアならではのサービスという印象が強いですが、MVNOもまったく手を出していないわけではありません。無制限かけ放題の格安SIMも少数ながら存在します。

無制限かけ放題の格安SIMと一口に言っても、いろいろとあります。音声通話回線で電話をかける無制限かけ放題、データ通信回線でIP電話をかける無制限かけ放題、特定の相手だけが対象となる無制限かけ放題などです。

いずれにせよ無制限かけ放題の格安SIMなら、通話料金を気にすることなく電話がかけられます。自分から電話をかけることが多いなら、通話料金を安く済ませられる可能性があるので、ぜひ検討したいところです。

しかしそれは裏を返せば、損をする可能性もあるということです。格安SIMの無制限かけ放題オプションは、月額2000円を上回るものもあります。通話時間がどれくらいなら得をするのか、試算しておくことが大切です。

1カ月当たりの通話時間が数時間にも及ぶヘビーユーザーなら、無制限かけ放題の格安SIMにするべきですが、そこまで長電話するつもりがなければ、5分かけ放題や10分かけ放題の格安SIMでも十分です。

ところで格安SIMの無制限かけ放題オプションは、すでに廃止されたものもあります。例えば楽天モバイルの無制限かけ放題オプションや、NifMoのIP電話による無制限かけ放題オプションが挙げられます。

これらが長続きしなかったところを見ると、他の格安SIMでも同じようなことが起こらないとは言い切れません。無制限かけ放題の格安SIMに乗り換えるなら、そのようなリスクがあることも承知しておいてください。

無制限かけ放題の格安SIMといえば、ワイモバイルです。オプションなしでも1回10分までかけ放題ですが、月額1000円(税別)のスーパーだれとでも定額というオプションを追加すれば、無制限かけ放題になります。

3GBのスマホプランSは月額2680円(税別)、9GBのスマホベーシックプランMは月額3680円(税別)、14GBのスマホベーシックプランRは月額4680円(税別)からです。ここから新規割で6カ月間700円(税別)割引されます。

ワイモバイル

ワイモバイル

1000円で無制限かけ放題の格安SIM

ワイモバイルは、無制限かけ放題の格安SIMです。月額1000円(税別)の追加料金を支払うことで、あらゆる携帯電話や固定電話への国内通話が無料になる、スーパーだれとでも定額というオプションがあります。

無制限かけ放題なしだと、通話時間が1回10分を超えた状態が25分続けば、通話料金が1000円(税別)に達します。それよりも長電話するつもりなら、無制限かけ放題を検討するべきです。

専用の電話アプリから発信する必要はなく、標準の電話アプリから発信するだけで、無制限かけ放題が適用されます。留守番電話センター、ナビダイヤル、テレドーム、番号案内などは対象外です。

通話時間が短ければ、10分かけ放題だけで事足りることもあります。スマホベーシックプランには10分かけ放題が標準で付帯しており、通話時間が1回10分以内なら通話料金が発生しません。

基本料金は、3GBなら月額2680円(税別)、9GBなら月額3680円(税別)、14GBなら月額4680円(税別)です。やや高めですが、新規割で負担が軽減されることを思えば、こんなものでしょう。

ワイモバイル

UQ mobile

1700円で無制限かけ放題の格安SIM

UQ mobileは、無制限かけ放題の格安SIMです。月額1700円(税別)のかけ放題(24時間いつでも)というオプションを追加すれば、文字通り24時間いつでも、国内通話がかけ放題になります。

無制限かけ放題なしだと、通話時間が42分30秒の時点で、通話料金が1700円(税別)に達します。つまり42分30秒以上電話をするつもりなら、無制限かけ放題ありの方が得をするということになります。

専用の電話アプリはなく、標準の電話アプリから発信するだけで無制限かけ放題の対象になります。もちろん事前に無制限かけ放題の申し込みは必要です。なお一部の電話番号は無制限かけ放題の対象外です。

かけ放題(24時間いつでも)の他に、月額700円(税別)のかけ放題(10分/回)というオプションと、月額500円(税別)の通話パック(60分/月)というオプションもあり、状況に応じて最適なものを選択できます。

基本料金は、プランに10分かけ放題が含まれていない分だけ安くなっており、3GBなら月額1980円(税別)、9GBなら月額2980円(税別)、14GBなら月額3980円(税別)です。

UQ mobile

イオンモバイル

1500円でIP電話が無制限かけ放題の格安SIM

イオンモバイルは、050かけ放題というオプションを追加すると、IP電話アプリの国内通話が無制限かけ放題になる格安SIMです。登録事務手数料1000円(税別)と、月額1500円(税別)を支払う必要があります。

無制限かけ放題の元を取るには、登録事務手数料を度外視すれば、通話時間が75分を超えるかどうかというのが判断基準になります。無制限かけ放題なしだと、通話時間が75分の時点で、通話料金が1500円(税別)に達するからです。

050から始まる電話番号が付与され、050IP電話という専用アプリで電話をかけることになります。音声プランだけでなくデータプランでも利用できるのがメリットですが、通信容量を消費するというデメリットもあります。

もう少し安く済ませたいなら、イオンでんわ10分かけ放題というオプションもあります。こちらは月額850円(税別)で、国内通話が1回10分までかけ放題になります。1回10分を超えると30秒10円(税別)の通話料金が掛かります。

プランが500MBから50GBまで幅広いことと、基本料金が最安値級であることから、無制限かけ放題の格安SIMとしては有力候補に挙げられます。あとはIP電話の無制限かけ放題であることを許容できるかどうかです。

イオンモバイル

QTモバイル

2500円で無制限かけ放題の格安SIM

QTモバイルは、無制限かけ放題の格安SIMです。月額2500円(税別)の無制限かけ放題というオプションで、国内通話が無制限かけ放題になります。なお法人は申し込みができません。

月額2500円(税別)の元が取れるのは、通話時間が83分を超えるときです。無制限かけ放題なしだと、通話料金は30秒15円(税別)になるので、83分30秒で2505円(税別)という計算になります。

かけ放題にするには、QTmobileアプリという専用アプリで電話するか、電話番号の先頭に「0037692」というプレフィックス番号を付けて電話する必要があります。緊急通報、フリーダイヤル、ナビダイヤルなどには発信できません。

無制限かけ放題の他に、10分かけ放題というオプションもあります。個人なら月額850円(税別)、法人なら月額1500円(税別)です。無制限かけ放題と10分かけ放題を通じて初めての申し込みなら、初月は無料になります。

ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアに対応しており、どこの端末を使っていても乗り換えられるというのが強みです。九州電力グループの格安SIMなので、マイナーではあるものの、信頼性は申し分ありません。

QTモバイル

OCN モバイル ONE

850円で3人に無制限かけ放題の格安SIM

OCN モバイル ONEは、3人まで無制限かけ放題の格安SIMです。通話料金が上位3位までの電話番号を対象として、通話料金が無料になる、OCNでんわ トップ3かけ放題オプションがあります。料金は月額850円(税別)で初月無料です。

3人にしか電話をかけないと仮定すると、通話時間が42分を超えれば、月額850円(税別)の元が取れるということになります。かけ放題なしだと、通話時間が42分30秒の時点で、通話料金が850円(税別)になるからです。

OCNでんわという専用アプリで電話をかけるか、電話番号の先頭に「003544」というプレフィックス番号を付けて電話をかける必要があります。緊急通報、フリーダイヤル、ナビダイヤルなどには発信できません。

OCNでんわ 10分かけ放題オプションは、月額850円(税別)で初月無料です。3人かけ放題と10分かけ放題がセットになった、OCNでんわ かけ放題ダブルオプションは、月額1300円(税別)で初月無料です。

ちなみにOCN モバイル ONEには、IP電話アプリの050 plusが半額の月額150円(税別)になる特典があります。無制限かけ放題にならない相手への通話料金を抑えるために、こちらもうまく使いこなしたいところです。

OCN モバイル ONE

LIBMO

LIBMOには、月額1300円(税別)で上位3位と1回10分の通話料金が無料になる、かけ放題ダブルというオプションがあります。つまり3人まで無制限かけ放題の格安SIMなのです。ちなみに3人かけ放題だけのオプションはありません。

かけ放題なしだと、通話時間が32分30秒の時点で、通話料金が1300円(税別)に達します。それくらい電話をかけるつもりなら、かけ放題にしても元が取れる可能性が高いです。

0035でんわという専用アプリで電話をかけるか、電話番号の先頭に「003545」というプレフィックス番号を付けて電話をかける必要があります。緊急通報、フリーダイヤル、ナビダイヤルなど、発信できない電話番号もあります。

10分かけ放題は月額850円(税別)、通話パック30は月額880円(税別)です。いずれも無制限かけ放題とは程遠いですが、ともあれ通話料金を抑えるための選択肢が多いのはいいことです。

基本料金の安さはまずまずといったところです。しかしいかんせん完全に無制限かけ放題の格安SIMではないので、通話料金が高くつくかもしれないという不安要素も抱えており、一押しとまではいえません。

エックスモバイル

エックスモバイルは、無制限かけ放題の格安SIMです。月額2300円(税別)のかけたい放題フルというオプションを追加すると、国内通話が誰にでも何度でも無制限かけ放題になります。

無制限かけ放題にしないと、通話時間が58分で、通話料金が2308.4円(税別)になる計算です。無制限かけ放題にするかどうか迷うなら、毎月1時間くらい電話をかけるかどうかで判断してみてください。

かけたい放題アプリという専用アプリで発信すると、「0037691」というプレフィックス番号が自動的に付与され、無制限かけ放題になります。緊急通報、フリーダイヤル、ナビダイヤルなどは対象外です。

月額850円(税別)のかけたい放題ライトというオプションもあります。こちらは国内通話が1回10分までかけ放題になるというものです。かけたい放題フルとの間で相互に変更できるので、状況に応じて使い分けられます。

初期費用や基本料金がやたらと高く、費用対効果はいまひとつです。MVNOとしての規模が小さいことから、先行きも不透明です。無制限かけ放題の格安SIMとしては、どうしても優先順位が低くなってしまいます。

@モバイルくん。

@モバイルくん。は、3人まで無制限かけ放題の格安SIMです。モバイルくんでんわかけ放題ダブルというオプションで、上位3位と1回10分の通話料金が無料になります。料金は月額1500円(税別)で初月無料です。

かけ放題なしだと、通話時間が75分の時点で、通話料金が1500円(税別)に達します。上位3位とか1回10分といったことを抜きにして考えると、通話時間が75分を超えるなら、かけ放題にしても元が取れるということになります。

0035でんわという専用アプリから電話するか、電話番号の先頭に「003545」というプレフィックス番号を付けて電話をかける必要があります。緊急通報、フリーダイヤル、ナビダイヤルなどには発信できません。

モバイルくんでんわ10分かけ放題というオプションなら、1回10分までの通話料金だけが無料になります。料金は月額1000円(税別)で初月無料です。維持費を抑えたければこちらです。

基本料金は決して安くありません。しかも一部のプランは最低でも1GBがオートチャージされる仕様で、思わぬ負担を強いられることもあります。そういう意味では扱いにくい格安SIMです。

無制限かけ放題の格安SIM 料金比較

※価格は税別

通話プラン+無制限かけ放題

データ最安次点
低速エックス-
3280円-
500MBイオン-
2630円-
1GBイオンエックス
2780円3880円
2GBイオンエックス
2880円4180円
3GBワイモバ
UQ
QT D
QT A
3680円4050円
4GBイオンエックス
3080円4780円
5GBエックス-
5080円-
6GBイオンQT D
QT A
3480円4750円
7GBエックス-
5680円-
8GBイオンエックス
4180円5980円
9GBワイモバ
UQ
-
4680円-
10GBQT D
QT A
QT S
5750円6000円
12GBイオン-
4780円-
14GBワイモバ
UQ
-
5680円-
15GBエックス-
6880円-
20GBイオンQT D
QT A
6180円7400円
30GBイオンエックス
7180円9080円
40GBイオン-
8480円-
50GBイオン-
10480円-

イオンモバイルはIP電話の無制限かけ放題なので対等とはいえませんが、イオンモバイルが安いのは確かです。ワイモバイルとUQ mobileは、無制限かけ放題オプション付きだとまったく同じ金額になります。

通話プラン+3人無制限かけ放題

データ最安次点
低速LIBMO-
2480円-
1GBOCN-
2030円-
1.5GB@モバイル-
3700円-
3GBOCNLIBMO
2330円2880円
6GBOCNLIBMO
2830円3480円
10GBOCNLIBMO
3730円4280円
20GBOCNLIBMO
5250円5980円
30GBOCNLIBMO
6830円7880円

OCN モバイル ONEは上位3位だけのかけ放題で、LIBMOと@モバイルくん。は上位3位と1回10分のかけ放題です。OCN モバイル ONEが上位を占めていますが、LIBMOも1回10分のかけ放題が含まれている割には安いです。

無制限かけ放題の格安SIM 仕様比較

割引

ワイモバ
UQ
イオン
QT
初月無料----
セット割--
複数回線割--
ポイント還元----
OCN
LIBMO
エックス
@モバイル
初月無料---
セット割--
複数回線割----
ポイント還元-

割引といえばワイモバイルです。6カ月間700円(税別)引きになる新規割に加え、固定回線とのセット割引や、家族割引などもあります。OCN モバイル ONEにも、固定回線とのセット割引があります。

回線

ワイモバ
UQ
イオン
QT
ドコモ--
au-
ソフトバンク---
ワイモバイル---
OCN
LIBMO
エックス
@モバイル
ドコモ
au----
ソフトバンク----
ワイモバイル----

イオンモバイルはドコモとauの2キャリアに対応しています。QTモバイルはドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアに対応しています。その他はすべて1キャリアのみ対応しています。

データ通信

ワイモバ
UQ
イオン
QT
速度切り替え--
バースト転送---
容量繰り越し--
容量シェア--
容量追加
Wi-Fiスポット--
メールアドレス-
OCN
LIBMO
エックス
@モバイル
速度切り替え--
バースト転送---
容量繰り越し
容量シェア--
容量追加-
Wi-Fiスポット--
メールアドレス---

イオンモバイルとOCN モバイル ONEは、データ通信に関する機能が充実しています。ワイモバイルは通信速度の切り替えと通信容量の繰り越しに対応しておらず、通信容量を節約しにくいのが難点です。

通話

ワイモバ
UQ
イオン
QT
通話割引アプリ--
通話定額
IP電話---
転送電話
迷惑電話ストップ
留守番電話
キャッチホン
OCN
LIBMO
エックス
@モバイル
通話割引アプリ--
通話定額
IP電話---
転送電話---
迷惑電話ストップ---
留守番電話
キャッチホン

いずれの格安SIMにも、無制限かけ放題か、3人まで無制限かけ放題のオプションが用意されています。LIBMO、エックスモバイル、@モバイルくん。は、転送電話と迷惑電話ストップサービスに対応していないので、注意してください。

支払い方法

ワイモバ
UQ
イオン
QT
クレジットカード
デビットカード---
LINE Pay カード----
口座振替--
振り込み----
OCN
LIBMO
エックス
@モバイル
クレジットカード
デビットカード---
LINE Pay カード----
口座振替---
振り込み----

ワイモバイルとUQ mobileは口座振替で支払いができますが、申し込み方法が限られており、手間が掛かります。OCN モバイル ONEはクレジットカードの代わりにデビットカードで支払いができます。

サポート

ワイモバ
UQ
イオン
QT
セキュリティー-
端末保証
訪問サポート-
遠隔サポート
OCN
LIBMO
エックス
@モバイル
セキュリティー-
端末保証
訪問サポート--
遠隔サポート---

サポートを重視して選ぶなら、ワイモバイル、UQ mobile、イオンモバイル、OCN モバイル ONEあたりがいいでしょう。ワイモバイルなら全国各地の至るところに店舗があるので、サポートが受けやすいです。

手続き

ワイモバ
UQ
イオン
QT
未成年契約-
MNP手動切り替え
プラン変更
サイズ変更
OCN
LIBMO
エックス
@モバイル
未成年契約--
MNP手動切り替え--
プラン変更
サイズ変更

ワイモバイル、UQ mobile、QTモバイル、エックスモバイル、@モバイルくん。は、未成年で契約できます。ワイモバイル、イオンモバイル、QTモバイル、OCN モバイル ONE、LIBMOは、配送後にMNP転入の切り替えができます。

迷ったらワイモバイル

迷ったらワイモバイルで決まりです。IP電話の無制限かけ放題でなければ、3人までの無制限かけ放題でもない、まさに完全な無制限かけ放題の格安SIMです。標準の電話アプリがそのまま使えるのもいいところです。

無制限かけ放題オプションはむしろお金の無駄になってしまうのではないかと心配しているなら、とりあえず無制限かけ放題オプションなしで、10分かけ放題だけでやっていけるかどうか試してみてください。

ちなみにワイモバイルはいつでも無料でプラン変更できます。解約金やプラン変更手数料が請求されることはありません。プランをどれにするか迷ったら、最初は適当に選んでしまってもいいでしょう。

ワイモバイル