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固定IPの格安SIMを比較

2018年10月22日更新

固定IPの格安SIMを比較しています。いずれも法人だけでなく個人でも申し込みができます。法人向け格安SIMの申し込みができない自営業の個人事業主にとっては、貴重な存在です。

固定IPの格安SIMは、IoTやM2Mのシステムを構築するのに役立ちます。例えば防犯カメラ、監視カメラ、車載カメラ、モニタリング、センシングなどです。低予算で、屋内外を問わず設置できるなど、さまざまなメリットがあります。

その分、一般的な格安SIMの基本料金よりも料金は高めで、だいたい500~1000円くらい上乗せされています。それでもしょせんは格安SIMであり、ものすごく高いというほどではありません。固定回線を引くよりは安く済ませられます。

なるべく費用を抑えるなら、通信速度が下り上りともに遅いプランや、通信速度が下りは遅くて上りは速いプランを選んでみてください。一部の格安SIMではこのようなプランが用意されていることがあります。

おすすめは、インターリンクLTE SIMです。月額1000円(税別)の低速プランや、30GBの大容量プラン、さらには低料金の上り高速プランなど、プランが充実しているのが特徴です。

インターリンクLTE SIM

インターリンクLTE SIM

インターリンクLTE SIMは、固定IPの格安SIMです。すべてのSIMカードに固定IPアドレスが付与されます。この固定IPアドレスはオプションではないため、必要に応じて付けたり外したりはできません。

音声通話対応プランはなく、データ通信専用プランのみです。SMSオプションを追加すればSMSの送受信もできるようになります。どちらかというとIoTやM2Mのために用いられることが多くなるでしょう。

月額1000円(税別)の低速プランから、月額6800円(税別)の30GBプランまで、さまざまなプランがあります。注目したいのは、上り高速プランです。このプランは上りしか高速通信ができない代わりに、基本料金が安くなっています。

インターリンクLTE SIM

ASAHIネット LTE ANSIM

ASAHIネット LTE ANSIMには、SIMカードに固定IPアドレスを付与できるオプションがあります。オプションの初期費用は800円(税別)、料金は月額800円(税別)で初月無料です。

データ通信専用プランだけでなく音声通話対応プランでも、このオプションは追加できます。普通の格安SIMと同じように電話がかけられる固定IPの格安SIMが必要なら、ASAHIネット LTE ANSIMで決まりです。

音声通話対応プランとデータ通信専用プランのそれぞれに、1日110MBプラン、3ギガプラン、7ギガプランがあります。さらにデータ通信専用プランには、IoTやM2Mに最適な、128Kプランもあります。

イプシム

イプシムは、SIMカードに固定IPアドレスが付与された状態で利用開始となります。そのため初期費用にはIPアドレス割当費用500円(税別)が含まれており、基本料金には固定IP利用料500円(税別)が含まれています。

固定IPアドレスを別のものに変更したり、動的IPアドレスに変更したり、動的IPアドレスから固定IPアドレスに戻したりもできます。動的IPアドレスに変更すれば、もちろん固定IP利用料は支払わなくてもよくなります。

下り最大200kbpsの無制限プランと、1GB、3GB、5GB、7GB、10GBプランがあります。バースト転送機能があるので、低速状態でも初速だけは高速になります。基本料金の安さはなかなかのものですが、初月無料ではありません。

固定IPの格安SIM 料金比較

※表内の金額は税別

通話プラン + 固定IP

容量安値次点
3GBASAHI-
2400円-
7GBASAHI-
3480円-

ここまで紹介してきた固定IPの格安SIMの中で、音声通話対応プランがあるのはASAHIネット LTE ANSIMだけです。インターリンクLTE SIMとイプシムには、データ通信専用プランしかありません。

SMSプラン + 固定IP

容量安値次点
なしインター
イプシム
ASAHI
1140円1668円
1GBイプシムインター
1340円1490円
3GBイプシムインター
1480円1740円
5GBイプシム-
1840円-
7GBイプシムインター
2240円2490円
10GBイプシムインター
2740円3040円
30GBインター-
6940円-
上り10GBインター-
2090円-
上り30GBインター-
3740円-

イプシムが上位を占めています。インターリンクLTE SIMも初月無料であることを考慮に入れれば、決して悪くありません。低速プランではこれらが同じ金額で並んでいますが、通信速度が速いのはイプシムです。

データプラン + 固定IP

容量安値次点
なしイプシムインター
990円1000円
1GBイプシムインター
1190円1350円
3GBイプシムインター
1330円1600円
5GBイプシム-
1690円-
7GBイプシムインター
2090円2350円
10GBイプシムインター
2590円2900円
30GBインター-
6800円-
上り10GBインター-
1950円-
上り30GBインター-
3600円-

ASAHIネット LTE ANSIMがすっかり姿を消し、インターリンクLTE SIMとイプシムの一騎打ちになっています。初期費用が安くて基本料金も初月無料のインターリンクLTE SIMを選ぶか、基本料金が安いイプシムを選ぶかの二者択一です。

固定IPの格安SIM 仕様比較

キャリア

仕様
インター
ASAHI
イプシム
ドコモ
au---
ソフトバンク---
ワイモバイル---

いずれもドコモ系の格安SIMです。SIMフリー端末で使うならキャリアを意識する必要はありませんが、ドコモ以外のSIMロックが掛かった端末で使うなら、そのSIMロックを解除しなければなりません。

割引

仕様
インター
ASAHI
イプシム
初月無料-
セット割--
家族割--
ポイント還元---

インターリンクLTE SIMとASAHIネット LTE ANSIMは、基本料金が初月無料なので、短期間ならイプシムより安上がりです。ASAHIネット LTE ANSIMには固定回線セット割引があり、イプシムには複数回線割引があります。

支払い方法

仕様
インター
ASAHI
イプシム
クレジットカード
デビットカード--
LINE Pay カード---
口座振替---
振り込み--

固定IPの格安SIMでクレジットカードが不要なのは、インターリンクLTE SIMとイプシムです。インターリンクLTE SIMはデビットカードで支払いができ、イプシムは振り込みで支払いができます。

データ通信

仕様
インター
ASAHI
イプシム
速度切り替え-
バースト転送--
容量繰り越し
容量シェア---
容量追加-
Wi-Fiスポット--
メールアドレス--

いずれの格安SIMも、固定IPアドレス付きのSIMカードを発行できます。通信速度の切り替えに対応しているのはインターリンクLTE SIMとイプシムで、バースト転送に対応しているのはイプシムのみです。

通話

仕様
インター
ASAHI
イプシム
通話割引---
通話定額---
IP電話---
転送電話---
迷惑電話ストップ---
留守番電話---
キャッチホン---

ASAHIネット LTE ANSIMには音声通話対応プランがありますが、通話料金割引アプリ、かけ放題オプション、留守番電話、キャッチホンなどのサービスに軒並み対応しておらず、使い勝手に難があります。

サポート

仕様
インター
ASAHI
イプシム
セキュリティー--
端末保証---
訪問サポート---
遠隔サポート--

ASAHIネット LTE ANSIMには、セキュリティーオプションと遠隔サポートオプションがあります。インターリンクLTE SIMとイプシムは、サポートに関しては多くを望めません。

手続き

仕様
インター
ASAHI
イプシム
未成年契約
MNP手動切り替え--
プラン変更
サイズ変更

未成年のうちから固定IPの格安SIMが必要になることは少ないでしょうが、一応いずれの格安SIMも未成年で契約できます。ASAHIネット LTE ANSIMにMNP転入する際は、SIMカードが届いてから回線を手動で切り替えられます。

迷ったらインターリンクLTE SIM

インターリンクLTE SIMをおすすめします。初期費用や基本料金がそれなりに安く、しかも基本料金に関しては初月無料で、費用対効果に優れています。大容量プランや上り高速プランなどのユニークなプランも魅力的に映ります。

そして何よりも、インターリンクにはプロバイダーとしての長年の実績があり、インターリンクLTE SIMも格安SIMとしての歴史は長く、そう簡単にサービスが終了することはないだろうという安心感があります。

音声通話対応プランがよければ、インターリンクLTE SIMはあきらめてASAHIネット LTE ANSIMなどを選ぶしかありませんが、データ通信専用プランでもよければ、インターリンクLTE SIMを選んでみてください。

インターリンクLTE SIM