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300円くらいの格安SIMを比較

2019年4月6日更新

300円くらいの格安SIMを比較しています。300円くらいというのは、基本料金が300円くらいまでという意味です。さすがに0~300円の格安SIMだけでは少な過ぎるので、300~400円の格安SIMも含めることにしました。

300円くらいの格安SIMとひとくくりにしていますが、定額制のものと従量制のものが混在しており、従量制のものは使い方によっては300円を大幅に上回ることがあるので、注意してください。

2台持ちのスマートフォンやタブレット、子供用スマートフォン、シニア用スマートフォンなどのために、安価なデータ通信回線が必要になったときには、300円くらいの格安SIMがもってこいです。

例えば初期費用が3000円(税別)で基本料金が月額300円(税別)とすると、1年間で6600円(税別)、2年間で1万200円(税別)にしかなりません。300円くらいの格安SIMならここまで安く済ませられるのです。

ただし300円くらいの格安SIMは、ほぼデータ通信専用プランしか選択肢がありません。SMS対応プランにすると300円に収まらないことがほとんどで、まして音声通話対応プランなど論外です。

できれば300円を少し上回るとしても、SMS対応プランにしておくことを勧めます。SMS対応プランなら、SMS認証ができたり、バッテリーの消耗が早くなるセルスタンバイ問題が回避できたりするからです。

300円くらいの格安SIMのおすすめは、b-mobile S 190PadSIMです。15GBまで段階的に課金される従量制プランが採用されており、100MBまでなら月額190円(税別)という驚異的な安さを誇ります。

SMS対応プランは100MBまで月額320円(税別)です。こちらも300円台にとどまっており、300円くらいの格安SIMといえます。ちなみにドコモ版とソフトバンク版のうち、ドコモ版にしかSMS対応プランはありません。

b-mobile S 190PadSIM

b-mobile S 190PadSIM

100MBで300円くらいの格安SIM

b-mobile S 190PadSIMは、データ通信専用プランなら100MBまで月額190円(税別)、SMS対応プランなら100MBまで月額320円(税別)です。いずれも300円くらいの格安SIMとして分類できます。

データ通信専用プランは300円より110円安く、300円どころか200円すら下回っています。SMS対応プランは300円より20円高いものの、SMSの送受信ができて300円台なら上出来といったところです。

100MBを超えると、データ通信専用プランは月額480円(税別)、SMS対応プランは月額610円(税別)になります。いかに100MBを超えないような使い方ができるかどうかが鍵です。

初期費用が3000円(税別)であることにも注目してください。他の格安SIMなら300~400円ほど多く取られてもおかしくありません。基本料金だけでなく初期費用も良心的な価格設定なのです。

ドコモ版とソフトバンク版はいずれも300円くらいの格安SIMですが、ソフトバンク版はiPhoneとiPadにしか対応しておらず、SMS対応プランもありません。キャリアにこだわりがなければドコモ版を選ぶべきです。

b-mobile S 190PadSIM

H.I.S.モバイル

100MBで300円くらいの格安SIM

H.I.S.モバイルのデータ通信専用ネットピタットプランは、300円くらいの格安SIMです。NTTドコモ回線なら100MBまで月額190円(税別)、ソフトバンク回線なら100MBまで月額290円(税別)です。

NTTドコモ回線は300円より110円安く、ソフトバンク回線は300円より10円安いです。こうして比べてみると、やはりNTTドコモ回線の安さが際立ちます。安さで選ぶならNTTドコモ回線です。

100MBを超えると、NTTドコモ回線は月額540円(税別)、ソフトバンク回線は月額640円(税別)になり、もはや300円くらいの格安SIMではなくなってしまうので、注意が必要です。

初期費用は3000円(税別)で、一般的な格安SIMのそれよりも300~400円ほど安くなっています。300円くらいの格安SIMにとって、300~400円という金額は決して小さくないだけに、高く評価できます。

NTTドコモ回線はiPhone、iPad、Androidスマートフォン、Androidタブレットなどで使えますが、ソフトバンク回線はiPhoneとiPadでしか使えません。動作確認済み端末をよく確認した上で、回線を選ぶようにしてください。

H.I.S.モバイル

ロケットモバイル

低速で300円くらいの格安SIM

ロケットモバイルの神プランは、常時低速ではありますが、300円くらいの格安SIMです。ドコモ回線のDプランなら月額298円(税別)、ソフトバンク回線のSプランなら月額398円(税別)です。

Dプランは300円より2円安く、まさに300円くらいの格安SIMといえます。Sプランは300円より98円高く、300円くらいの格安SIMというよりは400円くらいの格安SIMですが、何とか300円台にとどまっています。

Dプランには必要に応じてSMSオプションを追加できますが、それだと月額448円(税別)になり、400円台に突入してしまいます。SプランにはSMSオプションを追加できません。

利用開始月の基本料金は無料です。ロケットモバイルはこの神プランも含め、すべてのプランが初月無料なのです。たとえほんの300円くらいでも、費用が浮くのはうれしいものです。

通信速度は下り最大200kbpsしか出ませんが、300円くらいの格安SIMに速さまで求めるのはさすがに酷というものです。インターネットにつながるならそれでよしとしましょう。

ロケットモバイル

nuroモバイル

200MBで300円くらいの格安SIM

nuroモバイルには、通信容量が200MBのお試しプランがあります。ドコモ回線の(D)プランの場合、データ通信専用プランが月額300円(税別)、SMS対応プランが月額450円(税別)です。

データ通信専用プランは300円くらいの格安SIMというより、300円ちょうどの格安SIMと表現するべきでしょう。SMS対応プランは300円より150円高く、どちらかといえば400円くらいの格安SIMになっています。

ちなみにソフトバンク回線の(S)プランもありますが、こちらは(D)プランに比べて基本料金がかなり高く、データ通信専用プランが月額500円(税別)もします。SMS対応プランはありません。

利用開始月の基本料金は無料です。大したことではないように思えますが、他の格安SIMと比較するとき、初月無料かどうかで数百円ほど差がつくことになるので、軽く見てはいけません。

ここまで基本料金が安いにもかかわらず、わずか200MBとはいえ通信容量が付与されることは評価できます。しかし制限時の通信速度が下り最大32kbpsというのは、さすがに遅過ぎるように思います。

nuroモバイル

0 SIM

800MBで300円くらいの格安SIM

0 SIMのデータ専用プランは、800MBまで使える300円くらいの格安SIMです。500MBまで月額無料、600MBまで月額100円(税別)、700MBまで月額200円(税別)、800MBまで月額300円(税別)です。

データ+SMSプランは、500MBまで月額150円(税別)、600MBまで月額250円(税別)、700MBまで月額350円(税別)なので、こちらは700MBまで使える300円くらいの格安SIMということになります。

データ専用プランにしても、データ+SMSプランにしても、300円くらいの格安SIMにしては通信容量が多く、それを額面通りに受け取るのであれば、費用対効果に優れているのは確かです。

しかし通信速度の遅さには不安が残ります。そのようなうわさをよく聞くからです。実際に使ってみないことには何とも言えませんが、そのようなリスクがあることだけは覚悟しておいてください。

最低料金で維持していくつもりなら、強制解約にも注意が必要です。データ専用プランとデータ+SMSプランは、3カ月間まったくデータ通信をせずにいると、強制的に解約されてしまいます。こまめに使うようにしましょう。

エックスモバイル

エックスモバイルには、下り最大200kbpsの基本プランがあります。データプランが月額380円(税別)、SMSオプションを追加すると月額580円(税別)で、データプランに関しては300円くらいの格安SIMです。

データプランは300円より80円高く、SMSオプション追加時は300円より280円高いです。前者はともかく、後者は300円くらいの格安SIMとはかけ離れています。SMSオプションが月額200円(税別)もすることが響いています。

基本料金はそれなりに安いものの、初期費用は5000円(税別)と割高になっています。相場より1500円以上も高いのです。これではせっかくの基本料金の安さも台無しです。

しかもデータプランには、12カ月間の最低利用期間と1万円(税別)の解約金があります。申し込みをするときだけでなく、解約するときにも大きな負担を強いられることがあるというわけです。

300円くらいの格安SIMとしては、これといった特徴がないことは否めません。強いて言えば従量制ではなく定額制なので、基本料金が変動せず、安心して使えるということくらいです。

300円くらいの格安SIM 料金比較

※表内の金額は税別

SMSプラン

容量安値次点
なしロケット Dエックス
448円580円
100MBPadSIM D-
320円-
200MBnuro-
450円-
500MB0 SIM-
150円-
600MB0 SIM-
250円-
700MB0 SIM-
350円-
800MB0 SIM-
450円-

SMS機能付きで300円くらいの格安SIMとなると、b-mobile S 190PadSIMのドコモ回線プランと、0 SIMくらいしかありません。ロケットモバイルやnuroモバイルなどは、SMS機能付きだと300円を大幅に上回ってしまいます。

データプラン

容量安値次点
なしロケット Dエックス
298円380円
100MBPadSIM
H.I.S. D
H.I.S. S
190円290円
200MBnuro-
300円-
500MB0 SIM-
0円-
600MB0 SIM-
100円-
700MB0 SIM-
200円-
800MB0 SIM-
300円-

0 SIMの安さが一目瞭然です。通信速度が遅いとのうわさもあり、他の格安SIMと単純には比較できませんが、とにかく安いです。b-mobile S 190PadSIM、H.I.S.モバイル、nuroモバイルもバランスが取れています。

300円くらいの格安SIM 仕様比較

キャリア

項目
PadSIM
H.I.S.
ロケット
ドコモ
au---
ソフトバンク
ワイモバイル---
項目
nuro
0 SIM
エックス
ドコモ
au---
ソフトバンク---
ワイモバイル---

b-mobile S 190PadSIM、H.I.S.モバイル、ロケットモバイルはソフトバンク回線に対応しています。nuroモバイルもソフトバンク回線に対応しているものの、300円くらいの格安SIMというくくりだとドコモ回線のみです。

割引

項目
PadSIM
H.I.S.
ロケット
初月無料--
セット割---
家族割---
ポイント還元---
項目
nuro
0 SIM
エックス
初月無料--
セット割---
家族割---
ポイント還元---

ロケットモバイルとnuroモバイルは利用開始月の基本料金が無料なので、他の格安SIMより300円くらい安上がりです。セット割引、家族割引、ポイント還元などのサービスがある格安SIMはありませんでした。

支払い方法

項目
PadSIM
H.I.S.
ロケット
クレジットカード
デビットカード--
LINE Pay カード---
口座振替---
振り込み---
項目
nuro
0 SIM
エックス
クレジットカード
デビットカード---
LINE Pay カード---
口座振替--
振り込み---

300円くらいの格安SIMにわざわざクレジットカードを使いたくなければ、デビットカードを受け付けているロケットモバイルか、店舗で口座振替を受け付けているエックスモバイルが候補になります。

データ通信

項目
PadSIM
H.I.S.
ロケット
速度切り替え---
バースト転送---
容量繰り越し---
容量シェア---
容量追加---
Wi-Fiスポット---
メールアドレス---
項目
nuro
0 SIM
エックス
速度切り替え---
バースト転送--
容量繰り越し---
容量シェア---
容量追加-
Wi-Fiスポット---
メールアドレス---

nuroモバイルはバースト転送に対応しており、nuroモバイルと0 SIMは通信容量追加に対応しています。300円くらいの激安プランということもあり、全体的に機能が貧弱であることは否めません。

サポート

項目
PadSIM
H.I.S.
ロケット
セキュリティー---
端末保証--
訪問サポート---
遠隔サポート---
項目
nuro
0 SIM
エックス
セキュリティー---
端末保証-
訪問サポート--
遠隔サポート--

ロケットモバイル、nuroモバイル、エックスモバイルには端末保証オプションがありますが、300円を大幅に上回ってしまいます。格安SIMの費用を300円くらいで考えているなら、オプションはあきらめた方がいいでしょう。

手続き

項目
PadSIM
H.I.S.
ロケット
未成年契約--
MNP手動切り替え--
プラン変更-
サイズ変更
項目
nuro
0 SIM
エックス
未成年契約
MNP手動切り替え--
プラン変更-
サイズ変更

ロケットモバイル、nuroモバイル、0 SIM、エックスモバイルは、未成年でも保護者の同意があれば契約できます。300円くらいならお小遣いでもやりくりしやすいので、初めての格安SIMとしてちょうどいい乗り換え先になりそうです。

迷ったらb-mobile S 190PadSIM

300円くらいの格安SIMは、b-mobile S 190PadSIMで決まりです。月額190円(税別)で100MBまで使える費用対効果の高さと、端末に合わせて二つの回線から選べる柔軟性の高さが理由です。

b-mobile S 190PadSIMには最低利用期間や解約金の縛りがないので、とりあえず何カ月か試してみるくらいの、軽い気持ちで申し込んでしまってもいいでしょう。もし解約することになっても、大した出費にはなりません。

基本料金の安さだけなら0 SIMもいいのですが、いかんせん通信速度が遅いという悪評が多く、3カ月間放置すると解約されてしまうわずらわしさもあり、なかなかおすすめしにくいというのが正直なところです。

b-mobile S 190PadSIM

300円くらいの格安SIM コラム

300円くらいの格安SIMの使い道

300円くらいの格安SIMともなると、音声通話対応プランや大容量プランにはとても手が届かず、どうしても使い道が少なくなってしまいます。300円くらいの格安SIMにはどのような使い道があるのでしょうか。

まず思い浮かぶのが、すでにあるメイン回線に対するサブ回線として使っていくという道です。つまり2台目の端末に入れたり、SIMカードが2枚入る端末に2枚目として入れたりするわけです。

音声通話ができなかったり、通信容量が少なかったりしても、サブ回線ならそれほど困ることはありません。基本料金が高ければ、その方がよほど困ります。そういう意味では300円くらいの格安SIMはまさにうってつけなのです。

端末を2台持ちしていなくても、SIMカードが2枚入る端末を使っていなくても、300円くらいの格安SIMをサブ回線として手元に置いておけば、いざというときに役立ちます。メイン回線が使えなくなる可能性がないとはいえないからです。

例えばSIMカードごと端末を紛失したり、キャリアやMVNOが大規模な障害を起こしたりして、メイン回線が長時間不通になる事態が想定されます。そのような急場をしのぐためサブ回線を常備しておくのは、悪い考えではありません。

あるいはいっそ開き直り、メイン回線として使っていくという道もあるにはあります。音声通話ができないことは、IP電話アプリである程度は補えます。通信容量が少ないことも、Wi-Fiを駆使すれば何とかなります。

いろいろと制約が多いのであまり勧められませんが、300円くらいの格安SIMなら通信費をぎりぎりまで切り詰められるのは確かです。あれこれ工夫するのが苦にならなければ、どこまでお金を節約できるか挑戦するのもいいでしょう。

格安SIMとIP電話アプリで300円に収まるか

格安SIMだけなら300円に収まることは分かりました。それでは格安SIMにIP電話アプリを付け足したらどうでしょうか。下手をするとIP電話アプリだけでも予算を使い果たしてしまいそうな印象があります。

IP電話アプリといえば050 plusが有名ですが、これは月額300円(税別)もします。こうなると格安SIMは基本料金が無料の0 SIMくらいしか選択肢がなくなってしまうので、ほとんど問題外です。

幸いにも050 plusより基本料金が安いIP電話アプリはいろいろとあります。050 plusはあきらめてそちらを使うようにすれば、格安SIMとIP電話アプリの二つを合わせても300円に収まりやすくなります。

例えばMy 050やSMARTalkは月額無料なので、格安SIMが300円ぎりぎりでも300円に収まります。LaLa Callは月額100円(税別)なので、格安SIMが200円までなら300円に収まります。

ただしこれはあくまで基本料金の話です。IP電話アプリで電話をかけると通話料金が発生することを忘れてはいけません。基本料金が安い代わりに通話料金が高いIP電話アプリを選ぶと、痛い目を見ます。

先ほど挙げたSMARTalkがいい例です。通話料金が一律で30秒8円(税別)となっており、携帯電話宛てと固定電話宛ての区別がありません。他のIP電話アプリなら固定電話宛ては3分8円前後なので、6倍も高いということになります。

いずれにせよIP電話アプリで多少なりとも通話料金が発生することは避けられません。家族や友人とは同じIP電話アプリ同士で無料通話をしたり、LINEで無料通話をしたりして、通話料金を節約するように心掛けましょう。

子回線が300円くらいの格安SIMも検討を

300円くらいの格安SIMをサブ回線にするなら、メイン回線を親回線にし、サブ回線を子回線として追加するという形にすれば、何かと都合が良くなります。子回線が300円くらいの格安SIMに乗り換えることも検討してみてください。

例えば子回線をデータ通信専用プランにすれば、BIGLOBEモバイルは月額200円(税別)、DMMモバイルは月額0~300円(税別)、IIJmioは月額0~400円(税別)で済みます。これらは子回線が300円くらいの格安SIMといえます。

二つの回線の契約をまとめるメリットは、さまざまな手続きが簡略化できることです。一度に二つの回線の申し込み、契約内容照会、契約内容変更、解約などができ、支払い方法も統一できます。

通信容量もシェアできるようになるので、無駄がありません。サブ回線の通信容量が尽きたとき、メイン回線の通信容量が余っていても使えないというような、もどかしい事態が避けられるわけです。

さらに初期費用が安くなることもあります。親回線の初期費用は3000円くらいですが、子回線の初期費用に当たるSIMカード追加手数料は2000~3000円くらいです。場合によっては1000円くらい費用が浮きます。

二つの回線の契約をまとめるデメリットは、二つの回線が同時に不通になるリスクがあることです。もし大規模障害や利用停止などの問題が起きたら、バックアップになるべき子回線もろとも影響を受けてしまいます。

それから二つの回線の契約をまとめると、どちらか片方だけを他の格安SIMに乗り換えるということがしにくくなります。子回線を300円くらいの格安SIMとして残してつつ、親回線を解約するのは無理だからです。

300円くらいの格安SIM まとめ

300円くらいの格安SIMは、b-mobile S 190PadSIMで決まりです。データ通信専用プランが月額190円(税別)から、SMS対応プランが月額320円(税別)からという安さが何といっても魅力です。

H.I.S.モバイルも似たような内容ですが、こちらはSMS対応プランがなく、基本料金も高めです。この格安SIMならではの特徴が何かあればよかったのですが、そういうわけでもありません。

ロケットモバイルは常時低速で、nuroモバイルは低速時が極端に遅く、0 SIMは通信品質に不安があります。いずれも300円くらいの格安SIMである以上、コストダウンのためにやむを得ないこととはいえ、やはり気になります。

b-mobile S 190PadSIM