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300円くらいの格安SIMを比較

2020年5月19日更新

300円くらいの格安SIMを比較しています。300円くらいというのは、基本料金が300円くらいまでという意味です。さすがに0~300円の格安SIMだけでは少な過ぎるので、300~400円の格安SIMも含めることにしました。

300円くらいの格安SIMとひとくくりにしていますが、定額制のものと従量制のものが混在しており、従量制のものは使い方によっては300円を大幅に上回ることがあるので、注意してください。

2台持ちのスマートフォンやタブレット、子供用スマートフォン、シニア用スマートフォンなどのために、安価なデータ通信回線が必要になったときには、300円くらいの格安SIMが役立ちます。

例えば初期費用が3000円(税抜)で基本料金が月額300円(税抜)とすると、1年間で6600円(税抜)、2年間で1万200円(税抜)にしかなりません。300円くらいの格安SIMならここまで安く済ませられるのです。

ただし300円くらいの格安SIMは、ほぼデータ通信専用プランしか選択肢がありません。SMS対応プランにすると300円に収まらないことがほとんどで、まして音声通話対応プランなど論外です。

できれば300円を少し上回るとしても、SMS対応プランにしておくことを勧めます。SMS対応プランなら、SMS認証ができたり、バッテリーの消耗が早くなるセルスタンバイ問題が回避できたりするからです。

300円くらいの格安SIMのおすすめは、b-mobile S 190PadSIMです。15GBまで段階的に課金される従量制プランが採用されており、100MBまでなら月額190円(税抜)という驚異的な安さを誇ります。

SMS対応プランは100MBまで月額320円(税抜)です。こちらも300円台にとどまっており、300円くらいの格安SIMといえます。ちなみにドコモ版とソフトバンク版のうち、ドコモ版にしかSMS対応プランはありません。

b-mobile S 190PadSIM

b-mobile S 190PadSIM

100MBで300円くらいの格安SIM

b-mobile S 190PadSIMは、データ通信専用プランなら100MBまで月額190円(税抜)、SMS対応プランなら100MBまで月額320円(税抜)です。いずれも300円くらいの格安SIMとして分類できます。

データ通信専用プランは300円より110円安く、300円どころか200円すら下回っています。SMS対応プランは300円より20円高いものの、SMSの送受信ができて300円台なら上出来といったところです。

100MBを超えると、データ通信専用プランは月額480円(税抜)、SMS対応プランは月額610円(税抜)になります。いかに100MBを超えないような使い方ができるかどうかが鍵です。

初期費用が3000円(税抜)であることにも注目してください。他の格安SIMなら300~400円ほど多く取られてもおかしくありません。基本料金だけでなく初期費用も良心的な価格設定なのです。

ドコモ版とソフトバンク版はいずれも300円くらいの格安SIMですが、ソフトバンク版はiPhoneとiPadにしか対応しておらず、SMS対応プランもありません。キャリアにこだわりがなければドコモ版を選ぶべきです。

b-mobile S 190PadSIM

HISモバイル

100MBで300円くらいの格安SIM

HISモバイルで300円くらいの格安SIMに該当するのは、データ通信専用のビタッ!プランです。100MBまで月額180円(税抜)、SMSオプション付きでも月額320円(税抜)です。ドコモ回線のみSMSオプションに対応しています。

ドコモ回線とソフトバンク回線のいずれも300円より120円安いです。ドコモ回線はともかく、ソフトバンク回線がここまで安いのは珍しいです。ソフトバンクのSIMロックが解除できない端末を再利用するのに役立ちそうです。

100MBを超えると、ドコモ回線とソフトバンク回線のいずれも月額700円(税抜)になり、もはや300円くらいの格安SIMではなくなってしまうので、注意してください。

初期費用は3000円(税抜)で、一般的な格安SIMのそれよりも300~400円ほど安くなっています。300円くらいの格安SIMにとって、300~400円という金額は決して小さくないだけに、高く評価できます。

ドコモ回線はiPhone、iPad、Androidスマートフォン、Androidタブレットなどに対応していますが、ソフトバンク回線はiPhoneとiPadにしか対応していません。動作確認済み端末をよく確認し、回線を選ぶようにしてください。

HISモバイル

ロケットモバイル

低速で300円くらいの格安SIM

ロケットモバイルの神プランは、常時低速ではありますが、300円くらいの格安SIMです。ドコモ回線のDプランなら月額298円(税抜)、au回線のAプランとソフトバンク回線のSプランなら月額398円(税抜)です。

Dプランは300円より2円安く、まさに300円くらいの格安SIMといえます。AプランとSプランは300円より98円高く、300円くらいというよりは400円くらいの格安SIMですが、何とか300円台にとどまっています。

Dプランには必要に応じてSMSオプションを追加できますが、それだと月額448円(税抜)になり、400円台に突入してしまいます。AプランはSMSオプションが無料です。SプランにはSMSオプションを追加できません。

利用開始月の基本料金は無料です。ロケットモバイルはこの神プランも含め、すべてのプランが初月無料なのです。たとえほんの300円くらいでも、費用が浮くのはうれしいものです。

通信速度は下り最大200kbpsしか出ませんが、300円くらいの格安SIMに速さまで求めるのはさすがに酷というものです。インターネットにつながるならそれでよしとしましょう。

ロケットモバイル

LinksMate

1GBで300円くらいの格安SIM

LinksMateには300円くらいのプランが四つあります。100MBプランが月額250円(税抜)、200MBプランが月額300円(税抜)、500MBプランが月額350円(税抜)、1GBプランが月額380円(税抜)です。

100MBプランは300円より50円安く、200MBプランは300円ちょうどになっており、500MBプランは300円より50円高く、1GBプランは300円より80円高くなっています。100MBプランなら税込みでも300円を下回ることになります。

SMSオプション付きでも、100MBプランが月額370円(税抜)、200MBプランが月額420円(税抜)、500MBプランが月額470円(税抜)、1GBプランが月額500円(税抜)と、かなりの安さです。

しかし欠点もあります。利用開始月の基本料金が無料にならないことと、解約時にSIMカード削除事務手数料として1枚につき3000円(税抜)が徴収されることです。3000円(税抜)の元を取るのには苦労しそうです。

通信容量を使い切って通信速度が制限された後に、3日間で300MBの上限に達すると、さらに通信速度が制限されることにも注意が必要です。通信容量が乏しい300円くらいの格安SIMだと、この問題に悩まされることも多くなるでしょう。

LinksMate

nuroモバイル

200MBで300円くらいの格安SIM

nuroモバイルには、通信容量が200MBのお試しプランがあります。ドコモ回線の(D)プランの場合、データ専用プランが月額300円(税抜)、SMS付きプランが月額450円(税抜)です。

データ専用プランは300円くらいの格安SIMというより、300円ちょうどの格安SIMと表現するべきでしょう。SMS付きプランは300円より150円高く、どちらかといえば400円くらいの格安SIMになっています。

au回線の(A)プランとソフトバンク回線の(S)プランもありますが、これらは(D)プランに比べて基本料金がかなり高く、データ専用プランが月額500円(税抜)もします。

利用開始月の基本料金は無料です。大したことではないように思えますが、他の格安SIMと比較するとき、初月無料かどうかで数百円ほど差がつくことになるので、軽く見てはいけません。

ここまで基本料金が安いにもかかわらず、わずか200MBとはいえ通信容量が付与されることは評価できます。しかし制限時の通信速度が下り最大32kbpsというのは、さすがに遅過ぎるように思います。

nuroモバイル

IIJmio

IIJmioには、eSIMサービス データプラン ゼロというチャージ専用プランがあります。基本料金は月額150円(税抜)、通信容量追加料金は毎月初回なら1GBにつき300円(税抜)、2回目以降なら1GBにつき450円(税抜)です。

そのままだと300円より150円安く、300円くらいの格安SIMの中でも最も安い部類に入ります。しかし1GBをチャージすると逆に300円より150円高くなり、300円くらいの格安SIMという条件を満たさなくなってしまいます。

よってIIJmioを300円くらいの格安SIMとして使っていくなら、1GBをチャージする頻度を2カ月に1回以下にとどめなければなりません。あくまでサブ回線として捉えるべきでしょう。

SIMカード発行手数料を含む初期費用は3200円(税抜)で、利用開始月の基本料金は無料になりません。eSIMなら初期費用をもう少し安くすることもできそうなものですが、仕方がありません。

eSIMによってサービスが提供されるので、SIMカードが配送されるのを待つことなく、今すぐにでも利用開始できるというメリットがあります。iPhone XS以降やGoogle Pixel 4以降などに対応しています。

300円くらいの格安SIM 料金比較

※価格は税抜き

SMSプラン

データ最安次点
低速ロケット Aロケット D
398円448円
100MBPadSIM D
HIS D
Links
320円370円
200MBLinksnuro
420円450円
500MBLinks-
470円-
1GBLinks-
500円-

SMS機能付きで300円くらいの格安SIMとなると、b-mobile S 190PadSIMのドコモ回線プラン、HISモバイルのドコモ回線プラン、ロケットモバイルのau回線プラン、LinksMateくらいしかありません。

データプラン

データ最安次点
不可IIJmio-
150円-
低速ロケット Dロケット S
298円398円
100MBHISPadSIM
180円190円
200MBLinks
nuro
-
300円-
500MBLinks-
350円-
1GBLinks-
380円-

b-mobile S 190PadSIM、HISモバイルの安さが一目瞭然です。100MBまでしか使えませんが、サブ回線ならそれで事足ります。LinksMate、nuroモバイルもバランスが取れています。

300円くらいの格安SIM 仕様比較

割引

PadSIM
HIS
ロケット
初月無料--
セット割---
複数回線割---
ポイント還元---
Links
nuro
IIJmio
初月無料--
セット割---
複数回線割---
ポイント還元---

ロケットモバイルとnuroモバイルは利用開始月の基本料金が無料なので、他の格安SIMより300円くらい安上がりです。セット割引、複数回線割引、ポイント還元などのサービスがある格安SIMはありませんでした。

回線

PadSIM
HIS
ロケット
ドコモ
au--
ソフトバンク
ワイモバイル---
Links
nuro
IIJmio
ドコモ
au---
ソフトバンク---
ワイモバイル---

b-mobile S 190PadSIM、HISモバイルは、ドコモ回線、ソフトバンク回線に対応しています。ロケットモバイルは、ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線に対応しています。

データ通信

PadSIM
HIS
ロケット
速度切り替え---
バースト転送--
容量繰り越し---
容量シェア---
容量追加--
Wi-Fiスポット---
メールアドレス---
Links
nuro
IIJmio
速度切り替え--
バースト転送-
容量繰り越し--
容量シェア--
容量追加
Wi-Fiスポット--
メールアドレス---

ロケットモバイル、nuroモバイルなどはバースト転送に対応しており、ロケットモバイル、LinksMateなどは通信容量追加に対応しています。300円くらいの激安プランということもあり、全体的に機能が貧弱なのは否めません。

支払い方法

PadSIM
HIS
ロケット
クレジットカード
デビットカード--
プリペイドカード---
口座振替---
振り込み---
Links
nuro
IIJmio
クレジットカード
デビットカード---
プリペイドカード---
口座振替---
振り込み---

300円くらいの格安SIMにクレジットカードを使いたくなければ、デビットカードで支払いができるロケットモバイルや、コンビニエンスストアなどでチャージしたポイントで支払いができるLinksMateが候補になります。

サポート

PadSIM
HIS
ロケット
セキュリティー---
端末保証--
訪問サポート---
遠隔サポート---
Links
nuro
IIJmio
セキュリティー--
端末保証
訪問サポート--
遠隔サポート-

ロケットモバイル、LinksMate、nuroモバイル、IIJmioには端末保証オプションがありますが、300円を大幅に上回ってしまいます。格安SIMの費用を300円くらいで考えているなら、オプションはあきらめた方がいいでしょう。

手続き

PadSIM
HIS
ロケット
未成年契約--
MNP手動切り替え--
プラン変更--
サイズ変更
Links
nuro
IIJmio
未成年契約
MNP手動切り替え--
プラン変更-
サイズ変更-

ロケットモバイル、LinksMate、nuroモバイル、IIJmioは、未成年でも契約できます。300円くらいならお小遣いでもやりくりできるので、初めての格安SIMとしてちょうどいい乗り換え先になりそうです。

迷ったらb-mobile S 190PadSIM

300円くらいの格安SIMは、b-mobile S 190PadSIMで決まりです。100MBまでなら月額190円(税抜)で使えることと、100MB以上使っても月額480円(税抜)で使えることが理由です。

もっと言えば、端末に合わせてドコモ回線プランとソフトバンク回線プランのいずれかを選べるのもいいところです。SIMロックが解除できない古い端末でも再利用しやすくなっています。

b-mobile S 190PadSIMには最低利用期間や解約金の縛りがないので、とりあえず何カ月か試してみるくらいの軽い気持ちで申し込んでしまってもいいでしょう。もし解約することになっても、大した出費にはなりません。

b-mobile S 190PadSIM

300円くらいの格安SIM コラム

300円くらいの格安SIMの使い道

300円くらいの格安SIMともなると、音声通話対応プランや大容量プランにはとても手が届かず、どうしても使い道が少なくなってしまいます。300円くらいの格安SIMにはどのような使い道があるのでしょうか。

まず思い浮かぶのが、すでにあるメイン回線に対するサブ回線として使っていくという道です。つまり2台目の端末に入れたり、SIMカードが2枚入る端末に2枚目として入れたりするわけです。

音声通話ができなかったり、通信容量が少なかったりしても、サブ回線ならそれほど困ることはありません。基本料金が高ければ、その方がよほど困ります。そういう意味では300円くらいの格安SIMはまさにうってつけなのです。

端末を2台持ちしていなくても、SIMカードが2枚入る端末を使っていなくても、300円くらいの格安SIMをサブ回線として手元に置いておけば、いざというときに役立ちます。メイン回線が使えなくなる可能性がないとはいえないからです。

例えばSIMカードごと端末を紛失したり、キャリアやMVNOが大規模な障害を起こしたりして、メイン回線が長時間不通になる事態が想定されます。そのような急場をしのぐためサブ回線を常備しておくのは、悪い考えではありません。

あるいはいっそ開き直り、メイン回線として使っていくという道もあるにはあります。音声通話ができないことは、IP電話アプリである程度は補えます。通信容量が少ないことも、Wi-Fiを駆使すれば何とかなります。

いろいろと制約が多いのであまり勧められませんが、300円くらいの格安SIMなら通信費をぎりぎりまで切り詰められるのは確かです。あれこれ工夫するのが苦にならなければ、どこまでお金を節約できるか挑戦するのもいいでしょう。

格安SIMとIP電話アプリで300円に収まるか

格安SIMだけなら300円に収まることは分かりました。それでは格安SIMにIP電話アプリを付け足したらどうでしょうか。下手をするとIP電話アプリだけでも予算を使い果たしてしまいそうな印象があります。

IP電話アプリといえば050 plusが有名ですが、これは月額300円(税抜)もします。こうなると基本料金が無料の格安SIMを探してこなければならなくなるので、ほとんど問題外です。

幸いにも050 plusより基本料金が安いIP電話アプリはいろいろとあります。050 plusはあきらめてそちらを使うようにすれば、格安SIMとIP電話アプリの二つを合わせても300円に収まりやすくなります。

例えばMy 050やSMARTalkは月額無料なので、格安SIMが300円ぎりぎりでも300円に収まります。LaLa Callは月額100円(税抜)なので、格安SIMが200円までなら300円に収まります。

ただしこれはあくまで基本料金の話です。IP電話アプリで電話をかけると通話料金が発生することを忘れてはいけません。基本料金が安い代わりに通話料金が高いIP電話アプリを選ぶと、痛い目を見ます。

先ほど挙げたSMARTalkがいい例です。通話料金が一律で30秒8円(税抜)となっており、携帯電話宛てと固定電話宛ての区別がありません。他のIP電話アプリなら固定電話宛ては3分8円前後なので、6倍も高いということになります。

いずれにせよIP電話アプリで多少なりとも通話料金が発生することは避けられません。家族や友人とは同じIP電話アプリ同士で無料通話をしたり、LINEで無料通話をしたりして、通話料金を節約するように心掛けましょう。

子回線が300円くらいの格安SIMも検討を

300円くらいの格安SIMをサブ回線にするなら、メイン回線を親回線にし、サブ回線を子回線として追加するという形にすれば、何かと都合が良くなります。子回線が300円くらいの格安SIMに乗り換えることも検討してみてください。

例えば子回線をデータ通信専用プランにすれば、BIGLOBEモバイルは月額200円(税抜)、IIJmioは月額0~400円(税抜)で済むので、子回線が300円くらいの格安SIMといえます。

二つの回線の契約をまとめるメリットは、さまざまな手続きが簡略化できることです。一度に二つの回線の申し込み、契約内容照会、契約内容変更、解約などができ、支払い方法も統一できます。

通信容量もシェアできるようになるので、無駄がありません。サブ回線の通信容量が尽きたとき、メイン回線の通信容量が余っていても使えないというような、もどかしい事態が避けられるわけです。

さらに初期費用が安くなることもあります。親回線の初期費用は3000円くらいですが、子回線の初期費用に当たるSIMカード追加手数料は2000~3000円くらいです。場合によっては1000円くらい費用が浮きます。

二つの回線の契約をまとめるデメリットは、二つの回線が同時に不通になるリスクがあることです。もし大規模障害や利用停止などの問題が起きたら、バックアップになるべき子回線もろとも影響を受けてしまいます。

それから二つの回線の契約をまとめると、どちらか片方だけを他の格安SIMに乗り換えるということがしにくくなります。子回線を300円くらいの格安SIMとして残してつつ、親回線を解約するのは無理だからです。

300円くらいの格安SIM まとめ

300円くらいの格安SIMは、b-mobile S 190PadSIMで決まりです。データ通信専用プランが月額190円(税抜)から、SMS対応プランが月額320円(税抜)からという安さが何といっても魅力です。

HISモバイルも似たような内容ですが、100MBを超えると一気に高額になるのが難点です。100MBを超えることが多くなりそうなら、b-mobile S 190PadSIMが無難な選択です。

ロケットモバイルは常時低速で、LinksMateは解約にお金が掛かり、nuroモバイルは低速時が極端に遅いです。コストダウンのためにやむを得ないこととはいえ、やはり気になります。

b-mobile S 190PadSIM