SIMカード到着日が6月1日以降なら、値上げ後の料金である3672円(税込)が請求され、SIMカード到着日が5月31日以前なら、値上げ前の料金である3240円(税込)が請求されます。
ドコモ回線のDプランと、7月18日から受け付け開始となったソフトバンク回線のSプランのいずれも、初期費用は3672円(税込)で統一されています。
ドコモをはじめとしたキャリアがMVNOに対して、SIMカードの貸与に係る費用を請求するようになってからというもの、次々と格安SIMの初期費用が数百円ほど値上げされています。
そんな中でロケットモバイルの初期費用はしばらく3240円(税込)のまま据え置かれていましたが、とうとう3672円(税込)という、他の格安SIMと同程度の金額にまで引き上げられることになってしまいました。
ドコモがMVNOから徴収する、SIMカードの貸与に係る費用が、1枚につき368.28円(税込)なので、できれば原価そのままに368.28円(税込)の値上げで済ませてほしかったところですが、432円(税込)の値上げなら妥当なところでしょう。
しかしいずれにせよ、初期費用が値上げされたことにより、ロケットモバイルの費用対効果が多少なりとも落ちてしまったことは事実です。