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名義変更できる格安SIM

2020年8月5日更新

名義変更できる格安SIMを比較しています。結婚や離婚による改姓で名義変更できるかどうかではなく、家族や第三者に名義変更できるかどうかを条件に、候補を絞り込みました。

格安SIMが名義変更できれば、例えばひとまず子供が成人するまでは親名義で契約しておき、子供が成人したら親名義から子供名義に変更するといったことが可能になります。

わざわざ名義変更しなくても、いったん解約してから別の名義で契約し直せばいいような気もしますが、電話番号などをそのまま引き継ぐために名義変更したいという需要もあることでしょう。

名義変更できる格安SIMは、家族への名義変更のみ認められているものと、第三者への名義変更も認められているものがあります。第三者への名義変更が必要になるケースは少ないでしょうが、一応頭に入れておいてください。

これらの格安SIMについて詳しく調べたところ、たとえ同一人物であっても名義変更が認められているケースは少なく、まして異なる人物への名義変更が認められているケースともなると、数えるほどしかありませんでした。

やはりMVNOとしては、格安SIMを名義変更できるようにすると不正利用されかねないという懸念から、どうしても及び腰になってしまうところが多いのでしょう。それだけに名義変更できる格安SIMは貴重な存在です。

名義変更の手続きに必要なものは、本人確認書類や同意書などで、それぞれの格安SIMによって異なります。さらにほとんどの格安SIMでは手数料を支払う必要もあります。

名義変更できる格安SIMを比較する上では、家族と第三者のどちらへの名義変更が認められているのか、手数料がいくら掛かるのか、手続きが簡単にできるのかといった点に注目してみてください。

名義変更できる格安SIMのおすすめは、OCN モバイル ONEです。家族はもちろん第三者に名義変更することも認められており、その手数料もわずか800円(税抜)という好条件です。

そして何といってもプランや端末が圧倒的に安いです。音声通話対応プランが月額1180円(税抜)から、データ通信専用プランが月額880円(税抜)からで、セール中はSIMフリースマホがただ同然で手に入ることもあります。

OCN モバイル ONE

OCN モバイル ONE

家族や第三者に800円で名義変更できる格安SIM

OCN モバイル ONEの名義変更の手続きは、承継、改称、譲渡の三つに分類されます。譲渡の基準は、自己都合により第三者に譲渡する場合とされています。つまり家族や第三者に格安SIMを名義変更できるわけです。

ちなみに承継とは、契約者の没後に契約を引き継ぐことをいい、改称とは、改名に伴って名義変更することをいいます。法人の場合にはまた違った基準がありますが、ここでは省略します。

家族や第三者に名義変更するには、800円(税抜)の手数料が掛かります。残念ながら無料ではありませんが、他の格安SIMなら3000円くらいの手数料が掛かってもおかしくないので、決して悪い条件ではありません。

なお音声通話対応プランは20歳未満の他者への名義変更ができず、データ通信専用プランは18歳未満の他者への名義変更ができません。格安SIMを親名義から子供名義に変更することを視野に入れているなら、注意してください。

名義変更受付センタに電話して承継・改称・譲渡申請書を取り寄せ、郵送かファックスで提出することになります。場合によっては運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなどの本人確認書類も必要です。

OCN モバイル ONE

mineo

家族に無料で、第三者に3000円で名義変更できる格安SIM

mineoは名義変更できる格安SIMです。名義変更する相手は、家族はもちろん、第三者でも構いません。家族への名義変更だけでなく、第三者への名義変更もできるというのは、とても珍しいことです。

ただし端末を分割払いで購入した場合は、その支払いを済ませてからでないと名義変更ができません。また過去に支払いを滞らせるなどの問題を起こしていた場合も、名義変更ができないことがあります。

契約譲渡手数料は3000円(税抜)で、譲受人が支払うことになりますが、3親等以内の家族なら無料になります。mineoが定める3親等とは、曽祖父母、伯父、伯母、叔父、叔母、甥、姪、ひ孫などです。

手数料の他に、同意書と、譲受人の本人確認書類も必要です。本人確認書類として認められるものは、運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、在留カード、外国人登録証明書などです。

mineo契約内容通知書か登録証を手元に用意し、mineoサポートダイヤルに電話をかけ、名義変更に関する案内を受けます。そして後日送付される同意書に必要書類を添えて返送し、契約内容通知書を受け取れば手続き完了です。

mineo

イオンモバイル

家族や第三者に3000円で名義変更できる格安SIM

イオンモバイルでは、家族や第三者への名義変更が可能です。しかし手数料が高く、手続きも煩雑で、名義変更できる格安SIMとしてはやや敷居が高いという印象を受けます。

手数料は3000円(税抜)です。家族だからといって無料になるようなことはありません。このように手数料が高いと敬遠してしまいがちですが、基本料金が安いので、長い目で見ればむしろ費用対効果はいい方です。

名義変更するのが音声プランかシェア音声プランの場合は、譲渡人の本人確認書類と、譲受人の本人確認書類が必要になります。データプランなら、特に必要なものはありません。

ウェブや電話では手続きができず、ご契約即日お渡し店舗で手続きをすることになります。後日配送お渡し店舗ではなく、ご契約即日お渡し店舗です。くれぐれも間違えないようにしてください。

この手続きをするには、譲渡人と譲受人の両名で店舗を訪れることが必須条件です。たとえ同意書や委任状などを持参したとしても、譲渡人または譲受人の欠席は認められません。

イオンモバイル

楽天モバイル

家族や第三者に3000円で名義変更できる格安SIM

楽天モバイルはMVNOからMNOへの移行を期に、名義変更できる格安SIMになりました。以前は改姓および改名しかできなかったのが、家族や第三者への名義変更もできるようになったのです。

名義変更手数料は、家族間譲渡、第三者譲渡、承継のいずれも3000円(税抜)です。書類を送付するための送料はこちらが負担することになります。手数料だけならともかく、送料まで支払わなければならないのはいただけませんね。

譲渡人の本人確認書類と、譲受人の本人確認書類が必要です。家族に名義変更する場合には、戸籍謄本、戸籍抄本、住民票などの家族関係証明書類も必要になります。

公式サイトで契約者変更申し込み書をダウンロードして印刷し、必要事項を記入します。2枚目は委任状になっているので、必ず譲渡人本人が直筆で記入するようにしてください。

これらを送付し、楽天モバイルから通知を受け取ると、手続きが開始されます。あとは譲渡人がウェブから改めて本人確認書類を提出し、支払い方法を登録するという流れになります。

楽天モバイルの申し込みをするとき、申し込み内容の確認ページで「楽天モバイルIDを入力」を押し、紹介コード「nru2F6j3Kpm4」を入力し、「適用する」を押すと、2000ポイントがもらえます。ぜひ活用してください。

楽天モバイル

ワイモバイル

家族や第三者に3000円で名義変更できる格安SIM

ワイモバイルを格安SIMとして捉えるなら、これも名義変更できる格安SIMになります。改名、改称、承継による名義変更はもちろん、家族、友人、その他の第三者への名義変更も認められています。

名義変更するためには、3000円(税抜)の手数料が掛かります。その他に持参するものは、本人名義のクレジットカード、本人確認書類、印鑑です。印鑑はシャチハタでは駄目なので注意してください。

支払い方法を口座振替にするなら、本人名義のクレジットカードの代わりに、本人名義のキャッシュカードと通帳が必要です。印鑑は金融機関届け出印でなければなりませんが、一部店舗では不要になります。

譲渡人と譲受人の両名で店舗を訪れ、手続きをする必要があります。ただし譲渡人の委任状があれば、譲受人のみでも手続きはできます。委任状は公式サイトで印刷できます。

この手続きでは所定の審査を受けることになります。場合によっては他の書類を提出させられたり、提出した書類の内容について確認を取ってもらったりする手順が加わることもあります。

ワイモバイル

J:COM MOBILE

J:COM MOBILEは名義変更できる格安SIMです。改姓や、地位の承継による名義変更はもちろん、家族への名義変更もできます。ただし家族への名義変更に関しては、同居している2親等以内の家族に限られます。

手数料は無料です。必要なものは、名義変更申し込み書、譲渡人の本人確認書類、譲受人の本人確認書類です。地位の継承による名義変更の場合には、相続証明書類が必要になります。

基本的には譲渡人が手続きをする必要があります。メールか電話で問い合わせをし、名義変更申し込み書を取り寄せて返送するという流れです。メールの場合は確認の電話がかかってくることがあります。

ちなみにJ:COM MOBILEは、J:COMのサービスエリアに居住していなければ申し込みができないサービスですが、申し込み後にサービスエリア内からサービスエリア外に転居する場合は、こちらが希望すれば引き続き利用できます。

つまり親名義から子供名義に変更するのと同時に、譲受人である子供がサービスエリア外に転居し、引き続き利用するということも可能なのです。名義変更後はサービスエリアについて心配する必要はありません。

ケーブルモバイル

ケーブルモバイルは名義変更できる格安SIMです。家族間に限り、名義変更できることが分かっています。あくまで家族への名義変更のみで、第三者への名義変更は認められていません。

手数料は無料ですが、だからといって他の格安SIMよりも安上がりだと思うのは早計です。基本料金がやたらと高いからです。例えば音声通話対応で通信容量なしのプランが月額1580円(税抜)もします。

必要なものは、名義変更用紙、譲渡人の本人確認書類、譲受人の本人確認書類です。譲渡人以外が手続きをするなら、委任状も用意してください。委任状は公式サイトで印刷できます。

メールか電話で問い合わせをするか、または店舗まで足を運び、必要書類を提出して、名義変更の手続きをすることになります。あらかじめ問い合わせをして手順を確認しておくことを勧めます。

なおケーブルモバイルの店舗は愛媛県内に数店舗のみで、あまりアクセスがいいとはいえません。店舗によっては申し込み以外の手続きを受け付けていないこともあるので、注意してください。

やまとモバイル

やまとモバイルはあまり知られていないマイナーな格安SIMですが、これも一応は名義変更できる格安SIMの一つです。譲受人が家族であれば、名義変更できます。第三者は対象外です。

手数料は3000円(税抜)で、譲受人が負担します。家族への名義変更なら手数料が無料になる格安SIMが他にいくつかあるだけに、3000円(税抜)も支払わなければならないことには少しばかり抵抗を覚えます。

しかもやまとモバイルは基本料金が非常に高いので、そこで出費を抑えて手数料の元を取ることも困難です。費用対効果を重視するなら、もっと安上がりな格安SIMが他にあります。

名義変更の手続きに必要なものは、譲渡人の本人確認書類、譲受人の本人確認書類、3カ月以内に発行された譲渡人と譲受人の家族関係証明書類です。家族関係証明書類として認められるものは、例えば戸籍謄本が挙げられます。

名義変更の手続きをするには、店舗を訪れる必要があります。ウェブや郵送で手続きができないのは残念です。手続きの詳細については、あらかじめ問い合わせをして確認しておくようにしてください

名義変更できる格安SIM 料金比較

※価格は税抜き

通話プラン

通信最安次点
低速ケーブル-
1580円-
200MBイオン-
980円-
500MBイオンmineo A
1130円1310円
1GBOCNイオン
1180円1280円
2GBイオンケーブル
1380円1880円
3GBOCNmineo A
1480円1510円
4GBイオンケーブル
1580円2380円
5GBJ:COMやまと
2100円3610円
6GBOCN
イオン
mineo A
1980円2190円
7GBJ:COM-
2600円-
8GBイオンケーブル
2680円3180円
10GBOCNJ:COM
2880円3100円
12GBイオン-
3280円-
14GBワイモバ-
4680円-
15GBケーブル-
4580円-
20GBOCNmineo A
4400円4590円
30GBイオンOCN
5680円5980円
40GBイオンケーブル
6980円9580円
50GBイオンケーブル
8980円11580円
無制限楽天-
2980円-

OCN モバイル ONE、イオンモバイルの安さが際立ちます。mineoもまずまずです。mineoは名義変更手数料が無料なので、そのことを踏まえると、むしろ他の格安SIMより安上がりになる可能性もあります。

SMSプラン

通信最安次点
低速ケーブル-
950円-
500MBmineo Amineo D
700円820円
1GBイオン Aイオン D
480円620円
2GBイオン Aイオン D
780円920円
3GBmineo A
J:COM
OCN
900円1000円
4GBイオン Aイオン D
980円1120円
5GBJ:COMやまと
1400円1950円
6GBイオン AOCN
1480円1500円
7GBJ:COMワイモバ
1900円3696円
8GBイオン Aイオン D
1980円2120円
10GBOCN
J:COM
mineo A
2400円2520円
12GBイオン Aイオン D
2680円2820円
15GBケーブル-
3950円-
20GBOCNmineo A
イオン A
3920円3980円
30GBイオン Aイオン D
4980円5120円
40GBイオン Aイオン D
6480円6620円
50GBイオン Aイオン D
8480円8620円

mineoのau回線プラン、イオンモバイルのau回線プラン、J:COM MOBILEは、SMS機能が無料で付帯するため、他の格安SIMより相対的に安くなっています。そんな中でOCN モバイル ONEも健闘しています。

データプラン

通信最安次点
低速ケーブル-
800円-
500MBmineo Dmineo S
700円790円
1GBイオン Dケーブル
やまと
480円1000円
2GBイオン Dケーブル
780円1100円
3GBOCNmineo D
880円900円
4GBイオン Dケーブル
980円1600円
5GBやまと-
1800円-
6GBOCNイオン D
1380円1480円
8GBイオン Dケーブル
1980円2400円
10GBOCNmineo D
2280円2520円
12GBイオン D-
2680円-
15GBケーブル-
3800円-
20GBOCNmineo D
イオン D
3800円3980円
30GBOCNイオン D
5380円4980円
40GBイオン Dケーブル
6480円8800円
50GBイオン Dケーブル
8480円10800円

データ通信専用プランがないワイモバイルとJ:COM MOBILEが、比較対象から外れています。その結果、OCN モバイル ONEとイオンモバイルあたりが、首位を分け合う形になりました。

名義変更できる格安SIM 仕様比較

割引

OCN
mineo
イオン
楽天
初月無料---
セット割---
複数回線割---
ポイント還元--
ワイモバ
J:COM
ケーブル
やまと
初月無料---
セット割--
複数回線割---
ポイント還元----

OCN モバイル ONEは基本料金が初月無料で、固定回線やIP電話アプリとのセット割引もあり、おまけにポイントもたまります。これらが適用されれば、名義変更手数料くらいはすぐに元が取れます。

回線

OCN
mineo
イオン
楽天
ドコモ-
au--
ソフトバンク---
ワイモバイル----
楽天---
ワイモバ
J:COM
ケーブル
やまと
ドコモ-
au----
ソフトバンク----
ワイモバイル---
楽天----

名義変更できる格安SIMのうち、mineoは3キャリアに対応しており、イオンモバイルは2キャリアに対応しています。ちなみにJ:COM MOBILEの端末セットプランは、ドコモ回線ではなくau回線です。

データ通信

OCN
mineo
イオン
楽天
速度切り替え
バースト転送-
容量繰り越し-
容量シェア-
容量追加
Wi-Fiスポット-
メールアドレス--
ワイモバ
J:COM
ケーブル
やまと
速度切り替え----
バースト転送----
容量繰り越し-
容量シェア--
容量追加
Wi-Fiスポット---
メールアドレス--

OCN モバイル ONE、mineoは、データ通信に関する機能が充実しています。イオンモバイルも、基本料金が安い割には悪くありません。J:COM MOBILEを選ぶなら、ある程度妥協する必要があります。

通話

OCN
mineo
イオン
楽天
通話割引アプリ
通話定額
IP電話-
転送電話
迷惑電話ストップ-
留守番電話
キャッチホン
ワイモバ
J:COM
ケーブル
やまと
通話割引アプリ---
通話定額-
IP電話---
転送電話-
迷惑電話ストップ-
留守番電話-
キャッチホン-

音声通話にこだわるなら、OCN モバイル ONE、mineo、イオンモバイルあたりです。J:COM MOBILEにもかけ放題オプションがあることはあるのですが、端末セットプランでなければ申し込みができないようになっています。

支払い方法

OCN
mineo
イオン
楽天
クレジットカード
デビットカード-
プリペイドカード---
口座振替---
振り込み----
ワイモバ
J:COM
ケーブル
やまと
クレジットカード
デビットカード---
プリペイドカード---
口座振替--
振り込み----

イオンモバイル、楽天モバイルは、家族名義クレジットカードが使えます。格安SIMを家族に名義変更しても、それまでと同じクレジットカードを家族名義クレジットカードとして使い続けられるわけです。

サポート

OCN
mineo
イオン
楽天
セキュリティー
端末保証
訪問サポート-
遠隔サポート
ワイモバ
J:COM
ケーブル
やまと
セキュリティー-
端末保証
訪問サポート-
遠隔サポート-

OCN モバイル ONE、mineo、イオンモバイル、ワイモバイルあたりなら、訪問サポートや遠隔サポートなど、手厚いサポートが受けられます。格安SIMに乗り換えるのが初めてでも心配は要りません。

手続き

OCN
mineo
イオン
楽天
未成年契約-
MNP手動切り替え-
プラン変更-
サイズ変更
ワイモバ
J:COM
ケーブル
やまと
未成年契約--
MNP手動切り替え--
プラン変更-
サイズ変更-

OCN モバイル ONE、mineo、楽天モバイル、ワイモバイル、J:COM MOBILEは、未成年者でも契約できるので、成人するのを待たずに早い段階で、保護者名義から本人名義に切り替えられます。

名義変更できる格安SIM まとめ

OCN モバイル ONEをおすすめします。家族や第三者に名義変更でき、手数料が800円(税抜)と安く、プランや端末も安いです。ほとんど文句のつけようがありません。

mineoも悪くありません。こちらも家族や第三者に名義変更でき、家族間なら手数料が無料です。基本料金があまり安くないので、それに見合うだけの価値を見いだせるかどうかが問題になってきます。

イオンモバイル、楽天モバイル、ワイモバイルは、手数料が3000円(税抜)もするのがデメリットです。J:COM MOBILEは、第三者に名義変更できないのがデメリットです。

OCN モバイル ONE

名義変更できる格安SIM コラム

格安SIMを名義変更する状況とは

結婚、離婚、改名に伴う名義変更はよくあることですが、家族や第三者への名義変更はめったにないことです。いったいどういう状況で、格安SIMを名義変更することになるのでしょうか。

まず考えられるのは、親から子供への名義変更です。つまり親名義で契約して子供に使わせていた格安SIMを、子供が就職などによって自立したタイミングで、子供名義に変更するわけです。

何しろ未成年でも契約できる格安SIMは限られており、未成年のうちには親名義で契約せざるを得ないこともしばしばです。そのような状況では、親から子供へ名義変更したいという要望が出てくるのも自然なことです。

逆に、子供から親への名義変更というパターンもあります。格安SIMのことがよく分からず、自分では申し込みも初期設定もできそうにない、そんな親へのプレゼントとして、子供から親へ名義変更するのです。

わざわざ名義変更しなくても、子供名義の格安SIMを解約してから、親名義の格安SIMを改めて契約すればいいような気もしますが、名義変更すれば、同じ電話番号を使い続けられるというメリットがあります。

あるいは家族ではないパートナーへの名義変更というパターンもあります。同居人、恋人、婚約者など、家族ではないものの近しい関係にある人に対し、名義変更したくなることもあるでしょう。

この場合は第三者への名義変更ということになるので、家族への名義変更よりもさらに難易度が高くなります。名義変更することにこだわり過ぎると、なかなか条件に合う格安SIMが見つからないということにもなりかねません。

家族や第三者を利用者登録するという手も

格安SIMが名義変更できるということは、ひとまず分かりました。しかしそれにはいろいろと必要書類を提出したり、手数料を支払ったりしなればならず、敷居が高いのは否めません。もっと手軽な方法はないものでしょうか。

そのような方法もあるにはあります。契約者は本人のままで、利用者だけを家族や第三者にするという方法です。一部の格安SIMではこのように契約者以外を利用者として登録することが可能になっています。

名義変更とは違い、利用者登録で手数料が取られることはまずありません。そこが利用者登録のいいところです。お金を節約したければ、名義変更できる格安SIMではなく、利用者登録できる格安SIMを選ぶのもいいでしょう。

ただし結局のところ、名義変更にせよ利用者登録にせよ、何らかの必要書類を提出する必要があることに変わりはなく、利用者登録できる格安SIMなら手間が省けるかというと、微妙なところではあります。

それにあらゆる格安SIMで利用者登録ができるわけではありません。どちらかといえば少数派です。必然的に格安SIMの選択肢も狭まってしまうということは、覚悟しておかなければなりません。

契約者と利用者が異なることで、面倒事が起こることも考えられます。契約者と利用者がちゃんとコミュニケーションが取れていて、そのような心配がないという確信が持てるのならいいのですが、誰もがそうではないはずです。

このように利用者登録も決して万能ではなく、名義変更を完全に置き換えるものではありません。名義変更と利用者登録、それぞれのメリットとデメリットをしっかりと把握し、自分に合う方法を選んでみてください。

名義変更より解約して再契約した方がお得かも

格安SIMを名義変更するより、いったん解約してから違う名義で再契約した方が、金銭的に得をする可能性があります。いっそのことそのようにしてお金を節約することも検討してみてください。

名義変更するときの費用が0~3000円くらいであるのに対し、解約するときの費用が0~1万円くらい、再契約するときの費用が3000円くらいなので、普通に考えれば名義変更した方が安上がりです。

しかしここで忘れてはいけないのが、格安SIMのキャンペーンです。いったん解約して再契約すれば、キャンペーンによって割引やキャッシュバックなどの入会特典が適用されることがあるのです。

キャンペーンの内容はさまざまですが、例えば初期費用が無料になったり、基本料金が数カ月間にわたって数百円ずつ割引になったりします。これなら名義変更するよりも安く済ませられます。

SIMフリースマホが安く買えることもあるので、いったん解約して再契約するついでに、端末を買い替えるのもいいでしょう。場合によっては1万円以上も安くなり、いったん解約するときの解約金すら取り戻せることがあります。

それから再契約にはもう一つのメリットがあります。その格安SIMが初月無料なら、再契約してから1カ月目は基本料金を支払わずに済むのです。これだけでも多いときには数千円の利益になります。

しかしいいことばかりではありません。格安SIMを解約すると、それまで使っていた電話番号が使えなくなってしまいます。データ通信専用プランならいいとして、音声通話対応プランやSMS対応プランでは悩ましい問題です。

同じ電話番号を使い続けたければ、名義変更するのがいいですし、キャンペーンや初月無料などで得をしたければ、いったん解約して再契約するのがいいでしょう。状況に応じて判断してみてください。

迷ったらOCN モバイル ONE

迷ったときはOCN モバイル ONEで決まりです。その理由としては、家族だけでなく第三者にも名義変更できること、手数料が安いこと、プランや端末が安いことなどが挙げられます。

さらに付け加えると、OCN モバイル ONEは一部のデビットカードで支払いができるので、家族や第三者がクレジットカードを持っていなくても名義変更できるというメリットがあります。

なお端末セールの対象は新規契約者のみなので、名義変更するときには端末を安く手に入れられません。どうしても端末を安く手に入れたいなら、名義変更せずに新規契約してください。

OCN モバイル ONE