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名義変更して譲渡できる格安SIMを比較

2018年11月1日更新

名義変更して譲渡できる格安SIMを比較しています。結婚や離婚による改姓で名義変更できるかどうかではなく、家族や第三者に名義変更して契約そのものを譲渡できるかどうかを条件に、候補を絞り込みました。

格安SIMが名義変更して譲渡できれば、例えばひとまず子供が成人するまでは親名義で契約していき、子供が成人したら子供名義に変更して譲渡するといったことが可能になります。

わざわざ名義変更して譲渡しなくても、いったん解約してから別の名義で契約し直せばいいような気もしますが、電話番号などをそのまま引き継ぐために、名義変更して譲渡したいという需要もあることでしょう。

名義変更して譲渡できる格安SIMは、家族への名義変更のみ認められているものと、第三者への名義変更も認められているものがあります。第三者への名義変更が必要になるケースは少ないでしょうが、一応頭に入れておいてください。

これらの格安SIMについて詳しく調べたところ、たとえ同一人物であっても名義変更が認められているケースは少なく、まして異なる人物への名義変更が認められているケースともなると、数えるほどしかありませんでした。

やはりMVNOとしては、格安SIMを譲渡できるようにすると不正利用されかねないという懸念から、どうしても及び腰になってしまうところが多いのでしょう。それだけに名義変更して譲渡できる格安SIMは貴重な存在です。

名義変更と譲渡の手続きに必要なものは、本人確認書類や同意書などで、それぞれの格安SIMによって異なります。さらにほとんどの格安SIMでは手数料を支払う必要もあります。

名義変更して譲渡できる格安SIMを比較する上では、家族だけでなく第三者への名義変更も認められているのか、手数料がいくら掛かるのか、手続きが簡単にできるのかといった点に注目してみてください。

名義変更して譲渡できる格安SIMのおすすめは、mineoです。格安SIMとしては極めて例外的に、家族だけでなく第三者への名義変更も認められています。手数料も3親等以内の家族なら無料という好条件です。

ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアに対応しており、機種を問わず乗り換えられるのもいいところです。名義変更して譲渡するとき、わざわざ格安SIMのキャリアに合わせて端末を買い替える手間が省けます。

mineo

mineo

mineoは名義変更して譲渡できる格安SIMです。名義変更して譲渡する相手は、家族はもちろん、第三者でも構いません。家族への名義変更だけでなく、第三者への名義変更もできるというのは、とても珍しいことです。

ただし端末を分割払いで購入した場合は、その支払いを済ませてからでないと名義変更ができません。また過去に支払いを滞らせるなどの問題を起こしていた場合も、名義変更ができないことがあります。

契約譲渡手数料は3000円(税別)で、譲受人が支払うことになりますが、3親等以内の家族なら無料になります。mineoが定める3親等とは、曽祖父母、伯父、伯母、叔父、叔母、甥、姪、ひ孫などです。

手数料の他に、同意書と、譲受人の本人確認書類も必要です。本人確認書類として認められるものは、運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、在留カード、外国人登録証明書などです。

mineo契約内容通知書か登録証を手元に用意し、mineoサポートダイヤルに電話をかけ、名義変更と譲渡に関する案内を受けます。そして後日送付される同意書に必要書類を添えて返送し、契約内容通知書を受け取れば手続き完了です。

mineo

OCN モバイル ONE

OCN モバイル ONEの名義変更の手続きは、承継、改称、譲渡の三つに分類されます。譲渡の基準は、自己都合により第三者に譲渡する場合とされています。つまり家族以外にも格安SIMを譲渡できるわけです。

ちなみに承継とは、契約者の没後に契約を引き継ぐことをいい、改称とは、改名に伴って名義変更することをいいます。法人の場合にはまた違った基準がありますが、ここでは省略します。

家族や第三者に名義変更して譲渡するには、800円(税別)の手数料が掛かります。残念ながら無料ではありませんが、格安SIMによっては数千円の手数料が掛かることを思えば、決して悪い条件ではありません。

承継・改称・譲渡申請書を提出し、場合によっては本人確認書類も提出する必要があります。本人確認書類になるのは、運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、在留カード、外国人登録証明書などです。

名義変更受付センタに電話し、承継・改称・譲渡申請書を取り寄せ、郵送かファックスで提出します。この名義変更と譲渡の手続きには注意事項があるので、電話した際に説明を受けるようにしてください。

OCN モバイル ONE

J:COM MOBILE

J:COM MOBILEは名義変更して譲渡できる格安SIMです。改姓や、地位の承継による名義変更はもちろん、家族への譲渡による名義変更もできます。ただし家族への譲渡に関しては、同居している2親等以内の家族に限られます。

手数料は無料です。必要なものは、名義変更申込書、譲渡人の本人確認書類、譲受人の本人確認書類です。地位の継承による名義変更の場合には、相続証明書類が必要になります。

基本的には譲渡人が手続きをする必要があります。メールか電話で問い合わせをし、名義変更申込書を取り寄せて返送するという流れです。メールの場合は確認の電話がかかってくることがあります。

ちなみにJ:COM MOBILEは、J:COMのサービスエリアに居住していなければ申し込みができないサービスですが、申し込み後にサービスエリア内からサービスエリア外に転居する場合は、こちらが希望すれば引き続き利用できます。

つまり親名義から子供名義に変更して譲渡するのと同時に、譲受人である子供がサービスエリア外に転居し、引き続き利用するということも可能なのです。譲渡後はサービスエリアについて心配する必要はありません。

J:COM MOBILE

イオンモバイル

イオンモバイルでは、家族や第三者への名義変更が可能です。しかし手数料が高く、手続きも煩雑で、名義変更して譲渡できる格安SIMとしてはやや敷居が高いという印象を受けます。

手数料は3000円(税別)です。家族だからといって無料になるようなことはありません。このように手数料が高いと敬遠してしまいがちですが、基本料金が安いので、長い目で見ればむしろ費用対効果はいい方です。

名義変更して譲渡するのが音声プランかシェア音声プランの場合は、譲渡人の本人確認書類と、譲受人の本人確認書類が必要になります。データプランなら、特に必要なものはありません。

ウェブや電話では手続きができず、ご契約即日お渡し店舗で手続きをすることになります。後日配送お渡し店舗ではなく、ご契約即日お渡し店舗です。くれぐれも間違えないようにしてください。

この手続きをするには、譲渡人と譲受人の両名で店舗を訪れることが必須条件です。たとえ同意書や委任状などを持参したとしても、譲渡人または譲受人の欠席は認められません。

イオンモバイル

ワイモバイル

ワイモバイルを格安SIMとして捉えるなら、これも名義変更して譲渡できる格安SIMになります。改名、改称、承継による名義変更はもちろん、家族、友人、その他の第三者への譲渡に伴う名義変更も認められています。

名義変更して譲渡するためには、3000円(税別)の手数料が掛かります。その他に持参するものは、本人名義のクレジットカード、本人確認書類、印鑑です。印鑑はシャチハタでは駄目なので注意してください。

支払い方法を口座振替にするなら、本人名義のクレジットカードの代わりに、本人名義のキャッシュカードと通帳が必要です。印鑑は金融機関届け出印でなければなりませんが、一部店舗では不要になります。

譲渡人と譲受人の両名で店舗を訪れ、手続きをする必要があります。ただし譲渡人の委任状があれば、譲受人のみでも手続きはできます。委任状は公式サイトで印刷できます。

この手続きでは所定の審査を受けることになります。場合によっては他の書類を提出させられたり、提出した書類の内容について確認を取ってもらったりする手順が加わることもあります。

ワイモバイル

ケーブルモバイル

ケーブルモバイルは名義変更して譲渡できる格安SIMです。家族間に限り、名義変更して譲渡できることが分かっています。あくまで家族への名義変更のみで、第三者への名義変更は認められていません。

手数料は無料ですが、だからといって他の格安SIMよりも安上がりだと思うのは早計です。基本料金がやたらと高いからです。例えば音声通話対応で通信容量なしのプランが月額1580円(税別)もします。

必要なものは、名義変更用紙、譲渡人の本人確認書類、譲受人の本人確認書類です。譲渡人以外が手続きをするなら、委任状も用意してください。委任状は公式サイトで印刷できます。

メールか電話で問い合わせをするか、または店舗まで足を運び、必要書類を提出して、名義変更と譲渡の手続きをすることになります。あらかじめ問い合わせをして手順を確認しておくことを勧めます。

なおケーブルモバイルの店舗は愛媛県内に数店舗のみで、あまりアクセスがいいとはいえません。店舗によっては申し込み以外の手続きを受け付けていないこともあるので、注意してください。

やまとモバイル

やまとモバイルはあまり知られていないマイナーな格安SIMですが、これも一応は名義変更して譲渡できる格安SIMの一つです。譲受人が家族であれば、名義変更して譲渡できます。第三者は対象外です。

手数料は3000円(税別)で、譲受人が負担します。家族への名義変更なら手数料が無料になる格安SIMが他にいくつかあるだけに、3000円(税別)も支払わなければならないことには少しばかり抵抗を覚えます。

しかもやまとモバイルは基本料金が非常に高いので、そこで出費を抑えて手数料の元を取ることも困難です。費用対効果を重視するなら、もっと安上がりな格安SIMが他にあります。

名義変更の手続きに必要なものは、譲渡人の本人確認書類、譲受人の本人確認書類、3カ月以内に発行された譲渡人と譲受人の家族関係証明書類です。家族関係証明書類として認められるものは、例えば戸籍謄本が挙げられます。

名義変更の手続きをするには、店舗を訪れる必要があります。ウェブや郵送で手続きができないのは残念です。手続きの詳細については、あらかじめ問い合わせをして確認しておくようにしてください

名義変更して譲渡できる格安SIM 料金比較

※表内の金額は税別

通話プラン

容量安値次点
なしケーブル-
1580円-
500MBイオンmineo A
1130円1310円
1GBイオンケーブル
1280円1780円
2GBイオンケーブル
1380円1880円
3GBmineo Amineo D
OCN
J:COM
1510円1600円
4GBイオンケーブル
1580円2380円
5GBOCNJ:COM
2080円2100円
6GBイオンOCN
1980円2150円
7GBJ:COM-
2600円-
8GBイオンケーブル
2680円3180円
10GBOCNJ:COM
3000円3100円
12GBイオン-
3280円-
14GBワイモバイル-
5980円-
15GBOCNケーブル
2500円4580円
20GBmineo Amineo D
イオン
4590円4680円
30GBイオンmineo A
6080円6510円
40GBイオンケーブル
7980円9580円
50GBイオンケーブル
10800円11580円

イオンモバイルの安さが際立つ結果となりました。mineoとJ:COM MOBILEもまずまずです。これら二つの格安SIMは名義変更と譲渡の手数料が無料なので、それも踏まえるとイオンモバイルより安上がりになる可能性もあります。

SMSプラン

容量安値次点
なしケーブル-
950円-
500MBmineo Amineo D
700円820円
1GBイオン Aイオン D
480円620円
2GBイオン Aイオン D
780円920円
3GBmineo A
J:COM
mineo D
OCN
900円1020円
4GBイオン Aイオン D
980円1120円
5GBJ:COMOCN
1400円1500円
6GBイオン AOCN
1480円1570円
7GBJ:COM-
1900円-
8GBイオン Aイオン D
1980円2120円
10GBJ:COMOCN
2400円2420円
12GBイオン Aイオン D
2680円2820円
15GBOCNケーブル
1920円3950円
20GBmineo A
イオン A
mineo D
3980円4100円
30GBイオン Aイオン D
5380円5520円
40GBイオン Aイオン D
7480円7620円
50GBイオン Aイオン D
10300円10440円

SMS対応プランが安いのは、mineoのau回線プラン、J:COM MOBILE、イオンモバイルのau回線プランです。これらはSMS機能が無料で付帯するため、他の格安SIMよりも相対的に安くなっています。

データプラン

容量安値次点
なしケーブル-
800円-
500MBmineo Dmineo S
700円790円
1GBイオン Dケーブル
やまと
480円1000円
2GBイオン Dケーブル
780円1100円
3GBmineo D
OCN
mineo S
900円990円
4GBイオン Dケーブル
980円1600円
5GBOCNやまと
1380円1800円
6GBOCNイオン D
1450円1480円
8GBイオン Dケーブル
1980円2400円
10GBOCNmineo D
2300円2520円
12GBイオン D-
2680円-
15GBOCNケーブル
1800円3800円
20GBmineo D
イオン D
mineo S
3980円4070円
30GBイオン Dmineo D
5380円5900円
40GBイオン Dケーブル
7480円8800円
50GBイオン Dケーブル
10300円10800円

データ通信専用プランがないJ:COM MOBILEとワイモバイルが、比較対象から外れています。その結果、mineo、OCN モバイル ONE、イオンモバイルあたりが、首位を分け合う形になりました。

名義変更して譲渡できる格安SIM 仕様比較

キャリア

仕様
mineo
OCN
J:COM
イオン
ドコモ
au--
ソフトバンク---
ワイモバイル----
仕様
ワイモバ
ケーブル
やまと
ドコモ-
au---
ソフトバンク---
ワイモバイル--

名義変更して譲渡できる格安SIMのうち、mineoは3キャリアに対応しており、イオンモバイルは2キャリアに対応しています。ちなみにJ:COM MOBILEの端末セットプランは、ドコモ回線ではなくau回線です。

割引

仕様
mineo
OCN
J:COM
イオン
初月無料---
セット割---
家族割---
ポイント還元---
仕様
ワイモバ
ケーブル
やまと
初月無料---
セット割-
家族割--
ポイント還元---

OCN モバイル ONEは基本料金が初月無料で、固定回線やIP電話アプリとのセット割引もあり、おまけにポイントもたまります。これらが適用されれば、名義変更と譲渡の手数料くらいはすぐに元が取れます。

支払い方法

仕様
mineo
OCN
J:COM
イオン
クレジットカード
デビットカード--
LINE Pay カード----
口座振替---
振り込み----
仕様
ワイモバ
ケーブル
やまと
クレジットカード
デビットカード---
LINE Pay カード---
口座振替-
振り込み---

OCN モバイル ONEとイオンモバイルでは、家族名義クレジットカードが使えます。格安SIMを家族に名義変更して譲渡しても、それまでと同じクレジットカードを家族名義クレジットカードとして使い続けられることになります。

データ通信

仕様
mineo
OCN
J:COM
イオン
速度切り替え-
バースト転送--
容量繰り越し
容量シェア-
容量追加
Wi-Fiスポット---
メールアドレス--
仕様
ワイモバ
ケーブル
やまと
速度切り替え---
バースト転送---
容量繰り越し--
容量シェア--
容量追加
Wi-Fiスポット--
メールアドレス-

mineoとOCN モバイル ONEは、データ通信に関する機能が充実しています。イオンモバイルも、基本料金が安い割には悪くありません。J:COM MOBILEを選ぶなら、ある程度妥協する必要があります。

通話

仕様
mineo
OCN
J:COM
イオン
通話割引-
通話定額-
IP電話-
転送電話
迷惑電話ストップ
留守番電話
キャッチホン
仕様
ワイモバ
ケーブル
やまと
通話割引--
通話定額
IP電話--
転送電話-
迷惑電話ストップ-
留守番電話-
キャッチホン-

音声通話にこだわるなら、mineo、OCN モバイル ONE、イオンモバイルあたりです。J:COM MOBILEにもかけ放題オプションがあることはあるのですが、端末セットプランでなければ申し込みができないようになっています。

サポート

仕様
mineo
OCN
J:COM
イオン
セキュリティー
端末保証
訪問サポート
遠隔サポート
仕様
ワイモバ
ケーブル
やまと
セキュリティー-
端末保証-
訪問サポート--
遠隔サポート-

mineo、OCN モバイル ONE、J:COM MOBILE、イオンモバイルなら、訪問サポートや遠隔サポートなど、手厚いサポートが受けられます。格安SIMに乗り換えるのが初めてでも心配は要りません。

手続き

仕様
mineo
OCN
J:COM
イオン
未成年契約--
MNP手動切り替え-
プラン変更
サイズ変更
仕様
ワイモバ
ケーブル
やまと
未成年契約--
MNP手動切り替え---
プラン変更-
サイズ変更-

mineo、OCN モバイル ONE、ワイモバイルは未成年でも契約できるので、早い段階で保護者名義から本人名義に切り替えられます。成人するのを待たずに格安SIMを名義変更して譲渡したいなら、これらを選んでみてください。

迷ったらmineo

mineoをおすすめします。主な理由としては、家族だけでなく第三者にも名義変更して譲渡できること、3親等以内の家族なら手数料が掛からないこと、基本料金がそれなりに安いこと、最低利用期間や解約金の縛りがないことなどです。

さらに付け加えるなら、mineoはドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアに対応しており、どのキャリアの端末でもSIMロックを解除せずに再利用できるというメリットもあります。これだけ敷居が低ければ、気軽に乗り換えられますね。

基本料金が最も安いのはau回線プランで、その次がドコモ回線プラン、最も高いのはソフトバンク回線プランです。基本料金の安さを重視するなら、au回線プランを選んでみてください。

mineo

名義変更して譲渡できる格安SIM コラム

格安SIMを名義変更して譲渡する状況とは

結婚、離婚、改名に伴う名義変更はよくあることですが、家族や第三者への譲渡に伴う名義変更はめったにないことです。いったいどういう状況で、格安SIMを名義変更して譲渡することになるのでしょうか。

まず考えられるのは、親から子供への譲渡です。つまり親名義で契約して子供に使わせていた格安SIMを、子供が就職などによって自立したタイミングで、子供名義に変更して譲渡するわけです。

何しろ未成年でも契約できる格安SIMは限られており、未成年のうちには親名義で契約せざるを得ないこともしばしばです。そのような状況では、親から子供へ名義変更して譲渡したいという要望が出てくるのも自然なことです。

逆に、子供から親への譲渡というパターンもあります。格安SIMのことがよく分からず、自分では申し込みも初期設定もできそうにない、そんな親へのプレゼントとして、子供から親へ名義変更して譲渡するのです。

わざわざ名義変更して譲渡しなくても、子供名義の格安SIMを解約してから、親名義の格安SIMを改めて契約すればいいような気もしますが、名義変更して譲渡すれば、同じ電話番号を使い続けられるというメリットがあります。

あるいは家族ではないパートナーへの譲渡というパターンもあります。同居人、恋人、婚約者など、家族ではないものの近しい関係にある人に対し、名義変更して譲渡したくなることもあるでしょう。

この場合は第三者への名義変更ということになるので、家族への名義変更よりもさらに難易度が高くなります。名義変更して譲渡することにこだわり過ぎると、なかなか条件に合う格安SIMが見つからないということにもなりかねません。

家族や第三者を利用者登録するという手も

格安SIMが名義変更して譲渡できるということは、ひとまず分かりました。しかしそれには色々と必要書類を提出したり、手数料を支払ったりしなればならず、敷居が高いのは否めません。もっと手軽な方法はないものでしょうか。

そのような方法もあるにはあります。契約者は本人のままで、利用者だけを家族や第三者にするという方法です。一部の格安SIMではこのように契約者以外を利用者として登録することが可能になっています。

例えば楽天モバイルです。契約者と同居している家族や友人などを、利用者として登録できるようになっています。契約者と利用者の本人確認書類を提出する必要がありますが、手数料は掛かりません。

名義変更とは違い、利用者登録で手数料が取られることはまずありません。そこが利用者登録のいいところです。お金を節約したければ、名義変更して譲渡できる格安SIMではなく、利用者登録できる格安SIMを選ぶのもいいでしょう。

ただし結局のところ、名義変更にせよ利用者登録にせよ、何らかの必要書類を提出する必要があることに変わりはなく、利用者登録できる格安SIMなら手間が省けるかというと、微妙なところではあります。

それにあらゆる格安SIMで利用者登録ができるわけではありません。どちらかといえば少数派です。必然的に格安SIMの選択肢も狭まってしまうということは、覚悟しておかなければなりません。

契約者と利用者が異なることで、面倒事が起こることも考えられます。契約者と利用者がちゃんとコミュニケーションが取れていて、そのような心配がないという確信が持てるのならいいのですが、誰もがそうではないはずです。

このように利用者登録も決して万能ではなく、名義変更を完全に置き換えるものではありません。名義変更と利用者登録、それぞれのメリットとデメリットをしっかりと把握し、自分に合う方法を選んでみてください。

名義変更より解約して再契約した方がお得かも

格安SIMを名義変更して譲渡するより、いったん解約してから違う名義で再契約した方が、金銭的に得をする可能性があります。いっそのことそのようにしてお金を節約することも検討してみてください。

名義変更するときの費用が0~3000円くらいであるのに対し、解約するときの費用が0~1万円くらい、再契約するときの費用が3000円くらいなので、普通に考えれば名義変更して譲渡した方が安上がりです。

しかしここで忘れてはいけないのが、格安SIMのキャンペーンです。いったん解約して再契約すれば、キャンペーンによって割引やキャッシュバックなどの入会特典が適用されることがあるのです。

キャンペーンの内容はさまざまですが、例えば初期費用が無料になったり、基本料金が数カ月間にわたって数百円ずつ割引になったりします。これなら名義変更して譲渡するよりも安く済ませられます。

SIMフリースマホが安く買えることもあるので、いったん解約して再契約するついでに、端末を買い替えるのもいいでしょう。場合によっては1万円以上も安くなり、いったん解約するときの解約金すら取り戻せることがあります。

それから再契約にはもう一つのメリットがあります。その格安SIMが初月無料なら、再契約してから1カ月目は基本料金を支払わずに済むのです。これだけでも多いときには数千円の利益になります。

しかしいいことばかりではありません。格安SIMを解約すると、それまで使っていた電話番号が使えなくなってしまいます。データ通信専用プランならいいとして、音声通話対応プランやSMS対応プランでは悩ましい問題です。

同じ電話番号を使い続けたければ、名義変更して譲渡するのがいいですし、キャンペーンや初月無料などで得をしたければ、いったん解約して譲渡するのがいいでしょう。状況に応じて判断してみてください。

名義変更して譲渡できる格安SIM まとめ

mineoをおすすめします。家族だけでなく第三者への名義変更も認められていることと、家族への名義変更が無料でできること、3キャリアに対応していて乗り換えがしやすいことなどが主な理由です。

OCN モバイル ONEも悪くありません。mineoと同様に家族や第三者への名義変更ができます。名義変更の手数料が一律で800円(税別)というところが、メリットでもありデメリットでもあります。

J:COM MOBILEは第三者への名義変更ができず、イオンモバイルとワイモバイルは手数料が一律で3000円(税別)です。これらは名義変更して譲渡できる格安SIMとしてはもう一つといったところです。

mineo