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名義変更ができる格安SIM

投稿 更新 著者 賀来泰史

名義変更ができる格安SIMを比較しています。結婚や離婚で改姓したときに名義変更ができるかどうかではなく、自分以外の家族や第三者に譲渡して名義変更ができるかどうかを条件に、候補を絞り込みました。

おすすめは楽天モバイル

おすすめは楽天モバイルです。家族や第三者に名義変更ができる上に、基本料金や通話料金も安いからです。基本料金は3GBまで月額1078円(税込)で、通話料金はRakuten Linkで発信すれば無料になります。

楽天モバイル

楽天モバイル

誰でも手数料3300円

楽天回線 音声+SMS+データプラン
3GB~無制限1078円~
プラン名楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT VII
申し込み楽天モバイル
初期費用0円
SIM発行0円
基本料金~3GB:1078円
~20GB:2178円
~無制限:3278円
回線楽天
容量無制限(auエリアは5GB)
容量追加1GB:660円
速度高速
超過時最大1Mbps
通話アプリ使用:0円
アプリなし:22円/30秒
通話定額15分かけ放題:1100円
海外かけ放題:980円(不課税)
SMS付帯0円
枚数1枚
サイズeSIM nano micro 標準
支払いクレジットカード
デビットカード
口座振替(+110円)
年齢-
最低利用-
解約金0円
MNP転出0円

楽天モバイルは名義変更ができる格安SIMです。家族や第三者に名義変更ができます。家族名義のクレジットカードが利用できるため、名義変更後も以前のクレジットカードが引き続き利用できるという利点があります。

名義変更手数料は家族間譲渡、第三者譲渡、承継のいずれも3300円(税込)です。書類を送付するための送料はこちらが負担することになります。送料まで支払わなければならないのはいただけません。

名義変更に必要なものは契約者変更申し込み書、旧契約者の本人確認書類、新契約者の本人確認書類です。家族に名義変更をする場合には戸籍謄本、戸籍抄本、住民票などの家族関係証明書類も必要になります。

名義変更の手順はまず公式サイトの契約者変更申し込み書を印刷し、必要事項を記入します。2枚目は委任状になっているので必ず旧契約者本人が直筆で記入するようにしてください。

これらを送付すると楽天モバイルから通知が届き、名義変更の手続きが開始されます。あとは旧契約者が公式サイトから改めて本人確認書類を提出し、支払い方法を登録するという流れになります。

楽天モバイル

OCN モバイル ONE

誰でも手数料880円

ドコモ回線 音声+SMS+データプラン
500MB550円
1GB770円
3GB990円
6GB1320円
10GB1760円
ドコモ回線 SMS+データプラン
3GB990円
6GB1320円
10GB1760円
ドコモ回線 データプラン
3GB858円
6GB1188円
10GB1628円
プラン名OCN モバイル ONE 音声対応SIM 500MB/月コース
申し込みOCN モバイル ONE
初期費用3300円
SIM発行433.4円
基本料金550円(初月無料)
回線ドコモ
容量500MB
250MB(超過時)
容量追加1GB:550円
速度高速
超過時最大200kbps→?kbps
通話11円/30秒
通話定額10分無料通話付き
10分かけ放題:935円
3人かけ放題:935円
かけ放題:1430円
SMS付帯0円
枚数1~5枚
サイズnano micro 標準
支払いクレジットカード
デビットカード
年齢18歳~
最低利用-
解約金0円
MNP転出0円
プラン名OCN モバイル ONE 音声対応SIM 1GB/月コース
申し込みOCN モバイル ONE
初期費用3300円
SIM発行433.4円
基本料金770円(初月無料)
回線ドコモ
容量1GB
500MB(超過時)
容量追加1GB:550円
速度高速
超過時最大200kbps→?kbps
通話11円/30秒
通話定額10分かけ放題:935円
3人かけ放題:935円
かけ放題:1430円
SMS付帯0円
枚数1~5枚
サイズnano micro 標準
支払いクレジットカード
デビットカード
年齢18歳~
最低利用-
解約金0円
MNP転出0円

OCN モバイル ONEの名義変更の手続きは承継、改称、譲渡の三つに分類されます。譲渡の基準は自己都合により第三者に譲渡する場合とされています。つまり家族や第三者に名義変更ができるわけです。

ちなみに承継とは契約者の逝去で契約を引き継ぐことをいい、改称とは改名に伴って名義変更をすることをいいます。法人の場合にはそれぞれ異なる基準がありますが、ここでは省略します。

家族や第三者に名義変更をするには名義変更手数料880円(税込)が必要です。残念ながら無料ではありませんが、他の格安SIMなら名義変更手数料が3000円くらいしてもおかしくないので、決して悪い条件ではありません。

なお音声通話対応プランとデータ通信専用プランのいずれも、18歳未満の他者への名義変更はできません。格安SIMを親名義から子供名義に変更することを視野に入れているなら注意してください。

名義変更受付センタに電話して承継・改称・譲渡申請書を取り寄せ、郵送かファクスで提出することになります。場合によっては運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなどの本人確認書類も必要です。

OCN モバイル ONE

mineo

家族は手数料無料、他は手数料3300円

ドコモ回線 音声+SMS+データプラン
1GB1298円
5GB1518円
10GB1958円
20GB2178円
最大32kbps250円
最大300kbps660円
最大1.5Mbps990円
最大3Mbps2200円
ドコモ回線 SMS+データプラン
1GB1012円
5GB1397円
10GB1837円
20GB2057円
最大300kbps660円
最大1.5Mbps990円
最大3Mbps2200円
ドコモ回線 データプラン
1GB880円
5GB1265円
10GB1705円
20GB1925円
最大300kbps660円
最大1.5Mbps990円
最大3Mbps2200円
au回線 音声+SMS+データプラン
1GB1298円
5GB1518円
10GB1958円
20GB2178円
最大32kbps250円
最大300kbps660円
最大1.5Mbps990円
最大3Mbps2200円
au回線 SMS+データプラン
1GB880円
5GB1265円
10GB1705円
20GB1925円
最大300kbps660円
最大1.5Mbps990円
最大3Mbps2200円
au回線 データプラン
1GB880円
5GB1265円
10GB1705円
20GB1925円
最大300kbps660円
最大1.5Mbps990円
最大3Mbps2200円
ソフトバンク回線 音声+SMS+データプラン
1GB1298円
5GB1518円
10GB1958円
20GB2178円
最大32kbps250円
最大300kbps660円
最大1.5Mbps990円
最大3Mbps2200円
ソフトバンク回線 SMS+データプラン
1GB1078円
5GB1463円
10GB1903円
20GB2123円
最大300kbps660円
最大1.5Mbps990円
最大3Mbps2200円
ソフトバンク回線 データプラン
1GB880円
5GB1265円
10GB1705円
20GB1925円
最大300kbps660円
最大1.5Mbps990円
最大3Mbps2200円
プラン名mineo Dプラン デュアルタイプ マイピタ 1GB
申し込みmineo
初期費用3300円
SIM発行440円
基本料金1298円
回線ドコモ
容量1GB
容量追加100MB:55円
速度高速
超過時最大200kbps
最大1.5Mbps(+385円)
通話アプリ使用:10円/30秒
アプリなし:22円/30秒
通話定額10分かけ放題:550円
かけ放題:1210円
10分パック:110円
SMS付帯0円
枚数1枚
サイズeSIM nano micro 標準
支払いクレジットカード
デビットカード
プリペイドカード
年齢18歳~
最低利用-
解約金0円
MNP転出0円
プラン名mineo Dプラン デュアルタイプ マイピタ 5GB
申し込みmineo
初期費用3300円
SIM発行440円
基本料金1518円
回線ドコモ
容量5GB
容量追加100MB:55円
速度高速
超過時最大200kbps
最大1.5Mbps(+385円)
通話アプリ使用:10円/30秒
アプリなし:22円/30秒
通話定額10分かけ放題:550円
かけ放題:1210円
10分パック:110円
SMS付帯0円
枚数1枚
サイズeSIM nano micro 標準
支払いクレジットカード
デビットカード
プリペイドカード
年齢18歳~
最低利用-
解約金0円
MNP転出0円

mineoは名義変更ができる格安SIMです。名義変更をする相手は家族はもちろん第三者でも構いません。家族への名義変更だけでなく第三者への名義変更もできるというのはとても珍しいことです。

ただし端末を分割払いで購入した場合はその支払いを済ませてからでないと名義変更ができません。また過去に支払いを滞らせるなどの問題を起こしていた場合も名義変更ができないことがあります。

名義変更手数料は3300円(税込)で、新契約者が支払うことになります。ただし3親等以内の家族なら無料になります。mineoが定める3親等とは曽祖父母、伯父、伯母、叔父、叔母、甥、姪、ひ孫などです。

名義変更手数料の他に同意書と新契約者の本人確認書類も必要です。本人確認書類として認められるものは運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、在留カード、外国人登録証明書などです。

mineo契約内容通知書か登録証を手元に用意し、mineoサポートダイヤルに電話をかけ、名義変更に関する案内を受けます。そして後日送付される同意書に必要書類を添えて返送し、契約内容通知書を受け取れば手続き完了です。

mineo

ahamo

親から子は手数料無料、他は不可

ドコモ回線 音声+SMS+データプラン
20GB2970円
プラン名ahamo
申し込みahamo
初期費用0円
SIM発行0円
基本料金2970円
回線ドコモ
容量20GB
容量追加1GB:550円
月80GB:1980円
速度高速
超過時最大1Mbps
通話22円/30秒
通話定額5分かけ放題:0円
かけ放題:1100円
SMS付帯0円
枚数1枚
サイズeSIM nano
支払いクレジットカード
デビットカード
口座振替
年齢18歳~
最低利用-
解約金0円
MNP転出0円

ahamoは名義変更ができる格安SIMです。ただし名義変更ができる状況は限定的です。一つは利用者が成人した場合の名義変更、もう一つは契約者が逝去した場合の名義変更です。

利用者が成人した場合の名義変更とは、契約者が利用者として登録していた未成年者が成人した場合にその利用者への名義変更が可能になるというものです。つまり親から子供への名義変更が可能なわけです。

名義変更手数料は無料です。本来は2200円(税込)ですが、旧契約者と新契約者が親子である場合などはこれが適用されないことになっているため、実質的に無料であると考えても差し支えありません。

名義変更に必要なものは名義変更申し込み書、新旧契約者の本人確認書類、新契約者の現住所が確認できる書類、家族関係証明書類、旧契約者の逝去が確認できる書類(逝去の場合)、口座振替依頼書(口座振替の場合)です。

ahamoはオンライン専用ブランドではありますが、名義変更に関しては郵送で手続きをする必要があります。公式サイトから申し込み書をダウンロードして印刷し、必要書類とともに返送してください。

ahamo

J:COM MOBILE

家族は手数料無料、他は不可

au回線 音声+SMS+データプラン
1GB1078円
5GB1628円
10GB2178円
20GB2728円
プラン名J:COM MOBILE Aプラン ST/SU 1GB
申し込みJ:COM MOBILE
初期費用eSIM:0円
物理SIM:3300円
SIM発行0円
基本料金1078円
回線au
容量1GB
6GB/3日
容量追加100MB:220円
速度高速
超過時最大200kbps
通話22円/30秒
通話定額5分かけ放題:935円
60分かけ放題:1650円
SMS付帯0円
枚数1枚
サイズeSIM nano micro 標準
支払いクレジットカード
デビットカード
プリペイドカード
年齢-
最低利用-
解約金0円
MNP転出0円
プラン名J:COM MOBILE Aプラン ST/SU 5GB
申し込みJ:COM MOBILE
初期費用eSIM:0円
物理SIM:3300円
SIM発行0円
基本料金1628円
回線au
容量5GB
6GB/3日
容量追加100MB:220円
速度高速
超過時最大200kbps
通話22円/30秒
通話定額5分かけ放題:935円
60分かけ放題:1650円
SMS付帯0円
枚数1枚
サイズeSIM nano micro 標準
支払いクレジットカード
デビットカード
プリペイドカード
年齢-
最低利用-
解約金0円
MNP転出0円

J:COM MOBILEは名義変更ができる格安SIMです。改姓による名義変更、地位の承継による名義変更、それ以外の理由での名義変更が可能です。ただし家族への名義変更に関しては同居している2親等以内の家族に限られます。

改姓とは言うまでもなく結婚や離婚に伴い名字を変更することで、地位の承継とは契約者の逝去に伴い契約を相続することです。法人の場合はそれぞれ異なる基準があります。

名義変更手数料は無料です。他の格安SIMなら数千円もの名義変更手数料を支払わなければならないこともあるだけに、それが無料で済ませられるというのはありがたいことです。

名義変更に必要なものは名義変更申し込み書、旧契約者の本人確認書類、新契約者の本人確認書類です。地位の継承による名義変更の場合には相続証明書類が必要になります。

基本的には旧契約者が手続きをする必要があります。LINE、メール、電話のいずれかで問い合わせをし、名義変更申し込み書を取り寄せて返送するという流れです。メールの場合は確認の電話がかかってくることがあります。

J:COM MOBILE

イオンモバイル

イオンモバイルは家族や第三者への名義変更が可能です。しかし名義変更手数料が高い上に手続きも煩雑で、名義変更ができる格安SIMとしてはやや敷居が高いという印象を受けます。

名義変更手数料は3300円(税込)です。家族だからといって無料になるようなことはありません。このように名義変更手数料が高いと敬遠してしまいがちですが、基本料金が安いので長い目で見ればむしろ費用対効果はいい方です。

名義変更をするのが音声プランかシェア音声プランの場合は、旧契約者の本人確認書類と新契約者の本人確認書類が必要になります。データプランなら特に必要なものはありません。

ウェブや電話では手続きができず、ご契約即日お渡し店舗で手続きをすることになります。エントリーパッケージ販売店ではなくご契約即日お渡し店舗です。くれぐれも間違えないようにしてください。

この手続きをするには旧契約者と新契約者の両名で店舗を訪れることが必須条件です。たとえ同意書や委任状などを持参したとしても旧契約者または新契約者の欠席は認められません。

イオンモバイル

ワイモバイル

ワイモバイルは名義変更ができる格安SIMです。改名、改称、承継による名義変更はもちろん、家族、友人、その他の第三者への名義変更も認められています。ソフトバンクのサブブランドだけあって自由度が高いです。

名義変更手数料は3300円(税込)です。その他に必要なものは本人名義のクレジットカード、本人確認書類、印鑑です。印鑑はシャチハタでは駄目なので注意してください。

支払い方法を口座振替にするなら本人名義のクレジットカードの代わりに本人名義のキャッシュカードと通帳が必要です。印鑑は金融機関届け出印でなければなりませんが、一部店舗では不要になります。

旧契約者と新契約者の両名で店舗を訪れて手続きをする必要があります。ただし旧契約者の委任状があれば新契約者のみでも手続きはできます。委任状は公式サイトで印刷できます。

この手続きでは所定の審査を受けることになります。場合によっては他の書類を提出させられたり、提出した書類の内容について確認を取ってもらったりする手順が加わることもあります。

ワイモバイル

やまとモバイル

やまとモバイルはあまり知られていないマイナーな格安SIMですが、これも一応は名義変更ができる格安SIMの一つです。新契約者が家族であれば名義変更ができます。第三者は対象外です。

名義変更手数料は3300円(税込)で、新契約者が負担します。家族への名義変更なら手数料が無料になる格安SIMが他にいくつかあるので、3300円(税込)も支払わなければならないことには少しばかり抵抗を覚えます。

しかもやまとモバイルは基本料金が特別に安いわけでもないので、そこで出費を抑えて名義変更手数料の元を取ることも難しいです。費用対効果を重視するならもっと安上がりな格安SIMが他にあります。

名義変更の手続きに必要なものは旧契約者の本人確認書類、新契約者の本人確認書類、3カ月以内に発行された旧契約者と新契約者の家族関係証明書類です。家族関係証明書類として認められるものは例えば戸籍謄本が挙げられます。

名義変更の手続きをするには店舗を訪れる必要があります。公式サイトには店舗に関する記述がありませんが、これについては契約後に情報が開示されることになっています。

gunma mobile

gunma mobileは名義変更ができる格安SIMです。家族に名義変更ができるのはもちろん、それ以外の第三者にも名義変更ができます。公式サイトに詳しいことは書かれていませんでしたが、問い合わせるといろいろと教えてもらえました。

名義変更手数料は無料です。名義変更ができる格安SIMの中でも、このように名義変更手数料が無料の格安SIMは珍しいです。そういう意味では安上がりであるかのように思えます。

しかしそれは違います。なぜなら基本料金が高いからです。10GB通話SIMプランは月額3500円(税込)、50GB通話SIMプランは月額5500円(税込)もします。いくら名義変更手数料が無料でもこれでは台無しです。

名義変更の手続きに必要なものは手続きをするときに表示されます。少なくとも新契約者の本人確認書類が必要であることだけははっきりしています。運転免許証などの画像を用意しておきましょう。

マイページから名義変更の手続きができます。住所変更の手続きが名義変更の手続きも兼ねています。必要事項を入力して必要書類を提出してください。場合によっては確認のため旧契約者に連絡が入ることもあります。

料金比較

音声プラン

プラン最も安い次に安い
500MBOCNイオン
550円803円
1GBOCNイオン
やまと
770円858円
2GBイオン-
968円-
3GBOCN楽天モバイル
イオン
やまと
990円1078円
4GBイオン-
1188円-
5GBイオンmineo
やまと
1298円1518円
6GBOCNイオン
1320円1408円
7GBイオン-
1518円-
8GBイオン-
1628円-
9GBイオン-
1738円-
10GBOCNイオン
やまと
1760円1848円
15GBワイモバイル-
3278円-
20GBイオン楽天モバイル
mineo
1958円2178円
25GBワイモバイル-
4158円-
30GBイオン-
3058円-
40GBイオン-
4158円-
50GBイオンgunma
5258円5500円
無制限楽天モバイル-
3278円-

楽天モバイル、OCN モバイル ONE、イオンモバイルあたりが安いです。mineoとJ:COM MOBILEは家族への名義変更が無料なので、そこで他の格安SIMと差がつく可能性があります。

SMSプラン

プラン最も安い次に安い
1GBイオン Aイオン D
528円682円
2GBイオン Aイオン D
748円902円
3GBイオン AOCN
858円990円
4GBイオン Aイオン D
968円1122円
5GBイオン Aイオン D
1078円1232円
6GBイオン AOCN
1188円1320円
7GBイオン Aイオン D
1298円1452円
8GBイオン Aイオン D
1408円1562円
9GBイオン Aイオン D
1518円1672円
10GBイオン Amineo A
1628円1705円
20GBイオン Aイオン D
1738円1892円
30GBイオン Aイオン D
2838円2992円
40GBイオン Aイオン D
3938円4092円
50GBgunmaイオン A
5000円5038円

mineoとイオンモバイルのau回線プランはSMS機能が無料で付帯するため、他の格安SIMより相対的に安くなっています。そんな中でOCN モバイル ONEも健闘しています。

データプラン

プラン最も安い次に安い
1GBイオン Dやまと
528円825円
2GBイオン D-
748円-
3GBOCN
イオン D
やまと
858円990円
4GBイオン D-
968円-
5GBイオン Dmineo
1078円1265円
6GBOCN
イオン D
-
1188円-
7GBイオン D-
1298円-
8GBイオン D-
1408円-
9GBイオン D-
1518円-
10GBOCN
イオン D
mineo
1628円1705円
20GBイオン Dmineo
1738円1925円
30GBイオン D-
2838円-
40GBイオン D-
3938円-
50GBgunmaイオン D
4800円5038円

データ通信専用プランがないワイモバイルが比較対象から外れています。その結果、OCN モバイル ONE、mineo、イオンモバイルあたりが首位を分け合っています。OCN モバイル ONEはこれで初月無料ですから大したものです。

仕様比較

※一部プランのみ該当する場合も◯とします

割引

楽天モバイル
OCN
mineo
ahamo
J:COM
初月無料----
固定回線割---
複数回線割----
ポイント還元--
イオン
ワイモバイル
やまと
gunma
初月無料----
固定回線割---
複数回線割---
ポイント還元----

OCN モバイル ONEは基本料金が初月無料で、固定回線やIP電話アプリとのセット割引もあり、ポイントもたまります。これらが適用されれば名義変更手数料くらいはすぐに元が取れます。楽天モバイルもポイントがたまります。

回線

楽天モバイル
OCN
mineo
ahamo
J:COM
ドコモ--
au---
ソフトバンク----
楽天----
イオン
ワイモバイル
やまと
gunma
ドコモ-
au---
ソフトバンク---
楽天----

名義変更ができる格安SIMのうち、mineoはドコモ回線とau回線とソフトバンク回線が選択でき、イオンモバイルはドコモ回線とau回線が選択できます。他の格安SIMはいずれも単一回線です。

データ通信

楽天モバイル
OCN
mineo
ahamo
J:COM
速度切り替え--
バースト転送---
容量繰り越し--
容量シェア---
容量追加
イオン
ワイモバイル
やまと
gunma
速度切り替え--
バースト転送--
容量繰り越し
容量シェア-
容量追加

楽天モバイルは楽天回線エリアなら通信容量が無制限です。OCN モバイル ONEとmineoはデータ通信に関する機能が充実しています。イオンモバイルも悪くありません。J:COM MOBILEはある程度妥協する必要があります。

音声通話

楽天モバイル
OCN
mineo
ahamo
J:COM
通話定額
転送電話-
迷惑電話拒否-
留守番電話-
割り込み通話-
イオン
ワイモバイル
やまと
gunma
通話定額
転送電話--
迷惑電話拒否--
留守番電話-
割り込み通話-

楽天モバイルは専用アプリで発信すれば通話料金が無料になります。OCN モバイル ONEの500MBプランは最大10分間の無料通話が付帯します。ahamoは5分かけ放題が付帯します。

支払い方法

楽天モバイル
OCN
mineo
ahamo
J:COM
クレカ
デビカ
プリカ---
口座振替---
銀行コンビニ-----
イオン
ワイモバイル
やまと
gunma
クレカ
デビカ----
プリカ----
口座振替---
銀行コンビニ---

楽天モバイルとイオンモバイルとgunma mobileは家族名義クレジットカードが利用できます。つまり格安SIMを家族に名義変更をしてからも、それまでと同じクレジットカードを継続して利用できるわけです。

サポート

楽天モバイル
OCN
mineo
ahamo
J:COM
店舗サポート--
訪問サポート--
遠隔サポート-
イオン
ワイモバイル
やまと
gunma
店舗サポート--
訪問サポート--
遠隔サポート--

OCN モバイル ONEやmineoやイオンモバイルあたりなら、訪問サポートや遠隔サポートなどの手厚いサポートが受けられるので、格安SIMに乗り換えるのが初めてでも心配は要りません。

手続き

楽天モバイル
OCN
mineo
ahamo
J:COM
未成年契約---
手動回線切替
他者名義変更
イオン
ワイモバイル
やまと
gunma
未成年契約--
手動回線切替---
他者名義変更

いずれの格安SIMも他者に名義変更ができます。J:COM MOBILEとワイモバイルとgunma mobileは契約可能年齢が低いので、利用者が成人するのを待たずに早い段階で保護者名義から本人名義に切り替えることが可能です。

有力候補は楽天モバイル

有力候補は楽天モバイルです。家族や第三者に3300円(税込)で名義変更ができます。基本料金は3GBまで月額1078円(税込)、20GBまで月額2178円(税込)です。通話料金はRakuten Linkで発信すれば無料になります。

楽天モバイル

コラム

格安SIMで名義変更をする必要性

そもそも格安SIMで名義変更をする必要はあるのでしょうか。古い名義の回線を解約して新しい名義の回線を契約するということも可能なわけです。それなのにあえて名義変更という道を選ぶことにどんなメリットがあるのでしょうか。

名義変更をすることには二つのメリットがあります。一つは古い名義の回線の電話番号を新しい名義の回線に引き継げることで、一つは解約と契約のための手数料を負担しなくてもよくなることです。

電話番号については当然といえば当然です。電話番号を引き継ぐことこそが名義変更の目的であることがほとんどだからです。それ以外の目的といえば、申し込み受け付けが終了したサービスを引き継ぐことくらいしか思い浮かびません。

手数料については名義変更で必ずしも安く済ませられるとは限りませんが、たいていは安く済ませられます。名義変更の手数料は高くても3000円程度ですが、解約と契約の手数料は4000~5000円程度になることもあります。

もちろんデメリットもないわけではありません。名義変更をするにはいろいろと書類を用意して郵送などで提出しなければならず、手間が掛かります。とはいえ解約と契約をするのもそれはそれで手間が掛かるので、どっちもどっちです。

以上を踏まえると、古い名義の回線を解約して新しい名義の回線を契約することには、デメリットはあってもメリットはほとんどないことが分かります。素直に名義変更をするのがいいでしょう。

格安SIMで名義変更をするべき状況

結婚や離婚や改名に伴う名義変更はよくあることですが、家族や第三者への名義変更はそれほど頻繁にあることではありません。いったいどういう状況において格安SIMで名義変更をするべきなのでしょうか。

まず考えられるのは親から子供への名義変更です。つまり親名義で契約して子供に利用させていた格安SIMの名義を、子供が就職などによって自立したタイミングで子供名義に変更するわけです。

何しろ未成年でも契約できる格安SIMは限られており、未成年のうちには親名義で契約せざるを得ないこともしばしばです。そのような状況では親から子供へ名義変更をしたいという要望が出てくるのも自然なことです。

逆に子供から親への名義変更というパターンもあります。格安SIMのことがよく分からず、自分では申し込みも初期設定もできそうにない、そんな親へのプレゼントとして子供から親へ名義変更をするのです。

わざわざ名義変更をしなくても、子供名義の格安SIMを解約してから親名義の格安SIMを改めて契約すればいいような気もしますが、名義変更をすれば同じ電話番号をそのまま利用できるというメリットがあります。

あるいは家族ではないパートナーへの名義変更というパターンもあります。同居人や恋人や婚約者などの、家族ではないものの近しい関係にある人に対し、契約を譲渡する必要が生じることもあるでしょう。

この場合は第三者への名義変更ということになるので、家族への名義変更よりもさらに難易度が高くなります。名義変更をすることにこだわり過ぎると、なかなか条件に合う格安SIMが見つからないということにもなりかねません。

家族や第三者を利用者登録する手も

格安SIMが名義変更ができるということは、ひとまず分かりました。しかしそれにはいろいろと必要書類を提出したり、名義変更手数料を支払ったりしなればならず、敷居が高いのは否めません。もっと手軽な方法はないものでしょうか。

そのような方法もあるにはあります。契約者は本人のままで、利用者だけを家族や第三者にするという方法です。一部の格安SIMではこのように契約者以外を利用者として登録することが可能になっています。

名義変更とは違い、利用者登録で手数料が取られることはまずありません。そこが利用者登録のいいところです。お金を節約したければ、名義変更ができる格安SIMではなく、利用者登録できる格安SIMを選ぶのもいいでしょう。

ただし結局のところ、名義変更にせよ利用者登録にせよ、何らかの必要書類を提出する必要があることに変わりはなく、利用者登録できる格安SIMなら手間が省けるかというと、微妙なところではあります。

それにあらゆる格安SIMで利用者登録ができるわけではありません。どちらかといえば少数派です。必然的に格安SIMの選択肢も狭まってしまうということは、覚悟しておかなければなりません。

契約者と利用者が異なることで、面倒事が起こることも考えられます。契約者と利用者がちゃんとコミュニケーションが取れていて、そのような心配がないという確信が持てるのならいいのですが、誰もがそうではないはずです。

このように利用者登録も決して万能ではなく、名義変更を完全に置き換えるものではありません。名義変更と利用者登録、それぞれのメリットとデメリットをしっかりと把握し、自分に合う方法を選んでみてください。

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迷ったら楽天モバイルです。家族名義のクレジットカードが利用できるので、子供に名義変更をしても親名義のクレジットカードが利用できます。将来的に子供がクレジットカードを取得するかどうかがはっきりしなくても大丈夫です。

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