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イオンモバイル、90日以内のMNP転出手数料を1万6200円に値上げ

投稿 更新 著者 賀来泰史

イオンリテールは2018年6月8日、イオンモバイルのMNP転出手数料を最大1万6200円(税込)に値上げするとともに、それを減額するまでの期間を90日間に短縮すると発表しました。7月1日から実施します。

イオンモバイル

現在のイオンモバイルのMNP転出手数料は、契約日から180日以内は8640円(税込)で、それ以降は3240円(税込)に減額されることになっています。

これが7月1日以降は、契約日から90日以内は1万6200円(税込)で、それ以降は3240円(税込)に減額されるというように改められます。

ただし契約日が6月30日以前なら、契約日から90日以内は8640円(税込)、それ以降は3240円(税込)となり、値上げの対象にはなりません。

ちなみにイオンモバイルには他の格安SIMでいうところの解約金と最低利用期間がなく、MNP転出手数料が解約金としての役割を果たしています。

つまり実質的に今回のMNP転出手数料の改定は、最低利用期間が180日間から90日間に短縮され、解約金が5400円(税込)から1万2960円(税込)に値上げされるのと同じことです。

MNP転出手数料が7560円(税込)も値上げされると聞くと、驚いてしまうかも知れませんが、よほどのことがない限り、3カ月足らずでMNP転出するようなことはまずないでしょうから、あまり気にすることはありません。

むしろMNP転出手数料が減額されるまでの期間が短縮され、今まで以上に短期契約がしやすくなるというメリットの方が大きいです。

イオンモバイル