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日経電子版+SIM、受け付け終了

投稿 更新 著者 賀来泰史

ケイ・オプティコムは2018年5月25日、日経電子版+SIMの新規申し込み受け付けを、5月31日をもって終了すると発表しました。

日経電子版+SIMのサービスそのものが終了するわけではなく、すでに日経電子版+SIMを利用している場合には、引き続き利用できます。

日経電子版+SIMは、2017年3月1日からサービスが開始された、ケイ・オプティコムの格安SIMです。同社のmineoをベースとした格安SIMと、日経電子版の有料会員がセットになっています。

ドコモ回線とau回線のプランがあります。通信容量は5GB、10GB、20GBです。基本料金は5GBプランなら月額5258.52円(税込)から、10GBプランなら月額6338.52円(税込)から、20GBプランなら月額7958.52円(税込)からです。

サービス開始後には、20GBプランの追加、au回線プランの追加、日経電子版の有料会員の1カ月無料化、さらには基本料金の割引キャンペーンなど、いろいろとてこ入れもありましたが、結局はわずか1年3カ月での撤退となりました。

基本料金に日経電子版の会費が含まれているとはいえ、音声通話対応プランが月額5917.32円(税込)から、データ通信専用プランが月額5258.52円(税込)からという金額では、なかなか支持を得られなかったのかもしれません。

ケイ・オプティコムとしては、この日経電子版+SIMを皮切りに、+SIMシリーズの格安SIMを続々と展開していく構想があったようですが、こうして日経電子版+SIMが不発に終わった以上、その構想も尻すぼみになりそうです。