携帯電話SIM、受け付け終了
日本通信は2018年5月中旬までに、ガラケー向けで音声通話専用の格安SIMである携帯電話SIMについて、申し込み受け付けを終了しました。
携帯電話SIMは、2013年11月23日からサービスが開始された格安SIMです。ドコモのFOMAのガラケーのみを対象としたニッチなサービスですが、一定の需要があったのか、最近まで申し込み受け付けが続いていました。
機能は音声通話とSMSのみで、データ通信はできません。無料通話付きで、毎月一定時間は追加料金なしで音声通話ができることが売りでした。
プランは音声プランS、音声プランM、音声プランLの三つで、基本料金が高いプランほど通話料金が安く、無料通話も多くなっています。
音声プランSは、基本料金が月額1393.2円（税込）、通話料金が30秒21.6円（税込）、無料通話は1404円（税込）分、時間にして最大32.5分です。
音声プランMは、基本料金が月額2473.2円（税込）、通話料金が30秒19.44円（税込）、無料通話が2916円（税込）分、時間にして最大75分です。
音声プランLは、基本料金が月額4006.8円（税込）、通話料金が30秒15.12円（税込）、無料通話が5400円（税込）分、時間にして最大178.5分です。
この通り、今となってはいささか前時代的なサービスになってしまっていたことは否めません。ガラケーユーザーの減少とともに、もはやサービスとしての役割を終えたということなのでしょう。
