OCN モバイル ONEを解約したらSIMを返却するべきか
OCN モバイル ONEを解約すると、SIMが手元に残ります。わざわざ郵送で返却するのは面倒なので、返却しなくてもいいなら放っておきたいところですが、そうすることに問題はないのでしょうか。
返却が必要とされている
NTTレゾナントはSIMの返却を求めています。OCN モバイル ONEのサイトによれば、SIMは貸与品であり、解約した場合には速やかに返却する必要があるとのことです。
SIMをメモ用紙などの台紙に貼り付け、封筒に入れて切手を貼り、返却先まで送付します。返却先の郵便番号と住所はOCN モバイル ONEのサイトで確認できます。返却費用は自己負担です。
違約金などの罰則はない
NTTレゾナントはSIMが返却されなかったとしても、違約金などの罰則を課していません。OCN モバイル ONEのサイトには、SIMを返却しなかったことによる違約金はないと明記されています。
SIMを返却する必要があると言っているにもかかわらず、返却しなくてもペナルティーがないというのは、何だかよく分かりませんが、とにかくそういうことになっているので、事実上返却する必要はありません。
レンタル端末には違約金がある
OCN モバイル ONEを解約した場合、SIMだけなら返却しなくてもおとがめはありませんが、レンタル端末のモバイルWi-FiルーターやUSB端末を返却せずにいると、端末未返却違約金を請求されることになります。
モバイルWi-Fiルーターの場合、1~18カ月目なら1万2700円(不課税)、19カ月目以降なら4700円(不課税)です。USB端末の場合、1~18カ月目なら1万円(不課税)、19カ月目以降なら4700円(不課税)です。
なおレンタル端末の申し込み受け付けは2019年9月30日をもって終了しているため、今後OCN モバイル ONEの申し込みをするに当たり、レンタル端末の端末未返却違約金について考慮する必要はありません。
実際に返却しなかった結果
私は過去にOCN モバイル ONEを2回解約したことがあります。1回目は標準SIMからmicroSIMに変更するためで、2回目はデータ通信専用SIMから音声対応SIMに変更するためでした。
1回目は律儀にSIMを返却しました。違約金がないことは知っていましたが、何となくそのままにしておくのも気持ちが悪くて、すっきりさせておきたかったのです。ちゃんと封筒と切手を買って、ポストに投函しました。
しかし2回目になると、違約金がないのにSIMを返却するのがばからしくなってきました。封筒代と切手代ももったいないです。今回はあえてSIMを返却しないことにしました。
それからかれこれ1年半くらいが経ちます。当然といえば当然ですが、SIMを返却するよう催促されることもなければ、違約金が請求されることもありません。結果としては何も問題ありませんでした。