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IIJmioとBIC SIMの違い

投稿 更新 著者 賀来泰史

IIJmioと、ビックカメラが販売しているBIC SIMは、いずれもインターネットイニシアティブが運営しており、プランや料金などはほぼ同じです。これらの格安SIMにはどのような違いがあるのでしょうか。

IIJmio

特典が違う

最も大きな違いがこれです。BIC SIMにはWi-Fiスポットが無料で使える特典がありますが、IIJmioにはそのような特典がありません。これに関してはBIC SIMに明らかな分があります。

BIC SIMで無料で使えるのは、Wi2 300というWi-Fiスポットです。全国数万カ所に設置されており、格安SIMの通信容量を消費することなく、街中でインターネットに接続できます。

IIJmioにも有料オプションならあります。IIJmio WiFi by エコネクトという月額390.96円(税込)のオプションに加入すれば、Wi2 300のWi-Fiスポットに接続できます。

キャンペーンが違う

格安SIMといえば期間限定のキャンペーンが付きものです。IIJmioとBIC SIMのキャンペーンは、必ずしもすべて共通ではなく、いずれか片方しか対象になっていないキャンペーンもあります。

例えば執筆時点でIIJmioでは、音声通話機能付きSIMを12カ月324円(税込)引きにするキャンペーンや、ZenFone 4を5400円(税込)引きにするキャンペーンなどが実施されています。

同じく執筆時点でBIC SIMでは、音声通話機能付きSIMを6カ月648円(税込)引きにするキャンペーンや、65歳以上を対象に24カ月129.6円(税込)引きにするキャンペーンなどが実施されています。

初期費用が違う

IIJmioとBIC SIMの初期費用は、契約事務手数料かパッケージ代金3240円(税込)と、SIMカード発行手数料425.52円(税込)か438.48円(税込)を合計した金額になります。つまり基本的には同じです。

ところが執筆時点でIIJmioのパッケージは、Amazon.co.jpでは大幅に値引きされています。ヨドバシ・ドット・コムでは定価ですが、ヨドバシゴールドポイント324ポイントが還元されます。

同じく執筆時点でBIC SIMのパッケージは、ビックカメラ.comで3229円(税込)で販売されており、しかもビックポイント322ポイントが還元されるので、実際には300円ちょっと安いということになります。

このように店舗によってはパッケージ価格が安くなっていたり、ポイントが還元されていたりするので、IIJmioとBIC SIMの初期費用は必ずしも同一ではないということになります。

申し込み方法が違う

いずれの格安SIMも、インターネットや店舗から直接申し込みをするか、パッケージを購入してから申し込みをすることになりますが、申し込みページやパッケージ取り扱い店舗はそれぞれ異なります。

IIJmioの申し込みをするには、IIJmioのサイトから直接申し込みをするか、通販サイトや家電量販店などでパッケージを購入し、IIJmioのサイトから申し込みをします。

BIC SIMの申し込みをするには、ビックカメラのサイトや店舗から直接申し込みをするか、もしくはビックカメラでパッケージを購入し、IIJmioのサイトから申し込みをします。

IIJmio