格安SIM比較ウェブ

楽天モバイルの詳細

2018年12月14日更新

楽天モバイルは、楽天株式会社の格安SIMです。通信容量を使い切っても通信速度が下り最大1Mbpsまで出る上に、10分以内の国内通話がかけ放題の、スーパーホーダイというプランを売りとしています。

プラン

楽天モバイルのプランは、スーパーホーダイと組み合わせプランに分かれています。スーパーホーダイはいわゆる全部入りのプランで、組み合わせプランは通信容量を選んでオプションと組み合わせる、一般的なプランです。

スーパーホーダイには、通信容量が2GBのプランS、6GBのプランM、14GBのプランL、24GBのプランLLがあります。通信容量を使い切っても下り最大1Mbpsまで出ます。ただし午後0~1時と午後6~7時は下り最大300kbpsです。

さらには10分以内の国内通話がかけ放題だったり、楽天会員割や長期割などの特典があったりと、まさに至れり尽くせりのプランです。プランとオプションの組み合わせにあれこれと頭を悩ませる必要がありません。

組み合わせプランには、常時低速のベーシックプランと、3.1GBプラン、5GBプラン、10GBプラン、20GBプラン、30GBプランがあります。制限時の通信速度は下り最大200kbpsです。

データSIM(SMSなし)にSMSオプションを付けると、050データSIM(SMSあり)というプランになります。このプランではデータ通信とSMSができるだけでなく、IP電話アプリのViberによる音声通話もできます。

なお楽天モバイルではドコモ回線かau回線が選べますが、スーパーホーダイと、組み合わせプランのデータSIM(SMSなし)に関しては、ドコモ回線しか選べません。au回線を選ぶつもりなら要注意です。

楽天モバイル

仕様

割引

スーパーホーダイには、楽天会員割、ダイヤモンド会員割、スーパーホーダイ プランM・L・LL新規ご契約者特典、長期割という四つの特典があります。いずれも基本料金を対象とした割引です。

楽天会員割とは、楽天モバイルに楽天会員のユーザーIDを登録すると、基本料金が24カ月にわたって500円(税別)引きになるというものです。楽天会員の登録は無料なので、実質的にはほぼ無条件に適用される割引です。

ダイヤモンド会員割とは、楽天会員ランクがダイヤモンドなら、基本料金が12カ月にわたって500円(税別)引きになるものです。楽天会員割と同時に適用されるので、12カ月間は最大1000円(税別)引きということになります。

ダイヤモンド会員の条件は、楽天カードを持っていて、過去6カ月の楽天スーパーポイントの獲得回数が30回以上、かつ獲得額が4000ポイント以上であることです。いささかハードルが高いことは否めません。

スーパーホーダイ プランM・L・LLご契約者特典とは、プランM、プランL、プランLLの初月の基本料金が、プランSと同額になるというものです。楽天会員割とダイヤモンド会員割も合わせれば、月額1480円(税別)になります。

長期割とは、最低利用期間を2年以上にすることで、基本料金が割引になるというものです。2年契約なら24カ月間500円(税別)割引、3年契約なら24カ月間1000円(税別)割引になります。

ポイント

楽天モバイルは楽天スーパーポイントと連携しており、初期費用と端末代金を除く100円(税別)の支払いにつき、1円分のポイントがもらえます。さらに通話SIMには、楽天市場でもらえるポイントが2倍になる特典もあります。

たまったポイントは、初期費用、基本料金、通話料金、オプション料金、端末代金、解約金などの支払いに充てられます。ただし端末代金は一括払いのみで、上限は3万ポイントまでです。

ちなみにこのポイントは、楽天PointClubのランクアップ対象としても考慮されるので、楽天PointClubのランクアップやランクキープを目指すなら、楽天モバイルを使うのが手っ取り早いです。

支払い方法

楽天モバイルの支払い方法はクレジットカード、デビットカード、口座振替で、デビットカードは楽天銀行かスルガ銀行のものに限られます。クレジットカードとデビットカードは、楽天スーパーポイントと併用できます。

楽天モバイルの口座振替はネット口座振替受付サービスに対応しており、わざわざ書類のやりとりをすることなく、インターネット上ですべての手続きが完結します。主要な銀行や信用金庫の口座ならおおむね登録できます。

口座振替には、月額100円(税別)の支払い手数料が掛かるというデメリットがあるので、なるべくクレジットカードかデビットカードを用意することを勧めます。口座振替はあくまで最終手段として捉えるべきです。

口座振替にはもう一つデメリットがあります。端末やアクセサリーの代金は、口座振替では支払いができないのです。その場合は、端末やアクセサリーの代金のみ、代金引換か楽天スーパーポイントで支払いをすることになります。

代金引換の上限は29万8920円(税込み)で、代金引換手数料300~1000円(税別)が請求されます。商品到着後に電話でMNP転入の手続きをする場合、代金引換は不可です。楽天スーパーポイントの上限は3万ポイントです。

速度切り替え

楽天モバイルSIMアプリという管理アプリを使えば、高速通信のオンオフを好きなときに切り替えられます。こまめに高速通信をオフにして、通信容量を節約しましょう。ベーシックプランではこの機能は使えません。

バースト転送

楽天モバイルにはバースト転送機能があり、データ通信を開始してから通信量が75KBに達するまでの間は、たとえ通信速度が制限されていても一時的に高速通信ができます。

3日制限

au回線プランでは、高速時に3日間の通信量が6GBを超えたときと、低速時に3日間の通信量が366MBを超えたときに、通信速度が制限されることがあります。ドコモ回線にはこのような制限はありません。

容量繰り越し

楽天モバイルでは余った通信容量を翌月に繰り越せます。例えば3.1GBプランで1GBが余ったら、翌月はその1GBと3.1GBを合わせた、4.1GBを使えるということになります。

容量シェア

月額100円(税別)のデータシェアというオプションを追加すると、オーナーとグループに招待したメンバー4人までとの間で、繰り越した通信容量をシェアできます。通信容量の残量は楽天モバイルSIMアプリで確認できます。

容量追加

容量追加パックを購入すれば、通信容量を追加できます。料金は100MBなら300円(税別)、500MBなら550円(税別)、1GBなら980円(税別)です。有効期間は購入した翌月から3カ月間です。

Wi-Fiスポット

楽天モバイルWiFi by エコネクトという月額362円(税別)のオプションを追加すれば、全国各地に設置された、BBモバイルポイントとWi2 300のWi-Fiスポットに接続できます。

通話

楽天モバイルの通話料金は30秒20円(税別)ですが、楽天でんわ by 楽天モバイルというアプリを使って電話をかけると30秒10円(税別)になり、1%分が楽天スーパーポイントとして還元されます。

楽天でんわ10分かけ放題 by 楽天モバイルというオプションを追加すると、月額850円(税別)で1回10分までかけ放題になります。スーパーホーダイにはこの楽天でんわ10分かけ放題 by 楽天モバイルが含まれています。

過去には、月額2380円(税別)で無制限にかけ放題になる、楽天でんわ かけ放題 by 楽天モバイルというオプションもありましたが、2018年2月28日をもってサービス終了となりました。

留守番電話は月額300円(税別)、キャッチホンは月額200円(税別)、転送電話は無料、迷惑電話対策はドコモ回線なら無料、au回線なら月額100円(税別)です。国際電話と国際ローミングに対応しています。

縛り

通話SIMには縛りがあります。最低利用期間は利用開始月を含め12カ月間で、スーパーホーダイなら24カ月間か36カ月間に延長し、割引の適用を受けることもできます。自動更新はありません。解約金は9800円(税別)です。

メールアドレス

楽天モバイルでは「@rakuten.jp」のメールアドレスを、1契約につき1個まで使えます。メンバーズステーションでメールアドレスを登録し、専用アプリをダウンロードして設定すると、使えるようになります。

セキュリティー

データ復旧サービスは月額300円(税別)、マカフィー モバイル セキュリティ Android版は月額300円(税別)、データ復旧サービス・マカフィー マルチ アクセスパックは月額500円(税別)で追加できます。

保証

端末購入時に月額500円(税別)のスマホ修理・新機種交換保証というオプションを追加しておくと、端末が破損や故障したとき、無料での修理や低価格での交換などの保証が受けられます。

SIMカードのみで申し込みをする場合には、月額500円(税別)のつながる端末保証 by 楽天モバイルというオプションを追加できます。楽天モバイル以外で購入した端末で、保証が受けられるようになるサービスです。

サポート

あんしんリモートサポートというオプションを追加すれば、スマートフォンに関するさまざまな悩みを担当のオペレーターに相談し、遠隔操作でサポートしてもらえます。月額500円(税別)で、通話料金は掛かりません。

ご自宅出張申込(設定サポート付き)というサービスもあります。インターネットか電話で申し込みをして商品が届いた後に、担当者が自宅を訪問して手続きや設定をサポートしてもらえるというものです。

ご自宅出張申込(設定サポート付き)の所要時間はだいたい90~120分間で、費用は8300円(税別)です。通話SIMと特定のSIMフリースマホを同時購入した場合に限り、このサービスを利用できます。

契約内容変更

キャリアや音声通話機能の変更はできませんが、通信容量の変更なら月に一度までできます。スーパーホーダイの最低利用期間内に組み合わせプランへは変更できません。SIMカードサイズ変更には3000円(税別)が掛かります。

機種変更

楽天モバイルの利用者は、端末を特別価格で購入して機種変更できます。ウェブと店舗で手続きができますが、ウェブなら数千円ほど安くなることがほとんどなので、なるべくウェブで手続きをするべきです。

申し込み方法

楽天モバイルのサイトで、プランやSIMカードサイズなどを選択し、申し込み者情報やクレジットカード情報などを入力します。通話SIMなら、本人確認書類の画像をアップロードし、MNP転入ならMNP予約番号を入力します。

ご自宅かんたん本人確認というサービスもあります。本人確認書類をアップロードすることなく、商品配送時に本人確認書類を提示するだけで本人確認ができるというものです。MNP転入時などには利用できません。

楽天モバイルはMNP転入の手動切り替えに対応しているので、商品が届いてから開通受け付けセンターに電話をかけて手続きをすれば、時間帯によってはその日のうちに切り替えが完了します。

その他にも、インターネットで申し込みをしてからローソンで商品を受け取ったり、アンテナショップ、楽天カフェ、楽天イーグルスグッズショップで申し込みをしてその場で商品を受け取ったりする方法があります。

楽天モバイル

楽天モバイルのここがいい

端末が安い

楽天モバイルはとにかくキャンペーンが豪華です。端末代金が安くなったり、楽天スーパーポイントがもらえたり、端末のアクセサリーがもらえたりと、さまざまな特典があります。

特に端末代金が安くなるキャンペーンが多く、割引額が1万円を超えることもあります。SIMカードと端末を同時購入するときには、まず楽天モバイルでキャンペーンが実施されていないか確認することから始めてみてください。

端末の種類が多い

楽天モバイルではスマートフォン、タブレット、モバイルWi-Fiルーターなどの最新機種が一通り用意されています。これだけ品ぞろえが良ければ、どれかしら好みに合うものが見つかるはずです。

クレジットカードが不要

デビットカードや口座振替で支払いができるということは、クレジットカードなしで申し込みができるということです。クレジットカードを作るのが難しいときには、クレジットカード不要の格安SIMとして重宝します。

口座振替の手続きがインターネット上で完結することも評価できます。いちいち口座振替の依頼書を取り寄せ、必要事項を記入し、返送するという手間が省けるのは大きいです。

クレジットカード以外の支払い方法にはいろいろと制約もあり、決して不満がないわけではありませんが、クレジットカードなしで申し込みができる道が残されているだけましだと思っています。

容量を節約しやすい

通信速度の切り替え、バースト転送、通信速度の繰り越し、データシェアなどの機能のおかげで、通信容量を節約しやすいというメリットがあります。通信容量が不足しがちな格安SIMにとっては大きなことです。

ベーシックプランや3.1GBプランなどで通信容量を節約しながらやりくりしていけば、結果的に出費を抑えることにつながります。そういう意味では費用対効果が高い格安SIMだといえます。

通話料金を抑えやすい

格安SIMは通話料金が高いといわれていますが、楽天モバイルならかけ放題オプションでそのデメリットを克服できます。キャリアと違ってかけ放題が必須でなく、任意なのがいいですね。

サポートが充実

ご自宅出張(設定サポート付き)とあんしんリモートサポートを利用すれば、申し込み手続き、初期設定、トラブル対応をすべて人任せにできるので、まったくの初心者でも何とかなります。

楽天モバイル