大容量20GB以上の格安SIMカードを比較

2017年9月1日更新

大容量20GB以上の格安SIMカードを比較しています。大容量という言葉の定義は人それぞれですが、キャリアの大容量とされるプランがおおむね20GB以上であることから、ここでは20GBというのを基準にしています。

格安SIMカードといえば通信容量が少ないものという印象が強いかもしれませんが、それは昔の話です。キャリアの大容量プランに触発されてか、それらと同等以上に通信容量が多いものが続々と登場してきています。

ちなみに通信容量が20GBあればどんなことができるのかというと、使い方にもよりますが、メールなら約40万通送信でき、ブラウザーなら約8万ページ表示でき、動画なら約180時間再生できる計算になります。

これだけ通信容量が多いと、1人では持て余すこともあるでしょう。そんなときにはオプションでSIMカードを追加できるものを選び、家族で通信容量をシェアすることも考えてみてください。

大容量20GB以上の格安SIMカードで注目したいのは、イオンモバイルです。20GB、30GB、40GB、50GBのプランがある上に、SIMカード最大5枚のシェア音声プランというものもあります。いずれも基本料金は最安値級です。

イオンモバイル

イオンモバイル

イオンモバイルには20GBや30GBにとどまらず、40GBや50GBのプランまで用意されています。これほど大容量プランが充実している格安SIMカードはほとんど例がありません。ヘビーユーザーにはうってつけです。

基本料金は最安値級で、通話料金が半額になるサービスや、国内通話がかけ放題になるサービスもあります。このようにイオンモバイルは、安さという面でも見どころがある格安SIMカードです。

シェア音声プランならSIMカードを合計5枚まで追加し、通信容量をシェアできます。このプランはご契約即日お渡し店舗で申し込みができます。公式サイトでは申し込みができないので、注意してください。

イオンモバイル

エキサイトモバイル

エキサイトモバイルはとにかくプランが多いのが特徴で、1枚コースと3枚コースのそれぞれに、20GB、30GB、40GB、50GBの大容量プランがあります。1枚コースはSIMカードが1枚、3枚コースはSIMカードが3枚のコースです。

3枚コースではまずSIMカードが3枚発行され、4GB以上のプランならさらにオプションで2枚まで追加できます。つまり最大5枚のSIMカードが発行されます。もちろんすべてのSIMカードの間で通信容量をシェアできます。

基本料金の安さはなかなかのものです。ただしオプションで追加できる4枚目以降のSIMカードは、維持費が1枚につき月額390~1090円(税別)と、やや割高です。この部分で他の格安SIMカードと差がつく可能性があります。

エキサイトモバイル

楽天モバイル

楽天モバイルには20GBプランと30GBプランがあります。いずれも基本料金の安さはなかなかのもので、おまけに楽天スーパーポイントもたまります。かけ放題オプションを追加すれば通話料金も抑えられます。

SIMフリースマホが安く手に入るところも見逃せません。キャンペーンで端末代金がしょっちゅう値引きされており、最新機種が1万円以上も安くなっていたり、旧機種が1000円以下でたたき売りされていたりすることもあります。

SIMカードの追加はできませんが、データシェアというオプションを追加すれば、自分を含めて最大5人で通信容量をシェアできます。相手が家族でなくてもいいというのがみそです。

楽天モバイル

OCN モバイル ONE

OCN モバイル ONEの20GB/月コースと30GB/月コースは、大容量20GB以上の格安SIMカードとしては飛び抜けて基本料金が安いわけではなく、他の格安SIMカードに見劣りしてしまうのは否めません。

しかしOCN 光や050 plusなどとのセット割引が適用されれば、その費用対効果は飛躍的に高まります。OCN 光とのセット割引で月額200円(税別)が浮き、050 plusとのセット割引で月額300円(税別)が浮きます。

オプションとしてSIMカードを合計5枚まで追加し、通信容量をシェアできるという特徴もあります。4人家族や5人家族がまとめて乗り換えるなら、OCN モバイル ONEが数少ない選択肢の一つになります。

OCN モバイル ONE

mineo

mineoの20GBプランは月額3980円(税別)から、30GBプランは月額5900円(税別)からです。SMS対応プランと音声通話対応プランに関しては、DプランよりもAプランの方が少し安くなっています。

格安SIMカードとしては一般的なドコモ回線のDプランに加え、au回線のAプランも用意されています。使わなくなったauのスマートフォンやタブレットを再利用するための、数少ない選択肢の一つになります。

複数回線割、家族割、パケットシェア、パケットギフトなど、家族向けの機能が充実しているのも見逃せません。一つの回線に複数のSIMカードを追加するのではなく、複数の回線をグループ化するという形になります。

mineo

QTモバイル

QTモバイルには20GBと30GBの大容量プランがあります。20GBプランは月額4200円(税別)から、30GBプランは月額6200円(税別)からで、他の格安SIMカードと比較すると、やや割高です。

ドコモ回線のDプランと、au回線のAプランがあり、それぞれ仕様が異なります。Dプランは通信速度の切り替えに対応しており、迷惑電話ストップが無料です。AプランはSMSオプションが無料です。

家族割のようなサービスはなく、SIMカード追加や通信容量シェアなどもできないので、20GBなり30GBの大容量を家族と分け合うのではなく、1人だけで使っていくことになります。

DMMモバイル

DMMモバイルの最大の魅力は基本料金の安さです。通信容量が20GBまで使えて、データSIMプランが月額3980円(税別)、通話SIMプランが月額4680円(税別)と、圧倒的な安さを誇ります。

3枚のSIMカードが使えるシェアコースでも、2枚目以降がデータSIMなら基本料金は変わりません。2枚目以降が通話SIMなら1枚につき700円(税別)が加算されますが、それでも安いものです。

20GBを超えるプランがないことだけが悔やまれます。将来的に20GBでは足りなくなり、そのときにさらなる大容量プランが追加されていなければ、他の格安SIMカードに乗り換えざるを得ないというリスクがあります。

BIGLOBE SIM

BIGLOBE SIMの20ギガプランと30ギガプランは、他の格安SIMカードと比較すると基本料金が高めで、SIMカードを1枚しか必要としていないのであれば、あまり価値が感じられないかもしれません。

これらの大容量プランは、シェアSIMを追加することで真価を発揮します。シェアSIMの基本料金は、データSIMなら月額200円(税別)、音声通話SIMなら月額900円(税別)と、なかなかの安さです。

動画や音楽を楽しむことを目的として、大容量20GB以上の格安SIMカードを必要としているなら、あえて小容量プランを選び、YouTubeなどがカウントフリーになるエンタメフリー・オプションを追加するというのもありです。

U-mobile MAX

U-mobile MAXは通信容量が25GBとたっぷりで、Wi-Fiスポットを無料で使えるという特典もあります。これなら動画を垂れ流しにでもしない限り、通信容量が足りなくなることはまずありません。

他の格安SIMカードの20GBや30GBのプランと比較すると、基本料金が極端に安くなっています。さらに通話料金を半額にするアプリや、3分以内の国内通話を1日50回までかけ放題にするオプションもあります。

その代わり、通信速度切り替え、バースト転送、通信容量繰り越し、通信容量シェア、通信容量追加、SIMカード追加などの機能は、コストダウンのためにことごとく省かれています。

b-mobileSIM 25GB定額

b-mobileSIM 25GB定額は大容量20GB以上の格安SIMカードです。25GBを使い切るまでは高速通信ができ、使い切ると低速通信に切り替わります。翌月になれば通信速度の制限は解除されます。

基本料金はかなりの安さで、通話料金も抑えやすくなっています。通信容量追加オプションは高額ですが、全体としては費用対効果はいい方です。むしろ安すぎて心配になってしまうほどです。

通信速度切り替え、バースト転送、通信容量繰り越し、通信容量シェア、SIMカード追加はできません。通信容量さえ多ければ細かいことはどうでもいいという、割り切りが求められる格安SIMカードです。

大容量20GB以上の格安SIMカード料金比較

※表内の金額は税別

データ通信専用プラン

容量安値次点
20GBイオン
エキサイト
mineo
DMM
楽天
3980円4050円
25GBU-mobile
b-mobile
2380円
30GBイオン楽天
5380円5450円
40GBイオンエキサイト
7480円7980円
50GBエキサイトイオン
10180円10300円

イオンモバイルが2項目、エキサイトモバイルが3項目で首位に立っています。U-mobile MAXとb-mobileSIM 25GB定額も、それぞれプランは一つだけしかありませんが、基本料金の安さはずば抜けています。

SMS対応プラン

容量安値次点
20GBmineo Aイオン
エキサイト
3980円4120円
25GBb-mobileU-mobile
2510円2530円
30GBイオン
楽天
mineo A
5520円5900円
40GBイオンエキサイト
7620円8120円
50GBエキサイトイオン
10320円10440円

20GBプランではmineoが首位に立ち、30GBプランでは楽天モバイルがイオンモバイルと並んで首位に立つなど、多くの項目で順位が変動しています。イオンモバイルとエキサイトモバイルも相変わらずの強さを見せています。

音声通話対応プラン

容量安値次点
20GBmineo Aイオン
エキサイト
mineo D
DMM
4590円4680円
25GBU-mobileb-mobile
2880円3180円
30GBイオン楽天
6080円6150円
40GBイオンエキサイト
7980円8680円
50GBイオンエキサイト
10800円10880円

20GBプランではmineoがだんご状態から僅差で抜け出しています。25GBプランではU-mobile MAXが首位の座を奪還しました。30GB、40GB、50GBのプランではイオンモバイルの独壇場になっています。

大容量20GB以上の格安SIMカード仕様比較

※イ…イオン / エ…エキサイト / 楽…楽天 / O…OCN / m…mineo / Q…QT / D…DMM / B…BIGLOBE / U…U-mobile / b…b-mobile

割引

サービスOm
初月無料
セット割
家族割
ポイント還元
サービスQDBUb
初月無料
セット割
家族割
ポイント還元

イオンモバイルとエキサイトモバイルは大容量プランの基本料金が安い反面、初月無料やセット割引などのサービスはありません。その点も考慮すると、楽天モバイルやOCN モバイル ONEなども選択肢として浮上してきます。

支払い方法

サービスOm
クレジットカード
デビットカード
LINE Pay カード
口座振替
サービスQDBUb
クレジットカード
デビットカード
LINE Pay カード
口座振替

楽天モバイル、OCN モバイル ONE、mineo、BIGLOBE SIMは、クレジットカードなしでも、デビットカードか口座振替、あるいはその両方で支払いができる、クレジットカード不要の格安SIMカードです。

データ通信

サービスOm
速度切り替え
バースト転送
容量繰り越し
容量シェア
容量追加
Wi-Fiスポット
メールアドレス
サービスQDBUb
速度切り替え
バースト転送
容量繰り越し
容量シェア
容量追加
Wi-Fiスポット
メールアドレス

大容量20GB以上の格安SIMカードは通信容量が多いだけに、それをいかに活用できるか、つまり繰り越しやシェアができるかどうかで使い勝手が左右されますが、幸いにも多くの格安SIMカードがそれらの機能を備えています。

音声通話

サービスOm
通話半額
通話定額
IP電話
転送電話
迷惑電話ストップ
留守番電話
キャッチホン
サービスQDBUb
通話半額
通話定額
IP電話
転送電話
迷惑電話ストップ
留守番電話
キャッチホン

イオンモバイルが転送電話と迷惑電話ストップに対応しておらず、エキサイトモバイルが通話料金半額とかけ放題に対応していないのが残念です。エキサイトモバイルを選ぶなら、いかに通話料金を抑えるか考える必要があります。

サポート

サービスOm
セキュリティー
端末保証
遠隔サポート
訪問サポート
サービスQDBUb
セキュリティー
端末保証
遠隔サポート
訪問サポート

大容量20GB以上の格安SIMカードをサポートで選ぶなら、イオンモバイル、楽天モバイル、OCN モバイル ONE、mineo、BIGLOBE SIMあたりが候補です。U-mobile MAXとb-mobileSIM25GB定額には、多くを望めません。

手続き

サービスOm
未成年契約
MNP即時開通
プラン変更
サイズ変更
サービスQDBUb
未成年契約
MNP即時開通
プラン変更
サイズ変更

大容量20GB以上の格安SIMカードで、OCN モバイル ONE、mineo、QTモバイル、BIGLOBE SIMは、未成年でも契約できます。イオンモバイルはMNP転入を即時開通できず、SIMカードが届くまで不通期間が生じます。

迷ったらイオンモバイル

大容量20GB以上の格安SIMカードは色々とありますが、迷ったらイオンモバイルで決まりです。何しろ基本料金が安く、通話料金を抑えるためのオプションもあり、費用対効果の高さはずば抜けています。

大容量プランでは通信容量が余ってしまうかもしれないと、不安に思うこともあるかもしれません。しかしイオンモバイルならいつでも無料で小容量プランに変更できるので、心配は要りません。

あるいはあえて通信容量を少なめの12GBくらいにしておいて、通信容量を使い切った後は翌月までバースト転送機能で乗り切り、どうしても高速通信がしたいときにだけ通信容量を追加するというのも、一つの方法です。

DMMモバイル