大容量20GB以上の格安SIMカードを比較

2017年7月11日更新

大容量20GB以上の格安SIMカードを比較しています。大容量という言葉の定義は人それぞれですが、キャリアの大容量とされるプランがおおむね20GB以上であることから、ここでは20GBというのを基準にしています。

格安SIMカードといえば通信容量が少ないものという印象が強いかもしれませんが、それは昔の話です。キャリアの大容量プランに触発されてか、それらと同等以上に通信容量が多いものが続々と登場してきています。

ちなみに通信容量が20GBあればどんなことができるのかというと、使い方にもよりますが、メールなら約40万通送信でき、ブラウザーなら約8万ページ表示でき、動画なら約180時間再生できる計算になります。

これだけ通信容量が多いと、1人では持て余すこともあるでしょう。そんなときにはオプションでSIMカードを追加できるものを選び、家族で通信容量をシェアすることも考えてみてください。

大容量20GB以上の格安SIMカードで注目したいのは、イオンモバイルです。20GB、30GB、40GB、50GBのプランがある上に、SIMカード最大5枚のシェア音声プランというものもあります。いずれも基本料金は最安値級です。

イオンモバイル

イオンモバイル

イオンモバイルには20GBや30GBにとどまらず、40GBや50GBのプランまで用意されています。これほど大容量プランが充実している格安SIMカードはほとんど例がありません。ヘビーユーザーにはうってつけです。

基本料金は最安値級で、通話料金が半額になるサービスや、国内通話がかけ放題になるサービスもあります。このようにイオンモバイルは、安さという面でも見どころがある格安SIMカードです。

シェア音声プランならSIMカードを合計5枚まで追加し、通信容量をシェアできます。このプランはご契約即日お渡し店舗で申し込みができます。公式サイトでは申し込みができないので、注意してください。

イオンモバイル

エキサイトモバイル

エキサイトモバイルはとにかくプランが多いのが特徴で、1枚コースと3枚コースのそれぞれに、20GB、30GB、40GB、50GBの大容量プランがあります。1枚コースはSIMカードが1枚、3枚コースはSIMカードが3枚のコースです。

3枚コースではまずSIMカードが3枚発行され、9GB以上のプランならさらにオプションで2枚まで追加できます。つまり最大5枚のSIMカードが発行されます。もちろんすべてのSIMカードの間で通信容量をシェアできます。

基本料金の安さはなかなかのものです。ただしオプションで追加できる4枚目以降のSIMカードは、維持費が1枚につき月額390~1090円(税別)と、やや割高です。この部分で他の格安SIMカードと差がつく可能性があります。

エキサイトモバイル

DMMモバイル

DMMモバイルの最大の魅力は基本料金の安さです。通信容量が20GBまで使えて、データSIMプランが月額3980円(税別)、通話SIMプランが月額4680円(税別)と、圧倒的な安さを誇ります。

3枚のSIMカードが使えるシェアコースでも、2枚目以降がデータSIMなら基本料金は変わりません。2枚目以降が通話SIMなら1枚につき700円(税別)が加算されますが、それでも安いものです。

20GBを超えるプランがないことだけが悔やまれます。将来的に20GBでは足りなくなり、そのときにさらなる大容量プランが追加されていなければ、他の格安SIMカードに乗り換えざるを得ないというリスクがあります。

DMMモバイル

楽天モバイル

楽天モバイルには20GBプランと30GBプランがあります。いずれも基本料金の安さはなかなかのもので、おまけに楽天スーパーポイントもたまります。かけ放題オプションを追加すれば通話料金も抑えられます。

SIMフリースマホが安く手に入るところも見逃せません。キャンペーンで端末代金がしょっちゅう値引きされており、最新機種が1万円以上も安くなっていたり、旧機種が1000円以下でたたき売りされていたりすることもあります。

SIMカードの追加はできませんが、データシェアというオプションを追加すれば、自分を含めて最大5人で通信容量をシェアできます。相手が家族でなくてもいいというのがみそです。

楽天モバイル

OCN モバイル ONE

OCN モバイル ONEの20GB/月コースと30GB/月コースは、大容量20GB以上の格安SIMカードとしては飛び抜けて基本料金が安いわけではなく、他の格安SIMカードに見劣りしてしまうのは否めません。

しかしOCN 光や050 plusなどとのセット割引が適用されれば、その費用対効果は飛躍的に高まります。OCN 光とのセット割引で月額200円(税別)が浮き、050 plusとのセット割引で月額300円(税別)が浮きます。

オプションとしてSIMカードを合計5枚まで追加し、通信容量をシェアできるという特徴もあります。4人家族や5人家族がまとめて乗り換えるなら、OCN モバイル ONEが数少ない選択肢の一つになります。

OCN モバイル ONE

大容量20GB以上の格安SIMカード料金比較

データ通信専用プラン

※表内の金額は税別

容量安値次点
20GBイオン
エキサイト
DMM
楽天
3980円4050円
30GBイオン楽天
5380円5450円
40GBイオンエキサイト
7480円7980円
50GBエキサイトイオン
10180円10300円

SMS対応プラン

※表内の金額は税別

容量安値次点
20GBイオン
エキサイト
DMM
4120円4130円
30GBイオン
楽天
エキサイト
5520円6120円
40GBイオンエキサイト
7620円8120円
50GBエキサイトイオン
10320円10440円

音声通話対応プラン

※表内の金額は税別

容量安値次点
20GBイオン
エキサイト
DMM
楽天
4680円4750円
30GBイオン楽天
6080円6150円
40GBイオンエキサイト
7980円8680円
50GBイオンエキサイト
10800円10880円

安いのはどれか

大容量20GB以上の格安SIMカードの基本料金を比較してみました。こうして見てみると、同額で並んでいる部門がいくつもあり、各社が10円単位でしのぎを削っていることがよく分かります。

20GBの部門では、イオンモバイル、エキサイトモバイル、DMMモバイルが接戦を繰り広げています。データ通信専用プランと音声通話対応プランはまったく互角で、SMS対応プランのみDMMモバイルがわずかに高額です。

楽天モバイルもこれらに肉薄しています。楽天モバイルに関しては入会特典が豪華であることも加味すると、結果的にはむしろ他の格安SIMカードよりも得をする可能性もあるので、これも候補の一つとして考えておくべきです。

30GB、40GB、50GBの部門は、イオンモバイルが最安値級の座をほぼ独占しています。エキサイトモバイルと楽天モバイルも健闘していますが、全体的にバランスが取れているのはやはりイオンモバイルです。

大容量20GB以上の格安SIMカードを基本料金の安さで選ぶならイオンモバイルかエキサイトモバイルで、入会特典まで計算に入れて選ぶなら楽天モバイルです。その他はあまり考慮する必要はありません。

迷ったらイオンモバイル

大容量20GB以上の格安SIMカードは色々とありますが、迷ったらイオンモバイルで決まりです。何しろ基本料金が安く、通話料金を抑えるためのオプションもあり、費用対効果の高さはずば抜けています。

大容量プランでは通信容量が余ってしまうかもしれないと、不安に思うこともあるかもしれません。しかしイオンモバイルならいつでも無料で小容量プランに変更できるので、心配は要りません。

あるいはあえて通信容量を少なめの12GBくらいにしておいて、通信容量を使い切った後は翌月までバースト転送機能で乗り切り、どうしても高速通信がしたいときにだけ通信容量を追加するというのも、一つの方法です。

DMMモバイル